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クレジットカードの審査基準。チェックされる内容と項目、申し込み時の注意ポイント

更新:2023年10月6日

審査

初めてクレジットカードの取得を考えている方は「クレジットカードの審査って難しくないのかな…?」と不安に考える人もいるかもしれませんが、「審査項目さえクリア」していれば実はとってもカンタンに取得できるんです。

せっかく時間をかけて必要書類を用意して申し込みしても、落ちてしまっては意味がないですよね。審査に通るカードを、まず審査前にしっかりと見つけておくことも重要なポイントとなります。

今回は、クレジットカードの審査で重要視されている内容や、カードが発行される基準などについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードの審査でチェックされる項目

審査落ちしないためのポイント

まずクレジットカードの審査においてチェックされている項目をきちんと把握しておくことが大切です。

クレジットカード審査における「3C」とは?

クレジットカード審査内容の基本となる考えは「3C」と呼ばれています。これは、Cから始まる3つの英単語の頭文字となっていて、クレジットカード審査内容の重要な指標となります。

3C
Capacity(キャパシティー) 資力、返済能力
Capital(キャピタル) 資産、財産
Character(キャラクター) 性格、返済意思

このような、3つの「C」から始まる大きなカテゴリーがあり、それぞれに紐付く審査内容があります。
審査内容を把握することで、申し込み前の準備もしやすくなります。
クレジットカードの審査内容について下記にまとめてみました。

クレジットカードの主な審査内容
Capacity 年齢
年収
他社からの借入額
雇用形態・勤務先・職業
勤続年数
Capital(キャピタル) 住まい
預貯金、金融資産
Character(キャラクター) クレジットヒストリー

これら3Cに含まれるチェック項目がどのように審査されるのか、それぞれ見ていきましょう。

Capacity(キャパシティー)

経済力がある優秀な人物

「資力や返済能力」の判定ポイントとなります。いわばクレジットカード申込人の基本情報となる項目です。経済力がある優秀な人物であれば、高いステータスのクレジットカードが取得しやすくなります。

Capacity(キャパシティー)に該当するチェック項目の主なものは以下の通りです。

  • 年齢
  • 年収
  • 他社からの借入額
  • 雇用形態・勤務先・職業
  • 勤続年数

年齢

年齢はクレジットカード審査の最も基本となる項目です。また、クレジットカードごとに基準となる年齢も異なっています。

年齢とクレジットカードの種類
年齢 クレジットカードの種類
18歳~ 学生向けクレジットカード
20歳~ 一般クレジットカード
20歳~29歳 ヤングゴールドカード
27歳~ ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード(ステータスカード)

一般的に、年齢とクレジットカードの種類はこのような関係性になっています。例えば、20歳の人が27歳以上を基準とするゴールドカードを申し込みしても、年齢審査で落とされてしまいます。

20代でゴールドカードを希望する場合は一般的なゴールドカードのヤング版である、ヤングゴールドカードの発行を検討してみましょう。ヤングゴールドとは、各クレジットカード発行会社が発行する、20代向け(20歳~29歳限定)のクレジットカードのことを指します。

ちなみにこのヤングゴールドは、一般のゴールドカード同様の付帯サービスがありながら、年会費が3,000円~5,000円程度で所有できる大変優れたカードとなっています。

このサイトでも様々なヤングゴールドを紹介しているので、チェックしてみてください。

年収

年収

年収もクレジットカード発行の際に重要な項目となります。基本的な考え方として、年会費が高いステータスカードほど年収の高さが重要視され、年会費の安いカードは年収の高さはあまり重要視されません。

年収とクレジットカードの種類
年収 クレジットカードの種類
安定していれば問われない 年会費無料や、年会費3,000円未満のクレジットカード
300万円~400万円 年会費5,000円~10,000円程度のクレジットカード
400万円~ ゴールドカード以上のステータスカード

ただし、プラチナカードやブラックカードは富裕層向けのクレジットカードになるので、もっと高い年収が必要になる場合が多いです。

審査の基準が推測になっているのは、カード発行会社が公式発表していない点とその他の審査項目も加味されるため一概には言えない、という理由からです。しかしながら、上記の表のような年収が各クレジットカードの基準となっているのは、ほぼ間違いありません。

他社からの借入額

いくら年収が多く、勤務先がしっかりしていても、他社からのカードローンなどの借入額が極端に多くては「返済能力に難あり」と判断されてしまいます。

当たり前のことかもしれませんが、借金は多ければ多いほど審査には不利になりますので、覚えておいてくださいね。ちなみに、基本的に住宅ローンなどはよほど無理な借り方をしていなければ、一般的に家を買う方はほとんどが利用している借金ですので、延滞などがなければほとんど影響はありません。

雇用形態・勤務先・職業

ビル群

この雇用形態・勤務先・職業についても年収の審査基準とよく似ており、評価の高い勤務先や職業ほどステータスカードを取得しやすくなります。

近年ではそこまで重要視されませんが、やはり医師や弁護士、大企業勤務の方などは高いステータスカードを発行する場合に有利になります。

また、年会費が無料のものはフリーターの方や主婦でも発行が可能です。

雇用形態・勤務先・職業の基準
雇用形態・勤務先・職業 対象となるカード
医師、弁護士、大企業勤務以上 プラチナカードやブラックカードなどの最高峰カード
中小企業勤務以上 一般カードやゴールドカード
フリーターやパート主婦 年会費無料や年会費3,000円前後のクレジットカード
無職 発行不可

勤続年数

こちらも長期間に渡り働いている人には、「しっかりした真面目な人」という評価が与えられます。しかしながら近年、働き方も変わりつつ定年まで同じ会社で働く人の割合も減ってきており、以前ほど重要視されていないと言えます。

しかし、ゴールドカード以上のステータスカードを希望する場合は、せめて3年以上の年数は欲しいところです。

一般的には3~5年が目安

過去には高いステータスのあるカードは、勤続年数10年とも言われていました。しかし近年では社会の働き方も変わってきたこともあり、年会費が5,000円程度のものでしたら3年もあれば十分と言えるでしょう。

クレジットカードの勤続年数基準
勤続年数の基準 対象となるカード
勤続年数は特に問われない 年会費無料や年会費3,000円前後のクレジットカード
勤続年数の目安として3~5年以上必要 5,000円以上の一般カードや、ゴールドカード、プラチナカードなど

Capital(キャピタル)

資産や財産

「資産や財産」を判定されます。例えば大財閥のご子息など、大きな財産があれば審査がかなり有利に働きますが、一般的なレベルでの資産であればキャパシティーやキャラクターほど重要視されないのが現状です。

Capital(キャピタル)に該当するチェック項目は文字通り、資産や財産なので、下記のような項目となります。

  • 住まい
  • 預貯金、金融資産

住まい

住まい

参考程度に考えておくべき項目です。一般的な評価は、持ち家や分譲マンションを所有していれば評価が高くなり、次いで賃貸マンションや社宅、公営団地の順で評価されます。また、持ち家の場合は、住宅ローン残高についても審査対象となります。もちろん残高が少ないほど審査時に有利に働きます。

ただし、他の審査基準を満たしている場合、この「住まい」の項目だけで審査に落ちてしまうことはほぼ無いと言えるでしょう。住まいに関しては「良い評価に繋がる可能性がある項目」として把握しておきましょう。

居住年数

持ち家、分譲マンションの場合は固定資産となるのであまり居住年数は問われません。賃貸であれば、1年未満の場合に審査が不利に働く場合もあるようです。しかしながら、この項目については、あまり気にしなくても問題ないでしょう。

預貯金、金融資産

収入面に不安があっても、ある程度資産がある方であればいざという時も返済可能だという見方ができるため、やはり預貯金、金融資産は「ない」よりも「ある」ほうが良いことは確実です。

Character(キャラクター)

男女サラリーマン

主に「返済意思」があるかを審査されるポイントです。しかし、「支払う意思があるかを審査される」って、なんだか不思議ではありませんか?

「支払いますか?」「はい、もちろん支払います」と堂々と嘘をつけそうなものですが、そう単純な仕組みではありません。では一体どのように支払う意志の審査を判断されるのでしょうか。

クレジットヒストリー

クレジットヒストリー(クレヒス)は信用情報とも言われ、ご自身の過去の借入れ履歴や支払い履歴が残された履歴情報となります。このクレヒスはマイナスポイント制であると考えておきましょう。

例えば、過去にローン支払い時に未納や滞納などの履歴がある場合、そのクレヒスはマイナス評価され、直近2年間にわたりマイナス評価として履歴が残ります。

このマイナス評価があると、クレジットカード発行会社から「この人は過去にも滞納があったし、また今回も滞納されるかもしれない」と不安がられ、クレジットカードの発行がかなり不利になります。

このクレヒス(信用情報)には支払履歴が残り、滞納や未納に関するトラブル履歴も記録されています。わかりやすく表にまとめました。

信用情報に残る履歴とは?
  • 債務履歴情報(自己破産など)
  • クレジットカード発行履歴
  • クレジットカード審査落ち履歴
  • 借入金額履歴
  • 残債額
  • 支払履歴
  • 滞納履歴
  • 未納履歴
  • 多重申込み履歴
  • 消費者金融での利用履歴(借入額、残債額、支払状況を含む)

これらの情報は、クレジットカードに特化した履歴を保有している信用情報機関「CIC」と、消費者金融の履歴に特化した「JICC(日本情報信用機構)」、銀行ローン履歴に特化した「全国銀行協会」の3つの機関が、お互いに情報を共有し合って保有しています。

何かしら支払い時にトラブルが発生してしまうと、すぐに3社間で情報が行き渡ってしまうということです。

上記の表を見て分かるように、クレジットカード利用履歴やローン履歴に関してのマイナス要素が記録されているのです。支払履歴のクレヒスは下記のようなマークが付けられ、ひと目で確認できるようになっています。

クレヒス内の記号 内容
請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
請求額の一部が入金された
利用者以外から入金があった
利用者の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
利用者の事情とは無関係の理由で入金がなかった
入金されておらず、理由もわからない
利用が無い
空欄 クレジット会社等からの情報更新が無い

これらの記号が毎月ごとに記録されます。また、優秀なクレヒスとは毎月「$」が並んでいる状態で、評価の下がる悪いクレヒスでは「A」の未払いや、「P」の一部入金など、支払いが滞っている記号が残されているものとなります。

また、クレヒスには直近2年間の支払履歴が残りますので、過去に支払いトラブルがあった人は「支払いトラブルのあった翌月から2年後」以降に、クレジットカードの申し込みを行う方法がベストでしょう。

自己破産したら5年履歴が残る

もちろん自己破産などの債権整理を行なった場合も、クレヒスに履歴が残ります。クレジットカード審査時のクレヒスに特に重要となるCICやJICCでは5年間履歴が残り、その間はブラック認定されるのでクレジットカードの発行が難しくなります。

クレヒスの履歴と支払い意思が紐付けられる

このように、クレヒスの支払い履歴に「$」が続くような人ほど支払い意思の高さが認められ、反対に「A」などの未納の履歴などある人は支払い意思の高さは認められません。

ですから、クレヒスに傷があれば審査時のハードルが高くなるので、クレジットカード利用の際には十分に注意する必要があります。

クレヒスが真っさらな状態も注意が必要

また、気をつけておきたいポイントとして、クレヒスが真っさらな状態の方もいます。この状態とは、今までクレジットカードを持っておらず利用をしたことが無い方に相当します。

20代でクレヒスが真っさらな状態であれば特に問題ないのですが、30代、40代と高い年齢になるにつれて、この「クレヒスが無い人」に対して悪い評価がついていきます。

理由はシンプルで「こんな年齢までクレジットカードの利用履歴が無いのは、何か特別(不審)な理由があるのかも」と思われるからです。また、別の理由もあります。債務整理(自己破産)すると、5~10年後には「クレヒスが真っさらな状態」にリセットされるためです。

もし40歳の人でクレヒスが真っさらな状態だと、「過去に自己破産した人」という疑いの目で見られることになるでしょう。クレジットカードを30歳、40歳まで利用したことがない人は少ないと思いますが、もし現在持っていないという人がいれば、今後のためにもすぐに発行の検討をおすすめします。

このサイトにも審査基準の低く年会費の安いクレジットカードをたくさん紹介しているので、ぜひ検討してみてください。

クレジットカードの種類で審査基準はどう変わる?

クレジットカード

各クレジットカードのおおまかな審査基準について、しっかりと把握しておきましょう。一般カードからステータスカードまで、ざっくり審査基準についてまとめてみました。

クレジットカードの種類と審査基準の目安
クレジットカードの種類 年齢 年収 勤続年数
無料~格安クレジットカード 20歳~69歳 安定した収入があれば可 特に問われないが、アルバイトなら半年以上は欲しい
3,000円~5,000円の一般クレジットカード 20歳以上 正社員300万円以上 1年以上
5,000円~10,000円のクレジットカード 20歳以上 正社員350万円以上 1年~3年以上
10,000円~のステータスカード 27歳以上 正社員450万円以上 3年~5年以上

クレジットカードの種類による審査基準の違いは、年会費の安いカードであれば「各項目の基準が低く」、年会費の高いステータスカードになるにつれて「各項目の基準が高く」なっていきます。
また申し込みする際にも、ご自身のステータスに少し余裕があるくらいが、安心して審査にも通るでしょう。

上記は一般的な目安ですが、もし取得したいカードがある場合は、そのカード自体の審査基準について、より詳しく調べてみましょう。
ここからは、実際にいくつかのクレジットカードを例に、詳しく「審査基準」を見ていきます。

ダイナースクラブカードの審査基準

年会費
(初年度)
24,200円(税込) 年会費
(2年目)
24,200円(税込)
還元率 0.40%〜0.416% 発行日数 カード到着まで2~3週間ほど

に高いステータスのある『ダイナースクラブカード』(年会費24,200円(税込)/還元率0.4%:100円で1ポイント=0.4円相当)

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まず、最高峰のゴールドカードと呼び声の高い『アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード』(年会費31,900円(税込)/還元率0.333%:100円で1ポイント=0.333円相当)と同等に高いステータスのある『ダイナースクラブカード』(年会費24,200円(税込)/還元率0.4%:100円で1ポイント=0.4円相当)について見ていきましょう。

このダイナースクラブカードを持っている方は、間違いなく「エリート」と呼べるステータスを保有しているはずです。まず、審査基準を表にまとめてみますので確認してみてください。

ダイナースクラブカードの審査基準【参考】
カード名 ダイナースクラブカード
年収 500万円以上
年齢 27歳以上
勤続年数 3年~5年以上
勤務先 中小企業以上勤務であれば可能の場合もあるが、できれば大企業や医師、弁護士であれば可決されやすい
クレジットヒストリー クレヒスにトラブルがあれば不可

ダイナースクラブカードは、「年収」と「勤務先」、「勤続年数」が重要視されると言われています。年収は確実に500万円以上無いと審査に通ることはありません。勤務先に関しても「ハイクラスな職業」であればあるほど、審査に通過しやすくなります。

また、クレジットカードを維持するための年会費も24,200円(税込)と高く、一般的にはなかなか辛い金額ですよね。

最高峰ゴールドカードには最高峰の付帯サービスがある

さて、「高い審査基準」や「高い年会費」のデメリットとなる部分をみてきましたが、そのデメリットを遥かに超えるぐらいの付帯サービスのメリットが付いてくるのです。

ダイナースクラブカードの特長的な付帯サービス
  • エグゼクティブダイニング
  • 国内外の空港に1,000箇所以上ある空港ラウンジを無料利用できる

エグゼクティブダイニング

この「エグゼクティブダイニング」というサービスは、300店舗以上ある国内の高級レストランや料亭で「2名以上でコース料理を注文した際に1名分の料理代金が無料」となるサービスを提供しています。

高級店ばかりですので、コース料理も高く「10,000円~30,000円」程度に設定されているお店ばかりです。この金額が無料となるので、かなりコスパが良く便利に利用できるサービスです。

また、「同じ店舗での利用は半年間に1度」と制限があるのですが、サービス利用の制限は設けられていません。店舗を変えると何度でもいつでも利用できるんです。

「誕生日」や「クリスマス」など、イベントの際に利用する場合、仮に年間2回の利用でも30,000円~50,000円程度の割引は受けられます。カードの年会費は年会費24,200円(税込)ですが、このダイニングを利用するだけでも年会費以上の還元をカンタンに受けられますよね。

国内外の空港に1,000箇所以上ある空港ラウンジを無料利用できる

ダイナースが提供している無料空港ラウンジはなんと世界中で1,000箇所もあります。一般的なゴールドカードに付帯されている空港ラウンジは国内を中心に通常30箇所程度ですので、その数を圧倒しているのが分かると思います。

特に海外の空港ラウンジに強く、国内外のほとんどの空港でラウンジを利用できます。海外出張が多い方や、海外へよく旅行に行かれる方には大変心強いサービスとなるでしょう。

JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】の審査基準

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
11,000円(税込)
還元率 0.5%〜5.0%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 発行日数 約1週間でお届け

続いては一般的な年会費のゴールドカードである『JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】』(11,000円(税込)※オンライン入会で初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)をチェックしてみましょう。

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先ほどの「ダイナースクラブカード」よりも年会費はグッと安く11,000円(税込)となっていますが、国内唯一の国際ブランドの「JCB」が発行するプロパーカードとなり「国内カード最高峰のステータス」があるカードになっています。もちろん審査基準もその分高くなっています。

JCBゴールドの審査基準【参考】
カード名 JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】
年収 500万円以上
年齢 原則として20歳以上
勤続年数 3年~5年以上
勤務先 中小企業以上勤務であれば可能も場合もあるが、役職者であることが好ましい
クレジットヒストリー クレヒスにトラブルがあれば不可

先ほどのダイナースクラブカードよりも「年齢」に対してシビアですね。これは、このカードの20代限定の『JCB GOLD EXTAGE(エクステージ)』(年会費無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)が発行されているので、このカードでは30代以上をターゲットとしているためです。

また「JCBの審査基準」の特徴として、現在「JCBカード保有者」であれば審査が有利に働く場合があります。「既にJCBの顧客である」理由と、「支払い履歴の確認が取れる」理由からです。

既に「JCBカード」を利用している方であれば、「年収が300~400万円程度」でも可決され発行できる場合もあるので、このJCBゴールドを希望するのであれば、格下である『JCB一般カード【JCB ORIGINAL SERIES】』(1,375円(税込)※オンライン入会で初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)を取得し、使用履歴を稼ぐのも一つの手段でしょう。

JCBゴールドはバランスの取れたカード

こちらのカードの特徴として「バランスの良さ」が挙げられます。利用付帯での海外旅行保険の最高額が1億円と高く、国内旅行保険の最高額が5,000万円、家族特約も付いてきます。もちろん「空港ラウンジ無料利用」サービスも付与されています。

ポイント還元率も使う店舗によって高く設定されていて「スターバックスでポイント5倍」「セブンイレブンでポイント3倍」など、利用が多い方には年会費以上に利用価値の出る1枚となるでしょう。

アコムACマスターカードの審査基準

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 - 発行日数 最短即日発行

こちらは独自の審査基準のクレジットカードと言われる、消費者金融のアコムが発行する『アコムACマスターカード』(年会費無料/ポイント還元無し)です。

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アコムACマスターカードの審査基準【参考】
カード名 アコムACマスターカードの審査基準
年収 安定した収入がある方
年齢 安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
勤続年数 問われない
勤務先 問われない / 学生でも安定した収入があれば可
クレジットヒストリー 消費者金融のキャッシング審査に準じる

先ほどまでとは全く違う「審査基準」となっているのが分かると思います。このアコムACマスターカードの審査基準は通常のクレジットカードとは全く異なり、「消費者金融のキャッシング審査と同等」なものとなっているためです。

カード難民にはおすすめできるカード

他のクレジットカードに通らなかった方が、最後に審査を申し込む「クレジットカード難民」のための1枚と言っても過言ではありません。独自の審査基準のため、他のクレジットカードの審査に通らなかった方も通る可能性があります。

また、このカードで「クレヒス履歴」を積み上げて、他のカードへランクアップさせるための足がかりとして利用するのもおすすめの方法です。

クレジットカードの申し込み時に注意すべき点

Check

審査内容や審査基準について詳しく見てきましたが、次は実際にクレジットカードの申し込みをする場合に注意しておく3つのポイントについて見ていきましょう。

また、インターネットからの申し込みであれば30分以内に申請完了でき、最短1週間程度で手元にクレジットカードが届くのでおすすめの申し込み方法です。

1.インターネット申し込み時は必ず記入ミスが無いようにしよう

最近ではインターネットからの申し込み方法がほとんどです。今までは申請用紙に手書きで記入していましたが、それらの本人情報の項目をパソコンやスマホから入力していく方法に変わってきました。

とても簡単で、「氏名」「年齢」「住所」「勤め先」「年収」などの基本情報を入力するだけです。ただし、絶対に間違った内容を記入しないでください。

間違った内容をうっかり入力してしまうと「虚偽」だと判断されてしまい、審査が通らないことや、最悪の場合にはブラックリストに載ってしまう可能性もあります。入力した内容は、急がずにもう一度ゆっくりと確認しましょう。

2.本人確認書類の画像を用意しておくこと

本人情報の入力が終わると、次に「本人確認書類」をインターネットでアップロードする必要があります。本人確認書類とは「免許証」や「保険証」が一般的ですね。もちろん、手元にある原本はアップロードできないので、スマホやデジカメでそれらの写真を撮るか、スキャンして「画像データ」にする必要があります。

この時に注意しておくことは、インターネット申し込み時は「入力開始から申請完了までの時間」が決められていることです。セキュリティの観点から通常は30分程度のタイムリミットがあり、その時間内で入力完了まで進める必要があります。

時間内に慌てて画像データを用意してしまうと、意図せずデータに不具合などが出てしまう可能性も考えられます。データ不備の状態で申し込みを行うと、再度申請が必要となったり、審査落ちしてしまう場合もあります。このため、前もって「本人確認書類(=運転免許証など)の画像」を準備しておくと良いでしょう。

3.引き落とし先の銀行口座番号も手元に控えておくこと

この項目も先ほどの「前もって本人確認書類の準備をする」のと同じで、インターネット審査の後半部分で「引き落とし先の銀行口座番号」の入力画面になります。

入力を進めていく中で手元に銀行口座番号の控えがないと、あたふた探している間にタイムリミットとなってしまう可能性があります。タイムリミットになるとせっかく入力した内容が消えてしまうので、銀行口座番号も事前に手元に控えておきましょう。

まとめ

自分に合う審査基準のクレジットカードに申し込むこと

https://pixta.jp/photo/20453771

今回はクレジットカードの審査内容やカードのステータスによる審査基準の違いなどを重点的に解説してきました。

審査内容の基本となる3Cの「キャパシティー」「キャラクター」「キャピタル」、クレジットカードのステータスごとに違う審査基準について、理解が深まったことと思います。

クレジットカードの具体的な審査内容と基準を把握しておくことは、必ず希望するクレジットカード申し込みの時に役立ちますので、参考にしていただけたら幸いです。

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