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三井住友カードのデュアル発行~VISA・マスターカードをダブルで発行!

更新:2023年4月4日

クレカを持ちながらノートPCを見つめる女性

現在発行されているクレジットカードの多くは、申し込みの際に国際ブランドを1つ選択しますよね。しかし、中には1枚のクレジットカードから同時に2つの国際ブランドの発行できる「デュアル発行」に対応しているものもあります。

日本を代表するカード会社であり、高い信頼と歴史を持つ「三井住友カード」も、このデュアル発行に対応。VISAとマスターカードの両方の三井住友カードを利用できるようになる優秀なサービスです。

この記事では、三井住友カードのデュアル発行について詳しく解説しています。

三井住友カードのデュアル発行についてメリットや注意点、おすすめカード等を知りたい、という方は、ぜひ参考にしてみてください。

三井住友カードの「デュアル発行サービス」とは?

複数枚のクレジットカード

三井住友カードの「デュアル発行サービス」の特徴は、以下の通りです。

POINT

三井住友カードの「デュアル発行サービス」の特徴

  • VISA・マスターカードブランドを両方発行できるサービス!申し込みも簡単
  • デュアル発行に必要な費用はカードランクによって異なる

1.VISA・マスターカードブランドを両方発行できるサービス!申し込みも簡単

三井住友カードのデュアル発行は、三井住友カードでVISA・マスターカードブランドの両国際ブランドのカードを発行できるサービスです。

申し込み時にデュアル発行できるのはもちろん、すでに三井住友カードをお持ちの方でも、後から追加カードとしてデュアル発行の手続きをすることも可能。同一カードで両ブランドを保有できるようになります。

また、デュアル発行サービスは、本会員だけでなく家族会員も利用できます。申し込み方は簡単。後の章で解説します。

2.デュアル発行に必要な費用はカードランクによって異なる

デュアル発行は無料でできるものではありません。同一カードからクレジットカードが2枚発行されるデュアル発行では、通常必要となる1枚目のカード年会費に加え、2枚目カードにも年会費が必要となります。

しかし、2枚目の年会費は、優遇が受けられるため、1枚目と同額ではなく、通常より安く持つことができます。なお、2枚目の年会費はカードランクにより異なります。三井住友カードの主力カードについて、デュアル発行した場合の2枚目の年会費を表にまとめました。

デュアル発行した場合の2枚目の年会費一覧(税抜)

カード名 本会員 家族会員
通常年会費 デュアル発行
年会費
通常年会費(税込) デュアル発行
年会費(税込)
プラチナ 55,000円 5,500円 無料 無料
ゴールド 11,000円 2,200円 1人目無料
2人目以降1,100円
1人目無料
2人目以降1,100円
クラシック 1,375円(税込) 275円 440円
1人目初年度無料
275円
1人目初年度無料

通常年会費と比較した場合、デュアル発行による2枚目年会費がお得になっているものが多いことがわかります。

多くのカードが通常の半額以下の年会費で同一カードを保有できますね。ステータスカードであれば、お得感はより高くなるでしょう。

参考リンク:三井住友カード|年会費(VisaとMastercardを2枚お申し込みの場合)

カードランクによっては2枚目年会費を無料にすることもできる!

三井住友カードには、年会費の割引システムがあります。

・WEB明細サービス
・マイ・ペイすリボ登録+年1回以上の利用

の2つのサービスの登録・利用で年会費の割引が受けられます。ちなみに、すべての条件を満たすと、

・ゴールド
・プライムゴールド
・エグゼクティブ

上記3枚のカードは、年会費が半額になります。そのほかのカードでは、年会費が無料になりますよ。

なお、三井住友カード(プラチナ)は、マイ・ペイすリボの登録・利用による割引の対象外となります。ご注意ください。

三井住友カードのデュアル発行サービスへの申込方法

ネットで申し込み

ここでは、申し込み方法やデュアル発行を利用できないケースについて簡単に解説します。

POINT

三井住友カードのデュアル発行サービスへの申込について

  • 新規でデュアル発行を申し込む場合
  • すでに三井住友カードをお持ちの場合
  • デュアル発行を利用できないケース

1.新規でデュアル発行を申し込む場合

新規でのカード申し込み時に、デュアル発行を申し込みたい場合は、希望カードブランドを選択する欄にて「VISAカードとマスターカード(2枚)」選択して、申し込みをすればOK。チェックするだけなので簡単です。

2.すでに三井住友カードをお持ちの場合

すでに三井住友カードを持っている場合は、持っているカードと同一カード名で、異なる国際ブランド「VISAカード(1枚)」または「マスターカード(1枚)」を選択して新規での申し込みをすればOKです。

自動的に、デュアル発行扱いになります。不安な方は、今持っている三井住友カード裏面のカードデスクに詳細を確認してみましょう。

3.デュアル発行を利用できないケース

多くの三井住友カードがデュアル発行に対応している状況ではありますが、申し込みおよび追加手続きの際、希望カードブランド欄にVISAまたはMasterCardの一方しか無い場合には、デュアル発行には対応していません。

デュアル発行希望で三井住友カードを持ちたい場合には、申し込みたいカードがデュアル発行可能かを必ず確認しておいてくださいね。

デュアル発行に対応している三井住友カード一覧

現在デュアル発行サービスに対応している主な三井住友カードは、以下の通りです。

  1. 三井住友カード プラチナ
  2. 三井住友カード ゴールド
  3. 三井住友カード(クラシックカード)
  4. 三井住友カード (NL)
  5. 三井住友カード (CL)
  6. 三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カードが発行する多くのクレジットカードでデュアル発行サービスが利用できますので、すでにお持ちの方も、ぜひこのサービスをためしてみてください。

三井住友カードのデュアル発行を利用するメリット

クレカのメリット2

ここでは、三井住友カードのデュアル発行を利用するメリットをご紹介します。

デュアル発行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

POINT

三井住友カードのデュアル発行を利用するメリット

  • 国際ブランドごとに使い分けができる
  • 別のクレジットカードにわざわざ申し込まなくても2枚持ちが可能
  • 海外旅行時には非常に安心(VISA・マスターがあれば大抵乗り切れる)
  • 予備のカードが持てる
  • VISA・マスターカードの特典をそれぞれ利用できる

1.国際ブランドごとに使い分けができる

三井住友カードでデュアル発行できるのは、VISAとMasterCardの2つの国際ブランドです。どちらも普及率は高くなっているものの、一方しか使えないお店もあります。

例えば、人気の倉庫型量販店「コストコ」では、日本国内における店舗ではMasterCardのみ対応となっており、VISAカードで決済することはできません。VISAのみ発行している場合には、クレジットカード決済ができませんが、デュアル発行していれば、コストコでもクレジットカード決済が可能になります。

2枚持ちでお店によって使い分けができるのは、通常の1枚のクレジットカードではできない、魅力的な活用方法ですね。

2.別のクレジットカードにわざわざ申し込まなくても2枚持ちが可能

通常クレジットカードを2枚持ちしようとした場合、2社のクレジットカードに申し込みをする必要があります。しかし、デュアル発行なら三井住友カードへの申し込みだけでOK。

三井住友カードのデュアル発行なら、1度の申し込み・審査で2枚の発行ができるため、個人情報入力の手間が省けるだけでなく、多重申し込みによる審査落ちのリスクなどを回避できますよ。

スムーズなクレジットカード発行は、嬉しいポイントですね。

3.海外旅行時には非常に安心(VISA・マスターがあれば大抵乗り切れる)

三井住友カードで発行できる国際ブランドは、VISAとMasterCardの2ブランド。VISAは世界1位のシェア率56%、2位のマスターカードは23%と高いシェア率を誇っています。

2枚合計で79%と約8割をVISAとマスターカードが占めており、多くの地域で利用できることがわかります。

国内においては、VISA・マスターカードの両方に対応しているお店が多くありますが、海外ではマスターカードしか使えない、というお店もあるため、海外ではデュアル発行での2ブランド持ちは大変重宝します。

4.予備のカードが持てる

デュアル発行により、VISA・マスターカードの2枚のクレジットカードを保有していれば、トラブルによる手元にカードがない状態を避けられます。

例えば、クレジットカードを1枚しか持っていなかった場合、トラブルによりカードが使用不可になると、一切クレジットカードを使うことができず、大変不便ですよね。

デュアル発行カードは番号が違うため一方が使えなくなっても安心!

しかし、デュアル発行していれば、2枚のカードはそれぞれカード番号が異なるため、手元のカードが利用停止となることはなく、クレジットカードの利用が続けられます

デュアル発行は、メインカードとして活用するのはもちろん、一方を予備カードとしてトラブルに備えておくこともできる便利な発行方法です。

5.VISA・マスターカードの特典をそれぞれ利用できる

通常クレジットカードを発行する際、国際ブランドは1つしか選べないため、1つのブランドの特典の利用しかできません。

VISA・マスターカードの両方を発行できる、三井住友カードのデュアル発行では、それぞれのカードに付帯する特典も利用できます。

デュアル発行なら、VISAとマスターカード独自のサービスの両方を利用できるため、よりお得かつ便利になりますね。

三井住友カードで「デュアル発行」を利用する際の審査は?

審査のポイント

デュアル発行の申し込みをする場合の審査難易度は、通常の1枚発行の時と変わりません。

デュアル発行は、カードの発行は2枚ですが、カード利用枠は2枚それぞれに与えられるものではなく、共通であり分け合う形になります。

そのため、返済能力や収入などのハードルが高くならないため、審査難易度・内容は変わりません。

審査難易度は1枚発行するときと同じ!利用枠を分け合うので難易度は上がらない

2枚のクレジットカードを同時に申し込めるにも関わらず、難易度が上がらないのは、嬉しいポイントですね。

とはいえ、デュアル発行が理由で難易度が上がることはありませんが、カードランクに応じた審査難易度になりますので、ステータスカードに申し込む場合には、難易度は高くなります。

審査難易度が気になるかたは、デュアル発行の申し込み前に、希望するカードの審査難易度をチェックしてみてくださいね。

三井住友カード「デュアル発行サービス」を利用するのにおすすめな人

笑顔でおすすめしてくる女性

三井住友カード「デュアル発行サービス」の利用がおすすめな人は、以下のような条件に当てはまる方です。

POINT

三井住友カード「デュアル発行サービス」を利用するのにおすすめな人

  • よく海外に行く
  • 国際ブランドは複数持っていたい
  • 予備のカードを保有していたい
  • 別カード会社のクレジットカードを複数持つのは抵抗がある

三井住友カードは海外の利用にも強いと言われており、国内のみならず、世界各国で便利に使えるカード。

三井住友カードのデュアル発行は、海外でもクレジットカードを快適に使いたい人はもちろん、カード利用におけるトラブルを回避したいという方にもおすすめです。

また、デュアル発行サービスなら、2枚のカードの締め日/支払日、ポイントシステムが統一されるため、管理もしやすく、ポイントも無駄なく貯められますよ。

海外へ行く方や国際ブランドを複数持っていたい、ストレスなく快適・便利にクレジットカードを利用したいという方は、ぜひ、三井住友カードのデュアル発行サービスの利用を検討してみてくださいね。

三井住友カードのデュアル発行を利用する際の注意点

クレジットカードを持って悩む女性

三井住友カードのデュアル発行を利用する際には、気をつけておきたい注意点があります。

ここでは、三井住友カードのデュアル発行を利用する際の注意点を解説しています。便利なサービスをより快適に利用するために、事前に注意点も把握しておきましょう。

POINT

三井住友カードのデュアル発行を利用する際の注意点

  • 利用可能枠は分けあう形になっている
  • どちらか1枚でも紛失したらすぐにカード会社に連絡を
  • 2枚目以降も年会費が発生する
  • 2枚を常に一緒に持ち歩くと、1枚よりも当然かさばる

1.利用可能枠は分けあう形になっている

先にも解説しましたが、デュアル発行したカード2枚は、利用可能枠は共通となっており、それぞれに設けられるものではありません。

そのため、一方のカードを使いすぎてしまうと、いざ2枚目を使おうとしたときに、可能枠が残っておらず利用できない、ということになりかねません。

利用可能枠を分け合っているということを忘れずに、把握・管理をして利用しましょう。

2.どちらか1枚でも紛失したらすぐにカード会社に連絡を

先の項目で、トラブルの際に予備カードになるため便利である、と解説しましたが、不便なく使えるからと言って、そのままにしておいてはいけません。

紛失や盗難にあった場合に、カード会社への連絡が遅くなればなるほど、高額な不正利用被害に合うなど、大きなトラブルになりやすくなります。

どちらか1枚でも紛失したら、気が付いた時点で即座にカード会社に連絡をして、カードの利用停止手続きを行ってくださいね。

しっかり管理しておくことはもちろんですが、万が一の時には、素早い連絡が大切です。

3.2枚目以降も年会費が発生する

デュアル発行サービスにより、カード発行をする場合、

・審査難易度は通常申し込みと変わらない
・利用可能枠は2枚で分け合う

となっていますが、年会費は1枚分ではなく2枚目以降にも必要となります。

そのため、デュアル発行をする場合、通常に比べて安いとはいえ、維持コストが上がってしまいます。

年会費割引を活用して、2枚目の年会費を無料にできるケースもありますが、必ずしも無料にできるわけではありません。覚えておきましょう。

4.2枚を常に一緒に持ち歩くと、1枚よりも当然かさばる

デュアル発行した2枚を常に持ち歩くと、当然ながらかさばってしまいます。お財布もスマートにさせたいのであれば、メインカードとサブカードを決め、片方だけ持ち歩くのがベター。

また、使わないカードの持ち出しは、紛失・盗難などのリスクも高まります。1枚はお財布に、もう1枚は自宅で保管するなどして、自分に合う方法で管理しましょう。

デュアル発行ができる!三井住友おすすめクレジットカード

ここでは、2つの国際ブランドを同時申し込みができる、便利なデュアル発行が可能なおすすめの三井住友カード 「三井住友カード クラシック」をご紹介します。

三井住友カード (クラシック)

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
1,375円(税込)
還元率 0.4%~1.0% 発行日数 最短3営業日

三井住友カード(クラシック)は、日本で初めてVISAカードを発行した老舗である三井住友カードが発行する、日本で最も有名なクレジットカードです。

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年会費は、オンライン入会で年度無料、次年度以降1,375円(税込)ですが、「マイ・ペイすリボ」の登録+年に1度利用または年間300万円以上の利用で年会費は無料に。

また、年間100円利用で半額、WEB明細サービスの利用で500円割引が受けられますよ。

ポイント還元率は0.5%と一般的ではありますが、ココイコ!へのエントリーやポイントUPモールの活用で最大20倍のポイント獲得が可能。

デュアル発行に対応しているスタンダードな三井住友カード!メインカードにも

三井住友カード(クラシック)は、デュアル発行に対応しており、VISAカードとマスターカードの両国際ブランドの2枚持ちが叶います。

2枚目にも年会費が必要ですが、三井住友カード(クラシック)の場合、年会費は275円(税込)と低コストで負担は大きくありません。

両国際ブランドの特典の利用や、利用可能店舗が増えるのは大きなメリットとなります。また、海外旅行でもデュアル発行は役立ちます。

世界シェア率の高いVISA・マスターカードを持って行けば、海外でカードが使えないトラブルになることも少なく、海外旅行をより楽しめますよ。

三井住友カードは、デュアル発行を試してみたい、という方はもちろん、デュアル発行して海外で使い倒したい!と言う方にもおすすめできる1枚です。

三井住友カードのデュアル発行はVISAとマスターカードがW発行できる優秀なサービス!

三井住友カードのデュアル発行は、国際ブランドの中でもシェア率の1位、2位を誇るVISAとマスターカードブランドのカードを同時に発行できる、秀逸なサービスです。

新規申し込み時はもちろん、すでに三井住友カードを持っている方でも、追加カードとして発行ができます。なお、デュアル発行による2枚目のカードにも年会費が必要となります。

条件次第では無料にすることもできますが、全ての三井住友カードが無料でデュアル発行可能なわけではない点は、覚えておきましょう。

デュアル発行の審査難易度は、通常1枚のクレジットカードを申し込む場合と同じ難易度となっているため、特別難しく考える必要はありません。

日々不自由なくクレジットカードが使いたいという方はもちろん、海外でも快適にカードを使いたい!という方は、三井住友カードのデュアル発行サービスの利用を検討してみてくださいね。

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