家族カードの解約は電話するだけ。解約前に確認すべき注意点まとめ

家族カードの解約方法は、基本的にカード裏面のカードデスクに電話するだけでOK。特別な手続きは必要ありません。

今回は、家族カードの解約方法について、一般的にはどう行うのか、また有名カードブランド各社はどういった対応をしているのかをご紹介します。

これから家族カードの解約を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

家族カードの解約はカード窓口に電話するだけでOK

冒頭でもお伝えした通り、家族カードの解約はカード裏面に記載のカードデスクに電話するだけでOK。非常に簡単です。

解約できるのは本会員あるいは家族カードの名義人

ちなみに、解約できるのは家族カードの名義人本人か、本会員のみ。それ以外の家族や他人がカードデスクに連絡しても、解約はできません。ご注意ください。

手元にカードがない場合もコールセンターへの電話で解約可能

手元にクレジットカードがなく、どこかにしまいこんでしまった……というときでも、カード会社のコールセンターに電話すれば解約手続きはできます。

その際は、名前や生年月日、住所、電話番号などの個人情報を確認されます。

筆者も以前家族カードを家で紛失し、ほとんど使っていなかったためそのままついでにコールセンターに連絡し、解約をした経験があります。

失くした際もしっかり解約はできますので、ご安心ください。

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主要カード会社の家族カード解約方法

ここでは、主要カード会社の家族カード解約方法をご紹介します。

• 楽天カード
• JCBカード
• アメリカン・エキスプレス
• ダイナースクラブ
• dカード
• セゾンカード
• イオンカード

楽天カード

楽天カード

年会費 （初年度）	永年無料	年会費 （2年目）	永年無料
還元率	1.0％〜4.0％	発行日数	最短3日

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楽天カードの家族カード解約方法は、以下のように回答されています。

家族カードの解約をご希望の場合は、楽天カードコンタクトセンターにて承っております。
カードをお手元にご準備のうえ、本カード会員ご本人様、もしくは家族カード会員ご本人様より楽天カードコンタクトセンター(営業時間 9:30～17:30)へお問い合わせください。
引用元：https://support.rakuten-card.jp/faq/show/55344?site_domain=guest

電話での解約のみ、カード種類によって問い合わせ先が異なる

楽天カードの種類により、コンタクトセンターの電話番号などの案内が異なるため、詳しくは公式ページをご確認ください。ちなみに、通常の楽天カードでの解約問い合わせ先は、2021年12月現在以下の通りです。

• 0570-66-6910（有料）

JCBカード

JCB CARD W / W plus L

年会費 （初年度）	永年無料	年会費 （2年目）	永年無料
還元率	1.0%〜5.5%※最大還元率はJCB PREMO（or nanacoポイント）に交換した場合	発行日数	最短3日 通常1週間

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JCBカードは、カード会社の中では珍しく電話だけではなく、オンラインからの解約も可能。公式では以下のように回答されています。

JCBカードを退会する方法は、カードの種類やグレードにより異なります。
下を確認のうえ、お手続きください。
※家族カードも同様のお手続きとなります。

【1】JCBザ・クラス​​​、プラチナ、法人カード会員のお客様
お電話で退会手続きをご案内します。
カードをご用意のうえ、カード裏面に記載のカード発行会社までご本人様よりお問い合わせください。

【2】【1】以外のお客様
「インターネット」または、「お電話（自動音声）」で退会手続きができます。
下の①②より、ご希望のお手続き方法を選択し、詳細をご確認ください。

※一部対象外のカードがあります。お手続きができない場合は、カード裏面に記載のカード発行会社までご本人様よりお問い合わせください。
①インターネット
②電話（自動音声）
引用元：https://j-faq.jcb.co.jp/faq/show/641?site_domain=default

一般カードはオンラインからOKの貴重なカード会社。ハイクラスは電話のみ

ハイクラスなクレジットカードの場合、基本的には家族カードでも電話解約となり、一般カードの場合はオンラインで「My JCB」からの解約ができます。

詳しくは、公式サイトをご確認ください。迷った際は、カードデスクへの電話が確実です。

アメリカン・エキスプレス

アメリカン･エキスプレス･グリーン･カード

年会費 （初年度）	13,200円(税込)	年会費 （2年目）	13,200円(税込)
還元率	0.4%〜1.0%	発行日数	最短15営業日

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アメリカン・エキスプレス・カードの場合、家族カードの解約方法は以下のようにアナウンスされています。

家族カードの解約のお手続きは、以下の点をご確認いただいたうえで、基本カード会員様からご連絡ください。 カードをお手元にご用意のうえ、カード裏面の電話番号までご連絡ください。
引用元：https://www.americanexpress.com/jp/customer-service/faq.faq-26-new-accounts-cancellation.html

解約は本会員からの電話のみ受け付け

基本的に電話連絡は本会員より行い、解約手続きをすすめます。

家族カード会員からの電話、と表記されていない点にご注意ください。家族カード会員から電話をしても、受け付けられないケースもあります。

ダイナースクラブ

ダイナースクラブカード

年会費 （初年度）	24,200円(税込)	年会費 （2年目）	24,200円(税込)
還元率	0.40%〜0.416%	発行日数	カード到着まで2～3週間ほど

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ダイナースクラブの解約手続きは、電話にて「本会員」が行います。手続き方法についての質問には、公式で以下のように回答されています。家族カードを解約するときも同様の手順で行いましょう。

本会員からの電話で解約が原則

お電話で承ります。本会員様から下記の電話番号までご連絡ください。

電話番号：0120-369-527　海外からは +81-3-6770-2779（有料）
営業時間：月 ～ 金 9:00 ～ 17:00（土・日・祝・12/30 ～ 1/3 休業）

・本会員様以外の方からのご依頼はお受けできませんので、ご了承ください。
引用元：ダイナースクラブカード｜カードの退会手続き方法を教えてください。

dカード

dカード GOLD

年会費 （初年度）	11,000円(税込)	年会費 （2年目）	11,000円(税込)
還元率	1.00%〜10.0%	発行日数	最短5営業日

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dカードの家族カードを解約する場合、以下のように公式でアナウンスされています。

家族カードのご解約は、dカードセンター、またはdカード ゴールドデスクまでご連絡ください。
※カードをお手元にご用意のうえ、カード会員ご本人さまよりご連絡をお願いいたします。
引用元：https://docomo.d-card.jp/st/faq/detail/?id=604503&ctid=132071

家族カード本人からの電話で解約が原則

カードの裏面のカードデスクに、家族カード「本人」から電話をかけるのが原則となっています。オンラインなどの解約手段は用意されていません。

セゾンカード

セゾンカードインターナショナル

年会費 （初年度）	永年無料	年会費 （2年目）	永年無料
還元率	0.5％〜	発行日数	最短即日発行

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セゾンカードの家族カード解約方法は、公式で以下のようにお知らせされています。

お近くのセゾンカウンターまたは、カード裏面に記載のインフォメーションセンター（オペレータ対応）にて受け付けします。
※一部のカード（金融機関との一体型カードなど）につきましては、提携先での手続きになります。
引用元：https://faq.saisoncard.co.jp/saison/detail?site=OA5LHO14&category=39&id=1724&sort=access

クレジットカード裏面の番号、もしくはセゾンカウンターで対面手続可能

原則、クレジットカード裏面の番号にかけるか、もしくはセゾンカウンターでの手続きとなります。対面で手続きを行いたい方にとっては便利ですね。

イオンカード

イオンカード（WAON一体型）

年会費 （初年度）	永年無料	年会費 （2年目）	永年無料
還元率	0.5%~1%	発行日数	約2週間

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イオンカードの場合、原則オンラインからの解約が可能。公式での回答も、以下のようになっています。

一部カードを除いて、暮らしのマネーサイト（オンライン）にて手続きが可能です。
引用元：https://faq.aeon.co.jp/faq/show/528?site_domain=default

イオンカードセレクトシリーズはイオン銀行との絡みがあるため、イオン銀行ホームページでのオンライン手続きになります。

オンラインまたは電話が原則。一部カードは郵送手続きのみ

ちなみに、イオンセプコカードは電話での解約のみ。覚えておきましょう。

イオンカードSuicaは暮らしのマネーサイトへログイン後、カード退会届を取り寄せて、イオンSuicaカードを同封の上送る必要がありやや面倒です。電話のみでは解約できない点に、ご注意ください。

家族カードを解約する前の注意点

家族カードを解約する際の注意点は、以下の4点です。

1. 家族カードに紐付いた電子マネーやポイントも消滅する
2. 公共料金、分割払いの引き落としに注意
3. 使わなくなった家族カードは処分する
4. 本カードを解約すれば家族カードも解約になる

家族カードに紐付いた電子マネーやポイントも消滅する

当然ながら、クレジットカードを解約すれば、カード利用で貯まったポイントや紐づいた電子マネーも使えなくなります。

家族カード紐づけのポイント、電子マネーは使えなくなる点に注意

ただし、ポイントが家族カード会員独立で貯まるタイプでも、本会員と合算して移行できるものがほとんど。事前にしっかりポイントを利用するか、うつしておくようにしましょう。

また、QUICPayやiDなど直接クレジットカードと紐づいた電子マネーが使えなくなることはもちろん、Suica機能付きクレジットカードなども解約と同時に返さなくてはいけないケースも。その場合解約すると付帯の電子マネーも使えなくなるため、ご注意ください。

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公共料金、分割払いの引き落としに注意

公共料金や分割払いの引き落としなどは、家族カードを解約する前に支払先を変更しておきましょう。うっかり支払いを忘れると滞納扱いになり、ブラックリスト入りすることも。

また、公共料金は支払いが滞ると電気やガスなどが止められて生活に支障がでてしまいます。現在の定期支払は何があるかを確認した上で解約するのがベストです。

使わなくなった家族カードは処分する

使わなくなった家族カードは、処分しましょう。ICチップ搭載のクレジットカードは個人情報が入っているため、裁断して捨てる必要があります。

普通のハサミでチップ部分と磁気部分を裁断すればOKですので、面倒でも必ず行ってください。

本カードを解約すれば家族カードも解約になる

家族カードは本会員のクレジットカードの「追加カード」扱いです。よって、本カードを化育すれば、家族カードも自動的に解約になります。

家族のカードがどうしても必要な場合は、いっそ家族が個人カードを発行するか、本カードの解約はあきらめましょう。

まとめ

家族カードの解約時は、各カード会社で対応が異なります。共通しているのはカード会員からカードデスクへの「電話」で解約できる点。

JCBやイオンカードなどはオンラインからでも解約できるカードもありますが、すぐに、間違いなく解約したい場合は電話が手っ取り早くおすすめです。

解約時はポイントや電子マネーが使えなくなるなどの注意点もありますので、解約前にはしっかり確認し、トラブルのないようにしてくださいね。

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