オリコカードに海外旅行保険はつく?補償内容は?
オリコカードといえば、高還元率! お得! というイメージが強い方が多いと思いますが、種類によっては「海外旅行保険」もちゃんと付帯しています。今回は、オリコカードの中でも「海外旅行保険」が付帯するタイプのクレジットカードや、補償内容を解説します。
海外旅行保険がついたオリコカードを使いたい、または年会費が比較的安めでも海外旅行保険をつけたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
オリコカードに海外旅行保険は付帯する?
まずは、オリコカードに海外旅行保険がそもそも付帯するのかというところが気になる方もいると思いますが、答えは「種類による」と言えます。ちなみに、「年会費無料」のクレジットカードは、オリコカードの方針により「海外旅行保険」は付帯しません。
多くのファンがいる「オリコカード ザ ポイント」なども、例に漏れず海外旅行保険はついていないので注意してくださいね。とはいうものの、オリコカードには年会費が格安のゴールドカードや、条件付きで年会費無料になるカードなど「お得」なタイプも揃っています。
そういった年会費をあまり多く支払わずに済む、かつ海外旅行傷害保険がついているカードは「気軽」に持ちやすくおすすめです。
オリコカードで「海外旅行保険」がつくカード一覧!補償内容もチェック!
オリコカードの公式サイトでは、「海外旅行保険がつくクレジットカード」、という条件でのカード検索はできません。また、それぞれのカードにどんな補償がついているかも各カード紹介ページを見ないと分かりませんので、まとめて一覧にしてみました。年会費が低いものから表記してありますので、下に行くほど年会費が高額になります。
海外旅行保険付帯のオリコカード一覧
カード名称 | 年会費 | 死亡・後遺障害 | 傷害・疾病治療 | 賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用等 |
---|---|---|---|---|---|---|
OricoCard Visa payWave(オリコカード ビザ ペイウェーブ) | 1,375円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
OricoCard PayPass(オリコカード ペイパス) | 1,375円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
オリコカード | 1,375円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
UPty(アプティ) | 1,375円(税込/利用で無料) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
ライダーズアシストUPty(アプティ) | 1,375円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド) | 1,986円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
Premium Gold(プレミアムゴールド) | 1,986円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
Orihime(オリヒメ) | 3,300円(税込/年10万円以上で無料) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
i Gold(アイ ゴールド) | 3,300円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
ドライバーズアシストUPty(アプティ) | 2,200円(税込) | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
Gold UPty(ゴールド アプティ) | 5,500円(税込) | 5,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 100万円 | 200万円 |
The Gold(ザ ゴールド) | 11,000円(税込) | 5,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 100万円 | 200万円 |
Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ) | 20,370円(税込) | 1億円(5,000万円利用付帯) | 300万円 | 3,000万円 | 100万円 | 300万円 |
オリコカードの海外旅行保険つきカードについて言えることは、「年会費」が低めのカードでも、10,000円未満の年会費価格帯ではあまり補償内容が変わらないということです。ですから、海外旅行保険重視でいくのであれば、じつは年会費は低く設定されているカードの方がおすすめです。
海外旅行保険で重視されがちなのが「死亡・後遺障害」の金額で、実際にカードのPRなどで「海外旅行保険最高○万円補償!」とされているのはこちらの項目です。ですが、実際に旅先で利用する補償は「傷害・疾病治療費」か、「携行品損害」などが多く、基本的には「死亡・後遺障害」を使うことはほぼないでしょう。となると、ハイクラスカードの「死亡・後遺障害」の補償金額が多かったとしても、あまり魅力があるとは言い切れないところです。
比較してみると、Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ)の「後遺障害・疾病治療費」は唯一300万円とほかのカードよりも多いですが、これだけのために年会費2万円を支払うのは正直疑問です。ほかの特典やサービスなどに魅力を感じる方には良いですが、そうでなければ年会費1,000円代のカードで十分と言えるでしょう。
オリコカードの海外旅行保険を利用する際の注意点は?
オリコカードの海外旅行保険を利用する際に注意したいのは、「キャッシュレス診療」に対応していないことです。キャッシュレス診療とは、簡単に言えば「支払い」なしで医療機関を受診できることで、一部のクレジットカードはこの「キャッシュレス診療」に対応しています。
海外旅行保険に加入していても、基本的に治療費の支払いはまず「立て替え」が必要になるため、高額な支払いになると困ってしまうこともあります。対策としては、オリコカードをメインカードとする場合でも、サブカードとしてキャッシュレス診療に対応しているカードを用意しておくといいでしょう。
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5〜5.0% | 発行日数 | 最短即日発行 |
エポスカードは、エポスカード株式会社が提供しているクレジットカードです。インターネットから申し込み、なおかつ「マルイ店頭での受け取り」を選べば、最短で即日発行が可能です。マルイは東京23区を中心に関東、関西、東海、九州などに多数の店舗を置いているため、都市部在住の方なら問題なく受け取れるはずです。
エポスカードの魅力は、年会費が無料でありながら海外旅行傷害保険が充実していることです(対象は本人のみ)。傷害死亡・後遺障害ならば500万円まで、傷害治療ならば200万円、傷病治療ならば270万円まで補償されます。キャッシュレス診療に対応しているため、高額な治療費を一時的に立て替える必要もありません。都市部の方に強くおすすめできます。
オリコカードで海外旅行保険を活用するなら「有料カード」を選ぼう
オリコカードは年会費無料でお得なカードも多数用意されていますが、基本的には「年会費有料」のカードにしか海外旅行保険は付帯しません。
一般的には、年会費がかかるカードであっても格安カードでは「傷害・疾病治療費」などが補償されないケースもありますが、オリコカードなら年会費1,000円代のカードでも200万円の補償が付帯するため「お得」と言えます。
海外旅行保険目的でオリコカードを選ぶなら、年会費は「有料」でも、できるだけ安めの設定になっているタイプを選ぶのがおすすめです。最終的には、年会費や付帯保険だけではなく、その他の特典なども加味しながら選んでいくことになると思いますので、ぜひ自分の納得のいく1枚を選んでくださいね。
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