空港ラウンジが使える年会費無料クレジットカードの入手方法や注意点
クレジットカードに付帯する特典の中には、空港ラウンジが無料で利用できるようになる魅力的なサービスがあります。
空港ラウンジサービスが利用できるのは、一般的にハイステータスなクレジットカード。どのクレジットカードでも利用できるわけではありません。そんな空港ラウンジを、年会費無料のクレジットカードで利用できたら嬉しいですよね。
この記事では、空港ラウンジが使える年会費無料のクレジットカードの入手方法や選び方などについて解説しています。
年会費無料のクレジットカードで空港ラウンジを利用したい! という方は、ぜひ参考にしてみてください。
空港ラウンジが使える年会費無料のクレジットカードを手に入れる方法
年会費無料でも空港ラウンジが使えるクレジットカードは数種類ある!
年会費無料でも空港ラウンジサービスが付帯しているクレジットカードはあります。
「空港ラウンジサービス」はステータスカードの代表的特典。それが年会費無料で利用できるのですから、貴重な存在ですよね。
ここからは、空港ラウンジが使える年会費無料のクレジットカードの特徴と入手方法などについてご紹介します。
1.イオンゴールドカード
イオンカードゴールドは、イオングループが発行するゴールドカード。発行は完全招待制となっており、申し込みでの発行は不可能となっています。年会費は無料で、家族カードの発行も可能。
イオンゴールドカードの空港ラウンジサービスでは、国内6空港(羽田・成田・新千歳・伊丹・福岡・那覇)、全12ラウンジの利用が可能となっています。以前は羽田空港のみとなっていましたが、5空港が追加され、より使いやすい空港ラウンジサービスになりました。
なお、同伴者は有料となっていますが、家族カードの活用で家族も無料に。家族旅行の際には、夫婦無料で空港ラウンジの利用ができます。
また、空港ラウンジのみでなく、全国のイオンに設置されているイオンラウンジの利用も可能に。イオンでのお買い物の際に、イオンラウンジを利用すれば、ちょっと一息つけますね。
年会費完全無料でお得!インビテーションが必須な点に注意
イオンゴールドカードは、年会費無料でありながら、充実した付帯保険も付帯。国内・海外旅行・ショッピング保険の付帯で、安心してカードを利用できます。
イオンカード(一般カード)に申し込みをして、年間100万円以上しっかり使い込むことでインビテーションが届きますので、イオンゴールドカードを目指す方は、まずはイオンカードを発行しましょう。
2.エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、申し込み・インビテーションでも取得できるゴールドカード。通常の入会では年会費5,500円(税込)が必要となりますが、エポスカードをしっかりと使い込み、招待を受ければ年会費は永年無料に。また、年間利用金額が50万円以上でも年会費が永年無料となります。
空港ラウンジサービスでは、国内15空港に加え、韓国・ホノルルの空港ラウンジの利用も可能。海外旅行の際にも利用できるのは嬉しいポイント。条件次第で年会費無料となるエポスカードなら、より多くの空港ラウンジが利用できるようになりますね。
なお、エポスカードには家族カードの発行はありませんが、ゴールドカード所有者が家族にゴールドカードを紹介できるシステムがあり、「エポスファミリーカード」を無料で発行できます。家族でエポスゴールドカードを発行すれば、家族旅行でも空港ラウンジを無料で利用可能に。
年会費無料なのに空港ラウンジが利用できる貴重なカード!無料条件に注意
そのほか、国内・海外旅行保険や海外サポートデスクも付帯しており、旅行をより安心したものにしてくれます。
エポスゴールドカードは、インビテーションまたは年間利用金額50万円を越えれば年会費無料で持てる、旅行優待特典・空港ラウンジサービスの付帯するおすすめの1枚です。インビを目指す方はエポスカードから申し込みましょう。
3.MUFGカードゴールド(初年度無料)
MUFGカードゴールドは、三菱UFJニコスが発行するゴールドカードです。
ゴールドカードでありながら、初年度年会費は無料、次年度以降は2,095円(税込)と格安となっています。
さらに「楽Pay(らくペイ)」を利用することで、翌年以降の年会費の優遇が受けられ、半額になります。
空港ラウンジサービスでは、国内7空港(成田国際・羽田・関西国際・中部国際・新千歳・福岡)、海外ではダニエル・K・イノウエ国際の空港ラウンジの利用が可能です。国内のみならず、海外の空港ラウンジも利用できる充実のサービスとなっています。
家族カードも1枚無料で発行が可能。夫婦での旅行なら、空港ラウンジを無料で利用できます。
また、海外旅行保険、国内旅行保険(利用付帯)、ショッピング保険に加え、空港券をMUFGカードゴールドで支払えば、国内渡航遅延保険も付帯。
MUFGカードゴールドは、格安ゴールドカードでありながら、充実した特典が付帯するおすすめの1枚です。初年度無料ですので、ぜひお試しください。
4.JCBゴールド(初年度無料)
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
11,000円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜5.0%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 発行日数 | 約1週間でお届け |
JCBゴールドは、国際ブランドJCBが発行するゴールドカード。
年会費は、インターネットからの入会で初年度無料、次年度以降11,000円(税込)とステータスカードとしては比較的リーズナブルとなっています。
完全無料ではありませんが、1年間無料でお試しできるのは良心的だと言えるでしょう。
空港ラウンジサービスでは、国内29空港42カ所+ハワイ・ホノルルの空港ラウンジの利用が可能。
そのほか、JCBプラザコールセンターで海外でも日本語サポートを受けられたり、世界主要9都市に設置されているJCBプラザラウンジを活用すれば、観光案内、ホテル・レストラン・オプショナルツアーの予約の手配も受けられたりと、様々な特典が用意されています。
JCBゴールドは、次年度以降は11,000円(税込)の年会費が必要となりますが、空港ラウンジがしっかり利用でき、充実した特典が揃うコストパフォーマンスの高い1枚です。
空港ラウンジが使える年会費無料のクレジットカードの選び方
空港ラウンジが使える「年会費無料」クレジットカードを選ぶ際は、以下の点をチェックしてみましょう。
空港ラウンジが使える年会費無料カードを選ぶ3つのポイント
- 利用可能回数は少なすぎないか
- 対応ラウンジが多い・自分が利用する空港に対応している
- 旅行特典も充実しているとより便利
1.利用可能回数は少なすぎないか
空港ラウンジサービスが付帯している年会費無料クレジットカードでは、空港ラウンジの年間の利用回数に制限があり、無制限ではないケースもあります。
全てのカードが無制限に利用できるわけではないため、利用可能回数はしっかりチェックしておきましょう。旅行や出張に複数回行く場合には、回数制限があると不便な場合もあります。
飛行機を使った旅行や出張などで空港ラウンジを使いたいと思うタイミングと、実際に無料で空港ラウンジを利用できる回数を比較してみると良いでしょう。
2.対応ラウンジが多い・自分が利用する空港に対応している
クレジットカードに付帯する空港ラウンジサービスは、どのカードでも共通した空港ラウンジが利用可能というわけではありません。
空港ラウンジサービスが付帯している、というだけで発行してしまうと、実際にラウンジを利用したい時に、対応しておらず利用できない、というケースもあります。
そのため、空港ラウンジが利用できる年会費無料クレジットカードを選ぶ際には、
・対応可能ラウンジ数はいくつあるのか
・自分が利用する空港に対応しているか
をしっかり確認しておきましょう。
3.旅行特典も充実しているとより便利
クレジットカードには、様々な付帯サービスがありますよね。空港ラウンジの利用があるということは、飛行機を利用する機会も同じだけある、ということ。
旅行や出張などで国内・海外へ行く際には、カードに付帯する旅行特典にも注目してみましょう。旅行保険や、フライト利用の際に役立つ特典があると、より快適に旅行を楽しめるようになりますよ。
空港ラウンジサービスの有無だけでなく、関連するサービスや特典もチェックしておくと良いですね。
クレジットカードで空港ラウンジを利用する流れ
空港ラウンジを利用する場合には、ほとんどのケースで、下記2つを持って対象ラウンジへ向かえばOK。受付で提示すれば空港ラウンジが利用できます。
・クレジットカード
・当日の搭乗券の半券
クレジットカードと当日搭乗券の半券の提示で利用OK!面倒な手続きなし
同伴者については、無料となるカードもありますが、基本的には有料です。覚えておきましょう。同伴者とともに利用する場合には、事前に利用料金の有無を確認しておくと焦らずに済みます。
また、家族旅行などの際に空港ラウンジを利用したい、という方は、家族カードの発行がおすすめ。年会費無料で家族カードが発行できれば、2人とも無料で空港ラウンジの利用が可能になります。
小さなお子様がいる場合には、空港ラウンジごとに年齢に応じた割引が受けられる場合があります。同伴者とともに空港ラウンジを利用する場合には、事前に条件等をしっかり確認しておきましょう。
年会費無料のクレジットカードで空港ラウンジを利用する際の注意点
ここでは、空港ラウンジが使える年会費無料クレジットカードを利用する際の注意点を解説しています。
スムーズに快適に利用するために、事前に注意点も把握しておきましょう。
空港ラウンジを年会費無料カードで使う際の3つのポイント
- 年間の利用回数制限に気をつける
- クレジットカードを忘れないようにする
- 利用可能ラウンジを間違えないようにする
1.年間の利用回数制限に気をつける
先述の通り、クレジットカードにより、空港ラウンジの利用回数には制限があるケースもあります。特に年会費が安いカードですと、その傾向があります。
ラウンジの利用回数を把握していないと、無料で利用できると思っていたのに利用料金を請求されることも。利用できなくなる、ということはありませんが、料金がかかるようになってしまうため、空港ラウンジを利用する際には、利用回数制限には気をつけましょう。
2.クレジットカードを忘れないようにする
空港ラウンジの利用する場合には、クレジットカードと当日搭乗券の半券が必須となります。いくらクレジットカードを保有していても、受付で提示できない場合には、利用できません。
旅行や出張の際に空港ラウンジの利用を考えている場合、対象クレジットカードを忘れないように持っていきましょう。
3.利用可能ラウンジを間違えないようにする
空港ラウンジサービスで利用できる空港ラウンジは、クレジットカードごとに異なります。そのため、ラウンジがあればどこでも利用できる、というわけではありません。
利用可能ラウンジを間違えてしまうと、利用できなくなってしまいます。保有クレジットカードの対応空港ラウンジはどこなのか、利用する空港のラウンジが対応しているのか、利用前にしっかり確認しておきましょう。
まとめ|年会費無料のクレカでお得に空港ラウンジを利用可能
一般的にはハイステータスカードに付帯するサービスとされている空港ラウンジサービスですが、年会費無料のクレジットカードでも付帯しているものもあります。
具体的には、一例として以下のカードがあります。
カードに付帯する空港ラウンジサービスの内容は、クレジットカードごとに異なります。利用回数の制限、対応空港ラウンジなど、サービスの内容をしっかり確認し、カード発行前に比較・検討しておきましょう。
お得に空港ラウンジを利用したい、という方は、カードに付帯するそのほかのトラベル特典にも注目しながら、自分に合うカードを選んでくださいね。
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