カードローン解約方法やデメリットを解説!解約後の再契約方法も紹介
利用していたカードローンを解約した方の中には、カードローンを解約したけれど再度借入が必要になり、「カードローン解約後に再契約したい」という方もいるのではないでしょうか。
本記事では「カードローン解約後に再契約できるのかどうか」を中心に、カードローン再契約時の審査難易度、カードローン再契約時の注意点、カードローン解約のメリットとデメリットについて詳しく解説を進めていきます。
この記事で分かること
カードローンの解約方法を紹介
カードローンの解約方法は利用しているサービスによって異なりますが、基本的には下記の方法で解約することができます。
- 自身が利用しているサービスの窓口に電話
例:りそな銀行カードローンなら「0120-25-8156」に電話 - 本人確認書類を店舗に持参して解約手続きをする
- ホームページから「退会届」をダウンロードして記載の上、返送する
なお、大前提として解約をするには借りている金額を「完済」する必要があります。
完済する前に解約をすることはできませんので、注意しましょう。
カードローンを解約した後でも再契約できる?
カードローンを解約した後でも、同じカードローンと再契約できるのでしょうか。
カードローン解約後の再契約は可能
利用していたカードローンを解約した後、同じカードローンとの再契約は可能です。ただし、カードローン解約後には再度「申し込み」をする必要があります。
再契約=再度審査が必要になる点に注意
また、一度カードローンを利用していたからといっても解約したカードローンを再契約するときには、審査が不要とはならない点に十分に注意しておきましょう。
カードローン解約後の再契約の手続きの流れ
続いて、カードローンを解約した後、同じカードローンと再契約する時の手続きの流れについて簡単に解説します。
なお、カードローンを提供している金融業者により、手続き方法に違いがある場合もあるため、ご自身が利用するカードローンの申し込み手順に従って、再契約の手続きを進めてください。
- カードローンを解約しているかどうか確認する
- 電話などで解約したカードローンへ申し込む
- カードローン審査〜在籍確認
- カードローンの再契約
上の手続きの流れについて、解説していきます。
カードローンを解約しているかどうか確認する
まず、利用していたカードローンが本当に解約されているかを確認しましょう。
ほとんどのカードローンは、スマホやパソコンからご自身の会員ページにアクセスできます。過去に登録・利用していた「メールアドレスやログインID」で会員ページにログインできないことを確認してください。
カードローンの会員ページへログインできる場合は、「カードローン契約中」の状態となっていると考えられます。この場合は、再契約せずに会員ページ内に記載されている「カードローンの利用限度額」までの借入が可能です。
電話などで解約したカードローンへ申し込む
利用していたカードローンの解約が確認できたら、解約済みのカードローンへ再度申し込みを行いましょう。
インターネットから申し込む場合は、「過去にカードローンを利用していたこと」を直接伝える方法はありません。このため、できれば電話から申し込みを行い、申し込み時に「過去にカードローンを利用していたこと」も伝えておくようにしましょう。
カードローンの再申し込み、再審査は新規申し込みと同じ手続きとなりますが、カードローンの過去の利用履歴があることで、再審査が有利(※)となるケースもあるためです。
※カードローンの再審査が有利になるケースについては、後の項目で詳しく解説します。
カードローン審査〜在籍確認
カードローンへの再申し込み時には、審査が行われます。
再審査時の内容は、新規でカードローンへ申し込んだ時の審査内容と同じく、「安定した収入があるか」、「勤続年数」、「信用情報にキズがないか」等の審査が行われます。
また、これらの審査項目に問題がなければ、勤務先への電話「在籍確認」が行われます。過去に利用したことがあるカードローンで、前回の申し込み時から勤務先が変更されていない場合でも、再び「在籍確認が行われる」点には十分に注意しておきましょう。
カードローンの再契約
カードローンの再審査に通過すれば、カードローンと再契約します。
契約が完了した後は、カードローンで限度額までのお金を借りられるようになります。
カードローンの再契約時の審査難易度
カードローンを解約し、再度同じカードローンへ申し込んだ場合に、審査が有利になる利用履歴、審査が不利になる利用履歴があります。
この項目では、再審査が有利または不利になるカードローンの利用履歴について、詳しく確認していきます。
カードローン再審査で有利な利用履歴
解約したカードローンの再審査時に、解約前に利用していたカードローンで次のような利用履歴があれば、審査が有利となる可能性があります。
- カードローンでの借入を滞納せずに完済した
- 何度も繰り返し借入〜返済を続けていた
カードローンでの借入を滞納せずに完済した
カードローンの借入を一度も滞納せずに完済したという方は、利用していたカードローン会社から「滞納せずにしっかり返済してくれる顧客」として判断され、審査が有利になる可能性があります。
何度も繰り返し借入している
また、カードローンで繰り返し借入を行った履歴がある方も、審査が有利になる可能性があります。
顧客の借入にかかる利息は、カードローン会社の利益に直結するため、カードローン会社はできるだけ顧客に借入してもらいたいと考えています。たくさん借入する人=優良顧客として判断されやすいため、カードローンの再審査が有利に進む可能性があるのです。
カードローンの再審査時で不利となる利用履歴
続いて、過去に利用していたカードローンの利用履歴が「再審査時に不利」となる恐れがあるケースについて紹介します。
カードローン利用中に滞納を何度も繰り返した履歴がある
解約済みのカードローン利用中に、返済に間に合わず、何度も滞納してしまったという方は再審査時に「審査が不利」となる可能性が高いでしょう。
カードローンを提供する金融業者は、貸付金未回収による赤字のリスクを防ぐため、「滞納なく返済してくれる人」に融資をしたいと考えています。過去に滞納履歴がある方=貸し倒れのリスクが高い方として判断されやすいため、再審査時には審査が不利になると考えられるのです。
このため、解約済のカードローンで過去に滞納してしまった方は、同じカードローンではなく、別のカードローンへ申し込むようにする方が審査通過率を高められるでしょう。
過去に自己破産などの債務整理を行った、61日以上または3ヶ月連続で滞納してしまったという方は、信用情報がブラックとなり、信用情報の履歴が消える5年間はカードローンの審査に落とされるので注意してください。また、自己破産した方は、銀行カードローン審査時に参照する全国銀行個人信用情報センターに10年間「自己破産履歴(※正確には官報に記載された自己破産履歴)」が残されるため、10年間は銀行カードローンを利用できない可能性が高いです。
カードローン解約後の再契約は「無利息期間」を利用できない
解約したカードローンの再契約は可能ですが、消費者金融カードローンの場合は以下の点に注意しておく必要があります。
同じカードローンの無利息期間は一度しか利用できない
アコム、アイフル、プロミスなどの消費者金融には30日間の無利息期間のサービス(レイクALSAには30日間の特典期間または5万円まで180日間の特典期間のサービスがあります)。これら大手の無利息期間は「はじめてカードローン契約する方」だけに提供されているサービスです。
このため、「一度無利息期間を利用したカードローン(=過去に契約したことがあるカードローン)は、解約後であっても再度無利息期間を利用できない」ので注意してください。
≪180日間特典の注釈≫
※初めてなら初回契約翌日から特典適用
※特典期間経過後は通常金利適用。
※30日間特典、60日間特典、180日間特典の併用不可。
※ご契約額が200万超の方は30日特典のみになります。
※契約額1万円~200万円まで
無利息期間を利用したいなら解約とは別のカードローンへ申し込む
消費者金融の無利息期間をお得に利用したいと考えている方は、解約したカードローンや過去に利用したことがあるカードローンではなく、今まで利用したことがない別の消費者金融カードローンへ申し込むようにしてください。
カードローンを解約するメリット・デメリット
最後に、カードローンを解約するメリットやデメリットについて紹介します。カードローンを解約しようと考えている方は、カードローンの解約時のメリットとデメリットについて把握しておきましょう。
カードローンを解約するメリットは?
まず、カードローンを解約するときのメリットについて、紹介します。
カードローンを解約すると「借金なし」と判断される
カードローンを完済していても、カードローン契約中である場合は、「いつでもカードローンの限度額まで借入できる状態」であることから、カードローンの限度額=借金としてみなされるケースがあります。
特に審査が厳しい住宅ローンやマイカーローンなどの場合、カードローンを解約していなければ、審査が不利になる可能性が高いでしょう。
しかし、カードローンを解約しておけば、「借金がない状態」と見てもらえるため、住宅ローンやマイカーローンなどの審査が不利になることはありません。
カードローンの解約のデメリット
続いて、カードローンを解約するデメリットについて紹介します。
- キャッシングしたい場合は再度申し込みが必要
- 同じカードローンへ再申し込みする時は審査に時間がかかるケースも
キャッシングしたい場合は再度申し込みが必要
カードローン解約のデメリットは、本記事でも解説してきたように「キャッシングする場合は、再度カードローンへの申し込みが必要」となることが挙げられます。
今後、カードローンでの借入の可能性がある方は、カードローンを解約せず、契約中のままにしておきましょう。
同じカードローンへ再申し込みする時は審査に時間がかかるケースも
また、一度解約したカードローンへ再度申し込む場合は、審査に時間がかかる可能性もあります。カードローン会社は過去の利用履歴も審査の対象とするため、新規でカードローン申し込みを行う時よりも時間・日数がかかる可能性がある点に注意しておきましょう。
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審査時間 | 画面に審査結果を表示 | 融資時間 | 契約後最短即日※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で最短当日中にお振込みが可能です。 一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。 |
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カードローン解約後は他のカードローンへの申し込むほうがお得?
本記事では、「カードローン解約後に再契約できるのかどうか」を中心に、カードローン再契約時の審査難易度、カードローン再契約時の注意点、カードローン解約のメリットとデメリットなどについて、詳しく解説を進めてきました。
無利息期間を使うなら、「利用したことがない消費者金融カードローン」へ申し込む
- カードローン解約後の再契約は可能
- カードローンの再契約は再度審査が必要なので注意
- カードローンへ再申し込み前に解約されているかを確認する
- 電話で過去の利用履歴を伝えると再審査が有利になるケースも
- 過去のカードローンで滞納履歴がなければ再審査が有利になる可能性あり
- 過去に滞納の履歴がある方はカードローンの再審査が不利になる
- カードローン再契約時には「無利息期間」を利用できないので注意
- カードローンを解約すると「借金がない」状態としてみてもらえる
- カードローンの再審査時には過去の利用履歴も参照するため審査に時間がかかる場合もある
カードローンを解約した後でも、同じカードローンと再契約できます。ただし、再契約する場合でも新規でカードローンへ申し込む時と同じように「申し込み」や「審査」、「在籍確認」が必要となる点には注意しておきましょう。
また、消費者金融カードローンとの再契約時には無利息期間を利用できなくなるため、無利息期間でお得な借入を検討している方は、過去に利用したことがない別の消費者金融カードローンへ申し込むようにしてください。