バイクを買うならカードローンとバイクローン、どちらがお得?
バイクの購入を検討している方の中には、
「欲しいバイクがあるけれど、一括で購入できるだけの現金がない…」
という方も多いと思います。
手持ちの現金がなく、バイクの一括購入ができないという方は、バイク販売店のローンや銀行のバイクローン、消費者金融のカードローンなどの『ローン』を利用して購入する方法がオススメです。
また、はじめてバイクを購入しようとしている方は、カードローンやバイクローンなど、どのローンがお得に利用できるのか分からない、という方も多いでしょう。
本記事では「バイク購入時に利用できるローン」について詳しく解説していくので、バイク購入時の参考にしてみましょう。
この記事で分かること
バイクの購入に使えるバイクローンやカードローンのメリット・デメリット
まず、バイク購入時に利用できるローンの種類と、メリットやデメリットについてまとめてみました。
- バイクメーカーや直営店が提供するバイクローン
- バイク販売店が提供する バイクローン
- 銀行が提供するバイクローン(自動車ローン・オートローン)
- 消費者金融などが提供するカードローン
バイク購入時には、上のいずれかのローンを利用できます。それぞれの特徴について解説していきます。
バイクメーカーや直営店が提供するバイクローン
バイクメーカーやメーカー直営店が提供するバイクローンは、バイク購入時にその場でローンを組めるため、多くの方がバイクメーカーのローンを利用しています。
メリット | デメリット |
---|---|
バイク購入時にその場でローンを組める | 審査難易度がやや高い |
金利が低い | ローン残金を払い終えるまでバイクの名義がローン会社となる |
バイクメーカーや直営店が提供しているバイクローンのメリットとして、「購入時に簡単な手続きでローンを組める」、「金利が低い」ことが挙げられます。また、バイク直営店のローンの金利は3.0%〜5.0%前後なので、数年かけて返済しても、利息が大きく膨らまないのが特徴です。
また、バイクメーカーのバイクローンには残価設定型ローンもあり、3〜5年ごとにバイクを乗り換えたい方にもオススメです。
バイクメーカーのローンは審査難易度がやや高い傾向あり
バイクメーカーのローンの審査基準は公表されていませんが、例えば、「過去に滞納履歴があると利用できない」、「勤続年数が3年未満だと利用できない」、「年収200万円以下だと利用できない」等、審査基準がやや高く設定されているケースがあります。
収入が少ないアルバイトやパートの方、過去に1度でも滞納履歴(※スマホ代金の分割支払いも含む)があった方は、バイクメーカーのローンの審査に落とされる可能性があるので十分に注意してください。
バイク販売店が提供するバイクローン
続いて、バイク販売店(=バイクメーカーや直営店ではないバイク専門店)が提供するバイクローンのメリットやデメリットについて紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
バイク購入時にその場でローンを組める | 金利がやや高い |
審査基準はやや緩やか | バイク販売店にあるバイクの購入時にしか利用できない |
バイク専門店が提供するローンも、バイクメーカーのローンと同じように、バイク購入時にローン契約が可能です。
バイク専門店のローンは金利10.0%ほど
ただし、バイク専門店のバイクローンは金利10.0%前後となっていて、バイクメーカーが提供しているローンよりも金利が高いケースが多いです。
また、バイク専門店にあるバイク購入を対象としているため、バイク専門店以外(=バイクメーカーや直営店)のバイクの購入に対してはローンを組めないので注意してください。
銀行が提供するバイクローン(自動車ローン・オートローン)
続いて、銀行が提供するバイクローンについて紹介します。銀行によりサービス名称は異なりますが、「自動車ローン」や「オートローン」、「マイカーローン」などのローンを『バイクローン』として利用できます。
メリット | デメリット |
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金利が低い | 審査難易度が高い |
インターネットから契約可能 | 審査に1〜2週間かかる場合もある |
都市銀行や地方銀行が提供しているバイクローンは、金利1.5%〜4.0%ほどとなっていて、バイクメーカーよりも低金利となっている場合が多いです。
また、インターネットから手軽に銀行のバイクローンへ申し込みが可能なのも、メリットと言えるポイントでしょう。
銀行のバイクローンは審査通過までに日数が必要
ただし、銀行のバイクローンは非常に金利が低いですが、審査基準は高い傾向があると考えられます。
また、審査難易度が高い傾向があることから、審査にも日数が必要となり、銀行のバイクローンへの申し込みから審査通過まで1週間〜2週間ほどかかるケースも多いので注意してください。
なお、銀行のバイクローンの申し込み時には、「資金使途確認資料(バイクの見積書等)」の提出も必要となるので、事前準備しておきましょう。
消費者金融などが提供するカードローン
また、バイクをローンで購入する時には、消費者金融や銀行が提供するカードローンも利用できます。
メリット | デメリット |
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最短即日の融資が期待できる | 金利が高い |
審査難易度が緩やかな傾向がある | 長期的な返済になると返済総額が膨らむ |
消費者金融のカードローンは、申し込み当日の即日融資が期待できます。カードローンを利用すれば、非常にスピーディーにバイクの購入費用を調達できるでしょう。
さらに、消費者金融・銀行カードローンは、メーカーのバイクローンや銀行のバイクローンに比べて審査難易度が緩やかな傾向があるため、安定した収入さえあれば、アルバイトやパートの方も審査通過を目指しやすいのも大きなメリットと言えます。
カードローンは金利が高い傾向あり
ただし、カードローンは金利が高いので注意してください。
消費者金融カードローンでは借入100万円以内は18.0%、100万円超は15.0%が適用金利の目安です。また、銀行カードローンであれば、借入100万円以内は13.0%〜16.0%、100万円超は10.0%前後が金利の目安となっています。
バイクのオークション・個人売買にはカードローンが便利に使える
バイク購入時に利用できるバイクローンについて、メリットとデメリットを解説してきましたが、これらはバイクメーカーの直営店やバイク販売店で購入する時に利用できるローンです。
オークションで欲しいバイクが見つかった場合は?
バイク購入を検討している方の中には、バイクメーカーやバイク販売店で見つけたバイクではなく、「個人売買のオークションサイトで欲しいバイクを見つけた」という方もいると思います。
原則個人売買にはバイクローンを利用できない
バイクローンは原則「会社・店 → 個人」のバイク購入時が対象となるため、オークションなどのバイクの個人売買には、原則「バイクローン」を利用できません。
カードローンならどんな用途にも利用できる
しかし、消費者金融や銀行のカードローンは、「(事業性資金以外であれば)利用目的が限られない」ため、オークションなどのバイクの個人売買の購入費として利用できます。
オークションで欲しいバイクを見つけたけれど、一括で購入できるだけの現金が無い…という方は、比較的金利が低い銀行カードローンへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
バイク買い替え時の一時的な資金調達にもカードローンが使いやすい
また、バイクの購入を検討している方の中には、「今乗っているバイクを売ったお金で、新しいバイクを購入する」という方もいるでしょう。
このような買い替えを検討している方の中には、通勤でバイクを利用しているので「新しいバイクを購入してから前のバイクを売りたい」という方も多いと思います。
消費者金融カードローンでの一時的なキャッシングなら金利0円!
新しいバイクを購入→現在のバイクを売却する場合、後々バイクの売却金が入ってくるとはいえ、最初にバイクの購入資金が必要となります。
このような場合には、「消費者金融カードローン」をうまく活用できる可能性があります。
消費者金融カードローンの30日間無利息キャッシングを利用
大手消費者金融のアコム、アイフル、プロミス、レイクALSAのカードローンには、初めて契約する方に限り30日間の無利息期間が設けられています。
消費者金融カードローンで借りたお金を新しいバイク購入費用に使い、30日以内にバイクの売却で得たお金を消費者金融へ完済すれば、利息0円でのキャッシングが可能です。
このように消費者金融カードローンは「バイクの買い替え時の一時的な資金調達」にも、うまく活用できるでしょう。
バイクローンに落ちた時でもカードローンなら審査通過の可能性がある?
バイクメーカーや直営店、銀行が提供するバイクローン(自動車ローン、オートローン)は、金利が低く、返済総額を抑えながら利用できるのは大きな魅力と言えるポイントです。
しかし、バイクローンは審査難易度がやや高い傾向があるため、「今の職場に勤務して1年程度しか経っていない」、「過去に1度スマホの料金の支払いを滞納してしまった」、「収入が少なく、年収200万円にも満たない」という方は、審査に落とされる可能性も十分に考えられるでしょう。
消費者金融カードローンなら審査通過を目指せる可能性もある
年収などのステータスがやや低くてバイクローンに落とされたという方でも、「消費者金融カードローン」なら審査基準が緩やかなので、キャッシングを利用できる可能性(※)があります。
※無職、収入がない、収入が極端に少ない、信用情報がブラック、の方などはカードローンの審査に通過できないので注意してください。
バイクメーカーやバイク販売店のローン、銀行のバイクローンに落ちてしまった…という方は、「消費者金融カードローン」の利用も検討してみましょう。ただし、消費者金融カードローンは金利が高い傾向があるため、しっかり完済計画を立てた上でキャッシングするようにしてください。
金利が低いのはバイクローンだがカードローンの方が便利に使える状況もある!
本記事では、「バイク購入時に利用できるローン」について詳しく解説を進めてきました。
バイクローン審査通過が難しい方はカードローンをうまく活用しよう
- バイクメーカーが提供するバイクローンは金利3.0%〜5.0%前後が多い
- バイクメーカーのローンは審査難易度がやや高い傾向がある
- バイク販売店のローンの金利は10.0%前後とやや高め
- バイク販売店のバイクローンは審査難易度がやや緩やかな傾向あり
- 銀行のバイクローンは金利1.5%〜4.0%で低金利が大きな魅力
- 銀行のバイクローン申込時には「バイクの見積書」の提出も必要
- カードローンもバイク購入費として利用できる
- バイクの個人売買には「カードローン」がオススメ
- カードローンならオークションで購入したバイクにもローンを適用できる
- バイク買い替え時の一時的な資金調達にはカードローンの無利息期間が利用しやすい
- バイクローンに落ちた方もカードローンなら審査通過の可能性あり
バイク購入時に利用できるローンには、「バイクメーカーのバイクローン」や「販売店のバイクローン」、「銀行のバイクローン(自動車ローン、オートローン)」、「消費者金融や銀行のカードローン」などがあります。これらのバイク購入時のローンにはそれぞれメリットやデメリットがありますが、最も低金利でお得に利用できるのは「銀行のバイクローン」でしょう。
ただし、銀行のバイクローンは、バイクメーカーやバイク販売店からバイクを購入する時に利用できますが、オークションサイトなどでの個人売買時には利用できないので注意してください。
オークションで販売されているバイクの購入時にローンを利用できるのは「カードローン」なので、オークションで欲しいバイクを見つけた、という方は消費者金融や銀行カードローンをうまく活用するようにしてください。