住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換え・一本化はどんな人が向いている?
現在カードローン利用中の方や、複数のカードローンを利用している方の中には、「金利が高くて他社カードローンへの借り換えや一本化を検討している」方もいると思います。
そこで本記事では、カードローンの中でも「低金利で高い限度額」のスペックが魅力の住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換えや、一本化ローンについて詳しく解説していきます。
金利が高い、返済負担が大きい等、現在利用中のカードローンに不満がある方は、ぜひ本記事を参考にしながら「住信SBIネット銀行 MR.カードローン」への借り換え・一本化を検討してみましょう。
この記事で分かること
住信SBIネット銀行 MR.カードローンを借り換え・一本化に利用するメリット
まず、住信SBIネット銀行 MR.カードローンの金利や限度額、申込み条件等のスペックを確認しておきましょう。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンのコース | プレミアムコース | スタンダードコース |
---|---|---|
金利 | 年1.59%~7.99%(金利優遇で年0.99%〜7.39%) | 年8.99%~14.79%(金利優遇で年8.39%〜14.19%) |
限度額 | 10万円〜1,200万円(10万円刻み) | 10万円〜300万円(10万円刻み) |
申し込み対象年齢 | 満20歳以上満65歳以下 | |
申し込める方 | 安定継続した収入がある方 |
住信SBIネット銀行 MR.カードローンには、2種類のコースがあり、プレミアムコースでは上限金利7.99%で限度額1,200万円、スタンダードコースでは上限金利14.79%で限度額300万円というスペックとなっています。
なお、住信SBIネット銀行 MR.カードローンは、審査の結果により、どちらのコースになるかが決められます。申込者自身でカードローンのコースを選択できない点には注意しておきましょう。
MR.カードローンへの借り換え・一本化にはこんなメリットがある
つづいて、住信SBIネット銀行 MR.カードローンを借り換えや一本化に利用する時のメリットを解説していきます。
- MR.カードローンへの借り換え成功で金利を下げられる
- MR.カードローンへの一本化で返済の管理が簡単に
- 借り換え、一本化後もMR.カードローンで追加融資が可能
- 住信SBIネット銀行サービス利用者はさらに「低金利」に!
MR.カードローンへの借り換え成功で金利を下げられる
住信SBIネット銀行のMR.カードローンへの借り換え・一本化に成功すれば、「金利を下げられる、返済総額を抑えられる」というメリットがあります。
金利18.0%の消費者金融カードローンでの50万円の借入(36回払い)を、住信SBIネット銀行 MR.カードローンへ借り換えた場合の返済総額の違いについて、以下の表にまとめました。
カードローン | 消費者金融カードローン | 住信SBIネット銀行 MR.カードローン プレミアムコース |
---|---|---|
金利 | 18.00% | 7.99% |
返済総額 | 65万743円 | 56万3,972円 |
住信SBIネット銀行 MR.カードローンのプレミアムコースへ借り換えできた場合、上の表のように、返済総額を大きく減らせます。
カードローン | 消費者金融カードローン | 住信SBIネット銀行 MR.カードローン スタンダードコース |
---|---|---|
金利 | 18.00% | 14.79% |
返済総額 | 65万743円 | 62万2,126円 |
なお、住信SBIネット銀行 MR.カードローンの通常のコース(スタンダードコース)への借り換えになった場合でも、消費者金融カードローンの金利よりも「3.21%以上も低金利」なため、返済総額を圧縮できます。
MR.カードローンへの一本化で返済の管理が簡単に
また、複数のカードローンを利用している方が、住信SBIネット銀行のMR.カードローンへ借金の一本化に成功すれば、返済の管理が簡単になります。
例えば3社のカードローンを利用中の方で、それぞれ1万円の返済となる場合、毎月合計で3万円の返済が必要です。
さらに、カードローン会社によって毎月の返済日が異なるため、
毎月1日にA社へ1万円返済
毎月15日にB社へ1万円返済
毎月25日にC社へ1万円返済
というように、返済日がバラバラになるケースがほとんどです。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借金一本化に成功すれば、毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)にのみ返済すればOKです。
MR.カードローンへ一本化することで返済の管理が簡単になり、毎月の返済負担も減らせるため、完済までの計画を立てやすくなるでしょう。
前月末時点の貸越残高 | 返済額 |
---|---|
2,000円以下の場合 | 前月末時点の貸越残高 |
2,000円超~10万円以下 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 4,000円 |
20万円超~40万円以下 | 6,000円 |
40万円超~60万円以下 | 8,000円 |
60万円超~80万円以下 | 11,000円 |
80万円超~100万円以下 | 15,000円 |
100万円超~150万円以下 | 20,000円 |
150万円超~300万円以下 | 25,000円 |
出典:住信SBIネット銀行 MR.カードローン公式サイト
借り換え、一本化後もMR.カードローンで追加融資が可能
他社の消費者金融などが提供している「借り換え、一本化専用ローン」は、1度きりの借入となるローン商品のため、追加融資を受けられません。
しかし住信SBIネット銀行 MR.カードローンは、借り換えや一本化専用のローンではないため、借り換え、一本化後でもカードローンとして追加融資を受けられるのも大きなメリットです。
借り換え・一本化後にも追加融資を受ける可能性がある方は、住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの申し込みを検討してみましょう。
住信SBIネット銀行サービス利用者はさらに「低金利」に!
さらにMR.カードローンでは、住信SBIネット銀行関連のサービスを利用していれば、金利の優遇を受けられるというメリットもあります。
MR.カードローンの金利の優遇を受けられるサービスを表にまとめました。
利用サービス | 優遇される金利 |
---|---|
住信SBIネット銀行所定のミライノ カード(JCB)を保有し、かつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定 | 年0.1%優遇 |
SBI証券口座保有登録済または、住信SBIネット銀行住宅ローン利用者 | 年0.5%優遇 |
住信SBIネット銀行のサービス利用者は、合計で最大0.6%(0.1% + 0.5%)の金利の優遇を受けられます。
上で紹介した住信SBIネット銀行のいずれかのサービスを利用している方は、住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの申し込みを検討してみましょう。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンで借り換え・一本化に成功させるためのポイント
ここで、住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換え・一本化を成功させるために、押さえておくべきポイントを紹介します。
- 他社借入件数は2〜3社以内に抑える
- 高額な希望借入額は審査難易度が高まる傾向がある
上の各項目について、解説していきます。
他社借入件数は2〜3社以内に抑える
住信SBIネット銀行のMR.カードローンへの借り換え・一本化を希望する方は、他社借入件数を2〜3社以内に減らした上で、申し込みを進めてください。
他社借入が4社〜5社以上あると審査に落とされる可能性が高い
MR.カードローンへの申し込み時に他社借入が4社〜5社以上ある方は、住信SBIネット銀行から「お金の管理が甘い人=返済能力がない人」として判断されやすく、MR.カードローンの審査に落とされてしまう可能性が高いです。
他社借入件数が多い方は、一部の借入を完済し、他社借入を2〜3社程度に減らしてからMR.カードローンへ申し込む方が、審査に通過させやすくなるでしょう。
高額な希望借入額は審査難易度が高まる傾向がある
他社借入が多く、MR.カードローンへ高額な借入を希望するという方は、審査難易度が高まる傾向があるため、注意してください。
口コミを参考にすると、MR.カードローンを通常のキャッシングとして利用する場合の借入限度額の目安は、申込者の年収3分の1程度だと考えられます。
ご自身の年収3分の1に近い、または、年収3分の1を超える借入を希望する場合はMR.カードローンの審査難易度が高くなると考えられるため、最低限必要な借り換え額(=できれば年収3分の1以内の借入希望額)でMR.カードローンへ申し込むようにしてください。
デメリットもある?住信SBIネット銀行 MR.カードローンの借り換え一本化の注意点
住信SBIネット銀行が提供しているMR.カードローンは、低金利で高額な限度額のスペックなので、借り換え時や一本化時には多くのメリットがあります。ただし、メリットだけではなく、デメリットと言えるポイントもあります。
MR.カードローン利用時には住信SBIネット銀行の口座が必要
MR.カードローンは住信SBIネット銀行の口座不要で申し込みが可能ですが、カードローン契約時には「住信SBIネット銀行の口座」を開設しておく必要があるので注意してください。
住信SBIネット銀行の口座がない方は融資まで1〜2週間ほどかかるケースも
「住信SBIネット銀行の口座開設」と「MR.カードローン」への同時申し込みを行った場合、銀行口座の開設手続きと並行してMR.カードローンの審査も行われますが、カードローンの審査結果の連絡があるまで1〜2週間ほどかかるケースもあるようです。
住信SBIネット銀行の口座所有者は、申し込みから融資まで2〜3営業日ほどですが、住信SBIネット銀行の口座を持っていない方は、借り換えや一本化に少し日数がかかる点に注意してください。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンの借り換え一本化のよくある質問
さいごに、住信SBIネット銀行のMR.カードローンへの借り換え・一本化のよくある質問について紹介します。
- 必ずプレミアムコースへ借り換えできる方法はある?
- MR.カードローンへの借り換え一本化でも在籍確認はある?
必ずプレミアムコースへ借り換えできる方法はある?
住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換え・一本化を希望している方は、少しでも金利が低い「プレミアムコース」で契約したい、という方がほとんどでしょう。
絶対にプレミアムコースへ借り換えする方法はあるのでしょうか。
返済能力が高い方がプレミアムコースを利用しやすい
MR.カードローンでは、申込者がプレミアムコースかスタンダードコースを選んで申し込めません。MR.カードローンの審査結果により、住信SBIネット銀行が申込者をどちらのコースにするのか、を判断しています。
ただし、MR.カードローンのプレミアムコースを利用している方のステータスや口コミを参考にすると、年収や地位が高く「返済能力が高い方」がプレミアムコースを利用している場合が多いです。
年収などのステータスに自信がある方は、MR.カードローンへ申し込み、プレミアムコースの契約を目指してみましょう。
MR.カードローンへの借り換え一本化でも在籍確認はある?
借り換えや一本化に成功すれば、お得に使えるMR.カードローンですが、審査時には通常のカードローン審査と同じように「電話の在籍確認」は行われているのでしょうか。
MR.カードローンは電話在籍確認が行われている
借り換えや一本化ローンとして、MR.カードローンへ申し込んだ後は、通常のカードローン審査と同じように、「電話による在籍確認」が行われています。
ただし、MR.カードローンの在籍確認の審査は、「住信SBIネット銀行を名乗らず、担当者名で電話がある」ため、勤務先に借り換え・一本化ローンの利用がバレる可能性は低いので安心してください。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換え・一本化で返済負担を大きく圧縮できる!
本記事では、住信SBIネット銀行 MR.カードローンの借り換えや一本化ローンのメリット・デメリット、利用時の注意点などについて、詳しく解説を進めてきました。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換えは安定収入があれば審査通過の可能性も
- 住信SBIネット銀行 MR.カードローンはプレミアムコースとスタンダードコースがある
- 住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換えに成功すれば「金利」を下げられる可能性あり
- 借り換え後でも住信SBIネット銀行 MR.カードローンで追加融資を受けられる
- 住信SBIネット銀行のサービス利用者はMR.カードローンの金利を優遇してもらえる
- 他社借入を2〜3社以内に抑えてから住信SBIネット銀行 MR.カードローンへ借り換えを希望する
- MR.カードローンの利用には住信SBIネット銀行の口座が必要
- MR.カードローンのコースは申込者が選べない
- 住信SBIネット銀行 MR.カードローンへの借り換え時でも在籍確認審査がある
住信SBIネット銀行 MR.カードローンは低金利のプレミアムコースと、一般的なスペックのスタンダードコースがありますが、どちらのコースも消費者金融カードローンより優れたスペックなので、借り換えや借金の一本化に成功すれば、返済総額を抑えて返済の負担を大きく減らせるでしょう。
また、住信SBIネット銀行 MR.カードローンはカードローンなので、借り換えや一本化後でも「限度額以内」であれば、追加融資を受けられるのもメリットと言えるポイントです。さらに住信SBIネット銀行の一部の関連サービスを利用中の方は、最大0.6%の金利の優遇を受けられます。
住信SBIネット銀行 MR.カードローンは低金利の優秀なスペックのカードローンなので、借り換え・一本化ローンに成功すれば、必ず返済負担を圧縮できます。現在、他社借入への返済が苦しいという方は、ぜひ本記事を参考にしながら「住信SBIネット銀行 MR.カードローン」への借り換え・一本化を検討してみましょう。