お金がない専業主婦向け、生活費の賢い節約術
専業主婦の方の中には、毎月夫から支給される生活費だけでは「家計をやりくりできない…」という悩みを持つ方も多いと思います。
本記事では、「お金がない専業主婦の方ができる生活費の節約術」を中心に、「専業主婦でもお金を手に入れる方法」や、「どうしてもお金が足りない専業主婦が頼れるカードローン」などについて、詳しく解説を進めます。
お金がない、生活費が足りない専業主婦の方は、本記事を参考にしながら「生活費を節約」し、資金不足を解消してみましょう。
この記事で分かること
お金がない専業主婦は家計簿で収入と支出を把握する
まず、お金がない専業主婦の方は、毎月の収入と支出のバランスをしっかりと把握しておく必要があります。
家計簿をつけて無駄な支出を見つける
収入と支出を把握するためには、家計簿の利用がオススメです。家賃や水道光熱費、食費、雑費、交際費、外食費、子どもにかかるお金など、全ての出費を家計簿につけておくと、「毎月どのような項目にどのくらいの支出があるのか」を把握できるでしょう。
また、家計簿をつけておけば、「今月はスーパーの支出が多かったから、来月は特売日にまとめ買いして支出を減らす」というような節約の計画も立てられるでしょう。
スマホアプリで家計簿の管理が便利
普段からスマホをよく利用する、スマホの操作に慣れている、という方は、「家計簿のスマホアプリ」を利用するのも良いでしょう。
家計簿アプリには、「クレジットカードと連動して自分で金額や品名の入力が不要」となるものや、「レシートをカメラ撮影するだけで金額や品名、項目を自動入力」してくれるような機能もあります。スマホアプリをうまく活用することで、簡単に家計簿をつけられるでしょう。
お金がなく困っている専業主婦で家計簿をつけていない方は、まず家計簿をつけ、収入と支出のバランスを把握するようにしてください。
お金がない専業主婦ができる生活費の節約術
家計簿で支出の詳細を把握した後、「生活費(支出)の見直し」を行いましょう。専業主婦ができる生活費の賢い節約術について、以下にまとめました。
- 水道光熱費を節約する
- スーパーやドラッグストアなどでの買い物の支出を抑える
- 保険料を見直す
- スマホを格安SIMへ乗り換える
- 夫や家族にも節約を協力してもらう
それぞれの節約術について、具体的に解説します。
水道光熱費を節約する
4人家族の家庭などであれば、水道光熱費で毎月3万円〜4万円ほどかかっているというケースもあるでしょう。水道光熱費の節約に成功すると、毎月1,000円〜5,000円ほどの支出を減らせる可能性があります。
シャワーの使用時間を短くする
シャワーを長い時間使用しているという専業主婦の方は、シャワーを使用する時間を少し減らしてみましょう。シャワーの使用時間を減らすことで、水道費とガス代の支出を抑えられるため、毎月数百円〜ほどのお金を節約できるでしょう。
また、家族全員でシャワーの利用時間を短くすれば、毎月1,000円以上の節約も期待できます。
照明や家電のスイッチをこまめに消す
照明や家電製品のスイッチをこまめに消すことでも、電気代の節約が可能です。
照明を点けっぱなしにしていることが多い、という方は、照明をこまめにオンオフするようにしてください。照明や家電製品を節電することで、毎月数百円程度の節約につながります。
スーパーやドラッグストアなどでの買い物の支出を抑える
スーパーで食材を購入したり、ドラッグストアで薬や日常品をよく購入するという方は、スーパーやドラッグストアの特売日、クーポン券などをうまく活用し、安く購入できるタイミングでまとめ買いをしておきましょう。
特売日やクーポンを利用することで、一度のお買い物で数百円〜1,000円以上のお金を節約できる可能性があります。
ポイントプログラムをうまく活用する
また、楽天スーパーポイントや、Tポイントなどのポイントプログラムに加入している専業主婦の方は、これらのポイントもうまく活用してください。
実施されているキャンペーンなどにより異なりますが、通常時では楽天スーパーポイントは100円の購入につき1ポイント(1%還元)、Tポイントは200円の購入につき1ポイント(0.5%還元)があります。普段からポイントプログラムを利用することで、お得にお買い物ができるでしょう。
保険料を見直す
また、毎月の保険料が高額で、家計を圧迫しているという場合は、保険の見直しを行いましょう。
「保険の特約(オプション)」に加入しているという方は、特約の見直しを行い、不要な特約は解約するようにしてください。特約の種類にもよりますが、不要な特約を解約することで、毎月1,000円〜3,000円ほどのお金を節約できるでしょう。
「保険料そのものが高い」と思う場合は、他社の保険への乗り換えも検討してください。
スマホを格安SIMへ乗り換える
スマホを大手キャリア(ソフトバンク、ドコモ、au)で契約しているという専業主婦の方は、毎月スマホの通信費に8,000円ほど支払っているという方も多いと思います。
スマホの利用料(通信費)を抑えたい方は、格安SIMへの乗り換えを検討してください。格安SIMは毎月2,000円〜3,000円ほどの費用で契約できるため、大手キャリアからの乗り換えで毎月5,000円ほど、年間5〜6万円ほど出費を減らせるでしょう。
夫や家族にも節約を協力してもらう
また、専業主婦の方で出費が多くてお金に苦労しているという方は、できれば夫や家族にも節約を協力してもらうようにしてください。
例えば夫や子どものお小遣いを減らす、家族で水道光熱費を節約する、家族が格安SIMへ乗り換える、等の節約を行えば、毎月1万円〜3万円ほどのお金を節約することも可能でしょう。
専業主婦がお金を手に入れる方法
しっかり節約しているけれど、どうしても生活費が足りない…という専業主婦の方がお金を調達する方法について紹介します。
- パートなどで収入を得る
- フリマアプリで不要な品物を売る
- 生命保険の契約者貸付を利用する
パートなどで収入を得る
手持ちのお金がなく、生活費に困っているという専業主婦は、パートなどをして収入を得ることも検討してみましょう。時給や勤務時間などにより給与は異なりますが、パートをすることで5万円〜10万円ほどの収入を得られるようになるでしょう。
フリマアプリで不要な品物を売る
専業主婦の方は、パートなどで仕事をすれば、収入を得られるようになりますが、ご自身や家庭の事情などにより、働けないという方もいると思います。
仕事に就けないため、お金を稼げないという専業主婦の方は、「フリマアプリ」を利用して手持ちの不要な品物を売却してみましょう。品物にもよりますが、ブランド品などであれば数万円単位のまとまったお金を調達できる可能性もあります。
生命保険の契約者貸付を利用する
また、加入している生命保険に「解約返戻金」がある場合、保険会社から解約返戻金の70%〜80%のお金を借りられる「契約者貸付」という貸付サービスを利用できる可能性があります。
どうしても手持ちのお金が足りない、という専業主婦の方は、加入している保険会社に契約者貸付を利用できるかどうか、を確認してみましょう。
生活費が足りない時はカードローンの利用も検討
「いくら節約しても、今月はどうしても生活費が足りない…」という方は、カードローンの利用も検討してみましょう。ただし、専業主婦がカードローンを利用するには、以下の点に注意しておかなければなりません。
専業主婦の方は貸金業法の「総量規制」に注意
専業主婦の方は、貸金業者・消費者金融に適用されている貸金業法の「総量規制」に注意してください。
総量規制とは、貸金業者の貸付額の上限が決められている法律のことで、「貸金業者は利用者の年収3分の1以内のお金しか貸付できない(※)」と定められています。
※ローン利用者の自己破産を防ぐために、貸付金額の上限が設けられています。
総量規制の適用から専業主婦は消費者金融カードローンを利用できない
このため、収入のない(=年収0円)専業主婦の方は、総量規制の適用から消費者金融カードローンを利用できない点に注意しておきましょう。
一部の銀行カードローンなら専業主婦も借入できる可能性あり
専業主婦は消費者金融を利用できませんが、「銀行」には総量規制が適用されないため、銀行が提供するカードローンなら専業主婦でも借入できる可能性があります。
なお、専業主婦がカードローンを利用するには、「配偶者に安定した収入がある」という条件を満たしておく必要があります。
専業主婦は地方銀行のカードローンが使いやすい
ただし、全ての銀行が専業主婦のカードローン利用を認めているわけではありません。
大手銀行よりも地方銀行のカードローンのほうが、専業主婦が利用しやすい傾向があるため、専業主婦の方でカードローンを使いたい方は、お住まいの地域で営業している地方銀行のカードローン窓口へ一度相談してみましょう。
お金がない専業主婦は賢く節約して生活費を確保しよう!
本記事では、「お金がない専業主婦の方ができる生活費の節約術」を中心に、「専業主婦でもお金を手に入れる方法」や、「どうしてもお金が足りない専業主婦が頼れるカードローン」などについて、詳しく解説を進めてきました。
専業主婦でも銀行のカードローンなら利用できる可能性がある
- 家計簿をつけていない専業主婦は必ず家計簿をつけて収入と支出のバランスを見る
- スマホの家計簿アプリは便利で簡単に使える
- お金がない専業主婦の方は賢く「節約」してお金を確保する
- 水道光熱費を節約すれば毎月1,000円〜5,000円ほどの節約ができる可能性もある
- シャワーの利用時間を短縮すればガス代と水道代で毎月1,000円以上の節約も期待できる
- 食材や日用品はスーパーやドラッグストアの特売日にまとめ買いする
- 楽天スーパーポイントやTポイントなどのポイントプログラムを活用する
- 保険料の見直しで毎月数千円を節約できる可能性も
- 格安SIMへ乗り換えることで毎月5,000円ほど通信費を抑えられる
- 夫や家族にも節約に協力してもらう
- 専業主婦の方がパートをすれば毎月5万円〜10万円の収入も可能
- フリマアプリで不要な品物を売ってお金を調達する
- 生命保険の契約者貸付でお金を借りられる可能性もある
- どうしても生活費が足りない専業主婦は銀行カードローンの利用も検討する
お金がない…と困っている専業主婦の方で、「家計簿」をつけていない方は、必ず家計簿をつけて、収入と支出のバランスをチェックしましょう。
家計簿をつけることで「何にどのくらいのお金を使ったのか」を把握できるため、無駄な出費を見つけられるようになります。また、家計簿へ毎日帳簿するのが億劫な方は、スマホの家計簿アプリの利用がオススメです。
専業主婦の方は、「水道光熱費」を節約することで、毎月1,000円〜5,000円ほどのお金をセーブできる可能性があるでしょう。また、食材や日用品を購入する時は、毎日細かく購入せずに、スーパーやドラッグストアの特売日などを利用し、安く購入できるタイミングでまとめ買いを行うようにしてください。
なお、どうしても専業主婦の方でお金が足りない…という場合は、専業主婦でも利用できる可能性がある「銀行カードローン」の利用も検討するようにしてください。