専業主婦向けクレジットカード3選!ベストな1枚の選び方や注意点なども解説
専業主婦は「無職」のため、クレジットカードは作れないと諦めていませんか? 実は、世の中には専業主婦をターゲットとしているカードも多数存在します。
今回は、専業主婦のクレジットカードの選び方やメリット・注意点などをしっかり解説していきます。専業主婦でも使いやすいクレジットカードを選び、上手にショッピングを楽しみましょう。
専業主婦におすすめのクレジットカード3選!
専業主婦には専業主婦に合ったクレジットカードがある、ということで、ここでは専業主婦にとくにおすすめのクレジットカードを3枚ご紹介いたします。
カードの種類が多すぎて迷ってしまうという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
イオンカード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~1% | 発行日数 | 約2週間 |
イオンカードは、国内のショッピングモール業界最大手「イオングループ」から発行されているクレジットカードです。
年会費は「無料」ですので、専業主婦の方でも維持しやすくなっています。
国際ブランドはVISA、マスターカード、JCBの3種類から選べるため、自分の使い方にあったブランドを選択可能です。
イオンと名前がついているだけあって、イオンユーザー必携といえるほど「イオングループ」での利用がお得なクレジットカードで、毎月行われる各種キャンペーンが目玉です。
例えば、毎月20日、30日は対象店舗での利用でお買い物代金が「5%オフ」になるほか、イオングループ・提携店舗でのカード利用で、独自のポイント「WAON POINT」が常に2倍貯まる(ポイント還元率は1.0%相当になる)など、お得な特典が盛りだくさんです。
貯まったWAON POINTは、そのまま支払いに使えるほか、WAONにチャージも可能です。WAONがお得なキャンペーンが実施されていることもありますので、うまく併用していきましょう。
そのほか、海外でのサポートデスクなど旅行関係のサービスもありますので、年会費無料なのに使い勝手が良いと言えます。イオンをよく利用する方なら必携のカードです。
セゾン パール・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.0% | 発行日数 | 最短即日発行 |
セゾン パール・アメリカン・エキスプレス・カードは、アメックスなのに「年会費無料」、かつ「専業主婦でも作りやすい」クレジットカードです。
一般的にアメリカン・エキスプレス・カードというと、「審査が厳しい」、「ステータス性が高い」というイメージですが、専業主婦でも審査がそれほど厳しくなく、申し込みがしやすくなっているのが本カードの特徴です。さらに、最短5分でデジタル発行されるので、すぐにカードが欲しい方にも魅力。
セゾン パール・アメリカン・エキスプレス・カードは、ポイントの有効期限が「無期限」という珍しい「永久不滅ポイント」を売りにしており、ショッピング利用1,000円ごとに1ポイント(5円相当)還元。QUICPay利用なら常時3%還元なので、さらにお得です。
また、西友、LIVINなどと提携しており、毎月5日、20日にはお買い物代金の5%がオフされるので、西友などの提携店舗を利用する方にはとてもお得です。
アメックスならではのサービス「アメリカン・エキスプレス・セレクト」を利用すればホテル、ダイニング、ショッピングのカテゴリで国内外のお店や施設での優待が受けられるのも魅力です。
アメックスに憧れている方、ポイントをこつこつ貯めて利用したい方向けのカードです。
楽天カード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜4.0% | 発行日数 | 最短3日 |
楽天カードは、インターネットショッピング関連の事業で有名な「楽天グループ」から発行されているクレジットカードで、「楽天ユーザー」はもちろん、一般のお店しか利用しない方でもお得です。
国際ブランドは日本国内で利用しやすいVISA、マスターカード、JCBの3種類から自由に選択できます。
気になる年会費は「無料」ですので、維持費を気にすることなく安心して発行可能です。
楽天カードの最大の特徴はクレジットカードのポイント還元率が高いことで、楽天とは関係のない施設やお店での利用であっても「1.0%」以上のポイント還元率になっています。
このカードを利用すれば、場所を気にせずにどこでも1.0%以上の割引を受けられるのと同じですので、非常に使い勝手が良いと言えますね。
楽天市場ではいつでもポイントが3倍(還元率3.0%)になるほか、ミスタードナッツなどの街の提携店舗でもポイントが2倍以上と、高還元率です。
また、楽天スーパーポイントは「共通ポイント」ですので、楽天市場だけではなく、提携している実店舗でも1ポイント=1円として利用しやすいのが魅力ですね。
楽天カードは、どこでもお得にお買い物がしたい方、楽天ユーザーの方は検討する価値のあるクレジットカードになっています。
専業主婦向けクレジットカードの選び方
専業主婦は基本的に「無職」扱いですので、クレジットカードを選ぶのにも、上手な「選び方」というのがあります。
今回は、せっかく申し込んだのに審査に通らない、使いづらい、という状況を避けるために最も重視したい2つの選ぶポイントを解説します。
- 専業主婦をターゲットにしたクレジットカードを選ぶ
- 生活に合っているサービス内容かをチェックする
1.専業主婦をターゲットにしたクレジットカードを選ぶ
専業主婦をターゲットにしたクレジットカードというのは、簡単にいうと「主婦が利用する場所」と関係のあるクレジットカード、主に「流通系」のクレジットカードなどがそれに当たります。
例えば、イオンモールは主婦層をターゲットに取り込んでいますので、主婦でも発行しやすい「イオンカード」が用意されていますし、ネットショッピングも主婦層がよく利用しますので、「楽天カード」なども主婦をターゲットにしており、審査に通りやすいと言えます。
基本的に、流通系、つまり「お店」から発行されているカードは、そのお店の販促を目的としているケースがおおいので、メインのダーゲット層(ここでは主婦層)に対して作りやすい審査内容にされていることがほとんどです。
そのため、専業主婦でもカードを作りたい、と思う方は、自分がよく利用するサービスと提携しているカードを見てみるとよいでしょう。
2.生活に合っているサービス内容かをチェックする
せっかくクレジットカードが発行できても、日常使いで全然お得にならないというのでは残念ですよね。
例えば、全く利用しない家電量販店でカードを発行しても、実際はそのお店でしかお得にならないので、あまり意味がありません。
専業主婦としてカードを作るなら、生活にあった、よく利用するお店で「安くなる」、「優待がうけられる」など、活用できそうなカードを選ぶのが「上手な選び方」です。
普段は特定のスーパー、お店しか利用しない方は、常連になっている先でのカード発行(もちろん、サービス内容に納得した上で)がおすすめです。
専業主婦はクレジットカードを持ちづらい?
専業主婦というのは、基本的に「働いていない」方になりますので、一般的にクレジットカードは作りづらい、もしくは作れないという印象がありますよね。しかし、家庭で消費する食品や雑貨、消耗品など日常的に家族の中で最も買い物をする頻度が高いのも「専業主婦」です。
ですので、専業主婦といっても、クレジットカードが必要なケースもありますから、「専業主婦」をターゲット層としているクレジットカードももちろん存在します。そういった専業主婦を狙ったカードを選べば、実はクレジットカードの取得は難しくありませんし、実際に専業主婦とされる方々はクレジットカードを所持しているケースが多くあります。
クレヒスに問題がなく、家族に収入があれば審査に通りやすいカードも
専業主婦は無職でもなぜクレジットカード発行可能なの? と疑問に思う方もいると思いますが、専業主婦がクレジットカードを作る場合は、主に配偶者、もしくは家族の年収や支払い能力を「申し込み書類」などの記載情報をもとに判断しています。
配偶者に支払い能力があり、本人と配偶者のクレヒス(信用情報)に大きな問題がなければ、「クレジットカードを発行しても、家族が支払える」と判断して発行に至ります。
もちろん、中には「本人に安定した収入のない人」の申し込みが不可になっているカードもありますので、専業主婦がカード選びをする際は、無職(専業主婦)でもOKなカードかをチェックしましょう。
主婦がクレジットカードを持つ4つのメリット
常に現金会計を利用しているというのも悪くはありませんが、専業主婦がクレジットカードを持つことで、現金決済よりも多くのメリットがあります。
ここでは、主婦がクレジットカードを持つメリットを、4つご紹介します。
主婦がクレジットカードを持つ4つのメリット
- 公共料金などの固定費・いつもの買い物でもポイントが貯まる
- 個人的な買い物に利用しやすい
- 提携カードならいつものお店での買い物がさらにお得に
- 家計簿をマメにつけなくても明細が残る
1.公共料金などの固定費やいつもの買い物でポイントが貯まる
電気、水道、ガス、電話代などの「固定費」は、現金で支払っていると提示された金額そのままでの支払いになり、メリットはあまりありません。
クレジットカードは、ポイント還元率の高いものであれば「1.0%」以上の還元率になっているカードもあり、その場合貯まったポイントはギフトカードや他社ポイント、商品交換などに利用できるので、実質「1.0%」分がお得になります。
また、いつもの食品などの買い物も、常にポイント還元率の分だけ安く買えるのと同じですから、現金で支払うよりも賢いショッピング方法と言えます。どんなお買い物でも、カードごとにきめられたポイント還元率分だけ「お得」になりますので、少しでも生活費を安くしたい、お得に暮らしたいのであればクレジットカードは役立ちます。
2.個人的な買い物に利用しやすい
クレジットカードのポイントの話をするだけなら、家族カードでもいいと言う方もいますが、個人名義でクレジットカードを持つことで、「個人的な」お買い物がしやすくなるというメリットがあります。
例えば、旦那さんへのサプライズでプレゼントをこっそり用意したい、という時でも、家族カードを利用して決済すると、購入履歴がばっちり本会員(この場合、旦那さんとする)に見られてしまいます。それでは全くサプライズになりませんし、金額が分かってしまって「こんなに高いのか」とトラブルの種になることも考えられます。
個人名義のクレジットカードであれば、基本的に家族などに利用履歴をチェックされることはありませんので、安心して個人的なお買い物に使えます。
3.提携カードならいつものお店での買い物がさらにお得に
専業主婦向けのクレジットカードの中には、ショッピングモールやスーパー、家電量販店などの「日常のお買い物」ができる施設・会社と提携しているものも少なくありません。
そういったお店との「提携カード」は、多くの場合提携先のお店のお買い物が数%安くなったり、ポイント還元率がより高くなったりと、普通のクレジットカードよりも優遇されるという特典がついています。
例えば、専業主婦に人気の「イオンカード」などは、お客様感謝デーにイオンカードで決済すると「5%オフ」になるという特典があります。そのほかにも様々なお得な特典が用意されていることもありますので、普段からよく利用するお店が決まっているのであれば、よりお得にお買い物できるそのお店の提携カードを作っておくのがおすすめです。
4.家計簿をマメにつけなくても明細が残る
専業主婦の方は、支出や収入がどのようになっているかを家計簿などで管理していることもありますが、お買い物を全て(可能な範囲で)クレジットカードに頼れば、極端な話をすると家計簿をつける手間がほとんどなくなります。
というのは、今やコンビニやスーパー、ガソリンスタンドなどクレジットカードを利用できる店舗は増えているので、家計のほとんどの支出をクレジットカード決済にすれば、クレジットカードの利用明細がそのまま家計簿の「支出」にあたるからです。
今は明細が送られてくるだけではなく、クレジットカードの利用履歴をパソコンから印刷できるので、好みの大きさに印刷して家計簿にそのままはってしまうこともできますよね。
金額と使った場所だけわかればよい、というスタンスであればレシートを取っておく手間もはぶけるので、クレジットカードで家計簿を楽にするのは非常におすすめの活用方法です。
クレジットカードを主婦が持つ時の注意点3つ
とても便利でメリットの多いクレジットカードですが、持つ際はいくつか注意点もあります。
主婦がクレジットカードを持つ場合の注意点
- リボ払いの手数料に注意
- キャッシング枠はできるだけ利用しない
- クレジットカードの明細はこまめに確認
1.リボ払いの手数料に注意
リボ払いとは、購入した商品の代金や利用件数(月の中で何回クレジットカードを利用したか)に関係なく、毎月任意の一定額の元金に手数料を上乗せした金額を支払っていく方法です。
一般的には分割払いよりも手数料が高額に設定されており、余裕があるときには一括で繰越返済することも可能ですが、大きな買い物をしても毎月低い金額しか支払わなくてよいので、いざという時には役にたちます。
ただし、リボ払いはカード決済をいくら利用しても、毎月の支払い額が「手数料」の部分しか変わらないので、ついつい借金している感覚を忘れて使い過ぎてしまう方も多くいます。
毎月少ない額しか支払っていないように見えても「実はほとんどが手数料で元金を全然返済できていない」という事態を避けるためにもリボ払いを使いすぎるのは控え、手数料がかかっていることを意識してくださいね。
2.キャッシング枠はできるだけ利用しない
キャッシングとは、簡単に言うとクレジットカード会社から現金を借りることです。
クレジットカード利用可能なお店が増えてきたとはいえ、すべてのお店で利用できるというわけではありませんので、現金が急に必要になった時などに重宝します。ただし、キャッシングはショッピング枠(商品を買うときに使う枠のこと)とは異なり、一回払いでも手数料がかかってきますので、現金が用意できるのであればなるべく使わない方がいいでしょう。
また、キャッシングを乱用しすぎると、クレジットヒストリー(信用取引の記録)にはしっかりその履歴が残るので、ローンや新たなクレジットカードを作りたいという時に不利になる可能性もあります。
ありきたりなセリフですが、キャッシングを利用する際は「ご利用は計画的に」を念頭においておきましょう。
3.クレジットカードの明細はこまめに確認
クレジットカードは、請求が翌月以降になることが多いので、お財布の中身と違って、目に見えてリアルタイムでお金の増減を知ることができません。
そのため、クレジットカードを頻繁に利用する際はこまめに「利用履歴」を会員サイトなどでチェックすることが大切です。
こまめに利用履歴をチェックすれば、いつ、いくら使ったか確認できるだけではなく、次の支払いの合計額も知ることができるので、使いすぎ防止に繋がります。
また、不正利用などの被害にあった際も、こまめにチェックすればすぐに気がつくこともできますので、クレジットカードの利用明細は放置せず、最低でも月に1〜2回は確認するようにしてくださいね。
主婦でも審査に通るための3つの対策
ここでは、主婦がクレジットカードを申し込む際に、できるだけ審査に通りやすくするためにできる対策を3つ紹介します。
主婦のためのクレジットカード審査対策
- 多重申し込みに注意
- キャッシング枠はできるだけ小さく申し込む
- どうしても不安ならパートやアルバイトで収入を得る
1.多重申し込みに注意
いざクレジットカードを作ろうと思った時、1枚だけじゃ審査に通らないと不安だからと複数のカードを申し込むのは「NG」な行為です。
クレジットカードの申し込み履歴を含め、クレジットやローンなどの信用に基づいて行われる「信用取引」の記録は審査の際に必ずどの会社でもチェックされます。その時に、他社への複数の申し込みが発覚すると、「この人はお金に困っているのだろうか」、「作っても利用しないのではないか」という「あらぬ疑い」をかけられる原因になります。
多重申し込みにならないように注意をして、複数のカードに申し込みたい場合はできるだけ間隔をあけて(理想は半年以上)申し込むようにしましょう。
2.キャッシング枠はできるだけ小さく申し込む
クレジットカードのキャッシング枠は、申し込みの際に金額が少なければ少ないほど審査に有利です。
また、ショッピング枠とは異なり、クレジットカードの盗難でキャッシング枠を使われてしまっても、カード会社から補償をうけられないこともあり、トラブルにできるだけ巻き込まれないようにするためにも、不要なキャッシング枠はできるだけ小さくしておきましょう。
キャッシング枠が全く不要な場合は「0円」に設定できるカードもありますので、使わないとはじめからわかっている場合はキャッシング枠を0円で申し込んでおくと安心です。
3.どうしても不安ならパートやアルバイトで収入を得る
どうしてもクレジットカードが欲しいけど、収入面で審査に通る自信がない、という場合は、どうしても働けないという場合を除いて「パート・アルバイト」で毎月数万円でもいいので収入を得るという対策もあります。
基本的には家族に収入があり、クレヒスに問題がなければ審査がそれほど難しくないクレジットカードもありますが、収入面で不安がある場合の究極の対策は「自分自身で稼ぐ」という方法です。
これはどうしても審査が不安だけれど絶対にクレジットカードが必要という方向けの対策ですので、クレジットカードを申し込む際は必ずやったほうがいいというものではないのでご注意くださいね。
まとめ
主婦でもクレジットカードを活用して上手にショッピングを楽しもう
クレジットカードは、利用した分を返済できる「収入」があるのが発行の基本的な条件ですが、配偶者や家族に収入がきちんとあり、返せるあてのある方であれば専業主婦でも発行可能です。
専業主婦層をターゲットにしているクレジットカードなども存在しているなど、「主婦」でもクレジットカードを作りやすい環境ができていますので、よりお得に買い物を楽しみたい方は、自分の生活にあった1枚を持っていて損はないと言えます。
いざという時に現金がなくて困りたくない、賢くショッピングをしたい専業主婦の方は、ぜひ一度メリットたくさんの「クレジットカード」を検討してみてくださいね。
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