携帯代が払えない!滞納のリスクと正しい対処法まとめ
大手携帯キャリアのドコモやソフトバンク、auのスマホは、毎月7,000円ほどの携帯電話料金(通信料)、また、スマホの端末代を分割払いにしている方は毎月9,000円〜1万円ほどの携帯電話料金(通信料+端末代金)が必要です。
大手携帯キャリアの携帯電話料金は毎月7,000円〜1万円かかるため、携帯代が高くて支払いに遅れそう…、手持ちのお金が無くてすでに携帯代の支払いに遅れている…という方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、携帯代を支払えなくなった時の滞納のリスクや、携帯代を滞納する前に見直したいポイント、携帯代が払えない時の対処法などについて、詳しく解説を進めていきます。
この記事で分かること
携帯代が払えずに滞納した時のリスク
はじめに、携帯代が払えずに滞納してしまった時に考えられるリスクから紹介していきます。
- 携帯電話が利用できなくなる
- 他人から携帯電話を滞納していることがバレる
- 強制解約されると他社の携帯電話会社と契約しにくい
- スマホの分割払いで滞納すると信用情報に傷が残る
上のそれぞれの項目について、具体的に解説します。
携帯電話が利用できなくなる
携帯電話を滞納すると、携帯電話会社から携帯電話の利用を止められます。口コミなどを参考にすると、携帯電話の支払い期限から1ヶ月前後で、携帯電話会社から携帯電話の利用を止められてしまうケースが多いようです。
なお、携帯電話の支払いに遅れた場合、自宅に携帯電話会社からの督促のハガキが届きます。このタイミングで携帯電話を支払えば、その後携帯電話料金のトラブルが起きることはありません。
また、携帯電話会社により、2回目の支払い期限以降(滞納から1ヶ月以上)に携帯電話が止められるケースもあるようですが、督促のハガキが届いた時点で携帯電話を止められる直前のタイミングのため、督促のハガキが届いたら早めに支払っておくことをオススメします。
他人から携帯電話を滞納していることがバレる
また、携帯電話を滞納してしまい携帯電話の利用を止められると、
「おかけになった電話は、お客様のご都合によりお繋ぎできません。」
等のアナウンスが流れます。
お客様のご都合=携帯電話の未払いであることがすぐにバレてしまい、他人からの信用度が無くなってしまう恐れがあるので注意が必要です。
ソフトバンクでは少しの間、着信のみ可能
なお、ソフトバンクでは、携帯電話料金の未払いにより、電話を止められていても、しばらくの間は「着信」のみ可能な状態になるようです。
Q. 着信できますが、発信できません。考えられる原因を教えてください。
A. お支払いの確認ができない場合や、サービスや設定による停止などの原因が考えられます。未払い分をお支払いいただくか、サービスの規制設定の解除をすることで、再び発信することができるようになります。
ただし、着信だけを受けられる状態は、携帯電話料金未払いにより電話を完全に止められる前、強制解約前のタイミングと考えられるため、出来るだけ早く未納の携帯電話料金を支払うようにしてください。
強制解約されると他社の携帯電話会社と契約しにくい
携帯電話料金の未払い〜督促のハガキが届き、2〜3ヶ月以上経過すると、携帯電話を強制解約されます。強制解約されると、電気通信事業者協会に「未払い(不払い)」の履歴が残されて、その他の携帯電話会社間へ情報が共有されます。
このため、携帯電話を強制解約されてしまうと、他社の携帯電話会社との契約時の審査が不利になり、最悪の場合、「履歴が残される5年間は携帯電話の契約ができない」という状況になる恐れもあります。
料金不払いのあるお客様の情報を事業者間で交換し、その情報を契約申し込み受付時の加入審査に活用することにより、料金不払いの再発を防止し、利用者全体の公平性と利益を守ることを目的としています(料金不払いの状況によってはお申し込みをお受けできない事があります)。
また、電気通信事業者協会に加盟しているのは「大手携帯キャリア」だけではなく、一部の「格安SIMを提供する通信事業者」も加盟している点にも気をつけておきましょう。
参考リンク:会員名簿|一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)
スマホの分割払いで滞納すると信用情報に傷が残る
スマホを購入する時、スマホの分割支払いを利用している方も多いのではないでしょうか。スマホの分割支払いとは、数万円〜10万円超のスマホ端末代金を12回〜48回払いで毎月の携帯電話料金と合わせて支払う方法のことです。スマホの分割払いを利用すると、手持ちの資金がなくても高額なスマホを購入できます。
ただし、このスマホの分割払いは「割賦販売契約」を結ぶことになり、割賦払いが遅れてしまうと、信用情報に「滞納履歴」が残ってしまう点に注意してください。
信用情報の傷=クレジットカードやローン審査が不利に
この信用情報は、クレジットカードや各種ローン申し込み時の審査対象となっています。このため、スマホの分割払いを滞納してしまい、信用情報に傷(滞納履歴)が残ると、クレジットカードやローンの審査が不利になります。
これからクレジットカードやカードローン、住宅ローン、マイカーローンなどの利用を検討している方は、審査が不利にならないよう、スマホの分割払いを滞納しないように注意しましょう。
携帯代が払えなくなる前に見直すポイント
携帯代が払えなくなった場合に考えられるリスクについて紹介してきましたが、携帯代が払えない状況になる前に、以下のポイントを見直しておきましょう。
- 携帯電話の契約プランを見直す
- 格安SIMへ乗り換える
携帯電話の契約プランを見直す
今契約している携帯キャリアのプランを見直すことで、毎月の携帯電話料金を抑えられる可能性があります。
例えば、スマホでインターネットをあまり使わないという方は「上限のデータ(パケット)通信量が少ないプランへ変更」したり、スマホで通話をほとんどしないという方は「通話し放題のオプションを解除」したりすることで、携帯電話料金を減らせるケースもあります。
格安SIMへ乗り換える
また、毎月の携帯電話料金を減らすために、「大手携帯キャリア → 格安SIM」へ通信キャリアを乗り換えるという方法もあります。
大手携帯キャリアの携帯電話料金は毎月7,000円〜1万円ほどですが、格安SIMへ乗り換えれば毎月1,000円〜3,000円ほどの携帯代に抑えられるでしょう。
毎月の携帯代が高くて困っている方は、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。
どうすればいい?携帯代が払えなくなった場合の対処法
続いて、手持ちのお金が足りなくなって、携帯代が払えなくなった場合の対処法について紹介します。
- 携帯電話会社へ相談する
- 日払いのアルバイトなどで携帯電話料金を稼ぐ
- 身内や友人にお金を貸してもらう
- お金が無いならクレジットカードで携帯代を支払う
携帯電話会社へ相談する
携帯電話料金が支払えない…、滞納してしまって督促状が来たけれど、どうしても支払うお金が無い…という方は、まず携帯電話会社へ連絡し、支払い期限の相談をしてください。
「◯◯日までに必ず支払う」等、事前連絡しておけば、支払い期日まで携帯電話を止めるのを待ってもらえるケースもあるでしょう。
日払いのアルバイトなどで携帯電話料金を稼ぐ
また、学生の方やフリーターの方など、時間に余裕がある方は、「日払いのアルバイトなどでお金を稼ぐ」のも良いでしょう。
日雇いアルバイトで1日働けば、場所や仕事内容にもよりますが、8,000円〜1万円ほどのお金を稼げるでしょう。
身内や友人にお金を貸してもらう
両親や親戚などの身内や、頼れる友人にお金を借りる方法もあります。ただし、個人間での金銭の貸し借りはトラブルが起こりやすいので十分に注意してください。
お金が無いならクレジットカードで携帯代を支払う
携帯代を支払えない時には、携帯代の払込票を利用し、コンビニでクレジットカード払いも可能です。
クレジットカード払いにすれば、手持ちのお金が不要で、来月の支払い(=クレジットカード料金引き落とし)にできます。携帯代のお金が無いという方は、クレジットカードでの支払いも検討してみましょう。
ただし、翌月のクレジットカードの返済日に1日でも滞納してしまうと、信用情報機関に「滞納履歴」が残るので要注意です。
携帯代を一時的に支払うにはカードローンの利用もオススメ
携帯電話料金が支払えない時の、いくつかの対処法を紹介してきましたが、1ヶ月以内に携帯電話料金を支払えるお金が入ってくる、という方は「消費者金融カードローン」の利用もオススメです。
アルバイトやパートの収入があればカードローンを使える
カードローンは、貸金業者や銀行から直接「現金」を借りられるサービスです。また、安定した収入があれば、収入のあまり多くないアルバイト・パートの方の利用も期待できるため、手軽に利用しやすいというメリットがあります。
消費者金融カードローンには30日間の無利息期間がある!
また、大手消費者金融(アコム、アイフル、SMBCモビット、レイクALSA)のカードローンには、30日間(※レイクALSAは5万円まで最大180日間)の無利息期間が設けられています。この無利息期間中に借りたお金を完済すれば、利息0円でお金を借りられるということも、大きなメリットと言えるでしょう。
消費者金融カードローンは即日融資が可能!
さらに、消費者金融カードローンは申し込み〜融資まで、非常にスピーディーな手続きが可能で、申し込み当日中の即日融資が期待できます。
「電話を止められる直前なので、どうしても今日中にお金を支払いたい」
というような方は、消費者金融カードローンの利用も「携帯代を支払えない時の対処法のひとつ」として考えておきましょう。
携帯代が払えなくなる前に契約プランや格安SIMへの乗り換えがオススメ
本記事では、携帯代を支払えなくなった時の滞納のリスクや、携帯代を滞納する前に見直したいポイント、携帯代が払えない時の対処法などについて詳しく解説してきました。
今日中に携帯代を払いたいならカードローンの利用も検討
- 携帯代を滞納すると携帯の利用を止められる
- 電話を止められていると自動アナウンスから未払いの事実が他人にバレる
- 強制解約されると信用情報により他社携帯キャリアとの契約が難しくなる
- スマホ端末の分割払い時の滞納は信用情報に傷がつく
- 携帯電話の契約プランを見直して携帯料金を減らす
- 格安SIMへ乗り換えれば毎月5,000円ほどのお金を節約できる可能性あり
- 携帯代を支払えない時は携帯電話会社へ事前相談する
- 時間がある方は日払いのアルバイトで携帯代を稼ぐのもオススメ
- クレジットカードからも携帯代の支払いが可能
- 1ヶ月以内に支払えるなら一時的にカードローンでキャッシングするのも便利
携帯代を滞納してしまうと、支払いの督促から1ヶ月前後で携帯電話会社から携帯の使用を止められてしまいます。
また、毎月の携帯代が高くて支払いに苦労しているという方は、携帯代を滞納してしまう前に、「携帯電話料金のプランの見直し」や、「格安SIMへの乗り換え」を行い、毎月の携帯代の負担を減らすように心がけてください。
なお、現在携帯電話料金を滞納しているという方は、携帯電話を止められてしまう前に、カードローンなどをうまく活用し、早めに支払いを済ませておきましょう。