年会費無料で使えるSuicaオートチャージ対応クレジットカード
公共交通機関の利用やショッピングなどにおいて、交通系電子マネーSuicaを利用している方も多いのではないでしょうか。
Suicaの利用には自動的に残高をチャージできるオートチャージの利用がおすすめ。
クレジットカードとの紐付けで利用できるオートチャージですが、できれば年会費無料のクレジットカードを使い低コストで活用したいですよね。
この記事では、Suicaのオートチャージに使える年会費無料のクレジットカードについて解説しています。
Suicaのオートチャージをお得に利用できるクレジットカードを探している、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
年会費無料で使えるSuicaオートチャージ対応クレジットカード4選
Suicaを便利に使うなら、年会費無料のクレジットカードでコストを抑えつつ、お得に活用したいですよね。
ここでは、実質年会費無料で使えるSuicaオートチャージ対応のクレジットカードを4枚ご紹介します。
1.JRビックカメラSuicaカード
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
524円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0% | 発行日数 | 1週間~10日程度 |
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラとJR東日本が提携して発行されるクレジットカード。
年会費は前年度に1度以上のクレジットカード利用があれば、翌年の年会費は無料になる「実質無料」。
初年度からSuicaのオートチャージに利用すれば、次年度以降も年会費無料で利用できますよ。
通常のショッピングでのポイント還元率は100円の利用につき1ポイント、1.0%。Suicaチャージの場合はさらに高還元率で、1.5%ものポイント還元を受けることができます。
さらに、Suicaにチャージされた残高を使ってビックカメラでお買い物をした場合、Suicaチャージ分の還元率1.5%に加え、ビックポイントの還元率10%を受けることができ、最大還元率は11.5%になります。
最大ポイント還元率11.5%!お得度最強のSuicaオートチャージ対応クレジットカード
また、貯めたビックポイントはJRE POINTへの移行も可能となっており、ビックカメラの利用頻度が高くない人にとっても、活用度の高いおすすめのカードとなっています。
ビックカメラSuicaカードは、年会実質費無料でありながら、十二分にお得に活用できる魅力的な1枚となっています。
2.イオンSuicaカード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~1% | 発行日数 | 書類返送後、約2〜3週間 |
イオンSuicaカードは、イオングループが発行する、年会費永年無料で持てるクレジットカード。
電子マネーSuicaが搭載されており、電車やバスはもちろん、Suica対応店舗でスマートな決済ができます。ただし、定期券機能がついていない点には注意が必要です。
イオンカードですので、イオングループでの優待割引である、20日30日5%OFFの「お客様感謝デー」でお得にできるのはもちろん、対象店舗ではいつでもポイント2倍でお得にショッピングができますよ。
イオンユーザー・Suicaユーザー必見!SuicaとWAONのいいとこ取りを実現できる1枚
カード利用で貯めたポイントは、WAONポイントへの移行はもちろん、電子マネーSuicaへのチャージもOK。
電子マネーSuicaと、電子マネーWAONの2つに対応しているため、日常生活の中で使い分けをしながらお得・便利に活用できますよ。
イオンSuicaカードは、普段からイオングループでのお買い物や電車やバスの利用が多い、かつSuicaユーザーの方におすすめの1枚です。
3.JREカード
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
524円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~3.0% ※3.0%となる場合は「えきねっと」でJRきっぷを予約し、予約時決済した場合など |
発行日数 | 即日~1週間 |
JREカードは、ビューカードが発行していた5つの駅ビル系ビューカードがリニューアルして誕生したクレジットカード。駅ビルや電子マネーSuicaの利用機会の多いほどJREポイントがたまりやすい、お得なカードです。
Suicaオートチャージにも対応しており、便利かつスマートに使えます。
年会費は初年度無料、次年度以降524円(税込)とお得に持つことができます。
なお、次年度以降の年会費は、前年に特定施設の月会費の支払いが1度でもあれば年会費は無料に。
駅ビルや電子マネーSuicaの利用が多い方におすすめ!JREポイントが貯めやすいカード
ポイント還元率は、通常1,000円の利用につき5ポイント(0.5%)となっていますが、JRE CARD優待店での利用で100円につき3ポイント(3.0%)、POINT加盟店で100円につき1ポイント(1.0%)と優待店、加盟店では高還元率となっています。
さらに、定期券の購入やSuicaへのチャージ(オートチャージ含む)では1,000円につき15ポイント(通常の3倍)付与されるため、還元率1.5%とお得に利用できますよ。
貯めたポイントはJRE POINT加盟店で1ポイント1円として利用できるだけでなく、Suicaへのチャージも可能。
JREカードは、JRE CARD優待店の駅ビルの利用や定期券・Suicaの利用が多い方におすすめの1枚です。
4.ビュースイカカード
年会費 (初年度) |
524円(税込) | 年会費 (2年目) |
524円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%~1.84% | 発行日数 | 最短1週間 |
ビュースイカカードは、Suicaと定期券・クレジットカード機能が全て1枚で利用できる便利なカード。
年会費は524円(税込)となっていますが、WEB明細を利用すれば、600円相当のポイント還元が受けられるため、実質無料で使い続けることができます。
もちろん、Suicaオートチャージの利用も可能で、残高不足のトラブルもなく、改札はもちろん、普段のお買い物でも便利に利用可能。
ビュースイカカードは、通常1,000円の利用につき2ポイント(=5円相当)獲得となっていますが、オートチャージや定期券購入では3倍の6ポイント(15円相当)となり、Suica利用がお得になりますよ。
シンプルにSuicaオートチャージ・定期券利用がしたい方におすすめの1枚
さらに、ビュースイカカードには、年間利用額に応じたボーナスポイントがあり、使えば使うほどポイントでお得な利用が可能です。
カード利用で貯めたポイントは、1ポイント=25円分としてSuicaに交換が可能。1,200ポイント溜まっていた場合には、3,000円相当のSuicaとして利用できます。
ビュースイカカードは、日常的にSuica利用が多い方におすすめの、シンプルな1枚です。
実質年会費無料でおすすめできるオートチャージ・定期券対応クレジットカードは「ビックカメラSuicaカード」
Suicaオートチャージに対応の年会費無料のクレジットカードを複数枚ご紹介しましたが、その中で最もおすすめなのは「ビックカメラSuicaカード」です。
他クレジットカードと比較した場合、
・還元率最高11.5%
・年会費無料となる条件が優しい
・便利な定期券機能付き
となっており、非常にお得に使える1枚となっています。
他クレジットカードの年会費無料となる条件は、
・特定施設の月会費の支払い
・WEB明細利用によるポイント還元で実質無料
となっていますが、ビックカメラSuicaカードは「年に1回でも使えば無料」となっており、無料までのハードルが非常に低いのが魅力です。
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラの利用がなくとも、便利かつお得に利用できる、特におすすめのSuicaオートチャージ対応クレジットカードです。
Suicaオートチャージ対応年会費無料クレジットカードの選び方
Suicaを便利に利用するためには、オートチャージの利用は必須と言えます。オートチャージにはクレジットカードが必要ですが、クレジットカードの年会費はできるだけ抑えたいですよね。
ここでは、Suicaオートチャージに対応している年会費無料クレジットカードを選ぶ際のポイントを解説します。
Suicaオートチャージ対応年会費無料クレジットカードの選び方
- 年会費無料の条件
- ポイント還元率・システムの良さ
- 定期券機能が利用できるか
- カード自体のサービス内容は利用価値が高いか
1.年会費無料の条件
年会費無料で利用できるクレジットカードには、無条件で年会費が無料となるものはもちろん、条件をクリアすることで年会費無料になるものがあります。
年会費無料となる条件は、クレジットカードごとに、
・年に1度の利用で無料
・カードの利用回数や利用金額を満たすことで無料
など、異なる内容となっています。
年会費無料のクレジットカードを利用したい場合には、年会費無料の条件もしっかり確認しておきましょう。
2.ポイント還元率・システムの良さ
年会費が無料で使えるクレジットカードであっても、ポイント還元率が低かったり、システムが使いにくかったりすると、せっかく年会費が無料でも、お得度が下がるだけでなく使い勝手が悪くなってしまいます。
例えば、還元率1.0%のクレジットカードと、0.5%のクレジットカードでは、獲得ポイントに倍の差がついてしまいますよね。
また、貯めたポイントの利用先が極端に少ないとなると、便利に利用できません。
そのため、年会費無料クレジットカードを利用する場合には、ポイント還元率やポイントシステムもチェックしておくと良いでしょう。
3.定期券機能が利用できるか
Suicaを頻繁に利用する人の多くは、定期券機能も欲しい!という方も多いのではないでしょうか。
Suica対応クレジットカードの中には、定期券機能がついていないものもあります。
クレジットカードを使ってオートチャージが利用できるか、だけでなく、定期券機能が利用できるかどうかも、Suica定期券ユーザーにとっては重要なポイントになります。
上記項目に加え、必要な方は定期券機能のチェックも忘れずにしておきましょう。
4.カード自体のサービス内容は利用価値が高いか
クレジットカードには、それぞれ異なるサービスが付帯しています。様々なシーンで優待や割引が受けられたり、旅行保険が付帯していたりと、カードごとに魅力は様々。
普段利用するお店で割引や優待が受けられるとなると、よりお得にショッピングができるようになりますし、保険の付帯があればトラブルがあった際に安心できますよね。
この付帯サービスはクレジットカードごとに異なるため、利用しやすい・便利なサービスが付帯するものを選ぶのが良いでしょう。
クレジットカードを選ぶ際には、「自分にとっての」サービスの利用価値の高さにも注目すると良いですよ。
オートチャージ可能なSuica対応クレジットカードの賢い使い方
ここでは、オートチャージ可能なSuica対応クレジットカードの賢い使い方を解説しています。
オートチャージ可能なSuica対応クレジットカードの賢い使い方
- オートチャージ設定で残高の心配なし!スマートに会計や電車利用をする
- 鉄道関連の支払いはとにかくSuica対応クレジットカードで行う
- メインで使うか、サブカードとして使うか役割をしっかり決める
1.オートチャージ設定で残高の心配なし!スマートに会計や電車利用をする
オートチャージ対応Suicaクレジットカードを利用するなら、必ずオートチャージ設定をしておきましょう。オートチャージは、自分の好きな設定に変更が可能です。
例えば、残高が2,000円を下回った時に5,000円チャージする、という設定にした場合、Suicaの利用により残高が2,000円を切ると、その都度クレジットカードから5,000円自動的にチャージが行われます。
オートチャージを利用していない場合、時には残高不足になり、改札からスムーズに出られない……というケースも。オートチャージを不便のない金額設定にしておけば、電車の利用はもちろん、会計がよりスマートになります。
2.鉄道関連の支払いはとにかくSuica対応クレジットカードで行う
鉄道やバスなどの公共交通機関の利用における支払いは、できるかぎりSuica対応クレジットカードを利用するのがおすすめ。
Suica対応クレジットカードの多くは、JRの定期券やオートチャージで通常よりもお得にポイントが貯められるシステムになっています。
特に、ビューカードシリーズはオートチャージ・定期券購入で1.5%のポイント還元が受けられます。Suicaオートチャージ対応クレジットカードで、お得に鉄道関連の支払いを行いましょう。
3.メインで使うか、サブカードとして使うか役割をしっかり決める
役割や利用シーンをしっかり決めずに「なんとなく」でクレジットカードを使っていると、ポイントが複数のクレジットカードに中途半端に分散されてしまい、効率が悪くなってしまいます。
オートチャージ可能なSuica対応クレジットカードを利用する際には、日常的にメインカードとして利用するのか、Suicaにチャージするためのサブカードとして利用するのかをしっかり決めて利用するようにしましょう。
普段から利用する店舗での優待がある場合は、メインカードとしてしっかり活用するのもいいですね。
サブカードとして利用するのであれば、「鉄道関連のみに使う」など、しっかりと利用するシーンを決めておくのがおすすめです。ぜひ、自分のライフスタイルにあわせて上手に活用しましょう。
Suica定期券・オートチャージ対応クレジットカードを使う際の注意点
Suica定期券・オートチャージ対応クレジットカードを使う際は、いくつか注意点があります。
Suica定期券・オートチャージ対応クレジットカードを使う際の注意点
- 定期の有効期限に注意!オートチャージで支払い続けてしまうリスクも
- 落としたらすぐに利用停止手続きを行う!Suicaチャージ分の損失は補償外
- オートチャージは改札のみ有効。バスやコンビニ等ではできない点に注意
1.定期の有効期限に注意!オートチャージで支払い続けてしまうリスクも
定期券の有効期限が切れていることに気づかずSuicaを利用していると、Suica残高による支払いを続けてしまいます。
オートチャージ機能がついていると、自動的に残高がチャージされるため、定期券切れに気が付きにくいのです。無駄にチャージ残高を使ってしまうと、やはりショックですよね。
定期券の期限切れによるオートチャージ残高の利用については、もちろん返金されません。
オートチャージで無駄な支払いが起こらないよう、定期券の有効期限はしっかりチェック・把握しておきましょう。
2.落としたらすぐに利用停止手続きを行う!Suicaチャージ分の損失は補償外
万が一Suica対応クレジットカードを落としてしまった場合には、すぐに利用停止手続きを行う必要があります。
クレジットカードの不正利用分に関してはさかのぼって補償が受けられますが、Suicaチャージ分を不正利用された損害金額については補償外となってしまいます。
よって、利用そのものをすぐに停止して、残高を守る必要があるのです。
落としてしまったり、紛失してしまったりした時には、少しでも不正利用の損害を小さく抑えるために、利用停止手続きは迅速に行いましょう。
3.オートチャージは改札のみ有効。バスやコンビニ等ではできない点に注意
オートチャージ機能は、改札のみで有効となります。バスやコンビニでの支払いにより設定金額を下回ってしまっても、オートチャージされないため、残高不足になってしまうケースも。
オートチャージ機能は便利ではありますが、改札を通過しないと機能しないため、改札以外での利用が多い方は注意しましょう。
年会費無料のSuica対応クレジットカードを活用してお得にオートチャージを活用しよう!
Suicaを利用している方の多くは電車やバスなどの公共交通機関の利用がある方が多いかと思います。
Suicaオートチャージ機能を活用すれば、残高不足に悩まされず、スマートに電車などを利用できるようになります。
年会費無料かつSuicaオートチャージ機能に対応しているクレジットカードは複数枚ありますが、最もおすすめなのは「ビックカメラSuicaカード」。
Suicaチャージで1.5%の還元率に加え、ビックカメラでの利用では10%ものポイント還元が受けられるおすすめの1枚です。
とはいえ、ライフスタイルや利用シーンにより、自分にとって一番使い勝手の良いカードは異なりますので、カード内容をしっかり見極めて、Suicaをより便利に活用しましょう。
Suicaを利用中の方、今後利用を検討している方は、ぜひ年会費無料でお得なSuicaオートチャージ対応クレジットカードを活用してくださいね。
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