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au WALLETとは?クレジットカードとの違いやメリットを知ろう

更新:2020年8月3日

電子マネー

auユーザーはもちろん、それ以外の方でもCMなどで「au WALLET」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
au WALLETは電子マネーの仲間で、auユーザーだけが使える「クレジットカードのような」使い勝手が魅力です。
今回は、au WALLETについて、クレジットカードとの違いやメリットなどを解説していきますので、興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。

au WALLETとは?クレジットカードとどう違う?

au WALLETとは、auが提供する決済サービスのことです。
扱いとしては「電子マネー」に分類されていますが、もともとは「MasterCard」ブランドのプリペイドカード「auWALLETカード」、通称「ワレカ」が最初に作られ、次にプリペイド式ではない「クレジットカード」式のau WALLETが登場しました。
つまり、電子マネーというよりは、実質的に「クレジットカード」に近い使い勝手ということです。

今回は、一般的にau WALLETと言えば、プリペイド式の「au WALLETカード」をさすことが多いため、今回も種類の解説以外では「プリペイド式」のau WALLETについての解説をいたしますね。

au WALLETは2種類ある!ライフスタイルにあわせて選ぼう

先に簡単に解説したように、あくまでも公式ページの解説でも「プリペイド式」のau WALLET がメインという扱いではありますが、au WALLETには大きく分けて「2種類」あります。
1つはメインの「プリペイド式」の電子マネータイプのau WALLET、2つ目は「クレジットカード」タイプのau WALLETです。クレジットカードタイプはさらに2種類に分けられますが、それぞれについて、簡単に解説します。

プリペイド式のau WALLET

本家プリペイド式のau WALLETは、auユーザーだけが使うことのできる「会員専用電子マネー」です。
一般的な電子マネーのように「チャージ」が必要ですので、使い勝手は「MasterCard」ブランドのクレジットカードとほぼ同じですが、残高の分しか使えないため「使いすぎない」メリットがあります。
しかし、毎月会費がかかるようなWEBサイトの支払いや、公共料金などには普通のクレジットカードとは異なり使うことができません。

支払額の0.5%はau WALLEVポイントとして還元され、1ポイント=1円として使うことができますが、プリペイドカードだけのポイント還元率を考えるとそれほど良くはありませんので、現金ではなく、チャージでポイントが貯まる「高還元率クレジットカード」でチャージするなど、組み合わせて使うのがお得です。

クレジットカードタイプのau WALLET

クレジットカードタイプのau WALLETは、言ってしまえば「ただのクレジットカード」です。国際ブランドはMasterCardに加えて、VISAも選択可能です。
電子マネーではありませんので、電子マネーとしてのメリットはありません。

プリペイド式のau WALLETとは異なり、au会員以外でも使うことができますが、auユーザーが年会費無料なのに対して、一般の方がこれを作ろうとすると、一般カードで1,250円かかります。
還元率は1.0%と高めですが、200円につき2ポイント、決済のたびにポイント判定される上、200円未満は切り捨てになります。

au WALLETプリペイドカードへのチャージは0.5%とあまりよくありませんので、プリペイドカードを併用する際はほかの高還元率カードを利用した方が良さそうです。
たまったau WALLEVポイントは、「プリペイドカード」のau WALLETにチャージすれば普通のクレジットカードとして使えますので、ポイントの汎用性は抜群です。ちなみに、ゴールドカードも存在しますので、手厚いサービスが欲しい方はそちらがおすすめです。

au WALLET(プリペイド式)を利用するメリット

クレジットカードのキャッシングの特徴

au WALLET(プリペイドカード)を使うメリットは、次の通りです。
実際に使うかを迷っている方はぜひ参考にしてください。

POINT

  • 一般的な電子マネーよりも使える幅が広い
  • チャージ・利用でポイントがどんどんたまる!
  • 審査・年会費なしで誰でも手軽に持つことができる

1.一般的な電子マネーよりも使える幅が広い

au WALLETはチャージ式のクレジットカードのようなものですので、一般的な電子マネーよりも使える幅が広く、使い道には困りません。
例えば、コンビニはもちろん、「電子マネー不可」で「クレジットカード可」というお店でも使えてしまいます。

電子マネーは使えなくては意味がありませんので、そういった「使い勝手」の面だけを見ると、電子マネーとしては最高クラスと言えます。
しかも国際ブランドはマスターカードですから、VISAと並んで国内で使えるお店が非常に多く、クレジットカードというくくりからしても優秀です。

2.チャージ・利用でポイントがどんどんたまる!

au WALLETは「チャージ」が必要ですので、少し「面倒」と感じるかもしれませんが、実は「クレジットカード」からのチャージをすれば、カードの種類によってはそのチャージ分にポイントがつくため、「チャージ」時と「利用」時の「ポイント二重取り」が可能です。

例えば、1.0%のポイント還元率を誇るクレジットカードでチャージしたとすると、一般的な電子マネーではポイント付与がされないようなカードでも「1.0%」きちんと付与されます。
さらに、チャージされたau WALLETで決済をすれば、0.5%がau WALLEVポイントとして還元されます。
つまり、高還元率カードでチャージをするように徹底すれば、常に1.5%還元というのも夢ではありません。
普通にクレジットカードを使うよりもお得だと言えますね。

3.審査・年会費なしで誰でも手軽に持つことができる

au WALLETはプリペイドカードですので、決済をする段階ではすでにお金がカードに入っている状態で、借金をするわけではありません。
そのため、クレジットカードとは異なり「審査」が不要で、年会費も必要ないため、非常に気軽に持つことができます。

審査があるのは不安でクレジットカードが作れないという方でも、auユーザーなら審査が一切不要でもつことができる&使い勝手はクレジットカードとほぼ同じですから、作らない手はありません。

au WALLETカードの利用方法は?

au WALLETカード(プリペイド式)の利用方法は、auショップやau WALLETサイト、アプリなどから利用申し込みをしてカードが手に入り、「利用開始手続き」が済めば、あとは「チャージして」、「クレジットカード扱いで使う」という2ステップです。

  1. チャージをする
  2. レジやネット通販で「クレジットカード支払い」を選ぶ

1.チャージをする

チャージの方法は、次の通りです。

POINT

au WALLETへのチャージ方法

  • auかんたん決済
  • じぶん銀行 (口座引き落とし)
  • クレジットカード
  • WALLET ポイント
  • auポイント
  • au WALLET チャージカード
  • 現金

auかんたん決済

auかんたん決済は携帯電話料金などと合算して一括で請求される支払い方法です。
オートチャージにも対応しており、支払い方法として「クレジットカードチャージ」に使えないカードでも支払いOKですが、デメリットとして利用限度額が成人では月に1万円〜10万円まで、利用状況によって定められています。
そのため、au WALLETをカードがわりに使おうと思ったとしても、月に10万円までしか使えなくなってしまいますので、場合によっては使い勝手が悪いと言えます。

じぶん銀行 (口座引き落とし)

auと三菱UFJ銀行の共同ネット銀行「じぶん銀行」からの口座引き落としです。
キャンペーンなどで「au WALLETチャージが増額」などが行われていない限りは、現金払いと変わらないためメリットもほぼありません。

クレジットカード

高還元率のクレジットカードでチャージするなら、この方法が一番メリットが大きく使いやすいと言えます。
JCBブランドのカードではチャージの対応外となっていることが多いですが、マスターカードならどのブランドでも対応しているので、リクルートカード、オリコカードなどの高還元率カードでチャージすると良いでしょう。

ただし、チャージによってポイントがたまらないケースもある可能性がありますので、カード会社に確認は必要です。

WALLET ポイント

ためたWALLEVポイントから「チャージ」することも可能です。
たくさんためたら、また「チャージ」をしてどんどん使いましょう。

au WALLET チャージカード

auショップなどで買うことができる「au WALLET」チャージ専用のプリペイドカードを使ってチャージすることも可能です。
基本的には二度手間になってしまうのであまりおすすめしませんが、プレゼントなどにはおすすめです。

現金

auショップやローソンなどのコンビニでは直接現金でもチャージができます。現金でのチャージは、最低500円(コンビニでは1,000円)〜最高25,000円までチャージ金額を選べますが、1日に50万円までしかチャージができませんので、覚えておきましょう。

2.レジやネット通販で「クレジットカード支払い」を選ぶ

チャージが完了したら、あとはレジやネット決済で「クレジットカード支払い」を選ぶだけです。
電子マネーではありますが、決済方法としてはMasterCardのクレジットカードと同じですから、気にせず「カード決済で」と伝えましょう。
あとは、通常のカード決済と同じように使えますので、心配はいりませんよ。

余談ですが、実は「ウェブマネー」としても決済に使えますので、オンラインゲームなどの課金にも便利です。

au WALLET利用時の注意点

ポイントを教える男性

au WALLETを利用する上での一番の注意点は、「残高がわかりにくい」という点でしょうか。
オートチャージをしている場合はあまり関係ないかもしれませんが、au WALLETアプリなどを使用してこまめにチェックしていなければ、いざという時に使えなくて困ってしまうかもしれません。
残高にはきちんと気を配るように心がけてくださいね。

auユーザー以外は使えないので注意

クレジットカード型はauユーザー以外でも年会費さえ支払えば使えますが、プリペイド式の方はauユーザー限定となっています。
カードを持ちたくない方にとっては非常に便利なサービスではありますが、auユーザーでない場合は「デビットカード」などで代用しましょう。

au WALLETにチャージするおすすめクレジットカード

au WALLETにチャージするのにお得でおすすめなクレジットカードは、高還元率でたまったポイントも使いやすい「Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)」です。還元率だけを見ると「リクルートカード」もおすすめなのですが、ポイントの使い勝手なども加味するとこちらがおすすめです。

Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 1.0〜2.0% 発行日数 最短8営業日

Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)は、オリエンタルコーポレーションが発行するクレジットカードです。
年会費無料ながら、ポイント還元率1.0%以上と高く優秀なカードです。
たまった「オリコポイント」は、1ポイント=1円相当の価値で、Amazonギフト券やau WALLETチャージ、その他ポイントなどにも親和性が高く価値を下げずに交換できる幅が広いため、使い勝手抜群です。

1

有効期限が1年とやや短いのが難点ではありますが、au WALLET利用時の0.5%還元を加算すると、合計で1.5%還元になりますので、上手に利用して常に高還元率を実現しましょう。
ちなみに、入会後半年間は還元率2.0%ですので、その間にたくさんチャージしておくのもおすすめです。

まとめ|au WALLET はauユーザーのための電子マネー

au WALLETは、プリペイドカードとクレジットカードの2種類がありますが、基本的には「プリペイドカード」の方がメインで、「au WALLET」と言われる時にはプリペイドカードを指していることがほとんどです。

au WALLETは利用時に0.5%のポイント還元が受けられるほか、チャージにクレジットカードを利用すると、そのカードのポイントもたまるため「ポイントの二重取り」が可能です。
auユーザーにしか使えないなどの注意点はありますが、ほぼ「クレジットカード」と同じような使い勝手でプリペイドカードが使えるのはとても「使い勝手が良い」と言えますので、カードを持ち歩きたくない方や、お得にお買い物をしたい方にぴったりと言えるでしょう。

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