年会費無料のVISAクレジットカード、おすすめはどれ?
年会費無料でVISAブランドのクレジットカードが作りたいなら、選ぶべきポイントをしっかりチェックし、自分の目的に応じて選択しましょう。
今回は、数多くあるVISAブランドのクレジットカードの中でも、特におすすめできるカードをご紹介します。
あわせて、選び方や注意点なども解説しますので、VISAブランドのクレジットカードを年会費無料で作りたい方は参考にしてくださいね。
年会費無料、VISAブランドが選べるおすすめクレジットカード
年会費無料で発行できる、おすすめのVISAクレジットカードは次の3枚です。
1.エポスカード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5〜5.0% | 発行日数 | 最短即日発行 |
エポスカードは、年会費永年無料で発行されているクレジットカードです。選べる国際ブランドはVISA。
VISAブランドなので、クレジットカードが使えるお店なら、ほぼどこでも使えます。
ポイント還元率は0.5%と平凡ですが、エポスカードは10,000店舗の優待特典が利用できる他、マルイでのお買い物が年に4回10%オフとなります。
そのほか、最も目を引く特典は、海外旅行傷害保険。なんと、疾病治療費が最高270万円まで保証という、一部補償は「ゴールドカード並み」の手厚さです。
年会費無料クレジットカードとしては破格の条件ですので、海外旅行保険を手厚くつけたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
2.三井住友カード(クラシック)
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
1,375円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%~1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友カード(クラシック)は、初年度年会費無料、2年目以降1,375円(税込)で発行されている、老舗カードブランドの一般カードです。
年会費は通常かかってくるのですが、マイ・ペイすリボへの登録をした上で年に1回以上リボ払い手数料が発生すれば無料です。
マイ・ペイすリボとは、利用した金額が自動で「リボ払い」となる支払い制度。こちらに登録すれば、常にリボ払い扱いとなります。ですが、実はリボ払いで一回に支払い金額は「利用限度額」いっぱいまで設定可能。年会費対策の1回のみ以外は実質一括払い扱いにすれば、手数料をほとんど支払うことなく年会費を無料にできますよ。
年会費無料カードとしてみると、無料で海外旅行傷害保険、ショッピング保険が付帯しており、ステータス性も「銀行系カード」として高めです。また、年間利用額に応じて通常0.5%のポイント還元率に加え、ボーナスポイントがもらえます。
年会費無料に見えない、メインカードにふさわしい1枚が欲しい方は、ぜひご検討ください。
3.楽天カード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜4.0% | 発行日数 | 最短3日 |
楽天カードは、言わずと知れた「年会費無料」かつ「高還元率」で発行されている、楽天グループのクレジットカードです。
通常還元率は1.0%。たまるのは、共通ポイントである「楽天スーパーポイント」です。街の加盟店でもためて・使えるところが魅力ですね。
このクレジットカードは特に「楽天経済圏」でお得になることで有名。楽天市場では、常時3.0%以上の還元率を誇ります。いつものお買い物をネットショップ(楽天)にするだけで3%お得になるのは嬉しいですよね。もちろん、VISAブランドも選べます。
海外旅行傷害保険が2,000万円付帯しており、補償内容も疾病・傷害治療費最高200万円と手厚い内容です。お得な年会費無料カードが欲しい方、楽天のお店をよく利用する方に、おすすめです。
VISAブランドの年会費無料クレジットカードを持つメリット
VISAブランドの年会費無料クレジットカードを持つメリットは、次の通りです。
VISAブランドの年会費無料カードを持つメリット
- コスト無しでクレジットカードが持てる
- 世界No.1ブランドを持つことができる
- 付帯保険やサービスが充実しているタイプもある
1.コスト無しでクレジットカードが持てる
年会費無料クレジットカードを持つ一番のメリットは、文字通り年会費をかけずにカードを維持できることです。
本来、クレジットカードには管理・維持にお金がかかるものですが、カードを利用してもらい、利用時に加盟店や分割手数料などから利益を得る代わりに、年会費を無料にしているというしくみです。
なので、表面上は「無料」でも、実はお金のかかっていないクレジットカードはないということです。クレジットカードの年会費は、高いものですと数万円以上することも。年会費を抑えたカードを持つのは、ポイントも貯まりますし、節約になりますね。
2.世界No.1ブランド(VISAブランド)を持つことができる
VISAは、世界で最も使われている、世界No.1の国際ブランドです。VISAカードを持つということは、日本だけではなく、世界中でクレジットカードを利用できる場所では困らないということ。
海外旅行好きな方にとっても非常に嬉しいですよね。もちろん、日本国内でも「VISAブランドしか使えない」というお店があるほど、VISAは浸透しています。そんな「最も使いやすいカードブランド」を年会費無料で持てるのは、大きなメリットです。
3.付帯保険やサービスが充実しているタイプもある
年会費無料カードは、年会費がかからないのにも関わらず、付帯保険やサービスがきちんとついているタイプがあります。クレジットカードの種類によっては、ポイントシステムが優秀で還元率が1.0%以上と高く設定されているものも。
また、発行会社によっては年会費無料でも付帯保険やサービスに力を入れており、まさに年会費以上の価値あるカードがたくさんあります。無料カードだからといって、必ずしも内容が良くない、というわけではありませんので、覚えておいてくださいね。
年会費無料のVISAクレジットカードを選ぶポイント
年会費無料のVISAクレジットカードを選ぶ際は、次のポイントをチェックしてみましょう。
- 年会費は無料で作れるか
- ポイント還元率
- 付帯サービス
1.年会費は無料で作れるか
年会費無料のクレジットカードを作ろうというのですから、まずは年会費をチェックしましょう。一見年会費無料に見えても、実は「初年度のみ」というケースも。
年会費が厳密にいくらかかるかをチェックし、本当に「年会費永年無料」となるカードを選びましょう。
2.ポイント還元率
年会費無料でVISAブランドのカードを作ったら、どこでも使えるVISAブランドでどんどんお買い物をしていきますよね。そうなると、ポイント還元率は少しでもいいカードを選びたいところです。
もちろん、付帯している特典やサービスの面で「ポイント還元率」だけではない魅力あるクレジットカードもあります。ですが、特にこだわりがない中でクレジットカード選びをするなら、ポイント還元率は高いものを選んでおけば、お得度は高いと言えます。
一般的には0.5%程度の還元率が「普通」で、1.0%以上が「高還元率」と言われています。還元率重視で選ぶなら、1.0%以上のVISAクレジットカードにしておきましょう。
3.付帯サービス
クレジットカードの付帯サービスは、年会費無料でもついているものも。一般的には年会費が高いクレジットカードの方が内容は良くなります。ですが、エポスカードのように、年会費無料でも内容が充実しているカードもあります。
そういったカードはポイント還元率がそれほど良くない……というケースもあります。選ぶ際は、還元率と付帯サービス・保険のバランスをみながら、自分が価値を感じるカードにしましょう。
クレジットカードを年会費無料で作る注意点
クレジットカードを年会費無料で作る際は、次のことに注意しましょう。
- 年会費無料の条件を確認する
- 付帯サービス・特典は少ない傾向
- 年会費がかからないからと作りすぎない
1.年会費無料の条件を確認する
最初から年会費永年無料のクレジットカードもありますが、中には「条件付きで年会費無料」というクレジットカードもあります。
今回ご紹介した3枚のうち、三井住友カードがそれにあたります。そういったカードは、年会費無料となる条件がどうなっているか、きちんと達成して年会費無料にできるかを「発行前」に確認しておきましょう。
せっかく年会費無料だと思ってクレジットカードを作っても、条件に合わずに年会費がかかってしまうと残念です。
2.付帯サービス・特典は少ない傾向
一般的には、やはり年会費が「有料」のクレジットカードと比較してしまうと、年会費無料で発行されているカードは付帯サービス、特典は少ない傾向があります。エポスカードなどは年会費無料でも有料級の付帯保険がついていますが、そういったカードはごく一部。
付帯サービスや保険などの「決済機能以外のサービス」にこだわるがある方は、ハイステータスのクレジットカードの方がおすすめです。
3.年会費がかからないからと作りすぎない
年会費無料のクレジットカードは、「維持費がかからないから」という理由でつい気軽に発行してしまいがちです。ですが、気軽にたくさんのカードを持つのは賢い選択とは言えません。
クレジットカードの発行には「与信枠」というものがあります。与信枠とは、かんたんにいえば「この金額までならこの人を信用してお金が貸せる」という金額のこと。通常、クレジットカード審査では、すでに所持している他のクレジットカードの「利用限度額」を合算した上で、与信枠に余裕があれば発行されます。
つまり、無駄にクレジットカードをたくさんもっていると、その分与信枠が圧迫され、新たなクレジットカードが作りにくくなるのです。クレジットカードを作る際は、できるだけ「本当に使いたいカード」だけにしぼって申し込みをしましょう。また、不要と感じたカードは解約しておくのも、審査上有利になるのでおすすめです。
年会費無料でVISAブランドのクレジットカードを作るなら、目的を重視しよう
年会費無料でVISAブランドのクレジットカードを作るときは、作る「目的」をはっきりさせましょう。
例えば、ポイント還元率重視なら楽天カード、付帯保険重視ならエポスカード、ステータス重視なら三井住友VISAクラシックカードといったように、目的に応じてぴったりのカードは異なります。
クレジットカードを無料で作るのはメリットが大きい反面、作りすぎは禁物です。メリット・デメリットを把握した上で、自分の使い方にぴったりのクレジットカードを選んでくださいね。
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