アメックスでマイルを貯めるならこのクレジットカード!おすすめ4選
アメックスでマイルを貯めたい! と思っても、アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカードは多岐にわたっており、どのクレジットカードが良いかは迷ってしまいますよね。
そこで今回は、アメックスブランドでマイルを貯めたい方のために、マイルを貯めるのに最適なアメリカン・エキスプレス・カードをご紹介します。
マイル向けカードの選び方や注意点、貯め方も解説しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
マイルを貯めるのにおすすめ!アメックスブランドのクレジットカード
マイルを貯めるのに最適な、アメックスブランドのおすすめクレジットカードは以下の4枚です。それぞれについて、マイル+旅行の観点で解説していきますね。
- アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- JALアメリカン・エキスプレス・カード
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧・SPGアメックスカード)
1.アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)
年会費 (初年度) |
13,200円(税込) | 年会費 (2年目) |
13,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%〜1.0% | 発行日数 | 最短15営業日 |
アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)は、アメックスブランドで最もスタンダードなカードです。特に、ANAマイルをカードで貯めたい方におすすめです。
年会費は13,200円(税込)、通常は100円につき1ポイント、2,000ポイント=1,000マイル(航空会社共通)でマイルへ交換できます。
この場合のマイル還元率は0.5%。ですが、年会費3,300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入すると、移行レートがアップします。さらに、ポイント有効期限が無期限に。
・ANAマイル……1,000ポイント=1,000マイル
・その他提携航空会社……1,250ポイント=1,000マイル
ANAマイル以外の提携航空会社にも交換はできますが、マイル還元率が0.8%まで落ちてしまいます。
また、このカードは一般的なゴールドカード以上のサービス・保険内容となっているのが特徴。国内外30カ所以上の対象空港ラウンジが利用できるほか、「プライオリティパス」という世界のVIPラウンジが使えるスタンダード会員の権利を付帯しています。
ただし、実際にラウンジを利用する際は1回27ドルの利用料金がかかる点には注意が必要です。ほかにも、各種トラベル関連サービスがついていますので、マイルを利用して旅する方にぴったりです。
2.ANAアメリカン・エキスプレス・カード
年会費 (初年度) |
7,700円(税込) | 年会費 (2年目) |
7,700円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.333%〜0.600% | 発行日数 | 約3週間 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAとアメックスが提携して発行しているクレジットカードです。
年会費は7,700円(税込)、ANAマイルに移行するには「ポイント移行コース(年間6,600円/税込)」に加入する必要があるので、実質14,300円はみておいたほうがいいでしょう。通常100円で1ポイント、1,000ポイントにつき1,000マイルに交換が可能です。
また、ポイント移行コースに加入すると、カードの継続時に1,000マイルのボーナスがもらえるほか、ポイント有効期限が3年→無期限へ変更されます。マイルは有効期限がネックになることが多いため、有効期限を気にせず貯められるのは嬉しいですね。
さらに、フライトマイルのボーナス10%の加算、旅行傷害保険や無料の空港ラウンジ利用など様々な特典付きです。ANAマイルをフライトマイルを併用しながらアメックスで貯めたいなら、ぜひ検討しましょう。
3.JALアメリカン・エキスプレス・カード(普通カード)
JALアメリカン・エキスプレス・カード(JAL AMEX 普通カード)は、年会費6,600円(税込)で発行されている、アメックスブランドのクレジットカードです。JALと提携しているので、JALマイルが直接、0.5%の還元率で貯められるのが特徴。
ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,000円)に加入すると、常時1.0%以上の還元率でマイルが貯まるようになります。フライトマイルも10%のボーナスがつくほか、毎年初回搭乗ボーナスが1,000ポイント貯められます。
また、一般のJAL普通カードと違うのは、対象の空港ラウンジが利用できること。普通カードよりもワンランク上のサービスです。JALのフライトマイルを貯めながらショッピングで効率的にJALマイルを貯めたい方向けの1枚です。
4.Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧・SPGアメックスカード)
年会費 (初年度) |
49,500円(税込) | 年会費 (2年目) |
49,500円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜3.0% | 発行日数 | 約1〜3週間 |
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧・SPGアメックスカード)は、年会費49,500円(税込)のクレジットカードです。このカードは、まさに「旅を楽しむ人のためのカード」。
マリオット、シェラトン、ウェスティンなどを統括する世界でトップのホテルグループ「マリオットボンヴォイ」会員資格が得られるクレジットカードです。ポイントは100円につき3ポイントがたまります。
実はこのカード、ポイント有効期限が無期限、かつANAやJALをはじめとする各種マイルへ、最高1.25%のポイント還元率で交換できるスーパーカードなのです。なんと、本カード提携している航空会社の数は40以上。そのほとんどの航空会社のマイルが1.25%で貯められます。
通常は3,000ポイント=1,000マイルなのですが、60,000ポイントの移行でボーナスマイル5,000マイルを含む25,000マイルへ交換できます。
毎年高級ホテルへの無料宿泊権や手厚い付帯保険、トラベルサービスなどもついてくる、「年会費以上」の価値あるクレジットカードですので、効率よくマイルを貯めながらマリオット系ホテルを利用したい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
アメックスブランドで貯めるならJAL、ANAどちらがおすすめ?
アメックスブランドで貯めるなら、JAL、ANAどちらがおすすめというと、それぞれ特徴が異なるので、一概に「こっち」とは言えません。
一般的には「貯めやすさ」はANA、「使いやすさ」はJALと言われています。
ハワイ線や国内旅行で貯めて・使いたいならJAL、国際線をどんどん使っていきたい、貯めたいならANAといったところでしょうか。
最終的には「貯めたマイルをどう使いたいか」「特典航空券でどこに行きたいか」で、対応している航空会社を選ぶ形になると思います。
JALやANAのサービス面をチェックすることも大切ですが、最終的にとりたい特典航空券に対応している会社、という見方で選ぶのがおすすめですよ。
マイルが貯まるクレジットカードの選び方
マイルが貯まるクレジットカードを選ぶポイントは、次の通りです。アメックスブランドの中でもどのカードを選びべきか迷った際は、参考にしてくださいね。
- 年会費
- 交換できるマイルの種類(航空会社の種類)
- マイル還元率
- 付帯保険、サービス内容
1.年会費
クレジットカードを選ぶ際に、年会費は無視できないところです。毎年きまってかかるものですので、あまり「高すぎる」と感じるものはおすすめしません。一般的にアメックスブランドはやや年会費が高額になる傾向がありますので、年会費無料のカードや格安のカードでマイルを貯めたい方には向かないでしょう。
アメックスブランドの魅力は、なんといってもそのステータス性とサービス力。年会費は「安ければ良い」というものではありません。年会費とサービスのバランスをよく見て、自分が許せる範囲の年会費で選びましょう。
2.交換できるマイルの種類(航空会社の種類)
交換できるマイルの種類は必ずチェックしておきたいところです。そもそも、ANAマイルが貯めたかったのに、JALマイルしか貯まらないいようなカードを選んでしまっては元も子もありません。
アメックスブランドには今回ご紹介したもの以外にも様々な「マイル対応カード」がありますので、自分が貯めたい航空会社に合ったマイルを貯めるようにしましょう。
3.マイル還元率
マイルを積極的に貯めたいなら、マイル還元率は重視すべきです。今回ご紹介した中では、マイル還元率が最も高いのは「アメックスSPG」ですね。1.25%です。
一般的には1.0%以上のマイル還元率があれば「高還元率」と言われています。クレジットカードをしっかり使ってマイルを貯めていきたいのであれば、この「マイル還元率」はこだわって選びましょう。
ただし、年会費やサービスの兼ね合いもあると思います。自分が使いたいサービス、払える範囲の年会費という条件を満たしつつ、マイル還元率も高いカードを選べるのが理想ですね。
4.付帯保険、サービス内容
意外と見落としがちなのが、マイル還元率や年会費以外の「付帯サービス・特典」です。アメックスブランドのクレジットカードは、海外旅行傷害保険や空港ラウンジなどのトラベル関連サービスが手厚い傾向があり、人気です。
とはいえ、やはりアメックスブランドの中でも、カードによって特典内容や保険の手厚さは異なるもの。きちんと比較して選ぶことが大切です。自分が候補にしているアメックスカードのサービス内容や保険はどうなっているかは「必ず」チェックをして、総合的に最も納得感のあるお得なカードを選ぶといいですね。
アメックスブランドでマイルを貯める注意点
アメックスブランドでマイルを貯める際は、次のことに注意しましょう。
アメックスでマイルを貯める注意点
- クレジットカードの種類によって交換先マイルは異なる
- 年会費が高額になるケースも
- アメックスのマイル交換が改悪。年間4万ポイントしか交換できない
- アメックスからANAマイルに移行する場合は1週間前後の日数が必要
1.クレジットカードの種類によって交換先マイルは異なる
アメックスブランドのクレジットカードは種類豊富で、クレジットカードの種類によって「貯められるマイル」「提携マイル」は異なります。アメックスでマイルを貯めたいなら、事前に「どのマイルを貯めるか」を決めておき、そのマイルに対応しているアメックスカードを選びましょう。
JALマイルを貯めたいならSPGやJALアメリカン・エキスプレス・カード、ANAマイルを貯めたいならANAカードのアメックスブランドや、アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)などがおすすめです。
また、フライトマイルで貯めたいなら各航空会社と提携しているカードを優先的に選ぶ……など「目的」に応じてカード選びをすることも大切です。
2.年会費が高額になるケースも
アメックスブランドのクレジットカード、年会費が数千円〜数万円と開きがありますが、全体の傾向として「やや年会費が高い」と言えます。その分付帯保険やサービスも優秀なのでバランス的には悪くはありませんが、単純に「年会費が安いカード」を選びたいなら、各航空会社が発行する普通カードで十分でしょう。
アメックスは、マイルを貯めるだけではなく、海外旅行に役立つ特典やサービス、付帯保険といった「プラスアルファの価値」を求める方向けのカードです。本当にアメックスブランドのカードでいいのか、年会費を支払う価値があるかという部分は吟味してくださいね。
3.アメックスのマイル交換が改悪。年間4万ポイントしか交換できない
アメックスブランドのクレジットカードからANAマイルへの交換は、年間4万マイルまでという形に「改悪」となりました。ちなみに、ANAカードのアメックスブランドや、マリオットカードは除外です。2019年1月より、その他アメックスブランドのカードからANAマイルへの交換のみ、対象となっています。
以前は年間8万マイルが上限でしたので、今まで毎年8万マイルを交換していた方にとっては非常に残念ですね。ただし、ANA以外の海外航空会社へのマイル移行は「上限なし」です。マイルをフルに使って旅行に行きたい方は、ANAブランドにこだわらず、提携している海外航空会社をうまく使って海外旅行を楽しみましょう。
4.アメックスからANAマイルに移行する場合は1週間前後の日数が必要
アメックスブランドでマイルを貯める時「ANAマイルの移行期間はどのくらい日数がかかるのか」というのは知りたいところですよね。結論から言うと、1週間前後の日数はみておきましょう。
すでにメンバーシップ・リワード・プラスに加入している方ですと、移行には2日〜数日程度、新たに加入してから移行する場合は1週間前後かかるという口コミがあり、交換時期やメンバーシップ・リワード・プラスへの新規加入の影響などによってばらつきはありそうです。
いずれにせよ、スムーズに移行できたとしても即日対応ではありません。マイルが必要になる前に、余裕をもって交換しておくのがいいでしょう。
アメックスを使ったマイルの貯め方!クレジットカードをどんどん活用しよう
アメックスブランドに限らず、クレジットカードを活用してマイルを貯めるなら次の方法はおさえておきましょう! 特に、今からアメックスのクレジットカードでマイルを貯めようと思っている方にはぜひ目を通してほしい内容です。
アメックスを使ったマイルの貯め方
- 固定費の支払いをアメックスのクレジットカードにする
- 生活費をできるだけクレジットカードで支払う
- アメックス入会時はキャンペーンを利用する
- メンバーシップ・リワード・プラスに加入する
1.固定費の支払いをアメックスのクレジットカードに切り替える
アメックスでマイルを貯めるなら、まずは毎月きまってかかってくる「固定費」の支払いは全てクレジットカード払いに切り替えましょう。光熱費や通信費など、家庭によっては数万円以上の固定費がかかっているはずです。
例えば、クレジットカード支払いにして10万円の固定費があったとすると、1.0%の還元率でマイルが貯まるなら毎月1,000マイル、1年で12,000マイルです。数年間貯めれば海外旅行にも行けますので、まずは固定費から切り替え、コツコツとマイルを貯めましょう。
2.生活費をできるだけクレジットカードで支払う
固定費を全てアメックスのクレジットカード支払いにしたら、あとはその他の生活費もできるだけクレジットカード決済をしましょう。
クレジットカードでマイルを貯めるには、とにかく「使う」しかありません。今まで現金払いをしていたものも、コツコツクレジットカード払いにするだけでマイル(もしくはポイント)がたまっていきます。
年間の生活費を240万円とすると、1.0%の還元率で24,000マイルです。近場の海外なら往復で行けてしまいますね。飛行機代に換算すると非常にお得感がありますので、積極的にアメックスカードで決済して、マイルを貯めて行ってくださいね。
3.アメックス入会時はキャンペーンを利用する
アメックスは入会キャンペーンが手厚いことで有名です。例えば、JALマイル、ANAマイルともに貯めやすいSPGアメックスカードなら、入会後3ヶ月以内に10万円利用で30,000ポイント=10,000マイル相当がプレゼントされます。
1ヶ月あたり4万円未満で達成できますので、固定費や生活費支払いを切り替えるだけで簡単に達成できる数字です。せっかくアメックスブランドのクレジットカードを持つのですから、お得な「入会キャンペーン」はぜひ活用しましょう。マイルを早くためられますよ。
4.メンバーシップ・リワード・プラスに加入する
メンバーシップ・リワード・プラスは、年会費3,300円(税込)で参加できる、アメックスの特別な「ポイントアップ制度」です。ポイントの有効期限が無期限になるだけではなく、マイルへ交換する際に、マイル交換率が1.0%となります。
今回ご紹介したクレジットカードの中では、アメックス・グリーンがこのプログラムの対象になっていますね。また、「ボーナスポイントプログラム」にも無料で参加できるようになっており、こちらに参加しておくと、特定の加盟店での利用でポイントがなんと100円につき3ポイント。この場合、マイル還元率も3.0%です。
登録はオンライン・サービスから簡単にできますので、ぜひ利用してみてください。
マイルを貯めるなら、アメックスブランドのクレジットカードがおすすめ
マイルを貯めるのであれば、アメックスブランドのクレジットカードがおすすめです。アメックスブランドの特徴は、年会費がやや高く設定されている代わりに、付帯保険やサービスが手厚いというところです。
プロパーカード(アメックスから直接発行されているクレジットカード)ならステータス性も申し分ありません。マイルを貯めるだけではなく、その先の旅行やサービスを快適にしたいと言う方は、ぜひアメックスブランドのクレジットカードでマイルを貯めていきましょう。
中には、航空会社の提携カードよりも還元率が良いカードも。自分の貯め方や目的に合わせ、最適な1枚を選んでくださいね。
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