Suica機能付きクレジットカード比較!オートチャージ対応でお得なカードは?
Suica付きのクレジットカードを持ちたいという方の多くは、日頃から「Suica」をよく利用する、もしくはこれから使いたいと考えている方のはずです。Suicaは電車やコンビニなどで日常的に頻繁に使うものですから、ちょっとのお得度や使い勝手の差が快適さに大きく影響します。
自分にぴったりのSuica付帯カードを選ぶ際は、各カードのスペック、お得度、便利さなどを比較して、総合的に最も自分の理想に近い1枚を探すことをおすすめします。直感的に「これが気に入った」というカードでももちろんOKですが、あとで後悔しないためにも最低限のポイントだけは押さえておくようにしましょう。
Suica一体型のおすすめクレジットカード4選!
まずは当サイトでおすすめできる、使い勝手やお得度で人気のSuica一体型クレジットカードを紹介します。
ビュースイカカード
年会費 (初年度) |
524円(税込) | 年会費 (2年目) |
524円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.50%~1.84% | 発行日数 | 最短1週間 |
ビュースイカカードは、ビューカードが発行する最もスタンダードな「Suica定期券付帯クレジットカード」です。年会費は524円(税込)ですが、定期券購入やモバイルSuicaなどを活用すれば、最高5%還元が受けられてすぐに年会費以上のポイントが貯まります。
Suicaとしての機能はもちろん、Suica一体型カードに特徴的な「オートチャージ」や定期券購入・オートチャージ利用時の「高還元率(1.5~5.0%)」が魅力的なカードです。
クレジットカード、定期券、Suicaが1枚に集約されるというだけでも十分魅力的ですが、意外に知られていないサービスとして、「ビュー・スイカ」カードは、海外旅行傷害保険が最高500万円まで自動付帯しています。
実質年会費無料のクレジットカードでは珍しいサービスですので、まさに「持っているだけで価値のある」カードの一つです。
Suicaを頻繁に使う方、お財布をすっきりさせたい方におすすめです。
ルミネカード
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
1,048円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.875% | 発行日数 | 仮カード即日発行/本カード受取は約10日 |
ルミネカードは、ビューカードから発行されている「ルミネユーザー向け」のSuica定期券付帯クレジットカードです。年会費は1,048円(税込)と一般的なクレジットカードと同程度かかりますが、しっかりとルミネを利用する方なら年会費を支払ってもお釣りがくるほどのお得な特典がついてきます。
Suicaとしての機能や、一体型カードのメリットである「オートチャージ」、「定期券購入」でJREポイントが1.5%の還元率で貯まるといった点は「ビュー・スイカ」カードとそれほど代わり映えしませんが、「ルミネカード」という名称通り、ルミネをよく利用する方にとってはビュースイカカードよりもお得になるカードです。
ルミネカードを使ってルミネでお買い物をすれば、常時「5%オフ」のメリットが受けられる他、年間に4回ある「ルミネセール」時に決済利用すると、合計金額から10%割引されるという特典もあります。
一部の高級店は対象外になっていますが、ルミネの中に入っている店舗であれば、ユニクロや無印良品などでも基本的に5%オフの対象になりますので、使い方によっては最強の節約カードです。
最高1,000万円までの海外旅行傷害保険が「自動付帯」するのも、持っていて嬉しいポイントですね。
また、ビューカードシリーズ共通で、貯めたポイントを「ルミネ商品券」に交換するとポイント還元率が1.92%になりますので、ルミネユーザー、かつSuica利用者にとっては必携のカードです。
ビューゴールドプラスカード
年会費 (初年度) |
11,000円(税込) | 年会費 (2年目) |
11,000円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~10.0% ※10.0%となる場合は「えきねっと」でJRきっぷを予約し、予約時決済した場合など |
発行日数 | 平均1週間〜10日前後 |
ビューゴールドプラスカードは、ビューカードの「ゴールドカード」です。年会費は11,000円(税込)で、こちらもSuica定期券機能つきクレジットカードです。
Suicaオートチャージ、定期券購入時は1.5%~6.0%(モバイルスイカ利用時)と高還元率に。
ビューゴールドプラスカードの年会費は11,000円(税込)と一般的なゴールドカードの水準と同じで、世界各国の空港ラウンジが利用できる「ラウンジ・キー」のサービスが受けられます。ゴールドカードで世界1,000か所以上のラウンジが使えるのは、破格の特典です。
また、ポイントのお得度も高く、年間利用金額に応じてボーナスポイントが加算されます。
Suicaや定期券を利用する方はもちろん1.5%~10.0%(えきねっと、モバイルSuica利用時)の還元率でお得ですが、メインカードとしてしっかり使っていけばボーナスポイントが加算されるので、どこで使ってもポイント還元率が最大1.0%以上と高くなります。
旅行傷害保険も海外・国内ともに最高5,000万円までとしっかり自動付帯していますので、いざというときにも頼れる1枚です。
ANA VISA Suicaカード
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
2,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~2.3% | 発行日数 | 約2週間 |
ANA VISA Suicaカードは、ANAカード+Suica機能がついた「Suica一体型クレジットカード」です。年会費は2,200円(税込)かかりますが、毎年更新時にボーナスマイルが1,000マイル(2,000円相当の価値)付与されますので、実は「実質無料」といってもいいくらいですね。
このカードの特徴をひとことで表すと「Suicaを使いたいANAユーザー向け」です。はっきり言って、マイルに興味がない、ANA(またはスターアライアンス)を使わない方にとってはほとんど価値がありません。
しっかりマイルをためたい方、かつSuicaをよく使う方なら、「オートチャージ」を利用しながら普通にクレジットカードとしてどんどん使っていき、マイ・ペイすリボや、ポイント移行時の10マイルコース(年会費6,600円(税込))を活用することで、1.3%以上、ANAマイル加盟店なら2.0%以上の還元率を実現可能です。
真剣にANAマイルをためながら、Suica機能もついていたらいいなと言う方におすすめです。ちなみに、「Suica定期券機能」はついていませんが、「モバイルSuica」と無料で連携できるため、モバイルSuica併用なら定期券に紐づけてポイントをゲットすることも可能ですよ。
Suica機能付きクレジットカードを選ぶ際のポイント
Suica付帯のクレジットカードを比較して選ぶときは、次のポイントに注目してみましょう。
クレジットカード1つ1つを見てもよく分からないと思いますが、比較項目を絞って確認することで、それぞれのカードの魅力が分かりやすくなります。
- 年会費
- ポイント還元率
- 付帯サービス・特典
- オートチャージ、定期券機能の有無
年会費
年会費はクレジットカード選びをする上でとても大切なチェックポイントです。
単純に年会費が安ければ安いほど良い、というものでもありませんが、少なくとも「高すぎる」と感じる年会費は、負担が大きくなるため、おすすめしません。
Suicaつきのクレジットカードには、年会費無料のものから年会費が1万円かかるものまで様々ですが、傾向としては年会費が高い=付帯サービスが充実していると言えます。
とはいえ、年会費は「自分が支払ってもいいと思える金額」を超えないように、慎重に比較して決めるようにしましょう。
ポイント還元率
Suica機能付きクレジットカードで重視したいことのひとつが、ポイント還元率です。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度ですから、それよりも少しでも良い還元率のクレジットカードを選びましょう。
オートチャージ対応のSuica一体型クレジットカードの中には、オートチャージでポイント還元率1.5%など非常に高い還元率に設定されていることもあります。
0.5%しかチャージでためられないクレジットカードと比較すると、年間20万円使ったときには、1.5%カードで3,000円分のポイントがたまるのに対し、0.5%カードでは1,000円分のポイントしかたまりません。その差は歴然ですよね。10年も続けたら、と思うと非常にもったいなく感じる“差”だと言えます。
普段使いのポイントよりも、Suicaつきクレジットカードは「Suica目線」で選ぶのが大切ですので、ぜひSuica関連のクレジットカードポイントがどのくらい還元率が良いかを比較、チェックするようにしてくださいね。
付帯サービス・特典
Suicaつきクレジットカード選びでは、付帯サービスや特典は、同じような年会費やポイント還元率であれば「自分が使いたいサービス」がより多く盛り込まれている方を選びましょう。
ここで注意したいのが、見かけは非常に豪華な特典で魅力的に感じても、実際に自分で利用する機会がなければ全く意味がないという点です。それよりも、かえって地味でもよく利用する特典がついていたほうが、よほど有益だと言えます。
付帯サービスの一例としては、各種付帯保険や空港ラウンジ利用、お店での割引や優待などが挙げられますが、いずれも「自分目線」で本当に使える機能かをよく考えて判断するよう注意しましょう。
オートチャージ、定期券機能の有無
オートチャージとは、Suicaのあらかじめチャージ残高、チャージ金額を設定しておくと、改札口を通行する際、残高を下回ると自動的にクレジットカードから「チャージ(入金)」が行われるというサービスのことです。
Suica一体型のクレジットカードを発行しているのは基本的には「ビューカード」、もしくは「ビューカードとの提携カード会社」のみで、ビューカードの公式情報によると、Suica機能がついたクレジットカード(Suica一体型クレジットカード) なら全てオートチャージに対応しています。
ただし、「定期券機能」となると話は別で、Suicaつきクレジットカードでも「定期券」には対応していないというケースもあります。
Suicaチャージに便利と書かれているクレジットカードでも、オートチャージは対応していても定期券機能はついていないなんてこともありますので、定期券機能は絶対に使いたいという方は注意が必要です。
Suicaが付帯するクレジットカードを比較
Suica付帯のクレジットカードといっても、種類はたくさんありどのカードがいいか迷ってしまいますよね。
ここでは、先にご紹介した「比較ポイント」である「年会費」、「ポイント還元率」、「付帯サービス」、「オートチャージ・定期券機能の有無」ごとに、以下のおすすめカードを比較してみました。
おすすめのSuica機能付きクレジットカード比較
- ビュースイカカード
- ルミネカード
- ビューゴールドプラスカード
- ANA VISA Suicaカード
年会費で比較
おすすめのSuica付帯カードを年会費で比較して見ると、次のようになります。
カードの種類 | 年会費(税抜) |
---|---|
ビュースイカカード | 524円(税込) |
ルミネカード | 1,048円(税込) 初年度無料 |
ビューゴールドプラスカード | 11,000円(税込) |
ANA VISA Suicaカード | 2,200円(税込) 初年度無料、条件付き割引あり |
年会費最安は「ビュースイカカード」
単純な比較ですと、年会費が最も安く済むのは「ビュースイカカード」です。
ルミネカードはルミネユーザーかつ頻繁にルミネで受けられる特典を利用する方であればむしろ安いと言える年会費ですが、「とにかく特典は少なくてもいいからコスト重視」という方なら断然「ビュースイカカード」です。
「特典・サービスをどれだけつけたいか」がカード選びの分かれ目
年会費も、WEB明細に登録することで実質無料、年会費以上のポイントがボーナスでついてきます。ただし、多少年会費が高くてもサービスがたくさんついている方が良い、ANAユーザーでマイルをとにかく貯めたいという方なら「ビューゴールドプラスカード」や「ANA VISA Suicaカード」といった選択肢が出てくると思います。
とはいっても、ANAカードの方は、毎年ボーナスマイルとして1,000マイル(2,000円相当)が付与されますから、実質無料といっても差し支えないでしょう。単純な年会費だけならビュースイカカードですが、カード選びは全体の「バランス重視」ですから、一つの情報として参考にしてくださいね。
ポイント還元率で比較
各おすすめカードのポイント還元率は、比較すると次のようになっています。
カードの種類 | ポイント還元率 |
---|---|
ビュースイカカード | 0.5%~1.84% |
ルミネカード | 0.5%~1.84% |
ビューゴールドプラスカード | 0.5%~10.0% |
ANA VISA Suicaカード | 0.5%~2.3% |
還元率の低さは使い方の工夫できっちりカバー
正直言って、どれも通常還元率は0.5%程度にとどまっており、普通にクレジットカードとして利用するにはやや還元率は低めという側面があります。ただし、これらのカードは全て「使い方」さえきちんと押さえれば、非常に還元率の高いカードになります。
例えば、ANA VISA Suicaカードはオートチャージ時のポイント還元率は「普通に使うのと変わらない」ですが、10マイルコース(年間6,600円必要)に加入していれば、「マイ・ペイすリボ(自動リボ払いコース)」とあわせてマイルベースで1.3%還元、さらにANAカードマイルプラス提携店で利用すれば最高2.3%還元になります。
ビュースイカカード、ルミネカード、ビューゴールドカードは全て通常0.5%、オートチャージや定期券購入で1.5%還元、これらを「ルミネ商品券」に交換すれば、最高で1.84%還元にもなります。2018年からのポイント改定でやや交換率は下がったものの、それでも多くのお店が入っている「ルミネ」で使える商品券というのは魅力的ですよね。
モバイルSuica活用で10%還元!ビューゴールドカードはメインカード向き
また、ビューゴールドカードは年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえるしくみがありますので、年間に200万円以上利用すれば、普通に使っていても最大で1.025%もの還元率になります。せっかくビューゴールドカードを持つのであれば、メインカードにしたいところですね。
また、モバイルSuicaやえきねっとの活用で、最高10%還元も受けられるのは他のカードにはマネできません。JR東日本系の鉄道サービスを利用するなら必携のカードと言えます。
付帯サービス・特典で比較
Suica付帯のおすすめカード4枚に付帯するサービス・特典を比較すると、以下の通りです。
カードの種類 | 特典・サービス |
---|---|
ビュースイカカード | 旅行傷害保険、ボーナスポイント |
ルミネカード | ルミネで5%オフ、セール時10%割引、旅行傷害保険、スペシャルサンクスプレゼント |
ビューゴールドプラスカード | 施設優待、旅行傷害保険、空港ラウンジ(ラウンジ・キー) |
ANA VISA Suicaカード | ボーナスマイル、海外旅行傷害保険、国内航空便保険、ショッピング保険 |
豪華特典で年会費の元が取れるビューゴールドプラスカード
当然ですが、年会費が高くなればなるほど、サービス内容は充実する傾向はあります。
例えば、最も年会費が高い「ビューゴールドプラスカード」は各種優待に旅行傷害保険が国内・海外ともに最高5,000万円付帯、空港ラウンジサービスがつくなど充実した内容になっていますが、特筆すべきは「モバイルSuicaでの定期券購入等で6~10%還元」です。
単純計算で、年間10万円分以上グリーン券の購入などがあれば、年会費がペイできるほどのポイントが付与されます。
2022年5月現在、カードリニューアルが進んでおり、さらなる豪華特典が期待できます。単純なカードの還元率はもちろん、特典面を重視する方にも最適です。
ルミネで、ANAで…特典の違いはカードの個性の違い
ルミネカードはルミネユーザー向けの特典が充実しており、ルミネで常に5%オフとなる特典や、セール時に10%オフできる特典など、ルミネユーザーなら持っておいて損のない内容です。
ビュースイカカードはルミネカードと同様に国内、海外旅行傷害保険が付帯しますが、内容はそれほど手厚いわけではなく、おまけ程度と考えた方が良さそうです。累計利用金額に応じて、ボーナスポイントが付与されるのも特典のひとつです。ちなみに、この特典はビューゴールドプラスカードにもついています。
ANA VISA Suicaカードは「マイルをためたい方向け」、「ANAユーザー向け」の内容となっており少し特殊ですので、目的として「マイル」を貯めたい方ならこのカードがおすすめです。また、他のカードと違い「ショッピング保険」がついているのもポイントです。フライト関連の保障がついているため、頻繁に航空機を利用する方にとっては心強いですね。
オートチャージ、定期券機能の有無で比較
おすすめしているSuicaつきクレジットカードを比較すると、次のようになります。
カードの種類 | オートチャージ、定期券機能の有無 |
---|---|
ビュースイカカード | 両方あり |
ルミネカード | 両方あり |
ビューゴールドプラスカード | 両方あり |
ANA VISA Suicaカード | オートチャージあり、定期券なし |
オートチャージは全カードで対応
比べてみると、全てのカードで「オートチャージ機能」はついていますが、定期券機能は「ANA VISA Suicaカード」のみついていないという結果になりました。
つまり、定期券利用が必須のユーザーにとってはANA VISA Suicaカードは少しデメリットがあるということですね。ちなみに、先にも少し触れたように、ANA VISA Suicaカードだけはオートチャージでのボーナスポイントはつきません。通常の還元率のままです。
ANA VISA Suica カードで定期券を使いたいならモバイルSuicaで
ANAカード、かつSuicaが使えるというのは魅力的ではありますが、Suica定期券やオートチャージでどんどんポイントを貯めたいと言う方にとっては不向きなカードと言えるでしょう。ただし、マイルを貯めたい方には良カードですから、「モバイルSuica」と紐づけて使うなら考える余地はあります。
ぜひ、モバイルSuicaとのセットで使うよう工夫してみてください。
Suicaの機能が付いているクレジットカードの審査は厳しい?
Suica機能付きクレジットカードの審査難易度は、全体的にそれほど高くはありません。
そもそも、Suica付帯型クレジットカード自体が「Suicaユーザー向け」ですから、幅広い層のSuicaのユーザーにカードを作ってもらうためには、審査難易度を厳しくしすぎるとデメリットの方が大きくなってしまいます。
そのため、アルバイトやパート、専業主婦といった方でも、クレヒスさえ良ければほとんどのSuica機能付きカードは作りやすくなっています。
普通に収入のある方なら問題なし。ビューゴールドプラスカードは安定収入に注意
Suica機能付きクレジットカードは、全体で見ると「普通」の難易度であると言えます。
いままで他のクレジットカードなどを使った時でも「真面目に返済」している、かつ何かしらの手段で安定した収入のある方であればSuicaつきカードへの申し込みは問題ありませんので、安心して申し込んでくださいね。
ただし、ビューゴールドプラスカードだけは「ゴールドカード」ですので、基準は高くないものの、利用可能枠が80万円からと高めですので、本人に安定収入がないと厳しいでしょう。
クレジットカードはクレヒスが大切!自信がなければクレヒスを磨こう
クレジットカードの審査で最も大切なのは、基本的にはどのカードでも「支払い能力」と「クレヒス」です。
なかでも「クレヒス」は、これが悪ければ一発でどんなカード審査でも落ちてしまうほど重要で、過去数年のあいだに「金融事故」つまりなんらかの理由で借りたお金を返さなかったという履歴が残っていると、新たにクレジットカードを作るのは難しいと言えるでしょう。
クレヒスから事故の記録が消えた後(基本は5年以下)、金融系クレジットカードなどの審査が柔軟なカードから作り、クレヒスを磨くのがおすすめです。
Suica一体型クレジットカードはなぜ便利?
Suicaにクレジットカード機能がついた「Suica一体型カード」がなぜ便利か、その理由を3つご紹介します。
Suicaが便利な理由
- オートチャージが利用できるので改札で止まらない!
- チャージや定期券購入でポイントがたまる
- チャージしたSuicaで買い物・支払いをすると「ポイント2重取り」可能
1.オートチャージが利用できるので改札で止まらない!
Suica一体型カードは、「オートチャージ」という機能を設定することで簡単に利用することができます。
オートチャージは、改札を入場する際にSuicaの残額が設定した金額以下になっていると、自動的にクレジットカードから決めておいた額だけチャージできるサービスのことです。
オートチャージを利用していれば、基本的に日常生活で困らない範囲の金額を設定しておくことで「改札機で止められる」というストレスから解放されます。
普通のSuicaでは、チャージする際に自動券売機や窓口の利用が必要ですので、大幅な時間の短縮になります。
2.チャージや定期券購入でポイントがたまる
普通にSuicaに現金でチャージする、もしくは定期券を購入するといったシーンでは、ポイントはつかず、メリットはありません。
ビューカードから発行されているSuica一体型カードなら、「オートチャージ」や「定期券購入」にクレジットカードを使うことで、JREポイントが「1.5%」貯まりますので、ポイント還元率が1.5%となり、お得です。
貯まったポイントはSuicaに1ポイント=1円相当としてチャージできるほか、商品や提携ポイント、ルミネ商品券へ交換することも可能です。
3.チャージしたSuicaで買い物・支払いをすると「ポイント2重取り」可能
オートチャージで1.5%の還元率を誇る「Suica一体型カード」ですが、チャージされたSuicaをお店で使うと、対象店では100円~200円につき1ポイントのJREポイントが貯まりますので、「チャージ」で得たポイントと、「Suica決済」で得たポイントの「2重取り」が可能です。
「ポイントの2重取り」は、とにかくSuica関係でよりお得にお買い物をしたい、定期券の料金や運賃を節約したいという方にはぴったりの使い道です。
Suica一体型クレジットカード利用時の盲点「振替輸送」に注意!
Suica一体型クレジットカードを利用する際は注意点が1つあります。「振替輸送」の利用です。
定期券の場合はきちんと振替輸送が利用できますが、実は、Suicaを使って定期区間外の改札を通った場合は、目的地までの間、電車にトラブルが発生した際の振替輸送が利用できません。
そのため、他の電車に乗りたいときは、途中下車してそこまでの区間運賃を支払い、また他の電車に乗り直す必要があります。
振替輸送はきっぷのほうがお得な場合も
きっぷを購入してしまっている場合は、その区間までの振替輸送を追加料金なしで受けられるというケースが多いですが、Suicaの場合は乗車した記録しか残っていないので、正確な「乗車区間」を目視で確認できず、振替輸送のきっぷを渡せないというのが理由です。
普通は、続けて目的地まで乗る運賃よりも、途中で降りて同じ目的地まで乗り直した運賃が高くなってしまうので、この1点のみにおいて少し「損」と言えますね。
とはいっても、こうしたケースがあまり遭遇しないものですので、普段はSuicaを利用しておき、定期区間外利用時に天候などによりあらかじめ電車トラブルが予想される場合のみ、きっぷで利用するというのが対策としては良いと言えます。
Suica機能付きクレジットカードは「目的別」で比較して選ぼう
Suica機能付きクレジットカードは種類が豊富で、見るべきポイントを押さえながら比較して選ばなくては、自分好みのカードを的確に選ぶことは難しいと言えます。
Suicaがついているカードの中でも、定期券機能はついていない、ポイント還元率が使い方によって異なるなど選ぶカードによって仕様が異なり、それぞれに「特徴」がしっかりあります。
クレジットカード選びの際は、それぞれの特徴をしっかりと理解し、その上で「自分がついていてほしい機能」や「特典内容」などを比較しながら好みのカードを探すようにしましょう。
Suicaや定期券は人によっては毎日使うものですから、妥協せずに自分の理想に近いカードを選び、少しでもお得になるように生活に役立ててくださいね。
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