ふるさと納税ならdカードがお得!dカード決済とd払い、おすすめはどっち?
税金が実質的にお得になる「ふるさと納税」は、現金で支払うよりも「dカード」で支払った方がお得になります。今回は、ふるさと納税をdカードで支払うメリットや注意点などを解説していきます。
税金をより「お得」にするためにも、ぜひ参考にしてdカードのメリットを活かしてくださいね。
dカードでお得になる「ふるさと納税」とは?
そもそも、今までふるさと納税をしたことがない、ふるさと納税って何? という方のために簡単に解説いたしますと、「ふるさと納税」とは、自分が暮らしている自治体以外にも所得税・住民税の一部を「納税」できるというシステムで、多くの場合ふるさと納税をすると、納税先の自治体から「お礼の品」が送られてきます。
ふるさと納税が一般的にお得とされるのがこの「お礼の品」の存在があるからで、例えば1万円の寄付(ふるさと納税)をすると、自己負担額(固定)の2,000円をのぞく8,000円が所得税・住民税から控除され、さらにお礼の品が受け取れます。
つまり、2,000円をのぞけば実質的に税金を納めているようなものなのに、「品物」が送られてくるため、「お金を出してお礼の品を買う」感覚に近く、お得感のあるお礼の品を選べばよりメリットが大きくなります。
dカードを使えばお得にふるさと納税ができる!
所得税・住民税の金額に応じて控除の上限額は決まっていますが、上手に活用すればかなりお得な制度であることには間違いありません。
この制度の良いところは、「クレジットカード支払い」に対応しているケースが多いことです。dカードももちろん利用できますので、dカードでお得になるサイトでふるさと納税を行えば、通常よりもお得に納税ができます。
dカードでお得にふるさと納税する方法2つ
dカードを活用してお得にふるさと納税をするのであれば、次の2つの方法がおすすめです。ふるさと納税サイトで普通にdカードで決済をするよりも、効率よくポイントを貯められます。
- dカードポイントモールを活用する
- ふるさとチョイスでのd払い
dカードポイントモールを活用する
dカードのポイントモール「dカードポイントモール」経由でふるさと納税をすると、通常(1.0%還元率)に加え、ボーナス分がポイントアップします。2022年5月現在の対象サイトとポイントアップ率は、以下の通りです。
dカード×ポイントモールでお得なふるさと納税サイト(2022年5月現在)
・ふるさと納税専門サイト「ふるなび」…ポイント0.5%アップ
・au PAYふるさと納税…3.5%アップ
・ふるさと納税 ふるさと本舗…3.0%アップ
・さとふる…2.0%上乗せ
・ふるさとプレミアム…3.5%アップ
ポイントアップ方法は簡単。dカードポイントモールサイトから、使いたいサイトを選び、ポイントモール経由でアクセス&ふるさと納税するだけです。
ふるさと納税は一見難しそうに見えますが、ワンストップ特例制度をうまく活用すれば、普通のお買い物とさほど大きく変わりません。
ポイントアップ率は時期により変動!納税したいタイミングでチェックを
ポイントモール経由でのお得度は、時期により変動します。必ず、納税したいタイミングでそれぞれのポイントアップ率をチェックし、お得なサイトを選びましょう。
サイトによる手続きの手間はほぼ変わりがありませんので、
・ポイント還元率
・好みの返礼品
この2つの要素で選ぶのがおすすめです。
ふるさとチョイスでのd払い
dカードユーザーに特におすすめなのが、ふるさとチョイスでのd払いです。ポイントモール経由でのポイントアップは実施していませんが、ふるさとチョイスはdカードと相性の良い「d払い」に対応しており、ポイントアップが狙えます。
dカードユーザーがふるさとチョイスでふるさと納税をするメリットは、以下の通りです。
・ドコモが実施する様々なキャンペーンの対象
・d払いでのメリットがそのまま活用できる
・dアカウントの連携で簡単に会員登録&ログイン可能
d払いキャンペーンでポイント最大4%還元も
d払いでは、常時各種キャンペーンを実施しており、例えば金・土日の「d曜日」にd払いでお買い物をすると、合計4%還元が受けられます。
さらに、キャンペーン次第ではさらにお得になるケースも。
dカードユーザーが利便性・お得をとるなら、基本は「d払い×ふるさとチョイス」がおすすめと言えます。
dカードでのクレジットカード決済とd払い、どちらがお得?
dカードでのクレジットカード決済とd払い、どちらも利用できるシーンであれば、d払いがおすすめです。
d払いの引き落とし先としてdカードを設定しておけば、「d払いでのポイント」と「dカードでの支払い時のポイント」の2重取りができるからです。
d払いはdカード紐づけでポイント二重取りが可能なのでお得
ただし、d払いはクレジットカード払い(dカード払い)と比較して利用できるふるさと納税サイトが限られているため、ふるさと納税サイトによって使い分けるといいでしょう。
たとえば、ふるさとチョイスであれば各種キャンペーンが適用され、圧倒的にd払いがお得なケースが多いと言えます。
一方で、さとふるはd払いには対応しておらず、dカードの「ポイントアップモール」経由での決済が、還元率が高くお得です。
よって、dカードでのふるさと納税の決済は
- 基本的には「d払い」での決済を優先
- dカードしか使えない場合/dカードでのポイントモール経由がお得な場合のみ「dカード」を活用
という考え方で行うのがおすすめです。
dカードでふるさと納税を行うメリット
dカードの支払いでふるさと納税制度を利用するメリットは、次の通りです。
- ポイント還元が受けられる
- 手元に現金を用意しなくても寄付ができる
ポイント還元が受けられる
dカードでふるさと納税を行うと、
・ポイントアップモール経由でポイントアップ
・d払い紐づけでポイント二重取り
といった方法で、一般的なクレジットカードでのふるさと納税よりも高い還元率でポイントバックが受けやすくなります。
たとえば、ふるさと納税の金額が10万円あったとすると、一般的なクレジットカード(0.5%還元)を利用した場合と、ふるさとチョイスでd払い×dカードを活用し、11%還元を受けた場合ではポイントが以下のように付与されます。
・一般的なクレジットカード(0.5%還元)…500円分のポイント
・d払い×dカード(キャンペーン適用時最大11%還元)…11,000円分のポイント
圧倒的にdカードを活用した方がお得と言えます。高額なふるさと納税になればなるほど、お得さも変わってきますので、ぜひdカードを活用してみてください。
手元に現金を用意しなくても寄付ができる
ふるさと納税をdカード支払いすれば、寄付金を手元に現金で準備する必要がありません。しかも、ほかの請求とまとめてカード利用分として請求されるため、請求されるタイミングがわかりやすく家計管理もしやすくなります。
また、通常税金支払いにクレジットカードを利用すると手数料がかかりがちですが、間接的に税金を支払う「ふるさと納税」ならカード払いで手数料いらずです。更に言えば、カードの設定によって「分割払い」なども選択できますので、こちらは手数料がかかるものの、一度に税金を納めるのは厳しい方でもメリットがあります。
dカードでふるさと納税をする際の注意点
dカード支払いでふるさと納税制度を利用する注意点としては、「お礼の品がなくなる可能性がある」こと、「税金控除の上限額を知っておく」ことです。
カード払いはOKでもd払いに対応していない自治体がある
カード払いができないふるさと納税サイトはほとんどありませんが、d払いは一部のふるさと納税サイトでしか利用できません。
dカードでポイントアップモール経由でのふるさと納税も十分にお得ではありますが、キャンペーンなども活用して、dカード×d払いで最大限お得に活用したいのであれば、事前に、
・d払いが使える自治体か
・キャンペーンでお得になるタイミングはいつか
この2点はチェックしておきましょう。
人気のお礼の品はなくなる可能性がある
ふるさと納税でもらえるお礼の品には限りがあります。人気のあるお礼の品などは、早めに手続きをしておかなくてはすぐになくなってしまいますので、お目当ての品があればすぐ申し込みをしておくようにしましょう。
もちろん欠品があってもあとから補充されることもありますが、基本的にはふるさと納税は年内に済ませればいつでもできますので、いい品を見つけたタイミングで申し込んでおけば間違いがないでしょう。
後回しにしていると、気がついたらもう商品がない、年末になってしまったということもありますので、早め早めの行動がおすすめです。
税金控除の上限額を知っておこう
所得税や住民税の一部をふるさと納税で控除されるということは、当たり前かもしれませんが収入に応じて税金の控除額が決められています。ですので、むやみに多くの自治体地に対してふるさと納税をしていると、むしろ損してしまう可能性だってあるのです。
ちなみに、税込の所得金額とふるさと納税制度で税金控除が受けられる金額の上限を一覧にすると、目安としてはつぎのようになっています。さらに年収が高い方ですと控除できる額も大きくなりますが、一般的なサラリーマンであればこの枠に収まるかと思いますので、1,500万円までで表記しておきますね。
ふるさと納税を行う方本人の給与収入 | ふるさと納税を行う方の家族構成 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
独身又は共働き | 夫婦 | 共働き+子1人(高校生) | 共働き+子1人(大学生) | 夫婦+子1人(高校生) | 共働き+子2人(大学生と高校生) | 夫婦+子2人(大学生と高校生) | |
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 15,000 | 11,000 | 7,000 | – |
325万円 | 31,000 | 23,000 | 23,000 | 18,000 | 14,000 | 10,000 | 3,000 |
350万円 | 34,000 | 26,000 | 26,000 | 22,000 | 18,000 | 13,000 | 5,000 |
375万円 | 38,000 | 29,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 17,000 | 8,000 |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 |
425万円 | 45,000 | 37,000 | 37,000 | 33,000 | 29,000 | 24,000 | 16,000 |
450万円 | 52,000 | 41,000 | 41,000 | 37,000 | 33,000 | 28,000 | 20,000 |
475万円 | 56,000 | 45,000 | 45,000 | 40,000 | 36,000 | 32,000 | 24,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 |
525万円 | 65,000 | 56,000 | 56,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 31,000 |
550万円 | 69,000 | 60,000 | 60,000 | 57,000 | 48,000 | 44,000 | 35,000 |
575万円 | 73,000 | 64,000 | 64,000 | 61,000 | 56,000 | 48,000 | 39,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 66,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 |
625万円 | 81,000 | 73,000 | 73,000 | 70,000 | 64,000 | 61,000 | 48,000 |
650万円 | 97,000 | 77,000 | 77,000 | 74,000 | 68,000 | 65,000 | 53,000 |
675万円 | 102,000 | 81,000 | 81,000 | 78,000 | 73,000 | 70,000 | 62,000 |
700万円 | 108,000 | 86,000 | 86,000 | 83,000 | 78,000 | 75,000 | 66,000 |
725万円 | 113,000 | 104,000 | 104,000 | 88,000 | 82,000 | 79,000 | 71,000 |
750万円 | 118,000 | 109,000 | 109,000 | 106,000 | 87,000 | 84,000 | 76,000 |
775万円 | 124,000 | 114,000 | 114,000 | 111,000 | 105,000 | 89,000 | 80,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
825万円 | 135,000 | 125,000 | 125,000 | 122,000 | 116,000 | 112,000 | 90,000 |
850万円 | 140,000 | 131,000 | 131,000 | 127,000 | 121,000 | 118,000 | 108,000 |
875万円 | 145,000 | 136,000 | 136,000 | 132,000 | 126,000 | 123,000 | 113,000 |
900万円 | 151,000 | 141,000 | 141,000 | 138,000 | 132,000 | 128,000 | 119,000 |
925万円 | 157,000 | 148,000 | 148,000 | 144,000 | 138,000 | 135,000 | 125,000 |
950万円 | 163,000 | 154,000 | 154,000 | 150,000 | 144,000 | 141,000 | 131,000 |
975万円 | 170,000 | 160,000 | 160,000 | 157,000 | 151,000 | 147,000 | 138,000 |
1000万円 | 176,000 | 166,000 | 166,000 | 163,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 |
1100万円 | 213,000 | 194,000 | 194,000 | 191,000 | 185,000 | 181,000 | 172,000 |
1200万円 | 242,000 | 239,000 | 232,000 | 229,000 | 229,000 | 219,000 | 206,000 |
1300万円 | 271,000 | 271,000 | 261,000 | 258,000 | 261,000 | 248,000 | 248,000 |
1400万円 | 355,000 | 355,000 | 343,000 | 339,000 | 343,000 | 277,000 | 277,000 |
1500万円 | 389,000 | 389,000 | 377,000 | 373,000 | 377,000 | 361,000 | 361,000 |
※1
「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が201万円超の場合)
※2
「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。
※3
「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。
※4
中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。
ふるさと納税サイトでも税金の控除額は計算できますので、ある程度申し込み前に調べておけば寄付しすぎることも防げてよいでしょう。ちなみにですが、もしも税金控除額以上にふるさと納税をしてしまったら、その金額は税金からの控除がほとんど受けられませんので、注意が必要です。
まとめ
ふるさと納税でdカードを活用して最大10%以上還元を受けよう
ふるさと納税を行うのであれば、共通ポイント「dポイント」が貯まるdカードがおすすめ。
・ポイントアップモール経由でのふるさと納税
・d払いやキャンペーン活用でのふるさと納税
といった方法で、dカードを絡めてふるさと納税を行うと、タイミング次第では最大10%以上の還元率でふるさと納税が行えます。
ふるさと納税は、人によっては非常に高額になるため、10%となると見逃せない金額です。少しでもお得にふるさと納税をしたい方は、ぜひこの機会に「dカード」でのふるさと納税をご検討ください。
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