ダイナースクラブカードの付帯保険を解説!ダイナース人気の5枚を保険の面から徹底比較
世界でも認められているハイステータスカードとして富裕層にも人気の高いダイナースクラブカードには、安心の手厚い保険が付帯しています。
国内・海外の旅行はもちろん、日々のショッピングでも役立つ「付帯保険」の内容は気になるポイントですよね。
この記事では、ダイナースクラブカードに付帯する保険について、徹底解説しています。
手厚い保険が付帯するカードを探している方、ダイナースクラブカードの保険内容が知りたい、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダイナースクラブカードに付帯する保険は3種類!
ダイナースクラブカードには、手厚い保険が付帯しています。ここでは、ダイナースクラブカードに付帯する3種類の保険の概要をご紹介します。
ダイナースクラブカードに付帯する3つの保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行傷害保険
- ショッピング・リカバリー(ショッピング保険)
1.海外旅行保険
海外旅行保険とは、旅行や出張などで海外に行った際に、事故やケガ・病気になってしまった場合に、補償が受けられる保険のこと。
国内と違い、医療費が高額となってしまうケースもある海外では、充実した保険の付帯は安心材料となりますよね。
ダイナースクラブカードの海外旅行保険は、ほとんどが自動付帯。自動付帯分は、ダイナースクラブカード入会日翌日以降に開始した旅行から3ヶ月を限度に補償が受けられます。
海外旅行保険は利用付帯分に注意!自動付帯でほとんどはまかなえる内容
なお、海外旅行保険は「自動付帯分」以外に、カード利用で保険適用となる「利用付帯分」があります。
実際に利用するシーンが多い項目はほとんど自動付帯ですが、より手厚い保険にしたい、という方は、交通費やツアー代金などの費用をダイナースクラブカードで決済することで利用付帯が上乗せされます。詳しくは後の章で解説しています。
さらに、ダイナースクラブの海外旅行保険には「海外緊急アシスタンスサービス」が付帯。海外旅行における不安を軽減してくれる、心強いサービスが利用可能です。
2.国内旅行傷害保険
国内旅行保険は、文字通り国内旅行でケガをしたり事故に巻き込まれた際に適用される保険。
海外旅行保険とは違い、「利用付帯」となっています。そのため、国内旅行で保険を適用するためには、
・公共交通乗用具の料金
・ホテル宿泊代金
・宿泊を伴う募集型企画旅行の料金(ツアー代金)
をダイナースクラブカードで支払う必要があります。ちなみに、国内旅行でも最高1億円と最高ランクの補償を受けられるようになりますよ。
国内でもトラブルがないとは言い切れないため、手厚い保険が付帯するのは嬉しいですね。
なお、海外旅行保険と比較した場合、保険の適用条件が厳しくなっているため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
3.ショッピング・リカバリー(ショッピング保険)
ショッピング・リカバリーとは、ダイナースクラブカードのショッピング保険のこと。
ダイナースクラブカードで購入した商品が壊れてしまったり、盗難にあってしまったりした場合に、補償が受けられます。日常的な買い物はもちろん、国内海外で購入した商品においても保険が適用されるのが嬉しいところ。
日頃の買い物から、楽しい旅行でのカード決済も補償してくれる、安心のショッピング保険となっています。
ダイナースクラブカード、人気の5種類を保険で比較!
今回の記事では、ダイナースクラブカードに付帯する保険の内容解説とともに、下記の5種類のカードを比較していきます。
今回比較対象のダイナースクラブカード
- ダイナースクラブカード
- 銀座ダイナースクラブカード
- ANAダイナースカード
- JAL ダイナースカード(CLUB-Aゴールドカード)
- ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブカードの海外旅行保険を徹底解説!
先の項目では、ダイナースクラブカードに付帯する海外旅行保険について簡潔に解説しましたが、ここでは、海外旅行保険についてより詳しく、徹底的に解説していきます。
海外旅行保険の内容を詳しく知りたい、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダイナースクラブカードの海外旅行保険内容を表にしてまとめました。
保険項目 | 補償内容 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 うち利用条件分 最高5,000万円 |
傷害治療費用 | 最高300万円 |
疾病治療費用 | 最高300万円 |
賠償責任 | 最高1億円 |
携行品損害 | 最高50万円 (携行品1つにつき最高10万円) |
救援者費用 | 最高300万円 |
ダイナースクラブカードの海外旅行保険は一部利用条件分を除き、自動付帯となっています。
ここからは、海外旅行保険の保険項目と保険に付帯するサービスを個別に解説してきますね。
ダイナースクラブカードの海外旅行保険の6つの項目+付帯サービス
- 傷害死亡・後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
- 海外旅行保険に付帯する「海外緊急アシスタンスサービス」
1.傷害死亡・後遺障害
傷害死亡・後遺障害で、保険の適用となるのは、病気による死亡や後遺障害ではなく、「偶然の事故や怪我」が原因となり、死亡・後遺障害が残ってしまった場合。
ダイナースクラブの保険適用条件は、「旅行期間中(保険期間中)の事故によるケガが原因で事故日を含む180日以内に死亡・または後遺症が生じた場合」と表記されています。
傷害死亡・後遺障害の保険金額は、以下の通り。
・自動付帯のみの場合……最高5,000万円
・利用条件を含む場合……最高1億円
海外旅行中に不慮の事故がないとは言い切れません。そのため、より手厚い保険がついている方が良い、という方は、ダイナースクラブカードでの交通費・旅費の決済をして、利用条件分を上乗せするとより安心ですね。
2.傷害治療費用
傷害治療費用は、旅行期間中の事故によるけがの治療費用を補償してくれるもの。海外旅行保険では、死亡・後遺障害補償の項目に目が行きがちですが、付帯する保険の中でも利用する機会が多くなりやすい重要な保険と言えます。
保険適用の条件は「保険期間中に事故による怪我が原因で医師による治療を受けた場合」となっており、保険金額は最高300万円。手厚いですね。なお、医師の治療を受けていない怪我については保険の対象となりません。
大きな事故に限らず、日常の中にも事故は潜んでいます。階段から落ちてしまったり、転んで頭をぶつけてしまったり、という場合にも保険の適用となります。海外旅行の前に、しっかり適用条件や保険内容を確認しておきましょう。
3.疾病治療費用
疾病治療費用の項目では、海外旅行中の病気の治療費用を補償してくれるもの。
保険適用条件は以下の通りです。
・保険適用開始後に発病した病気により、保険期間終了後の72時間以内に医師の治療を受けた場合
・保険期間中に感染した特定の伝染病が原因で、保険期間終了の30日以内に医師の治療を受けた場合
疾病治療保険の受取金額は、300万円が限度額となっています。海外で病気にならない保証はありません。病気になってしまった場合、治療や通院が必要となるケースも。
治療費用の補償があれば、万が一病気になってしまっても病院を受診しやすくなりますね。さらに詳しい内容については、ダイナースクラブカード保険の手引き、保険金をお支払いする場合の項目をご覧ください。
4.賠償責任
賠償責任とは、偶然の事故により誤って他人に怪我をさせてしまったり、他人のものを壊したりしてしまったりして、法律上の賠償責任を追った場合に、その賠償金を補償してくれるものです。
ダイナースクラブカードの賠償責任では、最高1億円の保険金が支払われます。
ホテルキーの紛失や、レンタル業者から借りた旅行用品(レンタカーなど)、またはショッピング中に棚の商品を落としてしまうなども補償の対象となります。
実施に利用機会こそ少ない項目ではあるものの、高額な賠償請求をされた場合を想定すると、最高1億円と高額な補償が受けられるのは安心ですね。
5.携行品損害
携行品損害は、海外旅行中にカメラやカバン、衣類などが盗難・破損・火災などの偶然の事故による損害を受けた場合、それを補償してくれるもの。
携行品損害の保険金額は、1事故・1旅行中の限度額50万円まで(携行品一つにつき10万円程度)となっています。携行品損害についても、海外旅行者のうち多くの方が利用する機会のある保険項目となっており、重要度の高い保険項目です。
スマートフォンやパソコン・デジタルカメラなどが故障してしまった場合に、携行品1つにつき10万円の補償が受けられるとありがたいですね。
なお、携行品には一部除外となるものがあります。携行品損害の対象外となるものについては、ダイナースクラブカード保険の手引き、携行品損害項目をご覧ください。
6.救援者費用
救援者費用の項目では、被保険者が海外旅行中(保険期間中)に事故や病気などにより、入院または死亡となった場合に、親族が渡航するための費用や、被保険者が遭難などにより捜索する必要がある場合の救助活動費用を補償してくれるもの。
救援者費用の適用条件は以下の通りです。
・事故による怪我が原因で事故日を含む180日以内の死亡、または3日以上続けて入院した場合
・病気による死亡
・発病した病気により保険期間終了後30日いないに死亡、または3日以上続けて入院した場合
・搭乗している飛行機・船舶が遭難した場合
・事故により被保険者の生死が確認できない場合
救援者費用の保険金額は、年間上限300万円となっています。
現地での捜索救助費用をはじめ、親族の渡航代、宿泊費など、現地でのかかる費用をしっかり補償してくれます。
ないものと思いたいですが、万が一の事態の時には、すぐに家族が渡航できる、捜索できる、安心の補償内容となっています。
7.海外旅行保険に付帯する「海外緊急アシスタンスサービス」
先にもご紹介しましたが、海外旅行保険には、「海外緊急アシスタンスサービス」が付帯しています。
海外緊急アシスタンスサービスは、3つのサービスの提供で、海外旅行をより安心したものにできるサポートが受けられます。
緊急アシスタンスサービスの内容
- エマージェンシーアシスタンス
- 海外からの緊急医療相談サービス
- キャッシュレス・メディカル・サービス
1.エマージェンシーアシスタンス
病気や怪我など様々なトラブルが起こった場合に、日本語でサポートを受けられるサービス。
最寄り病院の案内や紹介を受けられるだけでなく、往診医・医療通訳の手配、救援者の渡航手続きなど、様々なサポートが受けられます。
2.海外からの緊急医療相談サービス
海外で病気になってしまった場合、言葉の壁などにより、受診をためらってしまう、という方もいるかと思います。
緊急医療相談サービスでは、海外旅行中でも24時間・年中無休で日本人医師・看護師への相談が可能になります。
病院の紹介、応急措置などの各種アドバイス、外国人医師や病院との通訳など、より安心のサポートが受けられますよ。医師や看護師から直接アドバイスが受けられるのは、大きな安心になりますね。
とはいえ、緊急性の高い場合には、現地で医療機関の受診をしましょう。
3.キャッシュレス・メディカル・サービス(キャッシュレス診療)
キャッシュレス・メディカル・サービスとは、提携病院において自己負担なく医療機関にて治療が受けられるサービス。
現地で自己負担なく病院へ行けるのは、大変ありがたいサービスですね。医療機関を受診する前に、まずはサポートデスクへ電話をして提携病院を紹介してもらいましょう。
現地での医療費は高額となりがちなため、自己負担なく医療機関を受信できるのは大きなメリットと言えます。キャッシュレス・メディカル・サービスを利用すれば、体調を崩した際に、安心して病院にいけますよ。
海外旅行傷害保険でダイナースクラブカードを比較
こうした海外旅行傷害保険をダイナースクラブカード5種で一覧にして比較してみました。
ダイナースクラブカード5種保険比較〜海外旅行傷害保険〜
カード種類 | 補償内容 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 傷害治療費 | 疾病治療費 | 賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 | |
ダイナースクラブカード | 最高1億円 | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円 | 300万円 |
銀座ダイナースクラブカード | 最高1億円 | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円 | 300 万円 |
ANAダイナースカード | 最高1億円 | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円 | 400万円 |
JAL ダイナースカード(CLUB-Aゴールドカード) | 最高1億円 | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円 | 400万円 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 最高1億円 | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円 | 300万円 |
どのカードもほぼ内容は変わらず!航空系ダイナースのみ救援者費用が多い
結論から言えば、基本的にどのダイナースクラブカードも保険内容に大きな違いはありません。
大きな項目である死亡・後遺障害も、全て「自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円」の合計1億円となっています。
さらに、海外旅行時には必須と言える「疾病・傷害治療費」も300万円と同列。異なるのは「救援者費用」くらいでしょうか。ANAダイナースカード、JALダイナースカードがほかのカードと比較し、100万円多くなっています。
よって、比較した中で最も優秀な海外旅行傷害保険が付帯するのは「ANA・JALダイナースカード」と言えるでしょう。
ダイナースクラブカードの国内旅行保険を徹底解説!
次に、ダイナースクラブカードに付帯する国内旅行保険について、より詳しく解説していきますね。国内旅行保険の内容をより詳しく知りたい、という方は、ぜひ参考にしてください。
ダイナースクラブカードに付帯する国内旅行保険を表にしてまとめました。
保険項目 | 補償内容 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院 | 日額5,000円 |
手術 | 手術の種類に応じて5万円・20万円・40万円 |
通院 | 日額3,000円 |
ダイナースクラブカードの国内旅行保険は利用条件つきとなっており、自動付帯ではありません。とはいえ、入院・手術・通院までしっかり補償がついた手厚い内容となっています。
なお、国内旅行の保険については、海外旅行保険と比較して適用条件が厳しくなっています。
保険が適用される条件は以下の3つとなっています。
・公共交通乗用具に搭乗中の偶然の事故
・宿泊施設に宿泊中の火災・破裂・爆発
・宿泊を伴う募集型企画旅行(ツアーなど)参加中の偶然の事故
上記3つの状況以外では保険が適用されないことを覚えておきましょう。
ここからは、国内旅行保険の保険項目を個別に解説していきますね。
ダイナースクラブカードの国内旅行保険4つの項目
- 死亡・後遺障害
- 入院
- 手術
- 通院
1.死亡・後遺障害
旅行中の事故により、死亡または後遺障害が残ってしまった場合に補償が受けられます。
適用条件は以下の通りです。
・事故日から180日以内に死亡した場合
・事故日から180日以内に後遺障害が生じた場合
受けられる補償はどちらも最高1億円。手厚い補償となっています。
利用シーンはほとんどない保険項目ではありますが、しっかり付帯しているのでいざというときも安心ですね。
2.入院
事故や怪我によって通院が必要となった場合に、180日を限度に日額5,000円の補償が受けられます。
適用条件は以下の通りです。
・事故日を含む7日目以降も継続して入院が継続されている
・事故日を含めて180日以内の入院
入院補償はあまり利用する機会はないかもしれませんが、長期の入院となった場合は毎日給付されるのが嬉しいポイントです。
3.手術
事故や怪我が原因で入院保険金を支払う際に手術を伴う場合、手術の種類に応じて定めた倍率(10倍、20倍、40倍)を入院日額に乗じた額が支給されます。
なお、対象は1回の事故につき1回の手術までとなっています。同じ事故が原因で2度目の手術が必要となった場合は、補償の対象となりません。
手術が必要となる怪我をしないのが一番ではありますが、ついていると安心の項目です。
4.通院
事故や怪我が原因となり、医師の指示に基づき通院が必要となった場合に、90日間を限度に通院費用を補償してくれます。
適用条件は以下の通りです。
・事故日を含めた7日目以降において通院が継続されている場合
・事故日から180日以内の通院
国内旅行では、心配なことも少なく感じますが、事故の可能性はないとは言えませんよね。特に、パッケージツアーではしっかりと補償されるのは嬉しいポイントです。
ダイナースクラブカードでは、国内旅行でも充実した手厚い補償が付帯しているため、より安心して旅行を楽しめますね。
国内旅行傷害保険でダイナースクラブカードを比較
ここでは、ダイナースクラブカード5種類を国内旅行傷害保険で比較してみました。
ダイナースクラブカード5種保険比較〜国内旅行傷害保険〜
カード種類 | 補償内容 | |||
---|---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 入院 | 手術 | 通院 | |
ダイナースクラブカード | 最高1億円 | 日額5,000円 | 手術の種類に応じて5万円・10万円・20万円 | 日額3,000円 |
銀座ダイナースクラブカード | 最高1億円 | 日額5,000円 | 手術の種類に応じて5万円・10万円・20万円 | 日額3,000円 |
ANAダイナースカード | 最高1億円 | 日額1万円 | 手術の種類に応じて5万円・10万円・20万円 | 日額3,000円 |
JAL ダイナースカード(CLUB-Aゴールドカード) | 最高1億円 | 日額1万円 | 手術の種類に応じて5万円・10万円・20万円 | 日額3,000円 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 最高1億円 | 日額5,000円 | 手術の種類に応じて5万円・10万円・20万円 | 日額3,000円 |
国内保険も航空系ダイナースカードが優秀!入院日額が2倍
国内旅行傷害保険の保険内容も比較してみると、いずれもそれほど大きく変わらない内容です。海外旅行傷害保険の際とあまり変化はありません。
内容をよく比較してみると、航空系提携カードであるANA・JALダイナースカードが入院日額が「1万円」と、他カードの2倍。そのほかの死亡・後遺障害、手術、通院といった項目に違いはありませんが、万が一入院となった際はANA・JALダイナースカードの2枚が最も役立つでしょう。
ただし、国内旅行傷害保険は適用条件が厳しく、特定の条件下でしか使えません。詳しくは公式ページでご確認ください。
参考リンク:ダイナースクラブカード公式|国内旅行傷害保険
ダイナースクラブカードのショッピング・リカバリーを徹底解説!
ダイナースクラブカードには、充実のお買い物保険「ショッピング・リカバリー」も付帯しています。ここではダイナースクラブカードのショッピング保険を解説します。
ショッピング・リカバリーは、国内・海外のどちらのカード利用においても年間最高500万円までの補償が受けられます。
詳細な保険適用条件は以下の通りです。
ショッピング・リカバリーの適用条件
- ダイナースクラブカードを利用した買い物であること
- 商品購入日から90日以内であること(配送の場合は到着日より90日)
- 破損・盗難・火災などの偶然の事故による損害であること
保険を利用する際には、1品につき10,000円の事故負担額が必要となるため、少額なものではショッピング・リカバリーを利用することはできません。
また、一部補償の対象外となるものがありますので、事前にチェックしておおきましょう。詳しくはダイナースクラブカード保険の手引き「ショッピング・リカバリー」の項目をご覧ください。
参考リンク:ダイナースクラブカード|保険サービスご利用の手引き
ショッピング保険でダイナースクラブカードを比較
ここでは、ダイナースクラブカード5種をショッピング保険で比較してみました。
ダイナースクラブカード5種保険比較〜ショッピング保険〜
カード種類 | 補償金額 |
---|---|
ダイナースクラブ ビジネスカード | 最高500万円 |
JAL ダイナースカード(CLUB-Aゴールドカード) | 最高500万円 |
ANAダイナースカード | 最高500万円 |
JAL ダイナースカード(CLUB-Aゴールドカード) | 最高500万円 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 最高500万円 |
ショッピング保険(ショッピング・リカバリー)はどのカードも共通して高水準
ダイナースクラブカードのショッピング保険「ショッピング・リカバリー」は、ダイナースクラブカードを利用して購入した商品に万が一のことがあった際に役立つ保険。
この保険は、今回ご紹介しているダイナースクラブカード5枚ですべて共通した内容です。
最高500万円までの補償と、プラチナカード級の内容。どのカードを選んでもショッピング保険は手厚く、おすすめできます。
ダイナースクラブカードの保険の利用方法
保険の内容を把握していても、保険の利用方法がわからなければ、保険を受けることができません。
ここでは、ダイナースクラブカードの保険利用方法を解説しています。旅行中のトラブルが起きた場合、ダイナースクラブカードの保険をスムーズに利用できるように、事前に把握しておきましょう。
各種保険を利用する場合、基本的には三井住友トラストクラブカード付帯保険受付デスクへの連絡でOK。ただし、海外からの事故の連絡の場合には、東京海上日動海外総合サポートデスクへ連絡してくださいね。
ダイナースクラブカードの保険の利用方法
・海外旅行保険
・国内旅行保険
・ショッピング・リカバリー
海外旅行保険の利用方法
事故や保険金請求の連絡は、まずは三井住友トラストクラブカード付帯保険受付デスクへの電話が必要です。
手元にダイナースクラブカードを用意して電話をかけましょう。その後の手続きは、電話の案内に従って行なってください。手続きには海外でしか手に入らない書類が必要なケースもあるため、渡航中にしっかりと連絡して指示を受けるのがベストです。
・連絡先:三井トラストクラブカード付帯保険受付デスク 0120-828-929
・営業時間:24時間/年中無休
なお、海外から事故の連絡をする場合には、東京海上日動海外総合サポートデスク「各国、地域別電話番号」またはコレクトコールで「東京(81)3-6758-2460」へ電話をしてくださいね。
地域別電話番号の詳細はダイナースクラブカード保険の手引きページをご確認ください。
国内旅行保険、ショッピング・リカバリーを利用する場合
こちらも、利用方法としてはまず三井トラストクラブカード付帯保険受付デスクに連絡すればOKです。手元にダイナースクラブカードを用意して電話をかけましょう。
・連絡先:三井トラストクラブカード付帯保険受付デスク 0120-828-929
・営業時間:24時間/年中無休
保険金請求に必要となる書類は、利用保険により異なります。詳しくは、ダイナースクラブカード保険の手引きページにて確認くださいね。
参考リンク:ダイナースクラブカード|保険サービスご利用の手引き
ダイナースクラブカード5種を総合して保険に強いのは「航空系カード」
ダイナースクラブカード5種類を保険で比較し、総合して保険に強いのは「ANAダイナースカード」、「JALダイナースカード」。いわゆる航空系ダイナースクラブカードです。
航空系カードらしく、旅行に特化したサービス(付帯保険等)には力を入れている印象ですね。
航空系の提携カードは、対応している航空会社に特化した優待・サービス内容が通常のダイナースクラブカードに追加されています。よって、年会費もその分高額になっている点に注意が必要です。
とはいえ、付帯保険は他カードと比較し充実していますので、保険重視でダイナースクラブカードを選びたい方は、ぜひこの2枚をご検討ください。
ダイナースクラブカードにはプラスで加入できる有料保険もある
ダイナースクラブカードには、カードに付帯する保険に加え、プラスで加入できる「海外旅行保険プラス」という有料保険も用意されています。
カードに付帯する保険をより充実させたいという方や、家族で海外旅行へ行く場合などにおすすめです。
・電話一本で申し込み可能
・長期滞在にも対応
・家族も加入可能
・プラスの補償で安心
このようなメリットがあり、気軽に海外旅行傷害保険を手厚くしたい場合にぴったりです。長期で海外旅行に行く方、より手厚い保険が欲しい方はぜひご検討ください。
ダイナースクラブカード5種個別解説!保険は似ていても特徴は異なる
ここでは、今回比較したダイナースクラブカード5枚について、特徴を簡単に解説していきます。ANAダイナースカードは内容が重複しますが、まとめとしてご覧ください。
1.ダイナースクラブカード
年会費 (初年度) |
24,200円(税込) | 年会費 (2年目) |
24,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.40%〜0.416% | 発行日数 | カード到着まで2~3週間ほど |
ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブの中でも最もスタンダードなプロパーカード。「ダイナースクラブカード」といえば、この1枚を指しています。
今回ご紹介した手厚い付帯保険内容なのにも関わらず、年会費のコストパフォーマンスが優れているのが嬉しいところ。
世界に認められたハイステータスブランドらしい、ラグジュアリーな特典・サービスが豊富です。定番のダイナースクラブカードを手に入れたい方におすすめです。
2.銀座ダイナースクラブカード
年会費 (初年度) |
27,500円(税込) | 年会費 (2年目) |
27,500円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.40%〜0.42% | 発行日数 | 最短2営業日で発行 |
銀座ダイナースクラブカードは、銀座でのショッピングを楽しむ方のためのカード。
銀座にあるダイナースクラブの「銀座ラウンジ」のほか、銀座エリアでの優待特典など、まさに銀座を楽しむにはぴったりの内容です。
ダイナースクラブカードのステータス性・手厚い保険やサービスはそのままに、銀座でのひとときをワンランク上質なひとときにしたい方におすすめです。
3.ANAダイナースカード
年会費 (初年度) |
29,700円(税込) | 年会費 (2年目) |
29,700円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.40%〜1.20% | 発行日数 | 約2週間 |
ANAダイナースカードは、ANAユーザー向けの特典・サービスに特化した1枚。
ショッピング利用時のANAマイル還元率の高さも魅力ですが、搭乗時のボーナスマイルといった特典も見逃せません。
今回ご紹介した中でもトップクラスに保険内容が手厚く、海外旅行者にはぴったりの1枚です。
ANAユーザー、かつ保険重視でダイナースクラブカードを選びたい、という方はぜひご検討ください。
4.JAL ダイナースカード(CLUB-Aゴールドカード)
年会費 (初年度) |
30,800円(税込) | 年会費 (2年目) |
30,800円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0% | 発行日数 | 4週間程度 |
JALダイナースカードは、JALユーザー向けに特化したダイナースクラブカード。
JALカードの中でもプラチナ級の扱いを誇る、上級カードです。JALマイルが1.0%の還元率で貯まるほか、フライトマイルもしっかり加算。
さらに、今回比較した充実の「付帯保険」をはじめ、世界1,000箇所以上の空港ラウンジが利用できるサービスなど、海外旅行に特化したサービスが盛りだくさんです。ANAダイナースにも負けておらず、保険はトップクラスの補償内容が魅力。
JALユーザーかつ付帯保険重視の方には、ぜひ検討してほしい1枚です。
5.ダイナースクラブ ビジネスカード
年会費 (初年度) |
29,700円(税込) | 年会費 (2年目) |
29,700円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.3%~ | 発行日数 | 2~3週間程度 |
ダイナースクラブビジネスカードは、ダイナースクラブカードが発行する正統派ビジネス向けクレジットカード。
通常の個人向けダイナースクラブカードのラグジュアリーな特典に加え、ビジネスラウンジや銀座サロン、料亭サービスなど「ビジネス」に特化した上質なサービスが受けられるのが魅力。
付帯保険はご紹介した通り充実していますが、追加カードでは一部保険内容が変わる点にご注意ください。
ダイナースクラブカードの保険を利用する際の注意点
ここでは、ダイナースクラブカードの保険を利用する際の注意点を解説しています。
いざ保険が必要! という時に困らないように、事前に注意点を把握しておきましょう。
ダイナースクラブカードの保険を利用する際の注意点
- カードの種類によって保険内容は異なる
- 事前に適用条件は確認しておく
- 長期の渡航や治療費が高額になる地域への旅行はプラスで有料保険が安心
1.カードの種類によって保険内容は異なる
ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブカード以外にも提携カードやビジネスカードが発行されています。
付帯保険の内容はカードの種類により違いがありますので、海外・国内旅行へ行く前に、お手持ちのカードの保険内容を把握しておきましょう。
2.事前に適用条件は確認しておく
保険には適用条件が設けられています。自動付帯となっている海外旅行保険も、事故や怪我・病気の全てを補償するものではありません。
また、国内旅行保険については、海外旅行保険に比べ、適用条件が厳しくなっています。いざトラブルが起こった際に、保険が適用されず補償が受けられない、ということのないよう、事前に保険の適用条件を確認しておきましょう。
3.長期の渡航や治療費が高額になる地域への旅行はプラスで有料保険が安心
ダイナースクラブカードの海外旅行保険は、補償期間が3ヶ月と決まっています。3ヶ月を超える旅行へ行く場合には、カバーできない期間が発生してしまいますよね。
そんな時には、有料保険を活用すれば、効率よく期間外となる旅行期間に保険をかけることができます。
また、アメリカなどの医療費が高額となる地域へ旅行に行く場合には、カード付帯分に上乗せして保険をかけることで、万が一医療機関を受診する場合、安心できますよ。
付帯保険も充実!おすすめのハイステータスカード「ダイナースクラブカード」
年会費 (初年度) |
24,200円(税込) | 年会費 (2年目) |
24,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.40%〜0.416% | 発行日数 | カード到着まで2~3週間ほど |
ダイナースクラブカードは、世界的に認められる高いステータス性を持つハイステータスカード 。
年会費はやや高めとなっていますが、上質かつラグジュアリーな特典が数多く付帯する、富裕層にも人気の高い1枚です。
ダイナースクラブカードには、プラチナカード級の保険が付帯。
最高1億円の海外・国内旅行保険、最高500万円のショッピング・リカバリー(お買い物保険)が付帯し、旅行のみでなく、日常のカード利用も手厚く補償してくれます。
また、海外旅行保険には海外緊急アシスタンスサービスが付帯し、保険だけでなく、トラブルが起こった際には日本語で日本人医師や看護師に相談が可能。
さらにキャッシュレス診療にも対応しており、現地で医療費の支払いが不要です。
ダイナースクラブカードは、ハイステータスかつ手厚い保険の付帯するカードを探している方におすすめの1枚です。
まとめ
プラチナカード級の保険が付帯するダイナースクラブカードの手厚い補償を活用しよう
ダイナースクラブカードに付帯する保険は、充実度が高く、手厚い補償が受けられるプラチナクラスの内容となっています。
海外旅行保険では、万が一のケースに最高1億円の補償が受けられるだけでなく、利用する可能性の高い傷害・疾病治療費用や携行品損害においても、しっかり補償が受けられます。
また、国内旅行保険でも最高1億円と手厚い保険が付帯。そのほか、日常のカード利用も補償してくれる最高500万円のショッピング・リカバリーも付帯しており、様々なシーンで安心を添えてくれますね。
ステータス性の高さだけでなく、より安心した保険が付帯するカードを探している方は、ぜひダイナースクラブカードの発行を検討してみてくださいね。
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