ふるさと納税で得するクレジットカードおすすめ4選!
自治体への寄付により、住民税・所得税の控除が受けられるだけでなく、返礼品がもらえることで、人気の高い「ふるさと納税」。一度は耳にしたことのある、有名な制度ですよね。十分お得な制度ですが、クレジットカードを活用すれば、ふるさと納税をもっとお得にできます。
この記事では、ふるさと納税におすすめのクレジットカードの紹介を始め、ふるさと納税をお得にできるクレジットカードの選び方や、メリット・注意点を解説しています。
これからふるさと納税をしたい方はもちろん、現在ふるさと納税をしている方、もっとお得にふるさと納税がしたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ふるさと納税にはクレジットカード払いがおすすめ
実質2,000円の負担で、豪華な返礼品が受け取れる「ふるさと納税」。
ふるさと納税をお得にするなら、クレジットカードの活用がおすすめです。
カード払いなら手数料なしでポイントまで貯まる、賢い節税方法
現金書留や銀行振込による納税の場合、手数料が発生するケースがありますが、クレジットカード払いなら手数料は自治体負担となるため、余計な出費はありません。
クレジットカードでふるさと納税をすれば、クレジットカードポイントが貯まり、よりお得にふるさと納税ができるようになりますよ。
また、いつでもどこでもふるさと納税ができるため、忙しい方でも気軽に恩恵が受けられます。
魅力的な返礼品がもらえるだけでも十分お得なふるさと納税ですが、より便利・お得にふるさと納税をしたい、という方は、クレジットカード払いの利用がおすすめです。
ふるさと納税におすすめのクレジットカード比較
ここでは、ふるさと納税におすすめのクレジットカード4枚とその特徴を比較してみました。
カード名称 | 基本還元率 | 相性の良い ふるさと納税サイト |
ふるさと納税のお得ポイント |
---|---|---|---|
三井住友カード(クラシック) | 0.5% | さとふる ふるさとプレミアム |
・ポイントアップモール経由でポイント還元率2〜4倍 |
楽天カード | 1.0% | 楽天ふるさと納税 | ・ポイント最大30%還元 ・貯めたポイントでふるさと納税ができる |
dカードGOLD | 1.0% | ふるなび | ・ポイントUPモール経由でポイント1.5〜2.5倍 |
ANA/VISA Master一般カード | 0.5% | ANAのふるさと納税 | ・ふるさと納税金額の1.0%のマイルがたまる |
クレジットカードごとにふるさと納税サイトとの相性・お得度が異なる
各クレジットカードは、相性の良いふるさと納税サイトや、お得ポイントが異なります。使いたいクレジットカードからサイトを選ぶのも良いですし、サイトからクレジットカードを探すのも良いでしょう。
例えば、「ANAふるさと納税」では、ふるさと納税で直接マイルが貯められる優れもの。マイラーの方には非常に相性が良いと言えるでしょう。
お得にふるさと納税をしたいのであれば、自分に合うふるさと納税サイト・お得なクレジットカードを選部のがポイントです。
とにかく還元率が高いものが良いなら「楽天カード×楽天ふるさと納税」が最もお得!
上記の表でもわかるように、楽天ふるさと納税は楽天カードでふるさと納税をすれば、最大30%ものポイント還元が受けられます。
基本還元率も1.0%と高く、日常のカード利用はもちろん、ふるさと納税でも圧倒的還元率となっていますね。
還元率が高く、お得にふるさと納税がしたい!という方であれば、楽天カード×楽天ふるさと納税がおすすめです。
ふるさと納税におすすめのクレジットカード4選!
ここでは、先に表で比較した「ふるさと納税におすすめのクレジットカード」をご紹介します。
三井住友カード
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
1,375円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%~1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友カード(クラシック)は、クレジットカード会社の老舗「三井住友カード」が発行する、スタンダードな1枚。
年会費はオンラインからの入会で初年度無料、次年度以降も割引条件を満たせば、実質無料で持ち続けられます。
三井住友カードならポイントアップモール経由のふるさと納税でポイントがたくさんたまる
三井住友カードは、三井住友カードが運営するオンラインモール「ポイントアップモール」があります。
ポイントアップモールを経由してふるさと納税をすれば、ふるさと納税サイトごとの倍率で、より多くのポイントが獲得できます。
ポイントアップモールに参加しているふるさと納税サイトは以下の6つです。
<ポイントアップモールで利用できるふるさと納税サイト>
・ふるなび
・ふるさとプレミアム
・さとふる
・ふるさと納税【楽天市場】
・au PAYふるさと納税
・ANAのふるさと納税
・ふるさとチョイス
・マイナビふるさと納税
上記6つのサイトは、すべて2~4倍ものポイント還元が受けられるため、よりお得にふるさと納税ができますよ。
なお、以前はカード利用で貯めたポイント「ワールドポイント」を使ってふるさと納税が可能でしたが、現在はメンテナンス中となっており、対応していないようです。ご注意ください。
楽天カード
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜4.0% | 発行日数 | 最短3日 |
楽天カードは、楽天カード株式会社が発行する、高還元率で人気の高い1枚です。
年会費永年無料、ポイント還元率は常時1.0%となっています。楽天市場の利用ではポイント3倍~最大43倍と驚異の還元率をもち、大量ポイントの獲得も可能。
さらに貯めたポイントも使い勝手が良く、お得に使える1枚です。
最大30%ものポイント還元が受けられる!最もお得にふるさと納税が楽しめるクレジットカード
楽天は、ふるさと納税サイトも運営しています。楽天カードIDさえあれば、楽天市場のお買い物同様に、すぐふるさと納税ができますよ。
常時3.0%の還元に加え、SPU(スーパーポイントアッププログラム)システムがあり、楽天モバイルや楽天銀行、楽天トラベル、楽天ビューティーなどの他の楽天サービスの利用で、最大16.0%までポイント還元率がアップします。
また、スーパーセールやお買い物マラソンなどのキャンペーンの活用で最大30%のポイント獲得が可能。お得にふるさと納税をしたいのであれば、見逃せない内容です。さらに、貯めたポイントでふるさと納税ができるのも嬉しいですね。
お得に賢くふるさと納税をするのであれば、楽天カードと楽天ふるさと納税の組み合わせがダントツにおすすめです。
dカードゴールド
年会費 (初年度) |
11,000円(税込) | 年会費 (2年目) |
11,000円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.00%〜10.0% | 発行日数 | 最短5営業日 |
dカードゴールドは、NTTドコモが提供するゴールドカード。
ポイント還元率は1.0%と高く、街での利用がお得なのはもちろん、ローソンでは最大5.0%お得にお買い物ができる、コスパの良い1枚です。
ポイントUPモール経由で共通ポイント「dポイント」が貯められる
dカードゴールドなら、「dカードポイントUPモール」を経由すれば、ふるさと納税でもしっかりポイント還元が受けられます。汎用性の高いdポイントは、ふるさと納税で貯めたものを実店舗やショッピングで気軽に活用できるのが魅力。
なお、dカードを使ったふるさと納税については、別の記事で詳しく解説しています。dカード・dカードゴールドを使ったふるさと納税について詳しく知りたい、という方は、下記を参考にしてみてくださいね。
ANA/VISA Master一般カード
年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
2,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜 | 発行日数 | 最短3営業日 |
ANA/VISA Master一般カードは、ANAマイルを効率的に貯められる、マイラーも人気の高い1枚です。
ANA/VISA Master一般カードは、ANAマイルを効率的に貯められる、マイラーに人気の高いクレジットカードです。
年会費は年間2,200円(税込)となっていますが、年会費割引制度もあり、コストを押さえつつ、日常のカード利用で賢くマイルをためられます。
マイル還元率は、通常0.5%となっていますが、有料の「10マイルコース」へ加入すれば1%までアップします。
ふるさと納税でマイルを貯めるなら、ANAふるさと納税サイトの利用がおすすめ
ANA/VISA Master一般カードを使ってふるさと納税をすれば、100円につき1マイルが貯まります。ANA/VISA Master一般カードは、ふるさと納税で賢くマイルが貯められるおすすめの1枚です。
ふるさと納税でお得にマイルを貯める方法は、別の記事で詳しく解説しています。ふるさと納税でマイルを貯めたい!という方は、下記記事も参考にしてみてくださいね。
ふるさと納税でお得なクレジットカードの選び方
ふるさと納税は年に1回のことですので、「ふるさと納税だけ」に注目してカード選びをするのはおすすめしません。普段使いも考慮した上で以下のポイントに注目してみると、カード選びがしやすくなります。
- ふるさと納税サイトで利用できるカードか
- 貯めたポイントをふるさと納税に活用できるか
- ポイントモール経由でお得にふるさと納税が可能か
ふるさと納税サイトで利用できるカードか
使いたいクレジットカードが、ふるさと納税サイトで利用できるかどうかは重要なポイント。せっかくお得なクレジットカードを発行しても、自分が利用したいと思っていたふるさと納税サイトでは使えない……となると意味がありませんよね。
ふるさと納税の前には、事前に手持ちのカードが対応国際ブランドにあてはまるかはチェックしておきましょう。
貯めたポイントをふるさと納税に活用できるか
貯めたポイントでふるさと納税ができるクレジットカードもあります。普段のお買い物や支払いなどで貯めたポイントで、お得にふるさと納税ができたら嬉しいですよね。
日常のポイントを使って寄付ができれば、ポイントで税金の支払いをしているのと同じとなり、節税効果もあります。
しかし、全てのクレジットカードがふるさと納税にポイントが活用できるわけではないため、ポイントを使ったふるさと納税をしたい場合には、しっかり確認しておきましょう。
ポイントモール経由でお得にふるさと納税が可能か
ポイントモール(オンラインモール)を運営しているカード会社が多くあります。ポイントモールにふるさと納税サイトの取り扱いがあれば、よりお得にポイント還元を受けられます。
各社ポイントモールごとにふるさと納税サイトやポイント倍率等は異なりますが、通常還元率以上にしっかりポイントが貯められるので、活用しない手はありません。
クレジットカード会社のポイントモールに、ふるさと納税サイトがあるか、またそのお得度はどうかを確認しておくと良いでしょう。
クレジットカードでふるさと納税をするメリット
ここでは、クレジットカードでふるさと納税をするメリットを解説します。
- ポイント還元で間接的に節税できる
- 他のクレジットカード利用とあわせて家計管理できる
ポイント還元で間接的に節税できる
クレジットカード払いでふるさと納税をすれば、ポイント還元により、間接的に節税できます。
例えば、1.0%還元のクレジットカードを使い、5万円のふるさと納税をした場合、500円分のポイントが獲得できます。
さらに、ポイントモールを経由して付与ポイントが数倍になる場合には、より多くのポイントが獲得可能。もちろん、自己負担金額分もしっかりポイント還元が受けられます。
「税金」として支払っているお金が「寄付」になるだけですので、現金では支払う金額は結局さほど変わりませんが、カード払いなら目に見えて「節税」できるのがうれしいですね。
ふるさと納税でより節税を……と考えるのであれば、クレジットカードは必須と言えます。
他のクレジットカード利用とあわせて家計管理できる
クレジットカードでふるさと納税を行えば、請求は他のクレジットカード利用と同じタイミングで行われます。
最近ではWEBからクレジットカード明細をチェックすれば、いつ・どこにふるさと納税したかがすぐに分かるため、家計管理もしやすくなります。
日常の支払いと一緒にメインカードで支払えば、さらに家計管理を一元化できますので、ふるさと納税も、ぜひクレジットカード払いを活用しましょう。
クレジットカードでふるさと納税する際の注意点
ここでは、クレジットカードでふるさと納税する際の注意点を解説します。トラブルにならないように、以下の点に注意しておきましょう。
- クレジットカード払いに対応していない自治体もある
- 自治体を分けすぎると確定申告が必要となるケースも
- ふるさと納税は「寄付」なのでキャンセルは不可
- 基本は一括払いのみ
クレジットカード払いに対応していない自治体もある
クレジットカードを使い、便利に納税できるふるさと納税ですが、日本全国全ての自治体がクレジットカード払いに対応しているわけではありません。ふるさと納税サイトでは、クレジットカード払いに対応している自治体に絞った検索も可能です。
また、自治体へ直接ふるさと納税する際には、クレジットカード非対応でも、サイトを経由すればクレジットカードで支払えるケースもあります。
クレジットカードでふるさと納税をする場合には、寄付したい自治体が、クレジットカード払いに対応しているかを確認しましょう。
自治体を分けすぎると確定申告が必要となるケースも
ふるさと納税は、場合により確定申告が必要となるケースもあります。
ふるさと納税で確定申告が必要なるケースは、以下の通りです。
・5自治体以上へのふるさと納税
・ワンストップ特例制度の申請期限(翌年の1月10日)を過ぎた場合
クレジットカードでのふるさと納税は、手軽なため、ついたくさんの自治体に寄付してしまうことも。便利なゆえに、かえって上記の条件にあてはまり、手間が増えてしまう可能性があるため、注意が必要です。
クレジットカードでふるさと納税をする際には、自治体を5つ以下に抑えたり、申請期限をしっかり守ったりするなど、ポイントを押さえて寄付しましょう。
ふるさと納税は「寄付」なのでキャンセルは不可
ふるさと納税は「寄付」であるため、キャンセルはできません。特にカード払いですと、すぐに決済されるため取り消しは難しくなります。
ふるさと納税サイトでは、クレジットカードで支払い、好みの返礼品をもらえるため、ついついネットショッピングの感覚になってしまいがち。しかし、ふるさと納税はネットショピングではない、ということを忘れてはいけません。
自治体へ直接問い合わせれば、キャンセルできるケースもありますが、自治体判断となるため断られる可能性も十分あります。
クレジットカードを使ってふるさと納税をする場合には、原則キャンセル不可である、と念頭においた上で、寄付する自治体や金額に間違いがないか、しっかり確認した上で行いましょう。
基本は一括払いのみ
クレジットカードを使ったふるさと納税は、基本的に一括払いのみとなっており、分割払いには対応していません。
ふるさと納税の支払いの負担を減らしたい、という方は、カード会社の後から分割・リボ払いを利用すれば、事実分割払いが可能ですが、金利手数料の負担があるためあまりおすすめはできません。
ふるさと納税は金額が大きくなりがちですので、ひと月にまとめて行わないなど、計画的に寄付をしていきましょう。
まとめ
ふるさと納税はクレジットカードで払える!活用してよりお得にふるさと納税をしよう
「ふるさと納税」は、実質2,000円の自己負担で、寄付した自治体の好きな特産品を返礼品として受け取れる、お得で魅力的な制度。
クレジットカード会社が運営する「ポイントアップモール(オンラインモール)」を経由したり、キャンペーンを活用したりすれば、通常還元率以上のポイントが獲得でき、節税に繋がります。
クレジットカードを使ったふるさと納税は、手軽なため、いろいろな自治体へ寄付したくなりますが、5自治体以上へのふるさと納税は、確定申告が必要となります。また、ワンストップ特例制度の申請期限をすぎた場合も同様に、確定申告をしなければなりません。
ふるさと納税を行う際は、注意点を押さえながら、お得にクレジットカードを活用していきましょう。
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