ステータスで選ぶANAカード~クレジットカードでANA上級会員へ
ステータス性の高いANAカード(ANA発行のクレジットカード)を取得すれば、ANA関連の様々な特別なサービスが受けられるだけではなく、マイルもたまりやすくなりメリットは盛りだくさんです。
特に、空マイラーにとってはANAのハイステータスカードは必須。しっかり使ってマイルだけではなくプレミアムポイントを貯め、最終的にスーパーフライヤーズカード取得を目指すというのは空マイラーの王道パターンです。
今回は、ANAが発行するハイステータスなおすすめクレジットカードのほか、ステータスでANAカードを選ぶメリット、ANAの上級会員ステータスを維持できるSFC取得についてなどを解説していきます。
ステータス性の高いANAカードを取得しようと考えている方、ANAの上級会員になりたい方はぜひ参考にしてくださいね。
ステータスで選ぶ!おすすめのANA発行クレジットカード
ステータス性やサービスで選ぶなら、数多く発行されているANAカードの中でも以下の3枚がおすすめです。
1.ANA VISAプラチナプレミアムカード
年会費 (初年度) |
88,000円(税込) | 年会費 (2年目) |
88,000円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.5% | 発行日数 | 2週間程度 |
ANA VISAプラチナプレミアムカードは、ANAカードの中でも最高峰のステータス性・サービス内容を誇るクレジットカード。
年会費は高額ですが、申し込み型で招待のいらないプラチナカードということで、比較的取得のハードルは低めです。
マイル還元率が常時1.5%以上と非常に還元率が高く、ANAの上級会員のみ利用できる一部サービスが同じように使えるのが特徴。特に、航空機でよく旅行や出張に行く方であれば、ANAラウンジが利用できるのは大きなメリットです。
ハイステータスカードらしく、付帯保険も充実しており、プライオリティパスももちろん付帯。
プラチナコンシェルジュデスクの利用も可能で、コンシェルジュに旅行手配を全て任せられます。効率よくマイルを貯めつつフライトでプレミアムポイントを貯めて、SFC(スーパーフライヤーズカード)を狙うのもおすすめ。
とにかく空の旅を楽しむのが好きな方におすすめの1枚です。最高のサービスを受けたい方は、ぜひご検討ください。
2.ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
年会費 (初年度) |
34,100円(税込) | 年会費 (2年目) |
34,100円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.333%〜0.800% | 発行日数 | 約3週間 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、ANAが発行するゴールドカードの中でも最高のステータス性を持つカードです。海外に行っても、一目おかれること間違いなしでしょう。
マイル還元率が1.0%と高く設定されており、さらに搭乗のたびにフライトマイルが通常より25%アップします。マイルはアメックスのポイントから交換できますが、もとになるポイントは無期限なのが大きな魅力。
付帯保険は最高1億円の海外旅行傷害保険をはじめ、国内・海外旅行に役立つ内容が豊富。
ボーナスマイルを効率よく貯めながら、プレミアムポイントを貯めてSFC修行……という使い方も、プレミアムカード同様におすすめ。上質なサービスを受けながら空の旅を楽しみたい方にぴったりです。
3.ANAアメリカン・エキスプレス・カード
年会費 (初年度) |
7,700円(税込) | 年会費 (2年目) |
7,700円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.333%〜0.600% | 発行日数 | 約3週間 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANA発行のアメックスカードの中ではスタンダードなカード。とはいうものの、アメックスという時点でステータス性は一般的なクレジットカードよりも高めです。
年会費1万円以下で持てるアメックスカードでもあり、マイル還元率1.0%と高く設定されているのが特徴。貯めたポイントは有料で無期限にもできますので、じっくりポイントを貯めてマイルに交換したい方にも最適です。
空マイラーにもおすすめの1枚で、搭乗時に10%のボーナスマイルが付与されます。国内外の対象空港ラウンジ利用権のほか、付帯保険も国内・海外共についてきますので、スタンダードカードとしては非常にハイスペックだと言えるでしょう。
SFC修行時に、お得にANAを利用するために持つのもおすすめ。年会費をできるだけ抑えてANAのステータスカードを取得したい方はぜひご検討ください。
ステータス性でANAカードを選ぶメリット
ステータス性重視でANAカードを選ぶメリットは、多数あります。
ステータスでANAカードを選ぶメリット
- ステータス性の高さで満足感が得られる、他人から評価される
- 海外での身分証明書がわりになる
- プレミアムな付帯サービスが利用できる!海外旅行に役立つ
- マイルが貯まりやすくなる
- プレミアムカードならANAラウンジを利用できる
1.ステータス性の高さで満足感が得られる、他人から評価される
ANAカードに限らず、クレジットカードのステータス性というものは、持っているだけで満足感が得られる、ちょっとした得別感があるという価値をもっています。
さらに、2011年に実施されたクレディセゾン「「クレジットカード」に関する意識調査レポート」によると、女性の6割がゴールドカードの有無によって男性の魅力を判断しているというのです。
これはおそらく女性に限った話だけではなく、同性であっても、ステータス性のあるクレジットカードを持つ人物に対して「一目おく」ということはあるでしょう。ステータス性の高いクレジットカードを持つことで、嬉しい効果があるのですね。
参考:クレディセゾン「「クレジットカード」に関する意識調査レポート」
2.海外での身分証明書がわりになる
ステータス性の高いANAのクレジットカードを持っていると、海外でも身分証がわりになり「信用のできる人物」だと見られます。
日本では多くの人が普通に保有しているイメージのクレジットカードですが、海外ではそもそも返済能力の低い人はクレジットカードを持てません。さらに、ステータス性の高いカードとなると、本当に経済的に信用できる人物とみなされるのです。
もちろん、サービスが手厚くなる……と補償はできませんが、少なくとも失礼な態度は取られにくくなるはずです。海外旅行の多いANAユーザーにとって、ANAカードのステータスは役立つツールと言えるでしょう。
3.プレミアムな付帯サービスが利用できる!海外旅行に役立つ
ANAのステータスカードを保有していると、ANAカード付帯のプレミアムなサービスを利用できます。例えば、手厚い海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険のほか、ショッピング保険などの「付帯保険」。
そのほか、空港ラウンジの利用や海外サポートサービス、海外レストランの手配や割引など、選ぶANAカードの種類やステータスによって様々なサービス・特典が受けられます。中にはANA上級会員のみ利用できるサービスを一部提供されるカードも。
これらの特典は特に海外旅行で役立つことが多いので、旅行に出かけることが多いANAユーザーにとっては非常に魅力的でしょう。
4.マイルが貯まりやすくなる
ANAのステータスカードを持つ大きなメリットのひとつが、マイル還元率が高いことです。
一般的なクレジットカードでマイルを貯めようと思うと、還元率は0.5%以下。ですが、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードをはじめとするハイステータスなANAクレジットカードなら1.0%以上、さらに言えば1.5%もの還元率を誇るカードもあるのです。
年間200万円をANAカードで決済したとすると、0.5%なら1万マイル、1.5%なら3万マイルが付与されます。
少しでもお得に航空券を手に入れたいANAマイラーなら、ハイステータスなANAカードがおすすめです。
5.プレミアムカードならANAラウンジを利用できる
ANAプレミアムカードなら、ANAの上級会員や座席のクラスが高い人しか利用できない「ANAラウンジ」を無料で利用できる権利が付与されます。
ANAカードを持つ方は、当然ANA航空機や空港をよく利用する方でしょうから、上質なANAラウンジが旅行の旅に利用できるのは嬉しいですよね。
ラウンジでは、ドリンクのほか無線LAN、雑誌や一部ラウンジではスナック・軽食サービスも提供されています。
出発前のひとときをゆったり過ごしたい方は、ぜひANAプレミアムカードを活用しましょう。
ハイステータスなANAカードで上級会員を目指す!最終はSFCカード取得が王道
ハイステータスなANAカードを所持して旅行に行き、その後多くの方が目指すところが「スーパーフライヤーズカード」通称SFC。このカードは、持っている間は半永久的にANAのプラチナステイタス相当の待遇が受けられる1枚です。
そして、このカードを取得するためにはとにかくANAやスターアライアンスの航空機に乗り、路線やクラスに応じて付与されるプレミアムポイント(PP)を貯めるしかありません。
その過程でANAのハイステータスカードを活用すれば、より上質かつ快適にSFCを目指せるのです。ANAのハイステータスカードを活用してSFC修行をすることは、マイルも効率よく貯められる王道のパターンと言えるでしょう。
スーパーフライヤーズカードを取得するための「SFC修行」とは
スーパーフライヤーズカードを取得するために航空機にのりまくることは、一部では「SFC修行」と呼ばれています。
SFCはプラチナステイタス以上のステイタス所持者のみが持てるカード。プラチナステイタスに到達するためには、プレミアムポイントが5万ポイント必要ですので、1年間に何回も航空機に乗る必要があります。
SFC修行にかかる費用は最低でも約50万円前後といわれており、いかに効率よくプレミアムポイントを稼ぐかが大切になってきます。
SFC修行では何度も航空機を利用し、旅行にいくことになりますので、ここでANAステータスカードを持ち、特典を利用できると非常に便利。SFC修行のお供として、ANAカード発行を検討してみてはいかがでしょうか。
ステータス性でANAカードを選ぶ際の注意点
ステータス性でANAカードを選ぶ際は、次の2点にご注意ください。
- 年会費は支払える範囲で決める
- 目的にあったサービス内容か吟味する
1.年会費は支払える範囲で決める
ANAステータスカードの年会費は、1万円以下から8万円まで非常に幅広く設定されています。
年会費は毎年かかるものですので、せっかくの付帯保険やサービスがついていても、家計を圧迫してしまうのでは意味がありません。
ステータス性の高いANAカードを選ぶ際は、年会費をしっかり意識して「高すぎないか」「支払える範囲か」を見た上で申し込みましょう。せっかく貯めたマイルも、カード年会費が支払えずに退会してしまえば意味がなくなってしまいます。
2.目的にあったサービス内容か吟味する
ANAカードは、ステータス性の高さに応じてサービス内容の質・量も増えてきます。
いくらハイステータスなANAカードを持ったとしても、付帯の特典をしっかり使いこなせなければ年会費の無駄です。よって、ハイステータスな1枚を選ぶ際は、発行目的とサービス内容とのバランスはどうか、という視点も大切。
あくまで空港ラウンジを少し利用できれば良いのであれば、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードで十分です。ANAラウンジを利用できるプレミアムカードまで発行する必要はありません。
このように、ステータスでANAカードを選ぶ際は、その「目的」とカードの「内容」があっているかも必ずチェックしましょう。
ステータス性の高いANAカードは旅行者に便利!活用してSFC修行も快適に楽しもう
ステータス性の高いANAカードは、ANAをよく利用する旅行者にとっては非常に便利かつ魅力あるもの。見かけのステータス性だけではなく、実際についてくる付帯特典が海外旅行・国内旅行に適しています。
特に、SFC修行を行ってANAの上級会員ステイタスを手に入れたい方にとっては、SFC修行の過程でANAのハイステータスカードを活用すれば、旅がより快適なものとなるでしょう。
ステータス性でANAカードを選ぶ際は、目的や予算に応じて、ぜひ自分にぴったりの1枚を見つけてくださいね。
編集部のピックアップ記事
記事がお役に立ちましたらシェアお願いします
この記事が役に立ったら
いいね!をお願いします
最新情報をお届けします