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ダイナースクラブの審査基準は?年収・年齢・勤務年数など審査通過のポイント

更新:2020年11月30日

チェックリストとペン

ハイステータスカード として名の知れたダイナースクラブカード。充実した特典や、手厚い保険が付帯する富裕層にも人気の高いカードです。

ダイナースクラブカードを持ちたい!と憧れている方も多いのではないでしょうか。
実際に取得を検討した際に気になることといえば、カード審査の難易度ですよね。「年収が高くないと絶対に取得できない」と考えている人も多いはず。

この記事ではダイナースクラブカードの審査難易度や通過のポイント、申し込み方法や注意点を解説します。

ダイナースクラブカードの発行を検討している方、審査難易度が気になる、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ダイナースクラブカードの審査難易度は意外と高くない!

クレジットカードを持ってショッピングを楽しむ女性

過去のダイナースクラブカードの審査難易度といえば、年収1,000万円以上必要と言われており、厳しい条件となっていました。

保有できる人といえば、医者や弁護士など、圧倒的に高収入で安定性の高い職業についている人に限られており、一般人が保有できるカードではありませんでした。

年収500万円&27歳以上が現在の発行可能ライン

しかし、近年では

  • 年収500万円以上
  • 27歳以上

が一つのライン。審査難易度は以前より下がってきています。

そのため、ある程度の審査基準を満たすことができれば、年収や社会的地位がそこまで高くなくても発行可能となります。

年会費
(初年度)
24,200円(税込) 年会費
(2年目)
24,200円(税込)
還元率 0.40%〜0.416% 発行日数 カード到着まで2~3週間ほど

ダイナースクラブカードは、高いステータス性で知られるクレジットカード。年会費は高すぎないのに、プラチナカード級のステータス性とサービス内容で人気を集めています。

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ダイナースクラブカードの審査基準5つ

マルバツマーク、審査イメージ

ここでは、ダイナースクラブカード審査の際、基準とされる5つのポイントを解説します。

POINT

ダイナースクラブカードの審査基準5つ

  • 年齢は27歳以上が目安
  • 年収基準は意外と高すぎない
  • 職業は重要!ただし正社員ならOK
  • 勤務年数は3年以上が目安
  • クレヒス(カード利用履歴)が悪いと審査落ちの可能性も

年齢は27歳以上が目安

ダイナースクラブカードの申し込み資格は目安が「27歳以上」となっています。

申し込み情報入力画面では、生年月日の選択が可能となっており、26歳以下での申し込みは不可能ではありませんが、審査に通れる可能性は高くありません。

最低条件として27歳以上と目安が提示されていますので、26歳以下の方は残念ながら取得は諦め、27歳でのダイナースクラブカード取得を目指し、他のカードで利用実績を積むのがベターでしょう。ただし、年収や実績が高い方はその限りではありません。

年収基準は500万円程度、意外と高すぎない

ダイナースクラブカードの審査対象として重要な項目である「年収」。

過去には1,000万円以上が必要とされていましたが、現在の審査通過の目安年収は500万円程度です。

なお、申し込みの際に記入する年収は、手取り額ではなく「総支給額」となっているため、間違えないようにしてくださいね。

職業は正社員が有利!安定感のある公務員・経営者も好評価

職業においては、やはり安定のある業種が「安定した収入」につながるため、審査に通過しやすくなります。

・会社員(正社員)
・公務員
・会社経営者
・会社役員

など、安定のあるとされる職業の方であれば、カテゴリとしては審査上不利になることはないでしょう。

さらに、医師や弁護士、裁判官などの収入が多い・安定している・返済能力が高いとされる職業の方は、審査において有利です。

職業は安定性の証明。年収に次ぐ審査通過につながるカギ

年収が低くても審査通過する方は、「職業」など別の項目で信用を勝ち取っているケースが多いと言えます。

自営業者や個人事業主の方でも、申し込みは可能ですが、高収入の場合でも収入が不安定と判断されやすくなってしまう場合もあるため、収入のみで審査に通りやすいわけではありません。

派遣社員・アルバイト・パート・専業主婦や学生である場合、審査に通過できる可能性は非常に低くなってしまうといえるでしょう。

勤務年数は3年以上が目安

現在、ダイナースクラブカードの申し込み条件に勤続年数についての記載はありませんが、3〜5年程度の勤続年数は必要と言われています。
収入や職業の項目でも解説しましたが、安定性を判断する材料の一つとして、勤続年数も含まれます。勤続年数が長い方が、収入や職が安定していると判断されやすくなり、審査に通過しやすくなります。

過去のダイナースクラブカードの申し込み条件には「勤続年数10年以上」との記載があり、10年に満たない勤続年数の方は申し込みができませんでした。
勤続年数1年で通過した、というケースもあるようですが、勤続年数が3年以上となってから申し込みをする方が賢明です。

クレヒス(カード利用履歴)が悪いと審査落ちの可能性も

クレヒスとは、クレジットヒストリーの略。過去に行った信用取引(信用を担保に取引する、クレジットやカードローンなどの取引のこと)の記録のことです。

クレジットカードの申し込みの際には、申込者の信用力を知るために、クレヒスは必ず調べられ、さらに審査における大きな重要性を持っています。

クレヒスには、すべてのカード利用情報を始め、滞納などの金融事故についてもすべて記録に残されています。この情報は5〜10年間記録されるため、5年以内に延滞や遅延などのある方は、審査に落ちてしまう可能性が高くなってしまいます。

ダイナースクラブカードは信用力を厳しく評価

ダイナースクラブカードの審査では特に信用力が重視されますので、過去1年以内に1日2日の支払い遅延があった場合でも、審査落ちとなってしまう可能性も。

ダイナースクラブカードの審査を受ける際は、過去に金融事故を起こしていないか、他のカードでも「しっかり使ってしっかり支払う」という、よいサイクルができているかを見直しておくのが良いでしょう。

ダイナースクラブカードの審査における年収の影響

数字と、がま口財布

ダイナースクラブカードの審査において、年収は大きな影響力を持っています。
個人の信用情報や年収に伴い職業や勤続年数も影響がない、とはいえませんが、過去には「年収1,000万が必要」とうたわれたカードだけあって、審査項目の中でも年収特に重視されているものと考えられます。

ハイステータスで多くの富裕層も利用するダイナースクラブカードには、カード利用限度額に一律の制限がなく、高額な決済にも利用可能。そのため、収入が多い方が高い信用を得ることができるため、審査に通過しやすくなります。

基本的には、ひとつの目安として年収500万円以上、年収が高い方が審査に通過しやすい、というのは間違い無いでしょう。

年収400万円台でもチャンスはある

審査安全圏と想定される金額は500万円以上ですが、口コミなどを見てみると、400万円台でも通過した、というケースがあるようです。

年収400万円台であれば、一般的なサラリーマンでも十分に狙えるゾーンであり、そこまで厳しいラインではないと言えます。
ただし、それは職業など年収以外の条件が非常に良かったケースと考えられます。
年収を重視する傾向を考慮すると、年収400万円に満たないという方が審査に通過するのは厳しいでしょう。

ダイナースクラブカードの審査に通過するためのポイント

スーツ姿の男性がポイント示唆

カード申し込みをした後、できれば審査落ちはしたくないですよね。

ここでは、ダイナースクラブカードの審査に通過するためのポイントを解説しています。これからダイナースクラブカードの申し込みを検討している、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

POINT

ダイナースクラブカードの審査に通過するためのポイント4つ

  • クレヒスを磨いておく
  • 多重申し込みをしない
  • 余分なカードは解約しておく
  • キャッシングなどの借金は返済しておく

クレヒスを磨いておく!クレヒスが全くない状態も良くない

ダイナースクラブカードの審査において、クレヒスに1度でも傷(遅延や延滞)があると、審査に通過する可能性が落ちてしまいます。そのため、ダイナースクラブカードの発行を申し込む前に、一度クレヒスをしっかり磨いておくと良いでしょう。

延滞や遅延がないことはもちろん、誠実なカードの利用履歴を残しておくことが大切です。

クレヒスが全く無いのも審査上不利になる!基本はしっかり使ってしっかり返すこと

なお、クレジットカードやカードローンなどの金融サービスの利用履歴が一切ない「スーパーホワイト(クレヒスがない状態)」も審査において、良い影響はありません。

履歴がないというのは、申込者がどのようにカードを利用するのか判断できないということになり、信頼を得ることができません。

また、ある程度の年齢であるにも関わらずクレヒスがない場合、過去に金融事故を起こしている可能性を疑われてしまいます(事故を起こすとそれ以降金融取引が行われず、白紙になるため)。

そのため、ダイナースクラブカードの申し込みをする前には、できれば他のカードを利用してよいクレヒスを積み上げておきましょう。

多重申し込みをしない

ダイナースクラブカード以外に同時進行で、他社のクレジットカードにも申し込みをしたい、という方もいるかもしれません。ですが、いわゆる「多重申し込み」は、審査において良い影響はありません。

カード申し込み履歴の情報も個人信用情報には記録されていますので、複数のカードの同時、もしくは近い時期の申し込みは「お金に困っている」「発行しても使ってくれない」と判断されてしまうリスクがあります。すると、当然ながら審査では不利となります。

申し込み履歴は半年間記録されますので、半年以内に他社カードの申し込みをしているのであれば、半年以上開けてから申し込みをするのがベストです。ご注意ください。

余分なカードは解約しておく

クレジットカードを複数枚保有している、という方も多いのではないでしょうか。クレジットカードには、「与信枠」というものがあります。これは、申込者に対してどれだけのお金を貸せるか、という枠のことです。

新たにクレジットカードを発行する場合、審査で出た「与信枠」は、すでに持っている他社クレジットカードの利用限度額と合算されて考えられます。

例えば、審査で与信枠が200万円とされたとき、すでに持っているカードの利用限度額が200万円以上であれば、新たなカード発行は難しいと判断されてしまう可能性も。

使わないクレジットカードの保有は、審査難易度をあげてしまう原因ともなりますので、必要以上に持つメリットはありません。ダイナースクラブカードに申し込む前に、持っているクレジットカードの見直しをしておきましょう。

キャッシングなどの借金は返済しておく

クレジットカードを保有している場合、キャッシングなどを利用している方もいるのではないでしょうか。

キャッシング利用が多いと、お金に困っていると判断され、返済能力を疑われる要因の一つとなってしまいます。

住宅ローンや自動車ローンを除く、カードローンやフリーローンなどの借り入れがある場合には、できるだけ返済しておくのが良いでしょう。

現在キャッシング・フリーローンの利用がある方は、返済してからの申し込みが良いですね。

ダイナースクラブカードの審査期間は長い?

ダイナースクラブカードの審査にかかる期間は2週間〜1ヶ月程度が目安。

即日発行できるものも多数ある最近のクレジットカードの中では、やや長めの期間が必要となります。
特に

  • 郵送での申し込み
  • キャッシング枠の申し込み

を行う場合は、審査期間が長くなります。
ダイナースクラブカードの利用予定があり、カード発行を急いでいる方は、この2つの条件は避けて申し込みすると良いでしょう。

ダイナースクラブカードの申し込み方法

ワンポイントを表現する女性

申し込み方法は、

・郵送
・オンライン

の2種類が可能です。

どちらかと言うと、スムーズかつスピーディーに発行が可能なオンラインがおすすめ。ここでは、オンラインでの申し込み方法を解説して行きますね。

POINT

ダイナースクラブカードのオンライン申し込み方法

  • ダイナースクラブ公式ホームページ入会申し込み
  • 申し込み情報の入力
  • 審査結果のメール受信
  • 「オンライン申し込み確認書」の受け取り・記入・返送
  • ダイナースクラブカードの受け取り

ダイナースクラブ公式ホームページ入会申し込み

パソコンまたはスマートフォンから公式ホームページにアクセスし、カードを選んで「入会申し込み」のボタンをクリックします。

ダイナースクラブカードは種類がいろいろありますが、基本は「ダイナースクラブカード」がスタンダードかつ年会費も高額すぎないのでおすすめです。

申し込み情報の入力

申し込み情報を入力します。本人のページでは、氏名・年齢・住所・電話番号などの基本情報を入力。さらに、勤務先情報ページでは、職業や勤め先などの勤務状況、さらに昨年の所得なども画面の指示に従って入力してください。

情報に間違いがあると、確認作業に時間がかかってしまい、カード受け取りまでの期間が伸びるか、最悪の場合審査に落ちてしまいます。引っ越しなどにより住所等の情報に変更がある場合には、事前に免許証などの住所も変更しておきましょう。

パソコンからの申し込みの場合、続けて金融機関の登録や本人確認書類の提出が行えます。その場合、審査通過すればカードが送られてきますので、この後のメール受信やオンライン申し込み確認書の返送等は必要ありません。

審査結果のメール受信

申し込み完了後1週間から2週間後に審査結果のメールが届きます。審査結果を確認しましょう。

「オンライン申し込み確認書」の受け取り・記入・返送

審査に通過していた場合、郵送で「オンライン申し込み確認書」が送られてきますので、記載されている情報に間違いがないか確認し、必要事項を記入して返送しましょう。

ちなみに、パソコンからの申し込みの場合は先述の通り審査結果のメールとオンライン確認書を省略することができます。

オンライン申し込み書の返送が遅れてしまうと、カードの受け取りまでの期間が伸びてしまいますので、確認・記入後は手早く返送するのがベター。

なお、オンライン申し込み確認書類の返送がない場合には、審査に通過していてもカードが発行されませんので、必ず返送してくださいね。

ダイナースクラブカードの受け取り

自宅にダイナースクラブカードが届き、受け取りが完了します。パソコンからの申し込みの場合は、オンライン申し込み(本人確認書類提出や金融機関登録も同時に行う)終了後、審査期間を経て直接受け取りまで進めます。

カードが届いたら裏面にしっかり署名すれば、すぐに利用できるようになりますよ。

ダイナースクラブカードの審査はキャッシング枠を付けない方がスムーズ

クレジットカードでキャッシング利用

ダイナースクラブカードの審査を受ける際は、キャッシング枠に注意しましょう。審査をスムーズに進めたい場合は、キャッシング枠をつけないのが正解です。

ショッピング枠とキャッシング枠は審査内容が異なるため、キャッシング枠をつけるだけで審査機関が伸び、さらに審査が厳しくなります。現金を借りるのですから、当然といえば当然ですね。

基本的にはキャッシング枠は「なし」で、審査に自信があり、また現金を外出先で急に用意したいときなどに活用したい……という目的がある場合のみつけるようにしてくださいね。

まとめ

ダイナースクラブカード「審査が厳しい」は昔のこと。いまは正社員や公務員、個人事業主でも発行可能

審査が厳しいことで有名なダイナースクラブカードですが、最近では昔ほど「厳しすぎる」審査はなくなってきています。

例えば、一昔前は医師や弁護士、上場企業の役員などの肩書きが立派な人物のみが持てるカードとされていましたが、最近では実績さえあれば不安定な「個人事業主」でも所持できるようになっているようです。

正社員や公務員であれば、なおのこと審査上では有利にはたらくでしょう。

・年収500万円以上
・27歳以上

という条件を満たしており、安定した職業についていればチャレンジする価値は十分にあるでしょう。

不利な条件さえなければチャレンジする価値あるカード!まずは申し込みを

条件さえ整っていれば年収400万円台でも審査通過できる可能性もありますので、パートやアルバイトといった状況でさえなければ、ぜひ一度申し込んでみることをおすすめします。

ダイナースクラブカードは年会費以上のステータス性とサービス内容を誇る特別なカード。審査のハードルは決して低くはありませんが、ぜひ手にいれて特別なサービスを堪能してくださいね。

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