海外旅行先でクレジットカード紛失・盗難にあったら？対処法4ステップ

海外旅行先でクレジットカードを紛失してしまった、もしくは盗難被害にあってしまったときは、つい慌ててまずはじっくり「探そう」としてしまいがちです。ですが、不正利用被害にあわないためにも、探し続けるよりも、速やかに正しい対処法を行うのが大切。

今回は、クレジットカードを海外旅行先で紛失してしまった際の一般的な対象方法を4ステップでお伝えするほか、紛失・盗難対策をお伝えします。クレジットカードを海外旅行先で紛失・盗難にあってしまった時の対処法を知りたい方は、参考にしてくださいね。

海外旅行先でクレジットカード紛失・盗難にあったときの対処法4ステップ

海外旅行先でクレジットカードの紛失・盗難被害にあってしまったときの対象方法は、次の4ステップです。やみくもに探すのではなく、見つからなかった場合はすぐに下記のように対処してください。

1.カード発行会社に連絡

クレジットカードを海外旅行先でなくしてしまった時にまずやるべきなのが、クレジットカードの発行会社に連絡をすることです。

クレジットカード会社に連絡をすれば、カードの利用停止手続きをしてもらえるほか、今後どうしていくかの指示を受けられます。

不正利用の被害を大きくしないためにも、速やかにカード会社に連絡し、使えない状態にしてもらうのが一番です。

2.現地警察で紛失・盗難届を出す、証明書をもらう

カード会社に連絡した後は、現地の警察で紛失、もしくは盗難届けを出しましょう。そして、届けを出した証拠を受け取ります。

届け出をした証拠がないと、クレジットカード会社は「紛失・盗難保険」を適用できなくなりますので、受け取りまで時間がかかることを考えると、速やかな手配が必要です。

現地警察に事情を話すのが大変でしたら、クレジットカード会社のコールセンターで通訳してもらえることもありますので、一度問い合わせてみましょう。

3.緊急発行カードを作る

クレジットカード会社によっては、渡航先での緊急発行カードを作ってくれることも。特に、JCBカードならJCBプラザさえあれば最短即日発行で大体カードを作ってくれます。

渡航先で紛失・盗難対策を万全にしたいなら、海外旅行はJCBプラザがある地域へ、JCBカードを持っていくのがおすすめです。

いざという時の対処も直接日本語で相談できますので、非常に心強いですよ。

4.帰国後に各種手続き＆再発行を行う

無事に帰国した後は、警察に届け出を出した証明書や必要書類を使い、紛失・盗難の保険が適用されるように手続きを行います。

手続き方法はクレジットカード会社に問い合わせれば教えてもらえますので、すみやかに対処しましょう。

さらに、なくした・盗られたクレジットカードの「再発行」が必要です。紛失・盗難の手続きと同時に、カード会社へ依頼しましょう。

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海外旅行先でクレジットカード紛失・盗難にあったときの緊急連絡先

海外旅行先でクレジットカード紛失・盗難にあった際、緊急連絡先がわからない場合は、なくしたカードの「国際ブランド」のサポートへ連絡してみましょう。

ここでは、代表的な国際ブランドの緊急連絡先を一部ご紹介します。

1.VISAの緊急連絡先

世界No.1国際ブランドVISAの緊急連絡先は、次の通りです。

参照元：https://www.visa.co.jp/support/consumer/lost-stolen-card.html

2.MasterCardの緊急連絡先

マスターカードの緊急連絡先は、海外旅行先によって異なります。ここでは、一部を抜粋してご紹介します。

参照元：https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/consumers/get-support/overseas-travel-tips.html

3.JCBの緊急連絡先

JCBの緊急連絡先は、以下の通りです。ごく一部を抜粋しておりますので、詳しくはJCB公式ページを参考にしてください。

参照元：https://www.jcb.co.jp/service/additional/travel/service/lost-and-stolen-abroad.html

4.アメリカン・エキスプレスの緊急連絡先

アメリカン・エキスプレス・カードの緊急連絡先は、以下の通りです。
一部を抜粋しておりますので、詳しくは公式ページをご確認くださいね。

参照元：https://www.americanexpress.com/jp/benefits/product/travel/global_hotline.html

5.ダイナースクラブの緊急連絡先

ダイナースクラブカードの緊急連絡先は、以下の通りです。

海外からの電話は、コレクトコールを利用しましょう。

参照元：https://www.diners.co.jp/ja/usage/loss.html

海外旅行先でのクレジットカード紛失・盗難対策

ここでは、海外旅行先でのクレジットカード紛失・盗難対策としてやっておいてほしいことを3つお伝えします。

これらの対策をしておかないと、いざというときに焦ってしまいきちんと対処できない可能性がありますので、ご注意ください。

1.クレジットカードは2枚以上持っていく

海外旅行でクレジットカードを紛失、もしくは盗難被害にあってしまうと、その後クレジットカードなしで生活することになります。

そうなると、最悪の場合、ホテルやレンタカーの利用を断られたり、使えるお金がなかったりと、非常に困ってしまいますよね。そうならないためにも、万が一にそなえて海外旅行ではクレジットカードを2枚以上持っていきましょう。

最悪の場合、1枚なくなっても、予備のカードでしのぐことができます。ただし、渡航先のカード事情はきちんとチェックして、「使える国際ブランド」を持っていくようにしてくださいね。そうでないと、意味がありません。

2.緊急連絡先を控えておく

紛失・盗難に遭ってしまった場合、最もスムーズな連絡先は、カード会社指定の海外緊急連絡先です。

ただし、この連絡先は事前にひかえておかないと、とっさにわからないもの。海外旅行に行く前に、いざというときの連絡先はしっかりひかえておきましょう。かばんごと紛失した時のことを考え、スマホにメモしておくだけではなく、メモ帳にも書いておくのがオススメです。

3.万が一紛失・盗難にあったときにどうするかをシミュレーションしておく

自分だけは被害にあわない、自分だけは大丈夫。そんな気持ちでいると、いざ失くしてしまったり、盗まれてしまったりした時には、焦って冷静さを失い、きちんと対処できなくなる可能性があります。

そうならないために大切なのは、万が一盗難や紛失といった事態になった時に「どう対処するか」をシミュレーションすること。緊急時の連絡先や、警察へ届け出る時のフレーズなどを準備しておけばさらに安心です。

いざというときには準備しておくのとしておかないのとでは、全く安心感が違います。面倒ですが、準備をおこたらないようにしましょう。

海外旅行先でクレジットカードを紛失・盗難にあったら焦らず対処を

海外旅行先でクレジットカードの紛失・盗難被害にあってしまったときには、焦らずに対処することが大切です。

とにかくまずは失くしてしまったカードを発行した「カード会社」に事情を話し、カードの利用を停止してもらうのが一番。事前に連絡先をひかえておき、いざというときにしっかりと対処できるようにしておいてくださいね。

なくさない、とられないのが一番ですが、被害にあってしまったときのために「準備」を怠らないようにしましょう。

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