楽天ペイがSuicaと連携!Suicaの発行・チャージ・支払いに対応
出典元:楽天ペイのSuica
交通系電子マネーの代表とも言えるSuicaは、利用シーンも数多く、便利に使える電子マネー。2020年5月25日より、楽天ペイとSuicaの連携が開始され、楽天ペイでSuicaの発行・チャージ・支払いができるようになりました。
この記事では、楽天ペイとSuicaの連携により、得られるメリットや、各ユーザーへの影響、注意点を解説しています。
楽天ペイユーザーの方はもちろん、Suicaユーザーの方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
楽天ペイ、Suicaと連携で楽天ペイから「Suica発行・チャージ・Suica支払」に対応
冒頭でも触れましたが、2020年5月25日から、楽天ペイとSuicaを連携できるようになりました。
楽天ペイとSuicaの連携により、楽天ペイアプリから、
・Suica発行
・Suicaチャージ
・Suica支払い
が可能となり、楽天ペイの利用シーンは大幅に増加。通勤・通学で電車やバス利用時も、楽天ペイアプリ経由でSuicaの利用が可能になりました。
これまで以上に便利に使えるキャッシュレス決済として、数多くのシーンで活用できるようになりますね。
楽天ペイとSuicaの連携でできるようになること・メリット
楽天ペイとSuicaの連携でできるようになることや、連携により得られるメリットは以下の通りです。
楽天ペイ・Suica連携のメリット
- 楽天カードからのSuicaチャージで200円につき1ポイント付与
- 今後は「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージも可能に
楽天カードからのSuicaチャージで200円につき1ポイント付与
楽天ペイとSuicaの連携により、支払いクレジットカードに楽天カードを登録すれば、Suicaへのチャージ200円につき1ポイント(還元率0.5%)のポイントが獲得できます。
従来Suicaのチャージに楽天カードを利用しても、ポイント還元は一切ありませんでした。
楽天ポイントを貯めている楽天ユーザーにとって、Suicaチャージでのポイント獲得は大きなメリットですね。
今後は「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージも可能に
サービス向上のため、今後「楽天ポイント」から「Suicaへのチャージ」が可能になる予定です。
普段の楽天カード利用で貯めた楽天ポイントをチャージできれば、お得度・利便性はさらに高くなりますよね。
サービス開始時期は発表されていませんが、楽天ポイントからSuicaへのチャージ対応開始への期待が高まりますね。
楽天ペイ・Suicaの連携で既存ユーザーにはどんな影響がある?
楽天ペイとSuicaの連携により、既存の楽天ポイントユーザーやSuicaユーザーが受ける影響は、以下の通りです。
- 楽天ポイントユーザー
- Suicaユーザー
楽天ポイントユーザーへの影響
楽天ペイとSuicaの連携による、楽天ポイントユーザーへの影響は、「楽天ポイントをためる・つかう幅が増える」というものでしょう。
ポイント獲得シーンが増え、楽天経済圏が拡大
先述の通り、楽天ペイとSuicaの連携により、楽天カードを使ってチャージをすれば、200円につき1ポイント(0.5%)のポイント還元が受けられるように。まさに「楽天経済圏」の拡大と言えるでしょう。
楽天ポイントユーザーにとっては、いつもの通勤でも楽天ポイントが貯められるようになるのは嬉しいですね。
楽天ポイントの強力な使い道が増えるのは大きなメリット
Suicaに楽天ポイントがチャージ可能になれば、楽天ポイントの利便性は大幅にアップ。
Suicaはいつもの通勤・通学で使えるのはもちろん、多くの加盟店を持ち、はっきり言って楽天のポイントを直接利用するよりも使い道の幅は広がります。実店舗ではSuicaにチャージ、ネットでは楽天サービスで利用……と使い分けもはかどります。
高還元率でお得に利用できる楽天ポイントの貯める・使うシーンが増えるのは、楽天ポイントユーザーにとって、非常に魅力的だと言えるでしょう。今回の提携は、既存楽天ユーザーのためだと言っても過言ではありません。
Suicaユーザーへの影響
Suicaユーザーにとって一番の影響は、やはり「楽天ポイント」をSuicaチャージで貯められる、という点でしょう。とはいえ、はっきり言って純粋なお得度を求めるなら「ビューカード」でオートチャージするほうがおすすめです。
利便性の高い楽天ポイントが貯められるのはメリット
Suicaユーザーにとってのメリットは、やはり楽天ペイ経由でのSuicaチャージで楽天ポイントが貯められる、という点です。
楽天ポイントは知名度・利便性ともに高く、使い勝手の良いポイント。楽天市場等の楽天サービスに限らず、ファミリーマートやマクドナルドをはじめとする、数多くの楽天スーパーポイント加盟店でも使えますので、非常に使い勝手が良いと言えるでしょう。
ポイントの純粋な還元率を考えるとビューカードでのチャージがお得
楽天ポイントを貯められるようになるのは、「共通ポイントが貯められる」という意味では良いことです。しかし、純粋な還元率を考えると「楽天カード」でチャージするよりも、「ビューカードシリーズ」でオートチャージ・定期券購入したほうが、1.5%もポイント付与され、お得です。
よって、今までビューカードでチャージしており、お得な恩恵を受けていたユーザーにとっては大きな変化・メリットはないと言えるでしょう。楽天ポイントに魅力を感じる層にだけ、意味のある提携です。
Suica活用にぴったりなカードは楽天カード・ビューカードどちらも正解
Suicaの活用にぴったりなクレジットカードは、楽天カード・ビューカードのどちらもおすすめ。とはいえ、何を重視してSuicaを活用したいか、によって、おすすめのクレジットカードは異なります。
ここでは、Suicaのお得さ重視・楽天ポイント重視の2つの視点から、それぞれのクレジットカードをご紹介します。
Suicaを活用したい楽天ポイント重視なユーザーには「楽天カード」がおすすめ
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜4.0% | 発行日数 | 最短3日 |
楽天カードは、楽天カード株式会社が発行する、クレジットカードです。
楽天カードは楽天ペイからSuicaにチャージできる唯一のクレジットカード
楽天ペイとSuicaの連携により、楽天カードを使った楽天ペイからのチャージで、200円ごとに1ポイント(ポイント還元率0.5%)の楽天スーパーポイントが獲得できるようになりました。
楽天ペイを利用する場合には、楽天カード以外に、VSA/MasterCardを登録・利用できますが、Suicaへのチャージに対応しているクレジットカードは楽天カードのみ。Suicaの利用で楽天ポイントを貯めたいのであれば、必須のクレジットカードとなっています。
また、今後はチャージのみならず、貯めた楽天ポイントをSuicaへチャージ可能となる予定のため、貯めた楽天ポイントでお得にSuicaを使えるようになりますよ。
公共交通機関の利用やより多くのシーンで、楽天ポイントを貯めたい・使いたいという方は、楽天カードでのSuica活用ががおすすめです。
Suicaのお得さにこだわりたいSuicaユーザーには「ビュースイカカード」がおすすめ
年会費 (初年度) |
524円(税込) | 年会費 (2年目) |
524円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%~1.84% | 発行日数 | 最短1週間 |
ビュースイカカードは、JR東日本グループのビューカード株式会社が発行するクレジットカードです。
ビュースイカカードは定期券購入やSuicaオートチャージ還元率が1.5%!
Suica利用のお得さを重視するなら、やはりおすすめは「ビューSuicaカード」です。名前の通り、Suicaに特化したクレジットカードであり、Suicaの利用におけるお得さ・便利さは抜群。
ビューSuicaカードなら、定期券の購入・オートチャージのポイント還元は、1.5%(1,000円の利用につき15ポイント)ものJREポイントが付与されます。
また貯めたポイントは電子マネーSuicaにチャージできるのも大きな魅力。Suicaが使える店舗は非常に幅広いため、利用先にも困りません。
純粋にSuicaをお得に利用したい!というのであれば、ビューSuicaカードの利用がおすすめです。
楽天ペイ×Suica対応機種はおサイフケータイ搭載のAndroidスマホのみ
楽天ペイ×Suica連携の対応機種は「おサイフケータイ搭載のAndroidスマホのみ」となっています。
そのため、iPhoneユーザーの使う、iOS版楽天ペイアプリには、Suicaとの連携機能は追加されません。また、iOS版楽天ペイとSuica連携開始時期は未定となっています。
iPhoneユーザーも楽天ペイアプリのキャンペーンでポイント還元が受けられる
iPhoneは楽天ペイ×Suicaの提携には対応していないものの、救済措置として、iPhoneユーザーでも、楽天カードからのSuicaチャージでポイント還元が受けられるキャンペーンが開催されています。参加手順は次の2ステップ。
・楽天ペイアプリ内のリンクからキャンペーンにエントリー
・「モバイルSuica」または「Apple Pay」で楽天カード使ったSuicaへのチャージ
以上を実行すれば、Androidスマホユーザー同様に、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイント還元が受けられます。
キャンペーンへのエントリーは毎月必要であり、Androidユーザーと比較すると、手間はかかりますが、iPhoneユーザーもSuicaへのチャージで楽天ポイントが貯められるのは嬉しいですね。エントリーを忘れないようにしましょう。
楽天ペイとSuica連携で、 Suicaチャージでも楽天ポイントがたまる!楽天ユーザーはお得に活用しよう
2020年5月25日に、楽天ペイとSuicaの連携がスタートし、楽天ペイアプリから、Suicaの新規発行・チャージ・Suica支払いができるようになりました。
楽天ペイからのSuicaへのチャージは200円につき1ポイント(還元率0.5%)の付与となっており、楽天カードでは受けられなかったポイント還元が受けられるようになるのは大きなメリットと言えます。
さらに、今後は楽天ポイントをSuicaにチャージできるようになる予定となっており、楽天ユーザーは、よりお得・便利にSuicaを使えるようになります。
その一方で、楽天ポイントにこだわりのないSuicaユーザーにとっては、VIEWカードシリーズでのチャージの方がポイント還元率が高く、お得です。はっきり言って、楽天ポイントを貯めていないSuicaユーザーにとって、楽天ペイとSuicaの連携によるメリットは少ないと言えるでしょう。
自分が楽天ポイント獲得か、Suicaのお得度のどちらを重視するかによって、連携させるか判断し、ライフスタイルに合わせて活用しましょう。
編集部のピックアップ記事
記事がお役に立ちましたらシェアお願いします
この記事が役に立ったら
いいね!をお願いします
最新情報をお届けします