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ゴールドカードを持つメリットは?年会費高めでも持ちたいゴールドカードの魅力を解説

更新:2021年8月26日

ゴールドカード

ゴールドカードは一般的にステータス性の高いカードとして人気のカテゴリのクレジットカードです。ゴールドカードというと、年会費が1万円以上するものも多く、高いと感じる方もいます。

そこで、今回は、高い年会費を払ってでも「持ちたい」と言える、ゴールドカードのメリットや魅力について紹介していきます。ゴールドカードの魅力について知り、お気に入りの1枚を見つけましょう。

ゴールドカードは一般カードとここが違う

ゴールドカード

ゴールドカードの魅力について説明する前に、まずはゴールドカードが一般カードとどのように違うのか、ざっくりと解説いたします。詳しい魅力やメリットなどについては、後の章でしっかり見ていきますので、ここではゴールドカードの概要を理解していきましょう。

POINT

  • 年会費が一般カードよりも高め
  • 審査が比較的厳しい
  • 付帯サービス・保険が充実している

1.年会費が一般カードよりも高め

ゴールドカードの年会費は1万円〜2万円程度のタイプが多く、高いものでは3万円以上するものもありますが、中には年会費が無料や1,000円代などの「格安」な、一般カードと年会費がさほど変わらないものもあります。

もちろん、年会費が安いゴールドカードは、年会費をしっかりとっているクレジットカードに比べて受けられるサービス内容などに違いはありますが、ゴールドカードということには変わりがないので、ゴールドカードに憧れはあるものの、年会費が気になっているという方にはおすすめです。

年会費が高いのは、サービスを充実させるため

年会費が高いとなると、戸惑ってしまうと思いますが、軽く触れたように、年会費はそのままサービスの充実度と関係があります。

ゴールドカードの年会費が高くとも、サービスを十分に利用できるのであれば、逆に「安い」と感じられる方もいますので、年会費だけを見て申し込みをやめるのではなく、きちんとその中身もしっかり確認して判断しましょう。

2.審査が比較的厳しい

審査

ゴールドカードの一般的な特徴の一つとして、「審査が比較的厳しい」というものがあります。

格安ゴールドカードなど、一部のゴールドカードは審査があまり厳しいとは言えないカードもありますが、年会費も高めでサービスが充実しているような、「ステータス性の高い」ゴールドカードは、一般的なクレジットカードの審査よりも厳しくなりがちです。

審査で見られているのは、いわゆる「3C」と呼ばれる「Capacity(返済能力)」、「Character(性格)」、「Capital(資産)」の3つの項目で、ふつう、ゴールドカードはこのそれぞれの項目について、一般カードよりも厳しめに審査が行われます。

そのなかでも、「Character」、つまり、この人はきちんと借りたお金を返済する性格か、というものが厳しく見られており、例えば一般カードでは軽い「遅延」があって、お金の返済が1週間だけ遅れてしまったという履歴がクレジットヒストリーに残っていても、審査に通る場合もありますが、ゴールドカードではその履歴が警戒され、それだけで審査に落とされてしまうことも考えられます。

良いクレヒスがあれば、ゴールドカードも手に入れやすくなる

ゴールドカードの審査で特に重視されるのが「クレジットヒストリー」、いわゆるクレヒスというお話をしましたが、逆に言えば収入がそれなりに安定していれば、クレジットヒストリーをしっかり育てることでゴールドカードを手に入れやすくなるということです。

今すぐに申し込みをするのは自信がない、という方は、まずは審査の甘めなクレジットカードを作ってクレヒスをこつこつと積み上げることが大切です。

3.付帯サービス・保険が充実している

これについて、詳しくは次の章の「ゴールドカードの魅力・メリットについて」で解説していますが、ゴールドカードの最大の特徴は、一般カードよりも「サービス面が優遇される」ことです。

ゴールドカードは手に入れづらく、年会費も高めですが、そういった面を加味しても手に入れたくなるような「サービス面」が、ゴールドカードの人気の理由です。

一例としては、空港のラウンジを無料で使える、海外旅行保険が無料でついてくる、といったサービスがあります。

ゴールドカードの魅力・メリットについて

ゴールドカードがどんなものか大体分かったところで、その魅力やメリットについて迫ってみましょう。

もちろん、カードごとにメリットは様々で、一概に「ゴールドカードはこう」とは言い切れませんが、ここではその中でも多くのカードに共通するサービス面などを取り上げてみましたので、ご覧ください。中にはここでご紹介する内容以外にも、ユニークな特典がついているクレジットカードもありますので、ぜひ探してみましょう。

魅力・メリット

  • 空港ラウンジを利用できるサービスも多い
  • 家族カードが無料で作れる
  • ゴールドカード会員専用のサポートデスクが用意されている
  • 高いステータス性がある
  • 海外旅行傷害保険など、各種保険を無料付帯

1.空港ラウンジを利用できるサービスも多い

空港ラウンジ空港ラウンジとは、空港内にある、飛行機の搭乗までの時間をつぶすことができる休憩室のことです。

旅行プランのサービスとして空港ラウンジの利用権がついてくることもありますが、多くの空港では、特定のゴールドカード以上のクレジットカードを持っていることで利用できる、という条件付きのラウンジがあります。

ラウンジでは、インターネットや雑誌の閲覧などのほか、アルコール類を含むフリードリンクのサービスのほか、軽食・おつまみなども提供されており、空港内の待合場所で過ごすよりも、ゆったりとした快適な時間を過ごすことができます。

2.家族カードが無料で作れる

クレジットカードのなかには、「家族カード」が発行できる種類もありますが、ゴールドカードは家族カードを「1枚目無料」で発行できるサービスがあります。一般カードでは、家族カードの発行に1枚目から費用が発生するものも多いですが、同じサービスを受けられるクレジットカードを1枚無料で発行できるのは嬉しいですよね。

家族カードは、家計をわかりやすくまとめたいけれど、個別にクレジットカードは持っていたい、というケースにぴったりですので、サービスが良く、家族カードが無料で発行できるクレジットカードを探しているのであれば、ゴールドカードを視野に入れてみましょう。

3.ゴールドカード会員専用のサポートデスクが用意されている

一般カードは、サポートデスクを利用できても「カードについての問い合わせ」など、用途が限られていることが多いですが、ゴールドカード会員専用のサポートデスクでは、そのほかに公共交通機関の予約のサポートや、健康面での悩み相談専用のダイヤルなどの案内など、さらにきめ細かいサービスが受けられます。

例えば、旅行へ行くのにホテルは手配したけれど、航空券がとれていない、時間もない、といった場合に相談すればチケットを手配してくれるサービスもあり、使いこなせば大活躍のサービスです。

使い方によっては、このサービスだけのために年会費を払っていても惜しくないという方もいる内容です。

4.高いステータス性がある

ゴールドカードについての概要では、クレヒスをきちんと育てていれば手に入れやすいというお話はしましたが、そうはいってもやはり一般カードよりも高いステータス性があるのがゴールドカードです。所持しているだけで一目置かれることもあるゴールドカードですが、ステータス性が高いという気分的なメリット以外にも、実際に「特をする」場面もあります。

特に、海外ではクレジットカードが身分証がわりに利用され、ホテルではクレジットカードの提示が必須になっているなど、日本よりもクレジットカードの扱いが重要です。ゴールドカードを提示することで、待遇面が変わることや、さらには部屋のアップグレードを無料でしてくれるケースもありますので、その「ステータス性」の高さはバカにできません。

5.海外旅行傷害保険など、各種保険を無料付帯

格安ゴールドカードでもほとんどのカードについているのが、「海外旅行傷害保険」の無料付帯です。

通常、海外旅行の保険はクレジットカードに付帯していなければ、旅行代理店で別に申し込むケースが多く、数千円の費用がかかってしまうケースも少なくありません。海外では日本よりも医療費が高いことも多い為、ちょっとした怪我や入院でも数百万円などの大金が必要になってしまうので、旅行先での急な怪我や病気に対応できる保険は、海外旅行に行く人には必須です。

また、一般カードは「そのカードで決済した旅行」にしか保険がつかないのが多いのに対し、ゴールドカードは「持っているだけ」で保険適用されるので安心して利用できます。

そのほかにも、ゴールドカードの種類によっては、カードを利用して購入した商品がなんらかの事故(盗難など)にあった際に、規定の日数以内であれば損害金を保障する保険などもあります。

ゴールドカードにするデメリットはある?

デメリット

ゴールドカードにするデメリットですが、強いて言えば「年会費が通常より高いこと」です。

しかし、これは受けられるサービスの質が高いことを考えると当然ですので、きちんとサービスを使いこなして入れば「デメリットはない」と言えます。

ゴールドカードはステータス性も高く、年会費も月当たりで計算すれば大きな負担にならないカードも多いので、よくクレジットカードを利用する方や、ゴールドカードのサービスに魅力を感じている方であれば、年会費を払ってもメリットが多いため、おすすめです。

年会費を払う価値を全く見出せないというのであれば、それは自分のライフスタイルとゴールドカードのメリットが合わないだけなので、ゴールドカードにこだわらずに別の年会費が安いクレジットカードを探すのが賢明です。

メリットたくさん!おすすめゴールドカード3選

おすすめ

ゴールドカードがいいことは分かったけれど、自分はどんなカードを選んだら良いのかわからない、と悩んでしまう方もいるかと思います。

年会費以上のメリットがあるゴールドカードが多い中で、特にメリット・魅力がはっきりしているオススメのゴールドカードを3枚ご紹介します。

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

年会費
(初年度)
31,900円(税込) 年会費
(2年目)
31,900円(税込)
還元率 0.33%〜0.40% 発行日数 約3週間

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(以下、アメックスゴールドカードとする)は、日本で初めて発行されたゴールドカードで、ステータスシンボルとして海外でも通用する1枚です。

1
POINT

  • 年会費は高めの31,900円(税込)だが、それだけの価値ある内容!
  • 海外でも通用する、最強のステータス性を誇るゴールドカード
  • 実質他者のゴールドカードよりも「ワンランク上」のサービス

年会費が他社の1万円台と比較して高めの設定になっていますが、そのぶん他社ではもうワンランク上のクレジットカードでしか受けられないようなサービスを受けられるのが魅力です。

海外旅行に頻繁に行く人に特におすすめ

特に、海外旅行に頻繁に行く人には嬉しいトラベル関連のサービスが充実しており、空港と自宅間の荷物の配送が会員1人につき1個無料、また、国内外1,300か所以上もある会員限定の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」などがついているのも大きなメリットです。

また、予定していたコンサートや旅行を止むを得ない理由でキャンセルした時に、キャンセルしたことによる損害分を保証してくれる「キャンセルプロテクション」も、「アメックスゴールドならでは」のサービスです。

もちろん、各種保険も無料で付帯

ゴールドカードの特徴の一つに、一般カードよりも手厚い保険サービスがありますが、このアメックスゴールドカードにもきちんと保険がついています。

最高1億円の旅行傷害保険が付帯しており、それ以外にも空港へ飛行機が到着するのが遅れた場合に発生した費用を補償するする「航空便遅延費用補償」もついています。
ショッピング関係の保険も充実しているので、旅行だけではなく、ショッピングも大好き!という方には嬉しいサービスが盛りだくさんです。

楽天プレミアムカード

年会費
(初年度)
11,000円(税込) 年会費
(2年目)
11,000円(税込)
還元率 1.0% 発行日数 約1週間~10日前後

楽天プレミアムカードは、楽天が発行している「ゴールドカード」です。

11
POINT

  • 年会費は他社とあまり変わらないのに「プライオリティ・パス」がついてくる!
  • 当カードを使用した楽天市場でのポイント還元率が、通常の5倍
  • 国内外の旅行保険が「自動付帯」で使いやすい

他のゴールドカードと比べ、年会費は決して安い部類ではありませんが、通常年会費が約400ドルかかる「利用無制限」の「プライオリティ・パス」が無料でついてくるという、最強のコストパフォーマンスを誇るカードです。

プライオリティ・パスを利用すれば、それだけで楽天プレミアムカードの年会費は元をとれてしまいますので、それだけのために楽天プレミアムカードに申し込む方も多いと言われています。国内外の旅行保険も自動で付帯するなど、旅行者にとってはメリットだらけのカードですので、付帯サービスのみが目的で入会するといっても損はありません。

それだけではなく楽天市場で利用すれば、普通のクレジットカードを利用するよりも、なんと「5倍」もの高還元率でポイントがつきます。つまり、このクレジットカードを利用しているだけで、常に楽天市場では全商品が5%オフで購入できるということですね。

このことから、楽天のヘビーユーザーはもちろん、特に海外旅行時に利用したい方におすすめです

ライフスタイルによって選べる「3つのコース」

楽天プレミアムカードは、会員限定のサービスを「ライフスタイル」によって3種類から選べるサービスもあります。

3つのサービスとは、旅行や出張が多い方におすすめの「トラベルコース」、お買い物でポイントをザクザク貯めたい方におすすめの「楽天市場コース」、動画やレンタルサービスを頻繁に利用する方におすすめの「エンタメコース」です。

それぞれ、受けたいサービスを選択することで、ポイント還元率をどんな用途で上げるかを選択できるので、ライフスタイルにあった自分のカードとしてカスタマイズ可能です。

JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
11,000円(税込)
還元率 0.5%〜5.0%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 発行日数 約1週間でお届け

『JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】』(年会費11,000円(税込)※オンライン入会で初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当

1
POINT

  • 国内ブランド「JCB」が発行する、最高ランクのステータス性のあるゴールドカード
  • 日本国内加盟店舗数1位!国内では最も使い勝手の良いカード
  • 他社よりも充実した旅行保険が自動付帯!家族特約がうれしい

3枚目のおすすめカードは、国内抜群のステータス性がある「JCBゴールド」です。

JCB関係のゴールドカードは、今回ご紹介するクレジットカード以外にもありますが、ここではJCBゴールドと言えば【JCB ORIGINAL SERIES】のものを指しています。

他社のクレジットカードと違うのは、やはりJCBが国内での加盟店舗数が1位という「国内で最も利用できる」クレジットカードという点です。ただ使える、というだけではなく、JCBゴールドだけのグルメ優待サービスもしっかりついており、国内でメインカードとして利用するのなら最もおすすめできるゴールドカードです。

国内・ホノルル国際空港での空港ラウンジサービスなど、旅行関係サービスが魅力

ホノルル国際空港や、国内の主要空港にある空港ラウンジを無料で利用できるサービスがついてくる、というサービスは他のゴールドカードでもありますが、特におすすめしたいのがJCBゴールドの「海外旅行保険」です。

旅行の代金をカード決済に使わなくても最高5,000万円までの傷害保険が無料で付帯し、決済に利用すれば1億円まで補償が受けられます。しかも、他社と比べても珍しい「家族特約」があるので、一緒に旅行に出かける家族会員も同様の補償がついてくるのは嬉しいですよね。

利用すればするほどお得になるポイントシステム

JCBゴールドは、年間でカード決済を一定金額以上利用することで、ポイント還元率がアップするサービスがあります。
JCBゴールドはたくさん使い続けていればより還元率が高くなるタイプのカードなので、国内での使い勝手や旅行時、ショッピングの補償を考えると、「メインカード」としての利用が最も適していると言えます。

まとめ

ゴールドカードはライフスタイルで選ぼう

ライフスタイル

ゴールドカードには、年会費が安いものから高いものまであり、サービスもそれぞれのカードによって全く異なります。
今回は一般的なゴールドカードのメリットや魅力についてお伝えしましたが、ここで紹介しきれなかった内容以外にも、様々なサービスや魅力のあるゴールドカードがあります。

ゴールドカードに興味を持ち、ぜひ手に入れたいと思っているのであれば、まずは自分のライフスタイルを見直して「どんなカードが自分に合っているか」を考えましょう。
カードの持つメリットを、自分自身のライフスタイルと照らしあわせて、ぜひ「お気に入り」の1枚を見つけてくださいね。

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