クイックペイnanacoとは?メリット・デメリットと対応クレジットカード
QUICPay(クイックペイ)とnanacoは、どちらも代表的な電子マネー。お得・便利なことで人気を集めています。
今回は、そんな便利な電子マネーが一体となった便利アイテム「クイックペイnanaco」や、対応クレジットカードについて解説していきます。
セブンイレブンやイトーヨーカドーユーザーの方、クイックペイをよりお得に利用したい方は、参考にしてくださいね。
クイックペイnanacoとは?
クイックペイnanacoとは、文字通り電子マネー「QUICPay」と「nanaco」が一体となった電子マネーカードのこと。nanacoカードにQUICPay機能をつけることで「クイックペイnanaco」になります。
クイックペイマークのついたnanacoで「QUICPay(nanaco)」の利用申し込みをすることで、利用可能に。
クイックペイnanacoの最大の特徴は「QUICPayを利用でポイント二重取りができる」こと。JCBカードユーザーかつnanacoユーザーなら持っておいて損はありません。
クイックペイnanacoの利用・申し込み方法!対応クレジットカードはJCB
クイックペイnanacoの利用、申し込みには次の2点が必須です。
・JCBブランドのクレジットカード(デビットカード、ペイモ、一部法人カード不可)
・nanacoカード(裏面にQUICPay機能付き)
これらをそろえた上で、利用申し込みをしましょう。利用申し込みには、オンラインと書面の2通りがあります。
専用WEBサイトから申し込み
QUICPayマークのついたnanacoとJCBカードをすでにお持ちの方は、専用WEBサイト(https://www.jcb.co.jp/ordercard/add/quicpay/apply-cardmembers/nanaco/index.html)に必要事項を記入し、申し込みします。
申し込み対象は、JCBカードの「本会員」のほか、生計を同一にする配偶者、親、子供までOK。意外と幅広いですよね。
申し込み後、約2〜3週間でJCBカードに登録してある住所に「利用登録完了の案内」が届きます。
完了通知が来た時点でnanacoカードにQUICPay機能が追加されますので、活用していきましょう。
入会申込書から申し込み
JCBに入会申込書を資料請求し、必要事項を記入して返送します。
書類がJCBに到着後、約2〜3週間で「利用登録完了の案内」が届きます。
手間やかかる時間を考えると、オンライン申し込みが断然お勧めです。
ちなみに、申し込み資格はオンライン申し込みと同様に、JCBカードの本会員のほか、生計を同一とする配偶者、親、子供にあります。
クイックペイnanaco対応のおすすめクレジットカードは?
基本的には個人向けのJCBカードならどの種類でもクイックペイnanacoに対応していますが、中でも現在おすすめなのが「JCB CARD W/W plus L」です。
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜5.5%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 発行日数 | 最短3日 通常1週間 |
JCB CARD W/Wplus L は、JCBが発行するプロパーカードの中でもお得度が高い1枚。年会費無料、かつ常時還元率が1.0%です。
海外旅行ショッピング保険、海外旅行保険も付帯しており、年会費無料とは思えないスペックです。
このカードでクイックペイnanacoを利用すると、QUICPay利用時に1.0%、さらにnanacoポイントが200円につき1ポイント貯まりますので、実質還元率が1.5%です。
nanacoのチャージ用にクレジットカードを用意するよりも気軽に利用できて、還元率も高いので、どのカードにするか迷った時はぜひこちらを検討してみてくださいね。
クイックペイnanacoの利用メリット
クイックペイnanacoの利用メリットは、以下の通りです。
クイックペイnanacoを利用するメリット
- ポイントの二重取りができて非常にお得
- nanacoチャージを忘れてもセブンイレブンでお得に買い物ができる
- 2種類の電子マネーが一体となっている
- 家族カードを作るよりも気軽にクレジットカードを利用できる
1.ポイントの二重取りができて非常にお得
クイックペイnanacoの最大の特徴でありメリットは、nanacoポイントとクイックペイ利用時のクレジットカードポイントの「二重取り」ができること。
これはクイックペイnanacoの「クイックペイ機能」を利用した時に受けられるメリットです。クイックペイnanacoのクイックペイ利用時には、「クイックペイ利用のクレジットカードポイント」と200円につき1ポイントの「nanacoポイント」が付与されます。
通常、nanaco利用時にはnanacoポイントが、クイックペイ単独で利用した時にはクレジットカードポイントが貯まりますよね。クイックペイnanacoは、クイックペイとnanacoを一体化させることで「いいとこどり」を実現しているのです。
例えば、還元率1.0%のクレジットカードでクイックペイ登録すれば、nanacoポイントとクレジットポイント合計で1.5%還元になる計算です。非常に高い還元率だと言えるでしょう。
2.nanacoチャージを忘れてもセブンイレブンでお得に買い物ができる
nanacoは「チャージ式電子マネー」、クイックペイはチャージ不要の「ポストペイ式電子マネー」です。
オートチャージ設定をしている方以外は、nanacoは残高に応じてチャージしておかないと、会計のときに残高が足りずに困ってしまいますよね。
クイックペイnanacoなら、nanacoが残高不足で使えない時でも、クイックペイ機能で支払いを行えばOK。セブンイレブン、イトーヨーカドーといった店舗で「nanacoじゃなくても」お得に支払いができます。
3.2種類の電子マネーが一体となっている
クイックペイとnanaco、2種類の電子マネーが一体となっているクイックペイnanacoは、1枚のカードで2役をこなします。
今までnanacoカードとクイックペイを別に持っていた方にとっては、1枚に集約できてとても便利。お財布の中身がすっきりします。
使いわけも、そのお店の支払い方法に応じて簡単に切り替えられるのも魅力です。「nanacoで」と言うか、「クイックペイで」と言うかの違いですからね。
4.家族カードを作るよりも気軽にクレジットカードを利用できる
実は、クイックペイnanacoはカードの本会員だけではなく、家族まで利用の対象となっています。
対象となる家族を見てみると、家族カード発行の対象とほぼ同じ。でも、家族カードは保有していなくても利用可能。
つまり、家族カードをわざわざ発行しなくても、簡易のクレジット機能(兼電子マネー)であるクイックペイが利用できる、ということです。利用は無料ですので、これまで家族カードはなんとなく発行するのは……とためらっていた方にもおすすめ。
決済上限も、1回につき2万円ですから、クレジットカードよりは使いすぎも防げますよ。
クイックペイnanacoのデメリット
クイックペイnanacoはデメリットらしいデメリットはありません。強いて言えば、QUICPay機能を付与するのに使える国際ブランドが「JCBのみ」と限定的なのがデメリットでしょうか。
これまでJCBブランドを発行してこなかった方にとっては少々面倒かもしれませんが、ハイスペックかつ年会費無料の「JCB CARD W」のようなカードもありますので、大きなデメリットとは言えないでしょう。
クイックペイnanacoはJCBクレジットカード登録で利用できる!お得に活用しよう
クイックペイnanacoは、年会費無料で利用できるセブンイレブン・イトーヨーカドーなどのnanaco対応店舗でお得な電子マネーカード。
nanacoとクイックペイの両方の特徴・機能を兼ね備えている上に、クイックペイ利用でnanacoポイントまで貯まるのが特徴です。
クイックペイnanacoを利用すれば、チャージいらずでお買い物が可能な上に、登録するカードを選べば常時1.5%の還元率も実現可能。
ぜひ、クイックペイnanacoを上手に活用し、お得にnanaco・クイックペイ対応店舗を利用してくださいね。
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