PASMOやSuicaの定期代はクレジットカードで払える?
PASMOやSuicaの定期代をクレジットカードで支払うことができたら便利ですよね。今回は、定期代をクレジットカードで支払うことで得られるメリットと、購入の手順をご説明します。
PASMOやSuicaの定期券をお得にクレジットカードで支払いたい方は、参考にしてくださいね。
PASMOやSuicaの定期代はクレジットカードで払える!
結論から言うと、PASMOやSuicaの定期代は、クレジットカードで支払うことが可能です。
定期券の購入は指定する区間・期間によっては数万円にもなります。定期券購入の際にまとまった現金を持ち歩くのは少し不安という方も、クレジットカードで支払いができれば安心ですよね。
主要な交通系電子マネーの定期券は「クレジットカード支払い」に対応していることが多くあります。PASMOやSuicaエリア以外の、自分が利用している路線もクレジットカードで支払えるか、気になる方は駅で確認してみましょう。
PASMO定期券をクレジットカードで購入する手順
Suica定期券は、Suicaエリア内の以下の場所でクレジットカードを利用して新規購入・継続購入が可能です。
・JR東日本駅の指定券売機
・多機能券売機
・みどりの窓口
今回は、PASMO定期券の購入方法を、クレジットカードでの、交通系電子マネー定期券購入方法の代表例として解説します。基本的には現金で購入するときと流れは同じ。では、みていきましょう。
PASMO定期券をクレジットカードで購入する手順
- 窓口購入の場合
- 券売機での購入の場合
1.窓口購入の場合
窓口購入の場合、以下の手順でPASMO定期券をクレジットカードで購入可能です。
1.申込書の記入
定期券発売窓口で「PASMO定期券購入申込書」に必要事項を記入します。必要事項の一例は次の通りです。
・名前
・生年月日
・電話番号
・利用区間
・購入期間
2.申込書・必要書類を提示
購入申込書を記入後は、以下のものを一緒に提示します。
・記入済みのPASMO定期券購入申込書
・必要書類(通学証明書や保険証など)
すでにPASMOを持っている場合には、持っているPASMOも一緒に提示してくださいね。
3.支払い・受け取り
クレジットカードで支払いをして、PASMO定期券を受け取ります。
小児用PASMO定期券を新規購入の場合、利用する本人の生年月日のわかる公的証明書(保険証など)が必要となります。また、通学定期券新規購入の場合、通っている学校が発行する通学証明書が必要ですので、事前に準備して窓口へ行きましょう。
2.券売機での購入の場合
券売機で購入する場合には、新規購入と継続購入で手順に違いがあります。それぞれ解説しますので、見ていきましょう。
新規購入の場合
券売機でPASMO定期券を新規購入する際、利用区間や個人情報など入力する項目が多いため手順が多くなっています。ですが、基本的には、画面の指示に従い選択・入力を進めていけば簡単に購入することができますよ。
PASMO定期券を新規購入する場合には、デポジット(預かり金)500円が必要となり、定期券購入代金に加算されます。
券売機で購入が可能な定期券は通勤用のみとなっているため、小児用PASMO定期券・通学用定期券は窓口で購入してくださいね。
券売機でのクレジットカードを利用した定期券購入手順は以下の通りです。
- 定期券をタップして新規購入を選択
- 通勤を選択
- 乗車駅・降車駅・乗り換えなどの情報を入力……定期券を購入する駅が乗車駅の場合は駅名をタップし、その他の場合は駅名を入力して選択してください。降車駅・乗り換えなどの情報も同様に入力します。
- 「おとな」をタップ
- 「PASMO定期券」を選択
- 個人情報に関する同意
- 個人情報を入力……名前・性別・生年月日・電話番号を入力
- 期間を選択……1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月から選択し、希望する期間を選択。
- 使用開始日を入力……定期券の購入は使用開始日より2週間前から購入が可能となっています。
- 定期券の内容を確認し、確認をタップ……訂正する場合には、訂正したい項目を選択し入力し直してください。
- クレジットカードを挿入し支払いをする。
- 定期券の発行・受け取り……券売機から出てきた定期券を受け取り、新規購入が完了します。
継続購入の場合
券売機で継続購入する場合、定期券の詳細情報は入力済みなので手早く購入が可能となります。
手順は以下の通りです。基本的には案内に従って操作するだけですので、現地でも簡単ですよ。
- 定期券をタップし、継続購入を選択
- PASMO定期券を券売機に挿入
- 購入する希望期間1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月から選択
- 使用開始日を選択
- 内容を確認し同意をタップ
- クレジットカードを挿入し、支払いを完了する
- 定期券の発行・受け取り
PASMOやSuica定期券をクレジットカードで購入するメリット
PASMOやSuica定期券をクレジットカードで購入することで得られるメリットは大きく分けて3つ。
PASMO、Suica定期券をクレジットカード購入するメリット
- ポイント還元が受けられる
- 分割払いが利用できる
- キャッシュレスで定期券購入ができる
クレジットカードならではのメリットがたくさんあります。では、それぞれ順に説明していきますね。
1.ポイント還元が受けられる
クレジットカードのポイント還元率は0.5%~1%。普段の買い物ではさほど気にしてない方も多いかと思います。しかし、定期券の購入となれば金額は数万円になることも。
年間通して定期券を利用し通勤・通学している方なら、大きな還元を受けることが可能です。しかも、利用するクレジットカードの種類によっては1.5%もの還元率となっていることがありますので、見逃せないメリットです。
お得にクレジットカードでポイント還元を受けたいなら、定期券購入に適した1枚を選ぶのがおすすめです。
2.分割払いが利用できる
定期券の購入は原則1回払いとなっています。クレジットカードを利用した定期券の購入も同様。しかし、後から変更できるクレジットカードの分割払いを利用することで、分割購入が可能です。
定期券は一部の鉄道会社を除き1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月ずつの発行となっており、6ヶ月分の定期券が一番お得に購入できますよね。
1回払いが厳しい方でも、クレジットカードを利用して定期券を購入し、決済後に分割払いに変更すればゆったりペースで支払いができます。
さらに、2回以上の分割払いでは金利手数料がかかりますが、6ヶ月の定期券を購入する場合、定期代が安いため、金利手数料を足しても1ヶ月分の定期券を毎月購入するよりも数千円安く購入できる場合もあります。ぜひ、クレジットカードの分割払いをご活用ください。
3.キャッシュレスで定期券購入ができる
クレジットカードは、後払い式のため、購入決済時に手元に現金を持っていなくてもOK。
多額の現金を持ち歩くのが不安な方や、持ち合わせがない方でも気軽に購入できます。また、キャッシュレスでの購入は防犯にも役に立つという側面も。今まで現金派の方でも、安全のためにクレジットカード購入を検討してみましょう。
PASMOやSuica定期券をクレジットカードで購入する注意点
PASMOやSuica定期券をクレジットカードで購入する際には、注意するポイントが3つあります。トラブルが起こらないよう注意点を知っておきましょう。
PASMO、Suicaをクレジット購入する注意点
- 払い戻しはクレジットカード持参が必要
- クレジットカードの利用限度額に注意
- ポイント還元を重視するならカード一体型交通系電子マネーがよい
1.払い戻しはクレジットカード持参が必要
定期券を使わなくなったり、買い間違えたりしたという理由で払い戻しをしたい場合、購入に使用したクレジットカードと本人確認のできるもの(免許証やパスポートなど)を持参し窓口へ行く必要があります。
手続き後、その場で現金の払い戻しはありません。後日、使用月数分と払い戻し手数料220円を引いた金額が、クレジットカード会社へ払い戻しが行われ、指定口座に返金されます。
払い戻しは日割りではなく、月割りとなっています。1ヶ月と1日利用して払い戻しをした場合でも、2ヶ月分として扱われるため払い戻しのタイミングには注意が必要です。
2.クレジットカードの利用限度額に注意
定期券をクレジットカードで購入する際には、クレジットカードの利用限度額にも注意が必要です。日常利用に加えて大きな買い物をしたあとなど、限度額に近い状態にあるときに6ヶ月の定期券の購入をしようとすると、うっかり限度額を越してしまい、購入できない場合も。
定期券購入の際は、クレジットカードの利用限度額も考慮しておきましょう。
3.ポイント還元を重視するならカード一体型交通系電子マネーがよい
クレジットカードで定期券を購入する際に、ポイント還元を多く受けたいのであれば、カード一体型交通系電子マネーを利用しましょう。
PASMOやSuicaなど、交通系電子マネーに特化したブランドのクレジットカードを利用すれば、還元率が1.5%になったり、ポイントの二重取りが可能となったりするなど、普段のポイント還元率よりも高く還元を受けられるようになります。
利用路線によって合うクレジットカードは異なりますので、発行前に自分の使っている路線でお得なクレジットカードが何かを、事前に調べておくといいでしょう。
Suica定期券購入におすすめのクレジットカード
Suica定期券を購入するのにおすすめのクレジットカード「ビュースイカカード」をご紹介します。
年会費 (初年度) |
524円(税込) | 年会費 (2年目) |
524円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%~1.84% | 発行日数 | 最短1週間 |
ビュースイカカードは、Suica・定期券・クレジットカードが1枚にまとまったカード。お財布の中をスッキリさせることができます。
ビューカードで定期券を購入すると、購入で付与されるポイントが通常時の3倍=1.5%に。さらに、Suicaチャージ・オートチャージ機能もポイント3倍(1.5%還元)になります。スマホユーザーなら、モバイルスイカで定期券購入すれば、ポイントアップして最高5%還元になるのも見逃せません。
Suicaエリアの鉄道利用の方には多くのメリットが感じられるカードとなっています。Suica定期券購入用カードに迷ったら、定番のこちらをご検討ください。
PASMO定期券購入におすすめのクレジットカード
PASMOの定期券を購入するのにオススメのクレジットカードはTokyo Metro To Me CARD Primeです。
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
2,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5% | 発行日数 | 最短3営業日 |
Tokyo Metro To Me CARD Primeは、PASMO一体型・分離型の好きな方を選択し利用することができる「東京メトロでお得」なカード。東京メトロ利用時に貯まるメトロポイントと、カード会社のポイントの二重取りができるのが特徴です。定期券購入は、1.0%の高還元率となります。
東京メトロの利用で乗車時のメトロポイントを最大5倍(平日10ポイント、休日20ポイント)貯まるほか、貯めたメトロポイントはPASMOに移行・チャージ可能。
年会費は年間利用額50万円以上で翌年度も無料に。東京メトロの利用が多い方には特におすすめのカードです。
PASMO、Suica定期券はクレジットカードで購入可能!お得さを重視するなら活用しよう
PASMOやSuica定期券はクレジットカードで購入することが可能。定期券購入と相性の良いクレジットカードで購入することで、ポイントの二重取りができたり、数倍のポイントを獲得することができたりするようになります。
また、利用路線によって、同じ交通系電子マネー一体型クレジットカードでも、適した種類が異なるケースも。カード選びの際は、まず自分の利用路線に合ったものから選びましょう。
PASMOやSuicaでお得に定期券を購入したいなら、ぜひ、相性の良いクレジットカードを活用してくださいね。
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