キャッシュバック対応のクレジットカード6選!お得に活用する方法も解説
クレジットカードの中には、利用金額の一部を「キャッシュバック」してくれるタイプも。ポイントを活用するよりも、分かりやすくキャッシュバックを受けたい方にはぴったりです。
今回は、そんなキャッシュバック対応のクレジットカードをご紹介していきます。合わせて活用法や注意点も解説しますので、キャッシュバック対応のクレジットカードを欲しいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
キャッシュバック対応でお得なクレジットカード6選!
ここでは、キャッシュバックに対応しているおすすめクレジットカードを、「キャンペーンでのキャッシュバックがお得」なカードと「キャッシュバック機能がお得」なカードに分けてご紹介します。
キャッシュバックキャンペーンがおすすめのクレジットカード
キャンペーンでのキャッシュバックがお得なクレジットカードは、以下の2枚です。
JCB CARD W|最大約3万5,000円分のキャッシュバック
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜5.5%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 発行日数 | 最短3日 通常1週間 |
JCB CARD Wは、JCBが発行するお得なプロパーカード。年会費無料で、常時1.0%以上の還元率を誇る優秀なカードです。
JCB CARD Wは、2022年3月現在、以下の入会時の特典として以下のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
JCB CARD W入会時に利用できるキャッシュバックキャンペーン
- 新規入会+利用条件クリア&Amazon.co.jp利用で最大35,000円キャッシュバック(アマゾン利用額の20%)
- もれなくAmazonギフト券1,500円分プレゼント
- JCBタッチ決済で20%キャッシュバック(最大1,000円)
さらに、カード利用で貯めたポイントは還元率をほぼ下げずに「JCBギフトカード」に交換可能。ギフトカードはJCBカードと同様にお店で利用できますので、実質、キャッシュバックと同じです。
キャンペーンでのキャッシュバックに加え、普段から貯めているポイントをお得に実質キャッシュバックしたい方におすすめの1枚です。
三井住友カード|条件達成で8,000円分のキャッシュバック
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
1,375円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%~1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友カードは、老舗カードブランド「三井住友カード」が発行するスタンダードなカード。キャンペーンでのキャッシュバックが魅力です。
三井住友カードのキャッシュバックキャンペーンは、シンプルです。カードの新規入会+入荷卯月の二か月末までにクレジットカードでお買い物をすればOK。最大で、8,000円分のキャッシュバックが受けられます。
新規入会でお得なキャッシュバックキャンペーンを受けたい方におすすめです。
キャッシュバック機能がおすすめのクレジットカード
カードを利用してキャッシュバックが受けられる「キャッシュバック機能」がお得・便利でおすすめのクレジットカードは、以下の4枚です。
VIASOカード|自動キャッシュバックで簡単
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.0% | 発行日数 | 最短翌営業日 |
VIASOカードは、手続き不要で自動キャッシュバックされる便利なクレジットカード。
VIASOカードの特徴は、手続き不要で自動的に「利用額の0.5%」が現金として口座振り込みでキャッシュバックされる点です。ただし、年間利用額20万円(1,000ポイント)分以上のポイントが貯まっていなければ、キャッシュバックはされずに1年ごとにポイントが失効してしまいます。
また、キャッシュバックは年に1回のみ行われますので、好きなタイミングでキャッシュバックを受けたい方には不向きと言えるでしょう。とにかくシンプルかつ簡単にキャッシュバックを受けたい方向けのカードと言えます。
REXカード|キャッシュバック1.25%!業界最高水準
REXカードは、業界最高水準の「常時1.25%還元」を誇るお得なクレジットカードです。
貯めたポイントは、「Jデポ」に交換すれば、利用金額からポイント分を差し引きしてくれます。自動ではなく、自分での手続きが必要ですが、実質1.25%引きでカードを利用できるのは大きなメリット。キャッシュバックの純粋なお得度が非常に高いカードです。
P-ONEカード|1.0%の自動割引キャッシュバック
P-ONEカードは、1.0%が自動で割引される、シンプルなキャッシュバックが受けられるクレジットカード。
毎月、利用金額の1.0%が自動でキャッシュバックされます。振り込み型ではなく「割引型」ですので、引き落としの際にリアルタイムでキャッシュバックが受けられるのもうれしいですね。もちろん、ポイント交換の手間もありません。
実はファンの多い、シンプルでお得なカードです。
公式サイト:P-one カード<Standard>
学生専用ライフカード|海外利用分の3%が振り込みキャッシュバック
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
学生専用ライフカードは、名称通り学生向けに発行されているクレジットカード。このカードは、なんと海外でのクレジットカード利用分から「3%」が振り込みキャッシュバックされる機能がついています。
海外旅行に出発する前に、海外旅行ごとに「事前申し込み」が必要なサービスではありますが、手続きさえすれば3%がキャッシュバックされるのは嬉しいですよね。
学生の海外旅行の強い味方になってくれる、お得なキャッシュバックカードです。
クレジットカードのキャッシュバックには3種類ある
クレジットカードのキャッシュバックには、3種類あります。
- 割引タイプのキャッシュバック
- 口座入金タイプのキャッシュバック
- 電子マネータイプのキャッシュバック
割引タイプのキャッシュバック
割引タイプのキャッシュバックでは、クレジットカードの利用分から直接キャッシュバック分が「割引」された上で、請求されます。
割引タイプのキャッシュバックのメリット・デメリットは以下の通りです。
・メリット…キャッシュバックがすぐに受けられる
・デメリット…カードの利用分からしかキャッシュバックが受けられない
メリット:キャッシュバックがすぐに受けられる
割引タイプのキャッシュバックのメリットは、引き落とし時にリアルタイムでキャッシュバックが受けられることです。
キャッシュバック方式の多くは、後から手続きをする、もしくは自動で後日振り込まれるタイプが多く、その場で反映されるものは多くありません。
割引方式のキャッシュバックなら、引き落とし時にお得を実感でき、手間もなく便利です。
デメリット:カードの利用分からしかキャッシュバックがうけられない
割引タイプのキャッシュバック機能しかついていないカードの場合、キャンペーンで新規発行をすると5,000円キャッシュバック、といったキャッシュバックは受けられません。
どうしても、「利用金額」の中から何パーセント、といった形でのキャッシュバックになります。よって、キャンペーン時に大きく得をするキャッシュバックが受けたいのであれば、コツコツキャッシュバックの「割引型」ではなく、キャンペーンで得をするカードを選ぶ方が良いでしょう。
口座入金タイプのキャッシュバック
口座入金タイプのキャッシュバックでは、キャッシュバック金額を現金として、指定口座に振り込まれるようになっています。
口座入金タイプのキャッシュバックカードの場合、以下のメリット・デメリットがあります。
・メリット:現金で戻ってくるお得感がある
・デメリット:還元率が低いものが多い
メリット:現金で戻ってくるお得感がある
口座入金タイプですと、目に見えて「現金が戻ってきた」というのが分かります。お小遣いが入ったような感覚で、現金なのでどんな用途にも利用できるのが大きなメリット。
使い道を選ぶ必要なく、自由に戻ってきたお金を活用したい方におすすめです。
デメリット:還元率が低いものが多い
口座振り込みタイプのキャッシュバックですと、高還元率のクレジットカードがない、というのがデメリットです。
そもそも、カード会社は決済額に対して数パーセントの利益しかない中で、振込手数料なども負担した上でキャッシュバックします。考えてみれば現金はキャッシュバックの手間が大きい分、率が低くなりがちなのは納得できますね。
電子マネータイプのキャッシュバック
電子マネータイプのキャッシュバックでは、電子マネーの利用分としていくらかキャッシュバックされるタイプのほか、電子マネーで使えるポイントをキャッシュバックされるタイプもあります。
電子マネータイプのキャッシュバックのメリットは、以下の通りです。
・メリット:普段から気軽に利用しやすい
・デメリット:電子マネー対応の店でしか使えない
メリット:普段から気軽に利用しやすい
電子マネーでキャッシュバックされれば、コンビニやスーパーなどの日常のお店で、返ってきた金額をそのまま利用できます。キャッシュバック分を使いやすいものを求める方にはぴったりと言えます。
デメリット:電子マネー対応の店でしか使えない
キャッシュバックされた金額分を、現金でのキャッシュバックとは異なり「電子マネー対応のお店でしか使えない」というのはデメリットです。とはいえ、
・コンビニ
・スーパー
・駅の店舗
・ショッピングモール
など、電子マネーが利用できる場所は増えてきていますので、さほどストレスに感じることもないと言えます。地方の飲食店など、一部店舗で利用できないイメージでOKでしょう。
実際のところ、一番お得なキャッシュバックはどれなのか
実際のところ、一番お得なキャッシュバックというのはそれぞれの方の基準や使いやすさに左右されますが、
・還元率では「電子マネーやポイントでのキャッシュバック」
・使いやすさでは「現金でのキャッシュバック」
がお得と言えます。
還元率重視なら電子マネーやポイントでのキャッシュバックを狙う
電子マネーでのキャッシュバックの場合は、対象店舗との提携で20%キャッシュバックなど「大幅なキャッシュバックキャンペーン」を実施していることもあります。
また、毎月決まった日には5%キャッシュバック(電子マネーとして使えるポイントをバック)を実施している電子マネーも存在します。現金還元タイプや割引タイプでは、日常的に5%キャッシュバックを受けられるカードは存在しませんので、還元率を求めるなら「電子マネー」でのキャッシュバック方式がおすすめです。
とにかく何でも使える「現金キャッシュバック」もお得
いくらキャッシュバック金額が大きくても、使いづらくては意味がありません。普段から電子マネーやポイントを利用しない方にとっては、その形で還元されても結局使いきれず、結果損をしてしまうケースも。
用途を選ばず使える「口座振り込み」のキャッシュバックなら、確実に還元されたお金をどこかで使えますので、とにかく使いやすさ重視! なら現金キャッシュバックがおすすめです。
キャッシュバック機能付きクレジットカードをお得に活用する方法
キャッシュバック機能付きクレジットカードをお得に活用したいなら、以下の方法を試してみてください。
・入会キャンペーンを利用して大量のキャッシュバックを貰う
・固定費の支払いに設定で毎月キャッシュバックを受ける
入会キャンペーンを利用して大量のキャッシュバックを貰う
多くのクレジットカードでは、入会キャンペーン時にお得な特典をつけています。たとえば、三井住友カードなら、条件を満たせば最大で8,000円キャッシュバックのキャンペーンを実施しています。
一度に8,000円ものキャッシュバックを受けられる機会は入会時など限られた機会のみですので、ぜひキャンペーンは最大限活用し、お得にキャッシュバックを受けてください。
固定費の支払いに設定で毎月キャッシュバックを受ける
キャッシュバックタイプのクレジットカードを活用するなら、日常利用はもちろん、「固定費」の支払いに利用するのがおすすめです。
固定費は毎月必ずかかってくるお金ですので、少しでもお得になるとうれしいですよね。キャッシュバックカードなら、キャッシュバックされる還元率分、毎月固定費が「実質割引」になります。
日々の生活費を少しでも節約したい方に、おすすめのキャッシュバック活用法です。
キャッシュバックは所得税の対象には原則「ならない」
キャッシュバックを受ける際に多くの方が気になるのが、キャッシュバックされたお金は「所得税」の対象になるのか、ということではないでしょうか。
結論から言うと、キャッシュバックのお金が所得税の対象となることは、ほとんど「ありません」。
キャッシュバック額が50万円を超えなければ非課税
キャッシュバックは「一時所得」に分類されますが、一時所得は年間50万円を超えなければ課税対象にはなりません。キャッシュバックで50万円もの収入を得るというのは、大企業での経費決済に利用するといった特殊な状況下でなければまずあり得ません。
よって、基本的にはキャッシュバックは非課税。安心して使って大丈夫です。
クレジットカードでキャッシュバックを受ける際の注意点
クレジットカードでキャッシュバックを受ける際は、以下の点に注意しましょう。
- 入会キャンペーン狙いで申し込みすぎると審査で不利になる
- キャッシュバックを受ける手順を確認しておく
入会キャンペーン狙いで申し込みすぎると審査で不利になる
入会キャンペーン狙いで複数のクレジットカードに申し込めば、多くのキャッシュバックが受けられる! と、申し込む方もいますが、この方法はあまりおすすめできません。
キャッシュバック狙いでカードに申し込み、キャッシュバックを受けた後は解約してしまう方も多いと思いますが、実は、カードの申し込み履歴は「クレヒス」に残ります。
多数の申し込み履歴は新規発行時に「キャンペーン狙い」を疑われる
クレヒスは、カードの審査時に必ずチェックされるもの。多数の申し込み・解約履歴があれば、「キャンペーン狙いでの申し込み」を疑われてしまい、本当に手に入れたいクレジットカードの申し込み時に、審査に影響が出てしまう可能性も。
キャンペーンをお得に活用するのは良いですが、それだけを目的に何枚ものクレジットカードに申し込むのは控えましょう。
キャッシュバックを受ける手順を確認しておく
キャッシュバックを受ける手順は、特にキャンペーンの場合、意外と複雑だったり、条件が多かったりするものです。キャッシュバック額に惹かれて申し込みをしたものの、よく読んでみると達成できそうにない条件であれば、意味がありませんよね。
キャッシュバック目的でカードに申し込む際は、必ず、
・キャッシュバックされる条件・手順
・それぞれの条件を満たした際のキャッシュバック額
をそれぞれ確認し、達成できる内容のカードにのみ、申し込みをしましょう。
まとめ
クレジットカードのキャッシュバックはポイント活用が苦手な人におすすめ
クレジットカードのキャッシュバックは、自動で処理され、手続きが不要なカードもあるほか、手続きが必要だったとしても選択肢に「キャッシュバック」があれば悩む必要もありません。そのため、ポイントの活用が苦手な方におすすめです。
こまめにポイントを交換し、活用できる方にとってはポイント還元型カードの方がキャンペーンなども豊富でお得なケースが多いですが、そうでない方は、ぜひ「キャッシュバック型」でお得なカードをご検討ください。
一度に大きなキャッシュバックを受けたいのであれば、入会時のキャンペーンも上手に活用してくださいね。
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