2020年春、モバイルPASMOサービス開始!Androidスマホで私鉄やバス利用が便利に
2020年1月21日、PASMOモバイル版「モバイルPASMO」のサービス情報がリリースされました。正式なサービス開始は春より……ということで詳細情報は3月まで公開されないようです。
現時点で分かっている対応機種や対応事業者はどうなっているのか、モバイルPASMOの今後のサービス内容予測などを含めてレビューしていきます。
モバイルPASMOに興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
2020年春からモバイルPASMOのサービスが開始!
冒頭でお話しした通り、2020年春よりモバイルPASMOのサービスが開始されることが発表されました。
類似するサービスとして挙げられるのは「モバイルSuica」ですが、なんとモバイルSuicaは14年も前からサービスを開始しているというのですから、驚きです。
モバイル版に対応するということで、今後はカードタイプのPASMOがなくても、スマホひとつでPASMOチャージ・定期券購入、それに改札入場・退場が完結するのは非常に便利。
これまでモバイル版がないゆえにPASMO利用を躊躇していた方も、これを期に導入したくなりますね。
モバイルPASMOの対応機種は現時点で「Android(アンドロイド)」のみ
さて、PASMOがモバイル版に対応する……ということで最も気になるのは「どの機種に対応していくか」ということではないでしょうか。
1月21日時点で発表された公式の情報によると、対応機種は以下の通り。
・Androidスマートフォン(購入時に Android6.0 以上がインストールされたおサイフケータイ対応端末)
残念ながらサービス開始時点では日本国内でユーザーが多い「iPhone」には対応しないようですが、ユーザー数を考えると、今後iPhoneに対応していくことは十分に考えられるでしょう。
かくいう筆者もiPhoneユーザー。今後の動きに期待したいところですね。
モバイルPASMO対応のバス・鉄道事業者を一覧で紹介
モバイルPASMO定期券に対応予定のバス・鉄道事業者は以下の通りです。ご自身が利用している事業者が含まれているか、確認してみてください。
対応しているかどうか、どんな対応になるかなどは個別に異なるケースがあります。詳細は各鉄道事業者へお問い合わせください。
モバイルPASMO定期券対応予定鉄道事業者
- 小田急電鉄株式会社
- 京王電鉄株式会社
- 京成電鉄株式会社
- 京浜急行電鉄株式会社
- 埼玉高速鉄道株式会社
- 相模鉄道株式会社
- 首都圏新都市鉄道株式会社
- 新京成電鉄株式会社
- 西武鉄道株式会社
- 千葉都市モノレール株式会社
- 東急電鉄株式会社
- 東京地下鉄株式会社
- 東京都交通局
- 東武鉄道株式会社
- 北総鉄道株式会社
- 株式会社ゆりかもめ
- 横浜高速鉄道株式会社
- 横浜市交通局
- 株式会社横浜シーサイドライン
モバイルPASMO定期券対応予定バス事業者
- 小田急バス株式会社
- 株式会社江ノ電バス
- 川崎市交通局
- 川崎鶴見臨港バス株式会社
- 関東バス株式会社
- 京王電鉄バス株式会社
- 京成バス株式会社
- 西武バス株式会社
- 相鉄バス株式会社
- 立川バス株式会社
- 東急バス株式会社
- 東京都交通局
- 西東京バス株式会社
- 日立自動車交通株式会社
- 横浜市交通局
モバイルPASMO対応クレジットカードはどうなる?
あくまで予想レベルではありますが、類似サービスである「モバイルSuica」を参考にしますと、通常のチャージはどのクレジットカードでもOK……となる可能性はあります。
ただし、モバイルPASMO定期券を利用したい場合は、PASMO事業者が発行する「PASMO対応クレジットカード」のみ、となるのではないでしょうか。
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
2,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5% | 発行日数 | 最短3営業日 |
そうでなければ、今後、PASMO事業者が発行するクレジットカードの存在意義が薄れてしまいます。よって、対応としては、
- 通常チャージはどのクレジットカードでもOK
- モバイルPASMO定期券購入はPASMO対応クレジットカードのみ
となると予想できます。あくまでも予想ですので、実際にどうなるかは3月初旬の詳細発表を待ちましょう!
モバイルPASMO登場でPASMOユーザーはより便利に!
モバイルPASMOが登場したことで、PASMOユーザーにとって非常に便利に。
- スマホひとつで買い物から移動までOK
- 場所を選ばずにクレジットカードからチャージ・定期券購入が可能
- 故障・紛失時も窓口にいかずに再発行可能
- 従来通り電子マネーとしてショッピングもできる
スマホひとつで買い物から移動までOK
これまでPASMOユーザーは、カードタイプのPASMOあるいはPASMO一体型クレジットカードのいずれかを持ち歩く必要がありました。
今後はモバイルPASMOを設定してしまえば、カードレスでスマホひとつだけで買い物から移動までをこなせるようになります。
場所を選ばずにクレジットカードからチャージ・定期券購入が可能
従来、コンビニやキヨスク、JR駅にある券売機などで行う必要があったSuicaチャージ・定期券購入が、スマホひとつあればいつでもどこでも行えるようになります。クレジットカード決済となるため、現金の準備も不要です。
故障・紛失時も窓口にいかずに再発行可能
スマートフォンの故障や紛失した場合も、窓口に行く必要はなく、再発行が行えます。(インターネットでモバイルPASMOの会員メニューにアクセスすることで、再発行が行えるようになるものと予想されます。)
従来通り電子マネーとしてショッピングもできる
カード式と同じ感覚で、スマホひとつでPASMOを電子マネーとして使ってショッピングができます。
このように、現時点で公式発表されている情報だけでも、サービスがよりよくなると感じられますね。詳細は3月ということですが、期待が膨らみます。
モバイルPASMOはスマホが定期券になる便利なサービス!2020年春の正式リリースに期待
2020年、キャッシュレス化が進んでいる中でモバイルPASMO(for Android)が発表されました。
正式なサービス開始は春となる予定ですが、詳細は3月初旬に発表されるようです。
- PASMOがどこでもチャージ・定期券購入できる
- スマホひとつで移動・買い物が可能
この2点だけでも、今後非常に便利になると予想できますね。
これまでカード式PASMOしか利用できずに困っていた方、よりPASMO利用をスマートにしたいと思っていた方にとっては嬉しいニュースです。ぜひ、春を待ってモバイルPASMOを活用していきましょう。
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