dカードの「あとからリボ」とは?メリット・デメリットを知っておこう
dカードに限らず、クレジットカードをよく使う方なら「あとからリボ」、もしくはそれと似たような言葉を聞いたことがあると思います。
今回は、急な出費が重なったり、予定が変わって資金計画を立てやすくしたくなったりしたときに役立つ「あとからリボ」について解説します。
メリット・デメリットを知った上で上手に活用できるようにしましょう。
dカードの「あとからリボ」とは?
dカードで利用できる「あとからリボ」とは、一括払い(1回払い)やボーナス払いをした商品やサービスの代金を、あとから(後日)、「リボ払い」へと変更できる便利なサービスです。
急な出費が重なり、支払いが厳しくなりそうなときや、一度は1回払いと設定したもののもう少しゆっくりと支払いをしたいと思った時など、自分の都合にあわせて支払いを変更できるのが魅力です。
支払いは「設定した金額」+「金利手数料」の合計額で、手数料は実質年率15%と設定されています。
例えば、10万円を5万円ずつ、2回にわけてリボ払いしたとすると、1回目は手数料無料で5万円、2回目はその30日後に支払ったとして5万円+5万円×(15%×30日/365日)=50,616円(内616円が手数料)支払う計算になります。
dカードで「あとからリボ」を利用するメリット
dカードで「あとからリボ」を利用するメリットは、次の通りです。
あとからリボを活用するメリット
- 急な出費でも焦らず対応できる
- あとから支払い方法を変えたい時も安心
- 資金計画がたてやすくなる
1.急な出費でも焦らず対応できる
あとからリボの良いところは、急に出費が重なった時でも支払いの一部をリボ払いに変更することで調整がしやすくなることです。
例えば急に大型家電が壊れてしまい、すぐに新しいものを用意しなくてはいけないとき、予定外の出費として何十万円も一括で支払うのは厳しいですよね。
しかも、つい支払いの時に「ボーナス払い」を選択してしまったけれど、よく考えたらボーナスは別の支払いがあった、という時は困ってしまいます。
そんなとき、「あとからリボ」で支払いを自分の決めた額だけに変更できれば、焦らず対応しやすく便利です。
2.あとから支払い方法を変えたい時も安心
一括払いで決済した後に、あとから「やっぱりもう少しゆっくり返したいな」と思うシーンはあると思います。
あとからリボなら、決済が完了してしまった後も会員専用のWEBページなどから簡単にリボ払いへ変更できますので、気軽に利用できます。
なお、dカードアプリなら、アプリの中でどんな設定を確認・変更したいかを選んでいくことで、必要に応じてカード会社のWEBサイトにアクセスして簡単に設定変更しやすくなっています。
3.資金計画がたてやすくなる
あとからリボの良いところは、はじめと支払い方法を「変えられる」ところだけではなく、「自分の決めた額+手数料だけ支払えば良い」、つまり「資金計画が立てやすくなる」というところです。
もちろん使いすぎはよくありませんが、上手に使えば、毎月の支払額をほぼ一定にすることができるのはメリットです。
ほぼ一定であれば、ある程度支払いの予測がつきますので、家計簿での「予算どり」もしやすくなりますよね。
資金計画をたててコツコツと返済し、ある程度たったら「一括返済」するということもできますので、困った時などに活用してくださいね。
dカードの「あとからリボ」のデメリット
dカードで使える「あとからリボ」のデメリットは、やはり「お金をたくさんつかっている感覚がなくなる」ということでしょう。
例えば、20万円の買い物をしても、毎月の出費が2万円だけなら、それほど大きなお金を借りているという感覚は薄れてしまいますよね。
そういった「金銭感覚の麻痺」が続くと、ついつい「リボ払いにすればいい」と高額な商品を買ってしまい、最後は利用限度額いっぱいになってしまい支払いも非常に厳しいという状況にもなりかねません。
dカードの「あとからリボ」は使いすぎに注意して上手に活用しよう
dカードの「あとからリボ」という支払いサービスは、決済で一括払いやボーナス払いを選択しても「あとから」リボ払いに変更できる便利なサービスです。
急な出費でも安心、資金計画がたてやすいなどのメリットはありますが、その反面、油断して「使いすぎ」を招いてしまうことも考えられますので、使いどころには注意をしながら、いざという時だけ賢く使うのがおすすめです。
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