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ETCカードの紛失・盗難遭遇時にやるべき対応手順を解説!まずは発行元にすぐ連絡を

更新:2022年7月26日

カードの紛失・盗難

ETCカードを使おうとしたら見つからない、紛失してしまったという時には、どうしたら良いかわからなくなってしまう方もいると思います。

今回は、ETCカードを紛失した、もしくは盗難されてしまった際にどのように対処していけば良いかを簡単に解説します。

失くしてしまった際は、焦らずにまずは「やるべきこと」さえやっておけば被害が最小限に抑えられますので、参考にしてくださいね。

ETCカードの紛失・盗難はまず発行元に連絡を!

ETCカードの紛失や盗難は、まずはETCカードの発行元へ「紛失・盗難」の連絡をすることが大切です。

クレジットカード付帯のETCカードならクレジットカード会社(クレジットカード裏面の連絡先やHP記載の問い合わせ先、多くの場合24時間対応してもらえます)、ETCパーソナルカードならETCパーソナルカード事務局(TEL 044-870-7333、土日、祝日、年末年始除く9時00分~17時00分の間のみ受付)へ電話連絡をし、ETCカードを失くした旨を伝えましょう。

紛失を繰り返すと再発行が難しくなる場合も

あまりにもなんども紛失・盗難が続けば、カード会社としても相手が信用できるかを疑うことになってしまい、再発行が難しくなることもあります。

ETCカードやクレジットカードは、いざという時も「利用停止」や「紛失・盗難保険」で守られてはいますが、それは「きちんと盗難などへの対策」を個人でしていることが前提となっており、管理が甘すぎると判断されれば補償の対象外にもなってしまいます。

再発行ができる、損害額は補填してもらえるとはいっても、自分自身でなくさない、盗られないよう、後の章で紹介するような「対策」は最低限しておくことがおすすめです。

ETCカードの紛失・盗難の際にやるべき対応手順

ETCカードの紛失・盗難の際は、次の手順で対応しましょう。

CHECK

ETCカード紛失の際の対応手順

  • 発行元への連絡
  • 警察への届け出
  • カードの再発行

発行元への連絡は、先にお話ししたようにクレジットカード会社ならクレジットカード会社へ、ETCパーソナルカードなどは取り扱いの事務局へと連絡しなくてはいけません。

基本的に、クレジットカード付帯のETCカードであればカード会社への届け出から60日前までは不正利用の保証対象になりますが、警察への届け出があるということが必須条件です。

そのため、カード発行元への連絡が済んだあとは、警察へ速やかに紛失・盗難を届け出るようにしてください。

カードの再発行手続きに関しては、カード会社の案内にしたがって手続きを進めれば問題はありませんが、再発行に手数料がかかるケースもありますので、覚えておきましょう。

ETCカードを紛失したり盗難されたりしないための対策

ETCカードを紛失したり、盗難されたりしないためには、最低でも次の2点に気をつけておきましょう。

POINT

  • ETCカードを車内に放置しない
  • 使わないときは決まった場所に保管しておく

1.ETCカードを車内に放置しない

ETCカードを車載器にいれたまま放置する方も多いかもしれませんが、車内に放置していると、当然盗まれやすくなってしまうので、使い終わったら必ず抜き取っておきましょう。

車載器に入っていることがわかると、最悪の場合窓ガラスを割って盗まれるという可能性もゼロではありません。

とくに、ETC「一体型」となっているクレジットカードを盗まれてしまうと、何にでも使えてしまうので非常に危険です。

くれぐれも、車内に置き忘れのないように注意してくださいね。

2.使わないときは決まった場所に保管しておく

ETCカードを使わない時には、決められた場所に保管しておくことが大切です。

というのは、いつもバラバラの場所に保管していると、いざ盗まれてしまったり失くしてしまったりしても気がつきにくくなるからです。

使い終わったカードを必ず決まった場所へもどす癖をつければ、外出から戻った時にもし紛失していてもすぐに気がつくこともできます。

管理をきちんと行い、失くしにくくというという意味で「決まった場所」に戻すということは大切です。

ETCカードの紛失・盗難を放置してしまったらどうなる?

ETCカードの紛失や盗難を放置してしまう、つまりなんの届け出も出さずにいたらどうなるかというと、「不正利用された際の補償」が受けられません。

先に述べたように、クレジットカード会社の紛失・盗難保険は、紛失や盗難の届け出から60日以内の出来事しか補償の対象にはなりません。ずっと放置していると、被害にあったとしてもそれよりも前の出来事になってしまい、最悪の場合被害額を自分で支払わなくてはいけなくなってしまいます。

また、気にせず放置をしていて、気がついたら不正に使われてとんでもない額の請求が来た・・・というのも、請求が来る前気がつかない=管理が甘いということを指摘されてしまい、重大な過失があると判断されてしまえば、60日以内でも補償されません。

盗難や紛失に気がついた時点で警察・カード会社に届け出をするのはもちろん、毎月の請求や自分のカードの所在もきちんと把握しておくように気をつけましょう。

まとめ|紛失・盗難にあってしまったら即利用停止しよう

ETCカードの紛失・盗難にあってしまった際は、何よりもさきに「発行元」への連絡をするようにしましょう。

特に、クレジットカード会社は届け出から60日以内なら不正利用をされてしまっても保険がきくということもありますので、できるだけ早く連絡しておくことが大切です。

また、きちんと保険適用にするためにも、失くした・盗難されたという事実を残しておくためにも「警察」への届け出をしておかなくてはいけません。

基本はなくさない・盗られないための対策をしておくことが一番ですが、いざという時に焦らなくてすむよう、簡単な対応の手順は頭に入れておくようにしてくださいね。

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