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JCB トッピング保険の評判。自転車保険として使うには?

更新:2021年10月15日

JCBトッピング保険

JCBのカード会員なら気軽に加入できる「JCBトッピング保険」。日常生活にちょっと安心をプラスしたい方にぴったりのサービスです。
今回は、手軽な保険料、かつ面倒な手続きなしで加入できる「JCBトッピング保険」について、評判のほか、取り扱いの保険種類、自転車保険として利用する際のおすすめの保険内容などを解説します。

JCBトッピング保険に興味がある方、手軽な保険料で自転車保険に加入したい方は、ぜひ参考にしてください。

JCBトッピング保険とは


引用元:https://insurance.jcb.co.jp/cm/guide/topping.html

JCBトッピング保険は、月々210円〜の保険料で最高1億円の賠償補償が受けられるなど、少しの掛け金で安心が得られる保険。インターネットの会員専用WEBサービス「My JCB」から簡単に申し込み可能で非常に手軽です。

保険料はJCBカード利用料金とまとめて精算

JCBトッピング保険の保険料は、JCBのカード利用料金とまとめて精算となっています。口座振替などを個別に設定する手間なく、カードでのショッピング感覚で簡単に契約から支払いまで可能。非常に便利です。

JCBトッピング保険のメリット

JCBトッピング保険の大きなメリットは、以下の2点です。

  • 保険料がリーズナブル
  • 24時間いつでも申し込める

保険料がリーズナブル

JCBトッピング保険は月々210円からの格安保険料に設定されており、気軽に加入できます。
一般的に、個人賠償責任保険などの保険は、生命保険などの「特約」としてつけられるケースが多く、あわせての契約では割高になるケースも。
JCBトッピング保険なら、つけたい保険だけに絞って契約可能。シンプルな保険なので、分かりやすく便利です。

24時間いつでも申し込める

代理店などに依頼して保険加入する際は、申し込み用紙の記入などが発生し、面倒です。一方でJCBトッピング保険は、契約が簡単・いつでもOK。

・24時間365日加入可能
・インターネット(MyJCB)からどこでも契約できる

以上のように、いつでも自分のタイミングで申し込み可能です。
補償は申し込みの翌日から開始されるため、イベント前に急いで申し込みたいというタイミングでも便利。急に保険が必要になった際も安心ですね。

JCBトッピング保険の種類

保険の種類

JCBトッピング保険の種類は、大きく分けると以下の7種類。どのような保険か、順に解説していきます。

JCBトッピング保険のプラン

  • 日常生活賠償プラン
  • 自転車プラン
  • ゴルフプラン
  • ケガプラン
  • シニアのケガプラン
  • 弁護士費用サポートプラン
  • 疾病入院プラン

日常生活賠償プラン

日常生活賠償プランは、月々210円で加入できる「個人賠償責任保険」です。
自分や家族が相手に損害を与え、個人賠償責任が発生した際には最高1億円もの補償が受けられます。

・死亡・後遺障害(100万円)
・個人賠償責任保険最高1億円
・訴訟、弁護士費用も補償対象

以上の内容が盛り込まれた保険で、自分はもちろん、お子さまが人のお家で物を壊してしまった際などにも活用できます。
気軽に加入できて、JCBトッピング保険の中でも人気の保険です。ちなみに、筆者も加入しています。

自転車プラン

家族全員を対象として「個人賠償責任」と「ケガ」について保証してくれる、月々330円からの「自転車プラン」も便利です。
自転車プランには、「基本」「安心」「もっと安心」の3パターンが用意されており、それぞれ補償内容や金額が異なります。

自転車プラン「基本」・「安心」・「もっと安心」の違い

それぞれの自転車プランの違いを簡単に説明すると、以下の通りです。

  • 基本……死亡・後遺障害、入院保険金、手術保険金、個人賠償責任保険のセット
  • 安心……基本にプラスして「通院保険金」補償あり
  • もっと安心……安心よりも補償金額がアップ

全てのプランに共通しているのが、補償対象が「家族全員」という点。その他は、保険金額アップに応じて、

・通院保険金の補償がプラス
・補償金額が増える

といった内容になっています。以下に詳しい補償内容を表にしてまとめましたので、チェックしてみてください。※2021年9月現在

補償内容 もっと安心 安心 基本
保険料(月額) 1,080円 670円 330円
個人賠償責任 1億円 1億円 1億円
死亡・後遺障害 100万円 100万円 100万円
入院保険金日額 2,000円 1,000円 1,000円
通院保険金日額 2,000円 1,000円 なし
手術保険金 入院中 20,000円 10,000円 10,000円
外来 10,000円 5,000円 5,000円

個人賠償責任保険だけなら「基本」コースで十分

基本コースでも、死亡・後遺障害、入院、手術、個人賠償責任保険は補償に含まれています。相手に対する「賠償責任保険」さえあればOKという方であれば、「基本」コースで十分です。

ゴルフプラン

ゴルフプランは、ゴルフ場でのトラブルに対して、リーズナブルな価格設定で保証してくれる保険です。
月々410円で、以下の補償が受けられます。

・死亡、後遺障害(100万円)
・入院保険金(1,000円)
・個人賠償責任保険(1,000万円)
・手術保険金(入院中:10,000円、外来:5,000円)
・携行品損害(10万円)
・ホールインワン・アルバトロス費用(10万円)

ゴルフプランならではの「ホールインワン・アルバトロス費用」など、ゴルフをよく楽しむ方にぴったりの、他の保険とは異なるユニークな内容となっています。
個人賠償責任保険は最高1,000万円。さらに大きな補償が付けたいのであれば、日常生活賠償プランを追加しても良いでしょう。

JCBザクラスにはゴルファー保険が自動付帯

JCBザクラスには、ゴルファー保険が自動で付帯しています。JCBトッピング保険の内容とは補償金額が異なりますが、他人への補償に関してはJCBザクラスの方が優秀です。

保険内容 補償金額
個人賠償責任 最高1億円
傷害死亡・後遺障害 最高100万円
入院日額 1,500円
通院日額 1,000円
ゴルフ用品損害 最高5万円
ホールインワン・アルバトロス費用最高 10万円

JCBザクラスを持っている方に関しては、ゴルフプランに加入する必要はさほどありません。覚えておいてくださいね。

ケガプラン

ケガプランは、20歳~74歳まで加入できる、月々470円でケガを補償してくれる保険です。
以下の補償内容となっています。

・死亡、後遺障害(100万円)
・入院保険金日額(1,000円)
・手術保険金(入院中:10,000円、外来:5,000円)
・通院保険金日額(500円)

掛け金が小さい分、大きな補償内容ではありませんが、日常のケガに対するちょっとした補償、と考えると心強いですよね。
普段より移動の多い旅先などでの安心を得るために加入するのも、おすすめです。

シニアのケガプラン

シニアのケガプランは、75歳~84歳を対象として、ケガを24時間補償してくれるプランです。月々の保険料は1,070円ですが、以下の補償内容があります。

・死亡、後遺障害(100万円)
・入院保険金日額(3,000円)
・手術保険金(入院中:30,000円、外来:15,000円)
・通院保険金日額(2,000円)
・個人賠償責任保険(1億円)

旅行中、スポーツ中などの日常生活でのケガのほか、相手に損害を与えてしまった際にも活用できます。
ケガが心配な高齢者に最適な保険です。

弁護士費用サポートプラン

弁護士サポートプランは、月々330円で「法的トラブル」にあったときの弁護士費用をサポートしてくれる保険です。補償内容、金額は以下の通りです。

  • 法律相談費用……自己負担額1,000円
  • 弁護士委任費用……自己負担割合10%

弁護士に委任した際も、自己負担が10%で抑えられるのは大きな魅力。いざというとき、頼りになる弁護士にトラブルの相談などをお願いしたい方向けの保険です。

疾病入院プラン

疾病入院プランは、日帰り入院などの短期入院を含む「病気での入院」に対し、月々240円から補償が受けられます。

・疾病入院保険金日額……3,000円
・疾病手術保険金……入院中:30,000円、外来:15,000円

急な病気で入院となると、短期の場合でも意外と支払い金額がかさむことも。
病気の入院・手術にも備えておきたい方向けの保険です。

日常生活賠償プランと自転車プラン、自転車保険におすすめはどっち?

自転車に乗る男性

日常生活賠償プランと自転車プラン、自転車保険として利用するなら「保険加入の目的」によっておすすめは変わります。

自転車保険におすすめの保険種類

  • 他人への補償さえついていればOK……日常生活賠償プラン
  • 自分のケガも補償を受けたい……自転車プラン

日常生活賠償プランと自転車プランの内容を、表でまとめましたので、こちらも具体的な金額や補償内容の参考にしてください。

補償内容 日常生活賠償プラン 自転車プラン(基本) 自転車プラン(安心) 自転車プラン(もっと安心)
保険料(月額) 210円 330円 670円 1,080円
個人賠償責任 1億円 1億円 1億円 1億円
死亡・後遺障害 100万円 100万円 100万円 100万円
入院保険金日額 1,000円 1,000円 2,000円
通院保険金日額 1,000円 2,000円
手術保険金 入院中 10,000円 10,000円 20,000円
外来 5,000円 5,000円 10,000円

他人への補償だけでOKなら「日常生活賠償プラン」で十分

自転車保険に加入する主目的として、事故を起こしてしまった時に「他人への補償」がつけたい、という方が多いと言えます。自分の怪我の補償は別の保険に加入している、もしくは不要という場合なら「日常生活賠償プラン」で十分です。
「個人賠償責任保険」は家族も補償の対象になるため、万が一お子さんが事故を起こしてしまった時でも、最高1億円まで十分にカバーでき、安心です。

自分のケガも補償を受けるなら「自転車プラン」が最適

他人への個人賠償責任保険が付帯するのはもちろん、家族全員の自転車に乗っている際の怪我や入院などに備えたいなら「自転車プラン」が良いでしょう。

最低限の掛け金で、家族が自転車搭乗時にも安心をプラスできます。
プランによって金額や内容は異なりますので、どの程度の補償が受けたいか、によって中身を検討するのがおすすめです。

JCBトッピング保険(自転車プラン)の口コミ評判

JCBトッピング保険(自転車プラン)の口コミがどうなっているのか、SNSで調査してみました。

JCBトッピング保険は、最低限の掛け金で家族分も自動で加入できる、ということがポイントになっているようですね。

最近話題の自転車等を使ったフリーのデリバリースタッフ(ウーバーイーツなど)をやるなら、自転車保険は必須と言えます。
自転車移動が多いということは、それだけリスクもありますので、自分のケガも補償できるJCBの「自転車保険」はやはり安心ですね。

https://twitter.com/Xfutsu/status/1030775975137533952?s=20

手軽さ、安さから、他社の自転車保険に加入していた方も、JCBのトッピング保険への乗り換えを検討する方がいるようです。

JCBトッピング保険への肯定的な口コミが多数

JCBトッピング保険の「自転車保険」について口コミをさらに調査してみると、

  • 安くて手軽で良い
  • 高性能
  • 家族まで補償が受けられてお得
  • 自分への補償不要なら日常生活賠償プランでOK
  • 配達員は自転車保険加入必須(JCBが安い)

以上のような意見が目立ちました。すでに自分が加入していて、良いと思っている方が他の方に勧めている様子もありましたので、やはり「JCBトッピング保険(自転車保険)」は良い(お得)、と感じている方が多いようです。

JCBトッピング保険と他社クレカの個人賠償責任保険を比較

クレジットカード各社の個人賠償責任保険を比較

安いと評判のJCBトッピング保険。人気の「日常生活賠償プラン」と他社クレジットカードの個人賠償責任保険とはどのような違いがあるのか、比較してみました。比較対象にしたのは、以下の有名カード会社です。

保険比較対象カード会社

  • 楽天カード
  • イオンカード
  • dカード
  • エポスカード
  • 三井住友カード
カード会社 サービス名 プラン名 金額 補償額 備考
JCB JCBトッピング保険 日常生活賠償プラン 210円/月 最高1億円 死亡・後遺障害補償あり、弁護士費用もサポート
楽天カード 楽天カード超かんたん保険 個人賠償プラン 3,120円/年 最高1億円 死亡・後遺障害補償あり
イオンカード イオンの保険相談 保険マーケット 日常生活賠償プラン 300円/月~ 最高1億円 死亡・後遺障害補償あり
dカード dカード会員向け保険presented by AIほけん 損害賠償保険 200円/月 最高1億円 示談交渉サービス付き
エポスカード エポラク傷害保険 日常生活賠償重視コース 520円~ 最高2億円 入院・通院時の補償あり
三井住友カード ポケット保険 自由設計コース 880円~ 最高1億円 傷害死亡・後遺障害、弁護士費用補償つき(JCBと同等条件)にて試算

総合的なコスパNo.1はJCBの「日常生活賠償プラン」

個人賠償責任保険を中心に考えた場合、弁護士費用などのサポートがついているJCBの日常生活賠償プランが非常にお得です。
一見dカードの保険が最も安く見えますが、月々たったの10円の違いで、dカードにはついていない補償(死亡・後遺障害、弁護士費用サポート等)がついてくるため、JCBの方がコストパフォーマンスは良いといえます。

さらに手厚い補償が欲しいならエポラク保険もおすすめ

補償金額はおおむね1億円が多いカード会社の個人賠償責任保険ですが、エポスカードの日常生活賠償重視コースなら、最高2億円の補償額のほか、自分自身がけがで通院や入院となってしまった際の補償も付帯します。
よって、カード会社の個人賠償責任保険を選ぶなら、

  • 総合力、コスパ重視ならJCB
  • 手厚さ重視ならエポスカード

と言えるでしょう。

JCBの個人賠償責任に加入する際の注意点

JCBトッピング保険の「個人賠償責任保険」に加入する際の注意点は、以下の3点です。

JCBトッピング保険「日常生活賠償プラン」利用時の注意点

  • トッピング保険は自動更新
  • 自分の怪我の補償はなし
  • 他社同じ保険に入っていないかチェック

JCBトッピング保険は自動更新

JCBトッピング保険は、解約手続きを行わない限りは「自動更新」です。

保険が不要となった場合は必ず解約手続きを

保険会社の保険に加入する場合や、短期的に保険に加入していたなどの理由により、不要となった場合には、自身で解約手続きをする必要がありますので、覚えておきましょう。

解約は下記のカスタマーセンターへ電話で行います。詳しくはMy JCBにログインし、ご確認ください。

解約連絡先
損保ジャパンカスタマーセンター
0120-582-058(無料)
受付時間/9:00AM~5:00PM(土・日・祝・年末年始休)

自分の怪我の補償はなし

日常生活賠償プランには、先述の通り、医療保険が付帯していません。死亡・後遺障害と、個人賠償責任のみとなっています。
そのため、相手のケガやモノに対する賠償責任は補償されますが、自分や家族の入院・通院の補償はありません。

自分・家族のケガにそなえたい場合は自転車プラン・ケガプランの検討を

相手への補償だけだはなく、自分の怪我への補償も手厚くしたい場合は、「自転車プラン(交通事故または交通乗用具に搭乗中の事故によるケガ)」を選ぶか、もしくは日常生活賠償プランにプラスで「ケガプラン(日常のケガもOK)」なども検討すると良いでしょう。

自分の怪我にも備えておきたい!という方は、ご注意ください。

他社で同じ保険に入っていないかチェック

個人賠償責任保険に加入する際には、すでに保険会社などの個人賠償責任保険に加入していないかチェックしておきましょう。

自動車・火災保険の特約で加入しているケースもあり

たとえば、自動車保険や火災保険、生命保険などの特約として付帯しているケースがあります。個人賠償責任保険を2つ契約しても、補償はどちらか高い金額の方のみ利用できます。

二重で入ってしまうのはもったいないので、事前に加入している保険の内容は確認しておきましょう。

まとめ

JCBトッピング保険は、JCBカード会員限定で加入できる格安保険です。保険の種類としては、大きく分けて以下の7種類。

JCBトッピング保険のプラン

  • 日常生活賠償プラン
  • 自転車プラン
  • ゴルフプラン
  • ケガプラン
  • シニアのケガプラン
  • 弁護士費用サポートプラン
  • 疾病入院プラン

旅行や趣味、日常生活において「ちょっとした安心・補償」をプラスするのにぴったりの保険と言えます。
高額な保険加入には興味がないけれど安い保険なら入ってみたい……という方は、ぜひご検討ください。

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