ダイナースクラブカードのメリット・デメリットを解説!強み・弱みで理解するダイナースの特徴と魅力
ダイナースクラブカードは、世界でも認められた高いステータスを持ち、富裕層にも人気の高いカード。
魅力的な特典が数多く付帯する、ダイナースクラブカードの発行を検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、国内外問わず高いステータス性を誇るダイナースクラブカードのメリット・デメリットを解説しています。
ダイナースクラブの発行を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「ダイナースクラブカード」とは?特徴・概要を解説
ダイナースクラブカードとは、ハイステータスな国際ブランド「ダイナースクラブ」のプロパーカード。発行は三井住友トラストクラブです。世界に認められる高いステータスを誇る、日本で最初に発行されたクレジットカードでもあります。
ここでは、そんなダイナースクラブカードの特徴をおおまかに解説します。
ダイナースクラブカードの特徴
- 年会費はゴールドカードとプラチナカードの中間クラス
- ステータス性が高い!実質的にはプラチナカード級
- 付帯保険・サービス内容が充実!海外旅行・グルメ関連サービスが秀逸
1.年会費はゴールドカードとプラチナカードの中間クラス
ダイナースクラブカードの年会費は、24,200円(税込)とやや高めの金額設定となっており、一般的なゴールドカードとプラチナカードの中間クラス。
年会費こそ高めではありますが、利用次第では年会費以上のベネフィットが得られる、コストパフォーマンスの高いカードです。
また、家族カードは5,500円(税込)で発行可能。リーズナブルに同程度のサービスが受けられる家族カードを発行できるのは嬉しいですね。
2.ステータス性が高い!実質的にはプラチナカード級
ダイナースクラブカードといえば、アメックスと肩を並べるだけの高いステータスカードとして国際的に高い評価を持ち、富裕層からも愛される国際ブランドです。
そのステータスはプラチナカード級とも言われ、日本国内でのステータス性の高さはもちろん、海外での利用においてはカード保有者への信頼の証となり、きめ細かい上質なサービスを受けられますよ。
3.付帯保険・サービス内容が充実!海外旅行・グルメ関連サービスが秀逸
ダイナースクラブカードは、付帯する保険やサービスの内容も充実。ステータスカードとして申し分ない、手厚い内容となっています。
国内・海外問わず安心できる、補償内容の保険が付帯するほか、海外旅行では空港ラウンジが無料で利用可能となったり、グルメ関連サービスでは高級レストランにおけるコース料金1名分が無料になったりと、そのサービス内容は秀逸。
上質かつラグジュアリーな特典が取り揃えられています。
ダイナースクラブカードを保有するメリット9つ
ダイナースクラブカードを保有することで、得られるメリットは数多くあります。高いステータス性はもちろん、利用・活用次第でより多くのベネフィットを感じられるでしょう。
ここでは、ダイナースクラブカードを保有するメリットを解説しています。ダイナースクラブカードの発行を検討している方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ダイナースクラブカードを保有する9つのメリット
- 他者と差をつけられるステータス性の高さ
- 優秀なダイニング・グルメ関連サービスが利用できる
- 世界1,000箇所以上の空港ラウンジを無料で利用可能
- MasterCardブランドのプラチナカードが無料で追加発行できる!
- マイル還元率が高い!有効期限がない点も魅力
- 手荷物無料宅配サービスもあり。海外からの帰国時に便利
- 付帯保険は充実!プラチナカードクラスの内容
- JCBカードとの提携で日本国内での利用も困らない
- ブラックカード(ダイナースクラブプレミアムカード)を狙えるようになる
1.他者と差をつけられるステータス性の高さ
冒頭から出てきていますが、ダイナースクラブカードは圧倒的なステータス性の高さを誇ります。
日本国内のみならず世界で高いステータスを認められたカードを保有している、というのは、一般カードを保有しているよりも、高い社会的な信頼感を得ることができます。
また、ステータス性の高いカードを保有していることで、他者から好印象を持たれるケースも多くあります。
ダイナースクラブカードを保有することで、ステータス性を高く評価されるのは大きなメリットといえるでしょう。
2.優秀なダイニング・グルメ関連サービスが利用できる
ダイナースクラブカードは名前の由来でもある「ダイニング」に特化したカードであり、ダイニング・グルメ関連のサービスが大変充実しています。
代表的なグルメ特典としては「エグゼクティブダイニング」が挙げられます。
厳選された高級レストランを2名以上で利用すると、コース料理が1名分無料になるサービス。
1名分15,000円のコースを2名で利用した場合、本来30,000円となる会計が2名で15,000円となり、食事をお得に堪能できるようになりますよ。
そのほか、
・ごひいき予約.com……予約困難な名店の予約が取りやすくなる
・料亭プラン……一見さんお断りの高級料亭の予約が可能
などのグルメサービスも付帯しています。
恋人とのデートや家族のお祝い、ビジネスにおける接待など、様々なシーンで活用度の高いグルメ関連サービスが数多く付帯しているのは、ダイナースクラブカードにしかないメリットですね。
3.世界1,300箇所の空港ラウンジを無料で利用可能
ダイナースクラブカードは、世界約1,300箇所に設置されている空港ラウンジを、回数制限なく無料で利用可能。
空港の喧騒から逃れ、ゆっくりとした時間を過ごせるようになりますよ。さらに、利用可能ラウンジには、通常上級会員やビジネスクラス以上のフライト利用の方のみ利用可能となっているVIPラウンジも含まれており、より上質なひとときを過ごせます。
ダイナースクラブカードを保有すれば、日本国内を含め、世界各国の空港で、待ち時間さえも有意義なものにできるのは大きなメリットといえるでしょう。
4.MasterCardブランドのプラチナカードが無料で追加発行できる!
ダイナースクラブでは、2019年7月23日より、MasterCardブランドのプラチナカードを無料で追加発行できる「ダイナースクラブコンパニオンカード」の提供が開始されました。
世界最大のシェア率を持つマスターカードを追加発行することで、ダイナースクラブカードが利用できないお店をカバーできるため、利便性は格段にUP。
さらに、コンパニオンカードに付帯するダイニング特典や手荷物宅配サービスなどの優待プログラムも利用できます。
ダイナースクラブカードの年会費だけで、MasterCardブランドのプラチナカードを無料で追加発行できるのは、非常に大きなメリットです。ダイナースクラブカードを利用すれば、より充実したカードライフが送れるようになりますよ。
5.マイル還元率が高い!有効期限がない点も魅力
ダイナースクラブカードは、ハイステータスカードでありながら高いマイル還元率を持つ、お得なカードでもあります。
ダイナースクラブのポイントプログラムは、「ダイナースクラブリワードプログラム」。100円の利用につき1ポイント貯まります。
さらに、ダイナースクラブカードでは、1ポイント=1マイルでのマイル交換が可能となっており、高い還元率でマイルを貯められるのが魅力。
また、ポイントには有効期限が設けられていないため、貯めたポイントが失効して無駄になるリスクもありません。
有効期限があるポイントプログラムが多い中、無期限でじっくり貯められるのは大変魅力的ですね。
6.手荷物無料宅配サービスもあり。海外からの帰国時に便利
ダイナースクラブカードは、グルメだけでなく旅行にも便利な特典が付帯しているのも魅力。
空港で利用できる手荷物宅配サービスも付帯しており、海外旅行から帰国した際には、スーツケースなどの大きな荷物を希望する場所まで届けてくれます。
空港内での移動やレストランでの食事はもちろん、公共交通機関を利用するシーンや、お子さんを連れている場合など、疲れた体に大きな荷物は負担となりますよね。
ダイナースクラブカードの手荷物宅配サービスを利用すれば、楽しかった海外旅行を、自宅に帰るまで気持ちの良いものにできますよ。
7.付帯保険は充実!プラチナカードクラスの内容
高いステータスを持つダイナースクラブカードは、付帯保険の内容も以下のようにプラチナカード級。
・最高1億円の海外・国内旅行傷害保険
・最高500万円のショッピング保険
医療費が高額になるケースが多い海外旅行では、手厚い保険の付帯は外せませんよね。
海外旅行傷害保険は自動付帯となっているのも嬉しいポイント。さらに、海外旅行においては3つの海外緊急アシスタンスサービスが付帯しており、より安心して海外旅行を楽しめますよ。
カード利用はもちろん、国内外の旅行において、充実した手厚い補償が受けられるのは、ダイナースクラブカードを保有する大きなメリットと言えますね。
8.JCBカードとの提携で日本国内での利用も困らない
ダイナースクラブカードは、JCBカードとの提携により、ほとんどのJCB加盟店でも利用が可能です。そのため、国内において利用に困ることはほぼない、といえるでしょう。
ステータス性だけでなく、カードの利便性も高い、優秀なカードとなっています。利用に困らない、というのはクレジットカードを検討・発行する際には外せないポイント。
数多くの魅力的な特典や保険の付帯だけでなく、使い勝手が良いというのは、大きなメリットと言えますね。
9.ブラックカード(ダイナースクラブプレミアムカード)を狙えるようになる
ダイナースクラブカードには、さらに上級のダイナースクラブプレミアムカードが存在します。
ダイナースプレミアムカードは、日本で発行されている2大ブラックカードであり、申し込みでの発行は不可能なインビテーション制(招待制)。
インビテーションは、ダイナースクラブカードの利用を続け、クレヒスを積むことで届く可能性があります。
ダイナースプレミアムカードは、最高峰のステータス性だけでなく、上質でラグジュアリーな特典やサービスが充実。より高みを目指す方であれば、ぜひ取得してほしい1枚です。
ダイナースクラブカードを保有するデメリット・注意点
数多くの魅力的なメリットがあるダイナースクラブカードですが、保有の際にはいくつかの注意点もあります。
発行後に思っていたのと違う……といったことにならないように、事前にデメリットや注意点を把握しておきましょう。
ダイナースクラブカードを保有するデメリット・注意点
- 年会費は決して安いわけではない。活用次第で年会費以上の価値にも
- 公共料金・税金支払いはポイント還元率が0.5%まで減ってしまう
- ポイントは使い道によってお得度が下がる!マイルは交換上限に注意
1.年会費は決して安いわけではない。活用次第で年会費以上の価値にも
優秀な特典や、手厚い保険が付帯する魅力的なダイナースクラブカードですが、年会費は決して安い、というわけではありません。
とはいえ、グルメ特典や空港ラウンジの利用、プロパーカードの発行、お得なマイル交換など、数多く付帯する特典やサービスを活用することで、年会費以上の価値にすることは可能です。
ダイナースクラブカードは、特典を活用しない、支払いのみに利用する、という方にとっては、高額年会費のクレジットカードとなってしまいますので、注意が必要です。
2.公共料金・税金支払いはポイント還元率が0.5%まで減ってしまう
ダイナースクラブカードは100円の利用につき1ポイント獲得できると解説しましたが、全ての利用がポイント還元率1.0%で利用できるわけではありません。
・公共料金の支払い
・税金の支払い
においては、ポイント還元率は半分の0.5%まで下がってしまいます。
とはいえ、ポイントの対象にならないわけではないため、わかりやすくポイントを集約したい! というのであれば、ダイナースクラブカードで支払う価値は十分にあります。
3.ポイントは使い道によってお得度が下がる!マイルは交換上限に注意
貯めたリワードポイントは、商品への交換・ポイント充当・キャッシュバック・マイル交換など、様々な使い道があります。
しかし、ポイント交換先については、マイル同様に1.0%で交換できるものが少なく、ポイント還元率0.3〜0.4%となるものが多くなっているため、交換先の選び方によってはお得度は低くなってしまいます。
お得にポイントを使いたいのであれば、やはりマイルへの交換がおすすめ。しかし、お得に交換が可能なマイルですが、マイル交換には年間上限数が設けられています。
上限数を超える交換はできませんので、ビジネスクラスやファーストクラスの航空券など、多くのマイルを必要とする交換の際には気をつけましょう。
ダイナースクラブカードはコスパ良好でステータス性も高いおすすめの1枚
年会費 (初年度) |
24,200円(税込) | 年会費 (2年目) |
24,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.40%〜0.416% | 発行日数 | カード到着まで2~3週間ほど |
ダイナースクラブカードは、三井住友トラストクラブが発行する、世界でも認められるステータスの高さを誇る、ハイステータスカード 。
年会費は24,200円(税込)と、やや高額となっていますが、年会費以上の価値を生み出せるコストパフォーマンスの高い1枚となっています。
厳選レストランをお得に利用できるグルメ優待や、空港ラウンジサービス、手厚い保険など、充実の特典が数多く付帯。保険はプラチナカードクラスの手厚い内容となっており、利用価値の高い優秀なカードです。
また、ポイント還元においては、1.0%とステータスカードとしては高い還元率が魅力。さらに、旅行が好きな方にもおすすめできる高いマイル還元率を持ち、旅行もお得に楽しめます。
ダイナースクラブカードは、ステータス性の高さだけでなく、活用度の高い秀逸な特典が数多く付帯し、年会費以上のベネフィットを得られるおすすめの1枚です。
優秀かつハイステータスなカードをお探しの方は、ぜひ検討してみてくださいね。
ダイナースクラブカードは利用価値の高いステータスカード!メリット・デメリットを把握して活用しよう
ダイナースクラブカードは、付帯特典・サービス・保険が充実したハイステータスカード。保有するメリットは数多くあり、活用次第では、年会費を余裕で上回るベネフィットを得ることができます。
JCBカードとの提携や、コンパニオンカード(MasterCardブランド)の追加発行で、国内のお店で利用できない、というトラブルはほとんどありません。
ダイナースクラブカードは、総括して、利便性・お得度・活用度が高くコストパフォーマンス良好。
高いステータス性だけでなく、ワンランク上のサービスを受けたい、充実の特典を活用したい、という方は、ぜひダイナースクラブカードの発行を検討してみてくださいね。
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