クレジットカードを駆使してディズニーランドに宿泊費・チケット代無料で行く方法
様々な特典やお得なポイントの使い道がある「クレジットカード」。今回は、クレジットカードを駆使して、ディズニーランドの「チケット代」と「ホテル代」両方無料で楽しんできました。
現地の写真はほとんどありませんが、どのようにしてディズニーランド代を無料にしたのか、実際に体験してどうだったか、ディズニーランドをお得に楽しむのにおすすめのクレジットカードは何か、を文章にてご紹介します。
おまけとして、噂のディズニーランドアトラクション「スターツアーズ」裏の「JCBラウンジ」にも潜入してきましたので、こちらもレポートしております。
これからディズニーランドに行きたいと考えている方、少しでもディズニーランドをクレジットカードでお得に(無料で)楽しみたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
本記事は2019年12月時点のレポート記事です。本記事で紹介している利用特典等は変更されている場合があります。ご了承ください。
クレジットカードの特典・ポイントで無料ディズニーランドを楽しむことが可能!
冒頭でもお話しした通り、実はクレジットカードの特典や貯められるポイントを駆使すると、ディズニーランドは「ほぼ無料」で楽しむことができます。
かかる費用は、交通費と飲食代くらいでしょうか。
無料にした方法は、いたってシンプル。
- クレジットカードポイントの特典交換
- クレジットカード特典のホテル無料宿泊
を利用したのです。どちらも実践までには少し時間がかかりますが、コツコツ取り組めば非常にお得にディズニーランドを楽しめますよ。
今回のディズニーランドで活用したクレジットカード
今回の無料ディズニーランドで活用したクレジットカードは次の2枚。
・JCBザ・クラス(JCBゴールドから育てて取得)
・SPGアメックス(スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード)
詳しくは割愛しますが、JCBザ・クラスはJCBカードの実質的な「ブラックカード」。とはいうものの、しっかり利用実績を積めばサラリーマンであっても取得できる可能性がある、夢のあるブラックカードです。ディズニーランドのチケットは、こちらを活用して無料にしました。
SPGアメックスの方は、マリオットやシェラトンをはじめとする世界的なホテルグループがアメックスと提携して発行する「上級会員になれるクレジットカード」。今回はこちらの特典を使ってディズニーランドのオフィシャルホテルに無料宿泊しました。
では、具体的にどのように無料でディズニーランドを楽しんだのか解説していきます。
ディズニーランドのオフィシャルホテルにクレジットカードで無料宿泊する方法
SPGアメックスを使えば無料宿泊権でディズニー公式ホテルに宿泊できる!
今回「SPGアメックス」を使ってディズニーランドのオフィシャルホテル「シェラトン・グランデ・東京ベイ」に宿泊してきました。
方法としては簡単。SPGアメックスは、取得するだけでマリオット系列のグループホテルの上級会員である「ゴールドエリート」資格を得られるだけではなく、2年目以降はグループホテルの「無料宿泊権」が付与されるのです。
もちろん、ホテルのランクには制限がありますが、今回宿泊した「シェラトン・グランデ・東京ベイ」は対象内でした。
ちなみに、スタンダードのツインルームであっても、今回筆者が宿泊した金曜日は4万円前後。これだけで年会費の元をとれてしまいます。
ちなみに、SPGアメックスを所持しているとアップグレードサービスがついてきますので、今回はスタンダードルームからアップグレードされ、同じ金曜日宿泊でも7〜8万円する「トレジャーズルーム」のバス・トイレ別の部屋に案内されました。子供を連れていたため「お子様に喜んでもらえるお部屋」との配慮だったようです。
シェラトン・グランデ・東京ベイホテルのイメージキャラクターである「ペントンくんポシェット(1,500円)」まで無料でいただけて、非常にお得感あるステイとなりました。
SPGで期間限定プラチナエリートに!ラウンジ活用で朝食・夕食も実質無料に
実はSPGアメックス、2018年8月に会員制度が変わったのをきっかけとして、一部会員に「プラチナエリート」会員資格を付与する……という太っ腹な企画を実施していました。何を隠そう、筆者もその恩恵を受けられた人間の一人です。
というわけで、SPGアメックスを所持しただけで今回は「プラチナエリート会員」が受けられる特典である「シェラトンクラブ(ラウンジ)無料利用権」を使い倒し、朝食のみならず、夜の軽食まで無料で利用できました。
周囲に配慮して写真はありませんが、イメージ画像に近い雰囲気でした。ラウンジの雰囲気は落ち着いた照明で、外国人観光客も多く訪れていました。
さすがディズニーランドのホテルというべきか、子連れの方も多く、子供がいても気兼ねなくゆっくりと楽しめましたよ。ただし、走り回ってしまうようなタイプのお子さんですと、ちょっと厳しいかもしれません。
ちなみに、プラチナエリート資格を保有している方は子供も大人も楽しめるホテルの館内施設「オアシス」を無料で使えるパスのほか、無料駐車券がもらえます。お得感で言えば凄まじいベネフィットですね。
今回、おためしのプラチナ会員を満喫して、プラチナ修行をしてまでゴールドエリート→プラチナエリートを狙う先人の気持ちが非常によくわかりました。確かに恩恵は大きかったですね……今後、機会があればプラチナ修行もいずれしてみたいという気持ちになりました。
ディズニーランドチケットをクレジットカード活用で無料取得する方法
JCBカードでポイントを貯めればディズニーランドのパークチケットも取得可能!
ディズニーランドチケットを無料で手に入れた際に活用したクレジットカードは、「JCBザ・クラス」。
今回は、こちらのクレジットカードで生活費を全て決済し続け、貯めたポイントで「ディズニー・パークチケット」を2枚もらいました。
一般的な商品交換ですと還元率がやや下がってしまうのがネックですが、JCBはディズニーランドの公式スポンサーということも関係しているのか、パークチケットは還元率下がらずに取得できるのが魅力です。
1,600ポイントでパークチケット1枚ですので、1ポイントあたり約5円相当の価値で交換できますね。
ちなみに、商品交換はJCBのオリジナルシリーズならどれでも同じように可能。JCBザ・クラスではなくても、JCB一般カードやJCBゴールドなどでもポイントを貯めればパークチケットを手に入れられますよ。
当たり前ですが、ポイント交換でもらったパークチケットも、通常のパークチケットと同じ仕様です。よって、パークのスタッフに「ポイントでもらったチケット」ということは分かりません。同じように気兼ねなく楽しめました。
ちなみに、JCBオリジナルシリーズならパーク内で利用できる電子マネー「QUICPay」が使えますので、今回、パーク内での買い物で非常に重宝しました。
フードワゴンでもクイックペイが使えるお店が多いので、JCBカードはあらゆる意味でディズニーランドにぴったりのカードと言えますね。
JCBザ・クラスなら「メンバーズセレクション」でチケット無料にすることも可能
JCBザ・クラス限定の裏技ではあるのですが、毎年もらえるザ・クラス会員だけの限定特典「メンバーズセレクション」でも、選択肢の一つとして、パークチケットが2枚もらえるというものがあります。
ただし、メンバーズセレクションの方はパークチケットだけではなく、ぬいぐるみやタオルなどのディズニーグッズ付きとなっています。
ディズニーグッズを集めるのが好き、という方にはたまらない特典ですね。ただし、メンバーズセレクションの価値は2万円以上のものが多く、ぬいぐるみに価値を感じない方にとっては、相対的なお得感はそれほど……と感じる方もいるかもしれません。
個人的には、パークチケットはメンバーズセレクション(メンセレ)よりも、素直にポイント交換を利用し、メンセレのほうは他の商品を選ぶというのもおすすめです。
JCBザ・クラスで「JCBラウンジ」にも潜入!結果非常に満足!
JCBザ・クラスを持ってディズニーランドに行く……となると、はずせないイベントが「JCBラウンジの利用」。
JCBカードは、カード会社の中では唯一のディズニーリゾート公式スポンサー、ということで、JCBの最高峰であるJCBザ・クラスのカード特典として、特別にパーク内に用意されたラウンジでくつろぐことができるのです。
こちらはSNSでの写真公開禁止ですので写真はありませんが、当日は筆者のほかに1グループしか利用者がありませんでした。
JCBラウンジは、事前にコンシェルジュ経由で予約チケットを取得し、その予約チケットを利用して電話予約することで初めて使う権利が発生します。
ラウンジでは、ドリンクサービスのほか、パークの情報が盛りだくさんの「TODAY」、ディズニーランドの雑誌など、パーク攻略に役立つものが置いてありました。
今回、あえてパークに入ってからすぐの時間に予約しておきましたが、これが大正解。情報をしっかり仕入れ、1日の作戦を、コーヒーを飲みながらゆっくりと立てることができたのです。
ラウンジでくつろいだあとはアトラクション「スターツアーズ」に搭乗することもできますが、今回は小さな子がいて一緒に乗れなかったので辞退しました。辞退すると、くつろげる制限時間が少し伸びます。
とにかくJCBザ・クラスは、ディズニーランドを楽しむには非常におすすめの1枚です。このためだけに取得するのは少し厳しいかもしれませんが、その他の特典も含めお得感があるものばかりですので、JCBゴールドから修行して取得する価値は十二分にあると言えるでしょう。
クレジットカード活用でディズニーランド旅行が10万円近くお得になった
結果的に、ディズニーランド旅行にクレジットカードを駆使することで合計10万円近くお得に旅行にいくことができました。内訳は、以下の通りです。
・パークチケット代金……2枚で15,000円
・ホテル宿泊・食事代金合計……8〜9万円相当
今回は、特にSPGのおまけ特典として「プラチナエリート」のステータスでホテルに宿泊したため、多くの恩恵が受けられました。SPGアメックスの当該キャンペーンは現在実施しているかは不明ですが、またやる可能性はゼロではありません。
とはいえ、ゴールドエリートのステータスだけでもたくさんの特典は受けられますので、おすすめです。ディズニーランドは「JCBカード」と「SPGアメックス」の活用で非常にお得に旅行ができる可能性が広がります。ぜひ、取得をご検討ください。
ディズニーランドを最大限お得に利用するのにおすすめのクレジットカード
改めて、ディズニーランドを楽しむのにおすすめのクレジットカードをご紹介します。1枚目は、今回利用したJCBザ・クラスを取得するきっかけとなるハイステータスカード「JCBゴールド」、2枚目は無料宿泊権がお得なSPGアメックスです。
1.JCBゴールド
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
11,000円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜5.0%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 発行日数 | 約1週間でお届け |
JCBゴールドは、今回ご紹介したクレジットカード「JCBザ・クラス」を取得するためのファーストステップとなるステータスカード。
ポイント還元率は0.5%〜ですが、年間の利用額に応じて還元率がアップするプログラムがあるので、最高で常時0.75%に。さらにJCBオリジナルパートナーに登録されたお店を利用すれば高いポイント還元率が実現します。
貯めたポイントは、ディズニーランドのパークチケットを始めとする様々な商品に交換可能。さらに、JCBゴールドは「ディズニーデザイン」があります。
標準で利用できる電子マネー「QUICPay」はパーク内でも利用できますので、ディズニーと様々な意味で相性の良い1枚と言えるでしょう。
利用実績を積んでいけば、JCBの最高峰「JCBザ・クラス」を取得するチャンスが生まれるのも大きなポイントです。JCBラウンジを堪能してみたい方は、まずはJCBゴールドに申し込んでみてくださいね。
2.SPGアメックス(スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード)
年会費 (初年度) |
34,100円(税込) | 年会費 (2年目) |
34,100円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜3.0% | 発行日数 | 約1〜3週間 |
スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カードは、マリオット系列のグループホテルで「ゴールドエリート会員」いわゆる上級会員になれる特典付きのクレジットカード。
年会費はやや高めですが、2年目以降は無料での特典宿泊権が付与されますので、年会費以上の価値あるカードと言えるでしょう。
ゴールドエリート資格を保有していると、ディズニーランド公式ホテル「シェラトン・グランデ・東京ベイ」をはじめとするグループホテルで、一例として次のような待遇が受けられます。
・滞在ごとに25%のボーナスポイント
・客室アップグレード
・14時のレイトチェックアウト など
ディズニーランドは子供連れ……という方も多いと思いますので、レイトチェックアウトの特典は特にありがたいですよね。無料宿泊でディズニー旅行を楽しむこともできますので、こちらもディズニーランドの相性の良い1枚と言えるでしょう。
クレジットカードを活用すればディズニーランドに無料で行くこともできる!工夫してお得に楽しもう
クレジットカードを活用すれば、ディズニーランドの旅行にほぼ無料で行くことが可能です。
今回は「JCBザ・クラス」と「SPGアメックス」の2枚を駆使して「宿泊費」、「パークチケット代」を無料にしましたが、これらのクレジットカードを利用することで、ラウンジ利用など無料になる以上の様々な価値提供を受けることができました。
今回のようにディズニーランドをお得に楽しみたい! という方は、まずは下記の2枚に申し込んでみることをおすすめします。
クレジットカードはついている特典やポイント交換をうまく活用すれば人生の楽しみが増える、素晴らしいツールです。興味のある方は、ぜひ取得し、活用していってくださいね。
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