クレジットカード利用額の上限、自動増枠するのはいつ?各社の自動増枠の目安を調査してみた
クレジットカード利用額には、個別に設定された「上限」があります。しっかりと利用し、利用実績を積んでいけば、条件次第では自動で「増枠」されるケースも少なくありません。
今回は、大手各クレジットカード会社の自動増枠のタイミングや条件を、実際の口コミなどをもとにまとめてみました。
自分の持っているクレジットカードはいつ自動増枠されるのか、気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
クレジットカードの利用限度額は条件次第で自動増枠される
クレジットカードの利用限度額は条件次第で「自動増枠」されます。
基本的には「自動増枠」されるタイミングや基準は各社バラバラで、「この条件さえ満たせば必ず増枠される」というものではありません。
・利用実績
・属性
・雇用年数
・クレヒス
・年収
など、様々な条件を加味した上で「自動増枠」されるのです。とはいえ、カード会社にとって「優良顧客」、もしくはそうなる可能性がある、ということは、自動増枠されやすくなる一つの要素として間違いないでしょう。
しっかりと「長期」で「多めの決済金額」を滞りなく支払い続けることが、自動増枠への近道です。
大手クレジットカード会社7社の自動増枠タイミングを調査!
とはいえ、実際にどの程度で自動増枠されるのか、気になりますよね。そこで当サイトでは、独自に下記7社のユーザー口コミを調査し、まとめてみました。順にみていきましょう。
・JCBカード
・三井住友カード
・イオンカード
・アメックス
・オリコカード
・楽天カード
・エポスカード
JCBカードの自動増枠のタイミング
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜5.5%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 | 発行日数 | 最短3日 通常1週間 |
JCBカードは一般的に「自動増枠」に対して渋い、つまりなかなか自動増枠されないカード会社とされていますが、実際にはどうなのでしょうか。ネットで調査に加え、JCBのヘビーユーザーである筆者自身の経験を踏まえると、以下の傾向がありました。
JCBカード自動増枠の傾向
・おおよそ1年で自動増枠されたケースが多い
・最短半年以上で自動増枠のチャンス(JCBの増枠ルール)
・50万円~100万円の増枠
・利用限度額に近い金額を利用することで増枠されやすくなる
JCBカードの自動増枠に関するネットの口コミ
約1年2か月利用して、100万円から150万円に利用限度額がアップしていました。やはり1年が増枠のひとつの目安だと思います。
40代・男性
カードをアップグレードした後、約1年使ったら300万円→350万円に自動増枠され、さらに次回更新時に50万円の増枠が可能という案内が来ました。月々の支払いは30万円前後。たまに家電購入などで利用限度額の半分以上を使うこともありました。
30代・男性
半年~1年で自動増枠される可能性がある
実際に増枠された方の話では、時には「利用限度額にせまる勢い」まで利用する、というスタイルでカードをしっかり活用されていたようですので、「利用限度額まで利用する」=今の枠では足りないことをアピールする、というのはひとつのポイントかもしれませんね。
また、JCBの「増枠の申し込みルール」には、以下のように記載がありますので、原則カード取得から半年以内の増枠も見込めないようです。
下の条件に当てはまる方は増枠手続きができません
・入会後6ヵ月以内の方
・前回の増額より6ヵ月以内の方
・現在設定されているご利用可能枠が当社所定の上限枠に達している方引用元:カードご利用可能枠について
JCBカードの場合は「インビテーション」が届く方が先の可能性も
JCBカードの場合、プロパーカードですと、一般カード→ゴールドカード→プレミアゴールド→プラチナ→ザ・クラスといったようにしっかりとランク付けがされており、それぞれのランクで「利用限度額」が設定されています。
よって、自動増枠する=上客だと判断されるという条件を満たせば、自動増枠よりも、インビテーションが届き、切り替え時に自動増枠するという形で増枠されることも少なくありません。筆者もそのパターンでした。
JCBの場合は単なる自動増枠にとどまらず、インビテーションの可能性がある事も考慮しておきましょう。
三井住友カードの自動増枠のタイミング
三井住友カードでの自動増枠のタイミングをネット調査し、筆者の実際の経験を踏まえると、以下の傾向が見えてきました。
三井住友カード自動増枠の傾向
・最低でも半年~1年はかかる
・少額利用では長期利用でも自動増枠されにくい
・長期利用後、一度に大きな金額を利用するとすぐに自動増枠されるケースも
・リボ払い利用者は増枠されやすい?
・10万円~100万円の増枠
三井住友カードの自動増枠に関するネットの口コミ
三井住友カードを5年間使った後、いきなり20万円以上の決済を2~3か月続けたら利用限度額が50万円上がった。
40代・男性
三井住友カード(プライムゴールド)を約半年利用し、数万円の決済を続けていた。利用限度額=1回あたりのリボ払い額に設定し「実質一括払い」を続けていたが、それを解除した(=リボ払い手数料を払うようになった)とたんに、150万円→180万円まで利用限度額UP。
30代・男性
筆者も過去に三井住友カードを利用していたのですが、その際も1年程度、毎月10万円程度決済を続けていたら、利用限度額が数十万円UPした経験があります。
自動増枠までの期間は半年~1年間
三井住友カードの自動増枠の傾向としては、最低でも半年~1年間程度は増枠までの期間があります。ネット調査でも、実際の筆者の体験でもその程度の時間がかかっておりますので、よほどの例外でない限りは、最低でも半年以上は期間をみておいたほうが良いでしょう。
長期利用+利用金額が大きいこともポイント
また、長く使っていれば良いというわけではなく、利用金額が大きいこともポイント。口コミでは、5年以上使っていて、いきなり20万円以上の決済を2か月続けて行ったら自動増枠された、という話も。よって、「累計いくら使ったら」という条件がある可能性がありますね。
リボ払いを利用し始めたら自動増枠されたとの口コミも
また、三井住友カードは「リボ払い」に力を入れているということで、リボ払いを利用し始めたら増枠された=おいしいお客さんだと判断された……という例があります。
とにかく、筆者の経験からしても、半年以上利用し、毎月決まった金額(時には大きな金額)をしっかり使っていくことで、自動増枠への道は開かれるようです。
イオンカードの自動増枠のタイミング
お得にショッピングモール・スーパーで買い物をしたい方の味方「イオンカード」。イオンカードは「ショッピングを楽しむイオングループの顧客のためのカード」ですので、「良いお客さんには上限までどんどん増枠する」という傾向があるのが、ネット調査から見えてきました。
イオンード自動増枠の傾向
・取得から3か月ごとに見直し
・実際に10万円ずつ増枠された体験談あり
・早く上げたいなら「利用限度額をフルに活用する」ことが大切
・長期で持っていても使わなければ増枠されない
イオンカードの自動増枠に関するネットの口コミ
イオンカードを申し込み・取得後は利用限度額の30万円をすぐに使い切ってしまうような使い方をしていた。すると、3か月目から、数か月ごとに利用限度額がUPし、現在は80万円まであがっている。
20代・男性
イオンカード取得後、毎月1万円前後の決済のみ。毎月のチェックはしていませんでしたが、当初の利用可能額30万円→現在90万円まで自動増枠。1年半程度の期間にじわじわ増枠されていったと思われます。
30代・女性
口コミでは「取得後数か月でどんどん上がっていった」という話が目立ちます。取得後に、利用限度額ぎりぎりまで利用していったという実績もポイントになっているようです。筆者自身も細く長くイオンカードを利用しておりますが、数か月ごとに利用限度額がじわじわ(10万円~30万円ずつ)上がってきています。
イオンカードは取得後3か月以降から自動増枠のチャンスあり
大手クレジットカード会社では「半年ごとの見直し」という条件の会社も少なくありませんが、イオンカードはなんと「3か月ごと」で増枠が受けられます。
とにかく「使ってくれる顧客にはどんどん増枠する」という方針なのが分かりますね。取得後に自動増枠を狙うなら、どんどんメインカードとして活用するのが正解です。
少額利用でも長期で使う+クレヒス良好なら利用限度額が上がっていく
口コミとは異なり、筆者の場合は高額決済はせず、少額決済をコツコツ続ける形でイオンカードを利用していました。ですが、数か月ごとに利用限度額がUpし、約1年半で60万円増枠していることを加味すると、長期で使う、かつクレヒス良好というのも増枠のポイントになっていると考えられます。
「短期でしっかり使う」もしくは「長期でコツコツ信用を勝ち取る」方法で増枠を狙いましょう。
アメリカン・エキスプレス・カードの自動増枠のタイミング
年会費 (初年度) |
13,200円(税込) | 年会費 (2年目) |
13,200円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%〜1.0% | 発行日数 | 最短15営業日 |
アメリカン・エキスプレス・カードは、そもそも「一律の利用限度額」というものを設定していません。
つまり、あなたが今持っているアメックスの利用限度額がいくらなのか、チェックする方法がないのです。よって、自動増枠されたとしても「通知」は一切来ないため、正確なタイミングは不明です。筆者の保有する「アメックスSPG」を実際に使った際の体験と、ネット調査をもとに傾向をまとめてみると、以下の通りです。
アメックス自動増枠の傾向
・数か月に一度の頻度で見直しがある
・数年かけて数百万円単位での増枠がされた
・一律の利用限度額制限がない
アメリカン・エキスプレス・カードの自動増枠に関する筆者の体験談
筆者の場合は、初期の設定値が数十万円程度のようでしたが、数か月ごとにチェックをしていくと、いまでは400万円以上の決済まで耐えられるように枠が成長していました(450万円まではチェックしましたが、500万まではNGのよう)。
初期は数十万円→少しずつ増枠で400万円以上の利用可能額に成長
一時は500万円までOKだったと記憶していますが、最近決済額が減ったことで利用額も減らされたのかもしれません。アメックスは「利用状況により柔軟に枠が変化する」とも考えられます。
早ければ3か月程度で自動増枠されるケースも
利用限度額の通知が来るわけではないので、あくまで体験談ベースにはなってしまうのですが、アメックスの場合は、他の方の口コミも見てみると、早ければ3か月程度などのスパンで利用傾向やクレヒスの見直しがされ、適宜増枠されているようです。
しっかり使って、しっかり返しているような方であれば、短期間で増枠を狙える、ということになりますね。
アメックスは最初は限度額を小さく、徐々に大きくする傾向あり
アメックスは「富裕層向けブランド」として知られていますが、実は以外にも発行当初の利用限度額は小さめ。調査してみると、ゴールドカードでも初月はたったの数十万円しか決済可能でなかった、という方もいるようです。
筆者の場合も同じでしたが、アメックスの傾向としては「最初は渋く、短期で信用情報・利用実績をチェックしながらどんどん上げていく」スタイルですね。しっかりと使いこんで「良い顧客アピール」をするのが大切です。
オリコカードの自動増枠のタイミング
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0〜2.0% | 発行日数 | 最短8営業日 |
オリコカードの自動増枠のタイミングとしては、ネットで調査してみると、やはり一般的なカード会社と同じく「半年~1年程度」が目安になるようです。
オリコカード自動増枠の傾向
・半年~1年程度で増枠される
・50万円程度の増枠が多い(50万円→100万円など)
・毎月の決済金額が多い(数十万円単位)方が増枠されやすい
・月々10万円程度の利用でも自動増枠あり
オリコカードの自動増枠に関するネットの口コミ
オリコは半年後から増枠可能なので、自然増枠と申し出による増枠を両方経験しています。いずれも50万から100万円への増枠でした。月々10万円前後の利用でした。
年齢未回答・男性
半年~1年程度、月々10万円前後しっかり使いこめば増枠の可能性あり
ネット調査、カードホルダーである知人への聞き込みによると、以下の傾向が見えてきました。
長期でコツコツよりも、利用頻度の高さと利用金額の多さが増枠のポイント
他のカード会社と同じく、利用頻度と金額がポイントになっているようですね。10万円以上しっかり使っていれば、半年~1年で自動増枠を狙えそうです。
利用シーンを決めてしっかり使い倒せば自動増枠の可能性UP
オリコカードは特にネットショッピングに強いクレジットカードでもありますので、ネットショッピングはすべてオリコで決済する! と決めて使うと、意外と早くに自動増枠される可能性があります。
楽天カードの自動増枠のタイミング
楽天カードの自動増枠のタイミングは、口コミ・体験談調査によると「半年~1年以降」かつ「カードをしっかり使っていれば増枠される」といったもののようです。基本は他社と変わりませんね。ただし、利用金額によっては「3か月」でスピード自動増枠された例もあるようです。
楽天カード自動増枠の傾向
・基本は半年~1年以上が目安
・たくさん使っていると3か月で自動増枠されることも
・10~50万円程度の自動増枠が多い
楽天カードの自動増枠に関するネットの口コミ
初期の利用可能枠50万円、6回の引き落としが済んだ7カ月目に100万円に自動増枠されました。利用金額は数万円。そこそこの金額です。ちなみに、パート勤務です。
40代・女性
1年以上使ったところで、楽天ふるさと納税で多めに決済したら、引き落とし後に50万円→70万円に利用限度額がUP。ふるさと納税がきいたかもしれません。
30代・男性
最短3か月、原則半年~1年程度が目安
こうして見ると、やはり他社と基本的な傾向は変わらず、長期でずっと利用するよりも、短期である程度多く金額を利用したほうが増枠されやすいと言えるでしょう。
よって、楽天カードの取得後に利用可能額を自動増枠したければ、利用限度額いっぱいの利用を続けるのが近道です。それが難しければ、生活費をすべてカード決済するなどして、数十万円の決済は試してみるといいですね。
エポスカードの自動増枠のタイミング
エポスカードの自動増枠は、JCB以上に「渋い」と言われており、長期でそれなりに使っていても増枠されない……という方もいるようです。
ですが、中には1年ちょっとで3回以上の自動増枠がされた、というケースもあります。ネット調査によると、傾向としては、
エポスカード自動増枠の傾向
・基本的に増枠に対しては消極的
・数か月単位で自動増枠の可能性がある
・リボ払い利用者=おいしいお客さんには増枠されやすい
・マルイグループの利用で増枠されやすい?
・増枠は10万円~50万円程度が多い
エポスカードの自動増枠に関するネットの口コミ
入会から1年3ヶ月程使い続けています。今日まで、3、4回 自然増枠。今はショッピング枠90万、キャッシング枠50万です。リボ払いをよく利用し、マルイ通販や実店舗での利用、公共料金支払いなどに活用しています。
30代・女性
数か月単位で自動増枠されるチャンスがある
普通に使うよりも「リボ払い」を活用したり、エポスカードと関係の深いマルイグループを利用したりすることで、自動増枠が狙える可能性があります。
とはいえ、エポスカードは申し込みでの増枠にも対応しておらず、基本的に増枠には「消極的」なカードでもあります。
エポスカードは増枠に消極的なシステムになっている
利用限度額を大きくしたい、自動増枠したいというのであれば、エポスカードよりも、同じ流通系ならイオンカードの方が良いと言えるでしょう。
ただし、しっかり使ってエポスゴールドカードを狙えば、切り替え時の自動増枠を狙えますよ。興味がある方は、ぜひ、チャレンジしてみてください。
自動増枠の各クレジットカード会社傾向を表で比較
各社の傾向を解説したところで、表にまとめてみました。比較して増枠傾向をつかみたい方は、ぜひ参考にしてください。
カード種類 | 増枠に対する姿勢 | 増枠までの期間 | 増枠金額のめやす | 備考 |
---|---|---|---|---|
JCBカード | 消極的 | 半年~1年 | 50万円~100万円 | アップグレードに積極的 |
三井住友カード | 普通 | 半年~1年 | 10万円~100万円 | リボ払い利用者優遇傾向 |
イオンカード | 積極的 | 3か月~ | 10万円~ | 使えば積極的にUP傾向 |
アメックス | 積極的 | 数か月~ | 50万円~100万円 | 初期は枠が渋め |
オリコカード | 普通 | 半年~1年 | 50万円前後 | 決済金額が多いと増枠 |
楽天カード | 普通~やや積極的 | 半年~1年 | 10万円~50万円 | まとまった金額の決済が〇 |
エポスカード | 消極的 | 数か月~ | 10万円~50万円 | リボ・マルイ利用者優遇傾向 |
クレジットカードの利用限度額上限を上げる3つの方法
クレジットカードの利用限度額を自動増枠したいけれど、なかなか上がらない……そんな時には、次の方法を試してみましょう。
利用限度額を上げる3つの方法
- 良いクレヒスを積み上げる
- 直接申請する
- ゴールドカードへ移行させる
良いクレヒスを積み上げる
クレヒス、クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用を含めた「信用取引」の記録のこと。良いクレヒスを積み上げるためには、
・継続して長期でクレジットカードを使う
・生活費の決済をクレジットカードで行う
・できるだけ多くの金額を毎月継続して使う
このような方法をとるのが近道です。
長期で多くの金額を使えば自動増枠されやすい
長期でこのように「しっかり使ってしっかり返す」サイクルを回していくと、カードの所有者に対する信頼度が上がり、「良い顧客」と判断されます。
自動増枠の場合連絡がないこともある
自動増枠の場合、これは知らない方が意外と多いのですが、連絡なしで上げられるケースが少なくありません。ほとんどの人は知らない間に増額されていた、ということが多いですね。
毎月クレジットカードの支払いをしっかりと行っている人は、既に増額されている可能性もあるので、一度インターネットの会員ページか、会員窓口へ電話で確認してみましょう。
直接申請する
クレヒスに問題がなく、自動的に増枠されていない場合は、直接利用額の増枠の申請を行ってみましょう。インターネット上の会員ページでも「限度額の増枠を申請」する項目があるので、お手軽に申請できますよ。
会員専用WEBサイトから簡単に増枠申請ができるカード会社が多い
この利用限度額の増枠を申請すると、カード発行会社で審査が行われ、問題がなければ増枠確定の連絡が来ます。支払い履歴に何もトラブルがなく、一般的な利用をしている場合は特に難しくなく、無事に審査を通過できるでしょう。
クレヒスに傷がある場合は減枠、利用停止のきっかけになる可能性あり
ただし、クレヒスに傷がある状態で増枠申請は危険です。支払い履歴に難ありの場合、増枠を申請することで、再度審査されます。この場合が危険で、「支払いトラブルがあるのにさらに増枠が必要?踏み倒されるのではないか?」という風に不審に思われ、最悪の場合、そのクレジットカード自体を止められる可能性もあります。
もしそのクレジットカードで支払いトラブルがあれば、別の方法か、支払い履歴が綺麗になる2年後を狙って、増額を申請する方が良いでしょう。
ゴールドカードへ移行させる
ゴールドカード自体の審査は厳しいのですが、ゴールドカードの限度額は発行初期の段階でも「100万円」など、一般カードと比べても比較的高い金額が設定されています。
例えば、JCB一般カードの利用限度額はどんなに枠が大きい方でも上限100万円ですが、JCBゴールドカードの場合は最高300万円。カードの種類によって「最高利用限度額」が異なるので、ランクの高いクレジットカードを選んでおけば、自然と利用限度額が高めに設定されることも多いのです。
一般カードからのランクアップで増枠も同時にされやすい
このため、お使いのカードでランクアップできる上位カードがあれば、移行させてみることをおすすめします。
限度額を引き上げたいと考えている人は、社会的地位も上がり、今までの利用額では足りなくなってきた人だと思います。限度額が少なく感じてしまった場合は、次のランクのクレジットカードへグレードアップさせる時期にも来ていると言えます。
クレヒス・属性に自信があれば他社ゴールドカードに挑戦してみよう
今使っているカードと同じ会社の上位カードが無く、クレヒスに自信がある場合は、別のクレジットカード会社のゴールドカードを発行してみるのも良いでしょう。社会的な信用度が高ければ、ゴールドカードも比較的簡単に取得できるはずですよ。
利用限度額の増枠が難しければ「一時増枠」を利用する手段もある
一時的に枠を広げたい! という場合には、「一時増枠」を申請するという方法もあります。継続的に利用限度額を上げるわけではなく、「一回限り」の限度額引き上げではありますが、それでも高額商品を購入したいときには役立つでしょう。
・結婚式の費用
・海外旅行費用
・引っ越し費用
など、一度に大きな出費が待っている際は特におすすめです。
一時増枠は、カードデスクから依頼するほか、お客様専用WEBサイトから受け付けているカード会社もあります。WEBの場合、即時結果が出ることもありスピーディですので、WEBからの申請がおすすめです。
日頃からまじめに使っている方ほど一時増枠は簡単に通りやすいので、ぜひ試してみてください。
自動増枠に柔軟なクレジットカード「イオンカード」
カードを取得した後、自動増枠でどんどん利用限度額をUPさせたい! という方には、自動増枠に柔軟な「イオンカード」がおすすめ。
年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~1% | 発行日数 | 2週間程度 |
イオンカードセレクトは、イオンが発行するクレジットカード。イオンカードシリーズの中でも人気が高く、自動増枠に対しても柔軟です。
普段使い可能で利用限度額をしっかり上げられるカードが手軽に欲しい方にぴったりの1枚です。
まとめ
クレジットカードの自動増枠はカード会社により対応が異なる
クレジットカードの利用限度額の自動増枠は、カード会社によって対応が異なります。
3か月ほどでどんどん増枠される会社もあれば、なかなか自動増枠されないカード会社もあるのが現実です。
クレジットカード取得後、自動増枠で利用限度額を上げ、メインカードとしてどんどん活用していきたい方は、そういった用途にふさわしい、増枠、もしくはカードのグレードアップがされやすいカードを選びましょう。
枠が増えれば、それに応じて家電購入や高額商品の決済など利用の幅も広がりますので、ぜひ自動増枠を狙って、快適にクレジットカードを活用してくださいね。
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