クレジットカードのセキュリティコードとは?どこに、何のためにあるの?
クレジットカードをオンラインショップ、いわゆるネット通販で利用しようとした時に、決済時に「セキュリティコード」の入力を要求されることがありますよね。
このセキュリティコード、何のためについているのか、またどこについているのか疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
今回は、クレジットカードのセキュリティコードについて、簡単に「メリット」、「記載場所」を解説しますね。
いまいちセキュリティコードの場所が分からないと思っていた方は、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードのセキュリティコードとは?
クレジットカードのセキュリティコードとは、クレジットカード決済の際に使われる「パスワードの一つ」のようなものです。
主にオンライン上の決済の時に要求されるもので、所持しているクレジットカードのどこかに記載されており、決済時に確認・入力します。
基本的には現在発行されているクレジットカードの全てに「セキュリティコード」は印字されており、このコードがなければ決済できないサイトが多くあります。
セキュリティコードがなければ、カード情報を知っている第三者が使えてしまう可能性が高くなります。私たちは、セキュリティコードのおかげで安心して安全にお買い物を楽しめているということですね。
クレジットカードにセキュリティコードがあるメリット
では、なぜセキュリティコードがあるのか、セキュリティコードというものが存在するメリットを3つ解説します。
セキュリティコードがある「メリット」
- カード所有者ならいつでも確認できる
- オンライン上での不正利用を防げる
- クレジットカード利用伝票・明細書などに記載されないも
1.カード所有者ならいつでも確認できる
複雑なパスワードなら、もちろんセキュリティ性も高く不正利用を防ぐにはもってこいですが、決済のたびに長いパスワードを入力させられるのは面倒ですよね。
セキュリティコードは「クレジットカード本体」に印字されていますので、カード所有者であればいつでも簡単に確認できる、かつ短い数字の羅列ですから、入力もかんたんです。
2.オンライン上での不正利用を防げる
セキュリティコードは「クレジットカードを持っている本人」にしか確認できないよう、クレジットカード本体に印字されているため。オンライン上でカード番号などを盗まれてしまっても、セキュリティコードは同時には知られないため不正利用されにくくなっています。
セキュリティコードが無ければ、カード番号を盗まれた時点で不正利用されてしまいますが、「カード本体」がなければコードの確認ができないため、オンライン上のセキュリティ強化に役立っています。
3.クレジットカード利用伝票・明細書などに記載されない
クレジットカード利用伝票や明細書にセキュリティコードが記載されていれば、いざという時に情報を知られて不正利用されてしまう可能性があります。
セキュリティコードは、何度も解説しているように「カード本体」に印字されており、そのほかでは情報を知ることができないため、カードそのものさえ盗まれなければ、ほとんどの場合安全です。
基本的にはお店などでクレジットカードの提示を求められたとしても、カード番号と名義、セキュリティコードを一瞬で覚えられて不正利用されるということは考えられませんので、データ化してパソコンに一緒に保存するといったことさえしなければ、盗まれづらいため安心して使うことができます。
クレジットカードのセキュリティコードはどこについている?
さて、クレジットカードのセキュリティコードの有用性が分かったところで、実際にセキュリティコードがクレジットカードの「どこに」ついているかを解説します。
VISA/MasterCard/JCB/Dinersの場合
VISA、MasterCard、JCB、Dinersの場合、セキュリティコードは「裏面」に印字されています。
いずれも、裏面の「署名欄」に記載されたクレジットカード番号などの「後」に書いてある3桁の数字です。
わかりづらければ、裏面に書いてある数字の羅列の「末尾3桁」がセキュリティコードだと覚えておきましょう。
アメリカン・エキスプレスの場合
アメリカン・エキスプレス(American Express)だけはちょっと特殊で、セキュリティコードがなんと「表面」に記載されています。
クレジットカードの表面、カード番号の右上に小さく記載されている「4桁」の番号がセキュリティコードです。
アメックスは「場所」も「桁数」も特殊ですので、間違えて裏面を探さないようにしてくださいね。
セキュリティコードはオンラインショッピングのセキュリティに便利
セキュリティコードは、実際にクレジットカードを持っている方にしか確認することのできない数字です。
このコードはクレジットカードの種類によって、「記載してある場所」や「桁数」は違いますが、「オンラインショッピングの安全性」を高めるためにつけられているということは変わりません。
セキュリティコードはカードそのものについているため、カードを所持している本人にしかチェックできないことがセキュリティ強化に繋がっています。
今後は、ネットショッピングを楽しむ際は、より安全な、セキュリティコードの入力をきちんと「求められる」サイトでお買い物をするようにしましょう。
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