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カードローンの返済に困らない為に。無理ない返済方法の選び方

更新日:2024年5月29日 2,345 view

カードローンでお金を借りた後にはしっかりと完済させなければいけません。カードローンは、アルバイトやパートの人でも安定した収入があれば誰でも簡単にキャッシングできるのですが、返済方法にも注意しておかなければいけません。

この記事では無理せずにカードローンを返済する方法や返済方法の選び方を解説していきますのでしっかりと確認して、カードローンの返済に困らないようにしてみてくださいね。

カードローンの返済方法

カードローンの返済方法

まず、カードローンの返済方法について解説していきます。お金を借りる時もローンカードを利用したり、銀行振り込みでキャッシングするなど様々な方法があるのですが、返済方法も様々な方法があります。詳しくみていきましょう。

  • 銀行口座から自動引き落とし
  • 返済用の口座へ振り込み
  • 窓口で直接返済
  • ATMで返済

銀行口座から自動引き落とし

一般的によく利用されているのが、指定した銀行口座からの自動引き落とし方法です。自動引き落としを利用すると、「返済日を忘れていて返済に遅れてしまった」という状況にならないので、返済期日に間に合うようにしっかりと返済できますよね。

銀行口座に返済に必要なお金がなかったら?

しかし、銀行口座に返済に必要なお金がなければ引き落としできないので、「未納」や「滞納」扱いとなってしまいます。自動引き落としは返済日を気にしなくても良いことがメリットですが、指定の銀行口座にしっかりとお金を入金しておかなければいけません。

自動引き落としは通帳に記帳される

また、自動引き落としを利用した場合、毎月の引き落とし履歴が通帳に記帳されます。もし家族に内緒でカードローンを利用している人は、通帳の履歴からカードローンの利用がバレてしまう、ということにもなるかもしれせんので十分に注意しておきましょう。

返済用の口座へ振り込み

自動引き落としで銀行口座へ記帳されたくない人は、カードローン返済用の口座へ直接振り込んで返済を行いましょう。ただし、自分の銀行口座から返済すると通帳に支払い履歴が残るので、履歴を残したくない場合は銀行窓口やコンビニのレジで返済用書類を利用して支払いを行なってくださいね。

窓口で直接返済

カードローンの窓口がお近くにある人は、窓口で直接返済も可能です。銀行やコンビニのレジを利用して返済する方法と特に変わりはありませんので、ご自身の返済しやすい窓口で返済しましょう。

ATMで返済

コンビニなどにあるATMから直接返済する方法も可能です。銀行窓口やコンビニのレジを利用すると、受付スタッフに「カードローンの利用がバレるので恥ずかしい」と思う人もいるでしょう。

ATMを利用すると誰にもバレずに返済できる

銀行引き落としでの返済方法も誰にも見つからずに返済できるんですが、通帳に記帳されてしまう可能性がありました。しかし、提携のATMを利用して返済すると銀行口座にも履歴が残りませんし、機械なので誰にもバレずに返済できるんです。ただし、記帳されないのは銀行口座を通さずに返済する場合のみに限定されるので、カードローン会社提携のATMを利用しなければいけません。

様々な返済方法からあなたに合う方法で返済しましょう

このようにキャッシングの返済は様々な方法があるんですが、あなたが利用しやすいと思う方法を利用して返済を行いましょう。毎月返済が必要なので、あまり手間がかかったりして支払いが面倒に感じてしまわないように、できるだけ楽な返済方法を選ぶことをおすすめします。

お金に余裕のある人はカードローンの繰上げ返済方法を選ぶこと

お金に余裕のある人はカードローンの繰上げ返済方法を選ぶこと

カードローン利用後には様々な方法でキャッシングの返済を行なっていきます。そもそもカードローンは借りたお金に対して金利が発生するので、早めに返済するほど返済総額を抑えられるという特長があります。

返済回数による返済総額の違い

返済回数によってどのくらい返済総額が異なるのか、例を挙げて確認していきましょう。例えば50万円を金利15%で1年間と5年間で返済する時の差額はどのくらいあるのでしょうか。

50万円を金利15%で借りた時の返済総額の違い
返済回数 12回(1年) 60回(5年)
返済総額 541,550円 713,698円
毎月の返済額 45,129円 11,895円

このように、長期的カードローンを利用すると利息が高くなっていくので、返済総額が大きくなってしまうんですよね。ですから、カードローンをうまく利用するコツは少額の金額を短期間だけ借りることです。短期間であれば返済総額を抑えられるのでリーズナブルに利用できると言えますよね。

毎月ミニマムペイメントが決められている

また、カードローンの返済にはミニマムペイメントと呼ばれている「毎月の最低限の返済額」が決められています。利用するカードローン会社によって、ミニマムペイメントの金額は異なるのですが、5000円前後に設定されているカードローンが多いです。

ミニマムペイメントよりも多くの返済を行いましょう

毎月返済する金額を抑えたいからと言って、「毎月ミニマムペイメントの金額しか返済しない」人は要注意です。実はカードローンを返済するお金の内訳は「元金(=借りたお金)」と「利息」が含まれています。ミニマムペイメントの少額のお金を返済するだけでは、元金がなかなか減らず、いつまでたっても完済できないというような状況にもなり得るんですよ。

ですから、必ずミニマムペイメント以上の返済を行って毎月少しでも多くの元金を返済し、完済までの期間を短縮できるように心がけましょう。

カードローンの返済方式について

先ほどミニマムペイメントについて紹介したのですが、毎月の返済額の内訳である「元金と金利」の割合は、カードローンが指定している返済方式によって異なります。また、カードローンで採用されている返済方式は下記の2つのどちらかになります。

  • 元金定額リボルビング方式
  • 元利定額リボルビング方式

元金定額リボルビング方式

元金定額リボルビング方式での返済は、「毎月一定額の元金」+「利息」の金額を返済します。例えば毎月1万円の元金を返済する場合は、1万円+利息の金額を返済する方法となります。この元金定額リボルビング方式のメリットは、毎月一定額の元金を返済できるので、返済総額を抑えられる傾向にあるんです。

元利定額リボルビング方式

もう一つの返済方式である元利定額リボルビング方式を確認していきましょう。こちらの返済方式は毎月「元金+利息」の返済額が一定となります。例えば毎月1万円の返済額だとすれば、1万円の内訳に「元金と利息」が含まれているわけです。この元利定額リボルビング方式のメリットは、毎月一定額の返済額となるので返済額が変動しません。毎月決まった金額だけを返済すれば良いので、家計の管理も簡単になるんですよ。

返済方式 元金定額リボルビング方式 元利定額リボルビング方式
メリット 返済総額が抑えられる 毎月一定額の返済で済む
デメリット 毎月の返済額が高額となる傾向がある 返済総額が高くなる傾向がある

このように、短期間で返済したい人は「元金定額リボルビング方式」のカードローンを、また、毎月一定額の返済額だけを行いたい人は「元利定額リボルビング方式」でのカードローンを選ぶようにしましょう。

小さな借入額の場合は返済方式で返済総額に大きな違いは出ない

このように2つの返済方式ではメリットとデメリットがあるのですが、少額のキャッシングの場合は返済総額にそこまで大きな違いはありません。返済方式で返済総額を抑えるよりも、繰上げ返済を行なって短期間で完済を目指すほうがお得にカードローンを利用できますよ。

繰上げ返済により数万円単位で返済総額を抑えられる可能性がある

繰上げ返済はほとんどのカードローンで認められています。ですから、お金に少し余裕のあるタイミングがあれば、自分の欲しい商品を買ったりしてお金を浪費したりせず、カードローンの返済を最優先に行ないましょう。

カードローンで長期間お金を借りて高い利息を払うよりも、短期間で少しの利息に抑えておく方がお得ですよね。また、うまく繰上げ返済すると、当初の予定していた返済総額よりも数万円単位で利息を抑えられる可能性もあるんです。お金に余裕があれば、必ず繰上げ返済を行うようにしてくださいね。

毎月しっかりと返済を続けていくためには3つのポイントに注意しておこう

毎月しっかりと返済を続けていくためには3つのポイントに注意しておこう

様々な返済方法や、カードローン会社によって異なる返済方式を確認してきましたが、毎月しっかりと返済を続けていくためにこれから解説していく3つのポイントについて確認していきましょう。

  • あまり高額なお金を借りない
  • 毎月無理のない金額を設定しておく
  • お金を借りる前には返済シミュレーションを利用する

あまり高額なお金を借りない

カードローンで借りたお金をしっかりと返済するには、毎月の返済額を抑えなければいけません。返済額を抑えるためには、あまり大きなお金を借りないことです。

高額な借り入れほど毎月の返済額や返済回数が大きな負担となる

大きなお金を借りてしまうと、毎月の返済額が大きくなったり長期間返済しなければならなかったりして、返済時に大きな負担となってしまうでしょう。

1ヶ月以内に返済できる人は利息がかからない

消費者金融のカードローンに限定されてしまうのですが、消費者金融では初回利用に限り30日間の無利息期間が設けられている場合が多いんです。30日間の無利息期間とは、カードローン契約後から30日間は利息が無くお金を借りられるサービスのことを指します。一時的な資金不足ですぐに完済できる見込みのある人は、消費者金融カードローンの無利息期間をうまく活用してみてくださいね。30日以内で完済すると利息が全くかからないので、とってもお得にキャッシングが利用できますよね。

毎月無理のない金額を設定しておく

カードローンでキャッシングした後に、返済回数や毎月の返済額などを設定できるのですが、自分の収入に似合わないような大きな金額の返済方法で契約しないようにしましょう。大きな金額の返済は、毎月支払いに困って滞納を起こしてしまう可能性もあるでしょう。また、滞納してしまった場合はクレヒス(=信用情報)に滞納履歴が残されてしまうので、今後新規でカードローンを申し込む時や、クレジットカードを申し込む時の審査の際に不利な状況となってしまうんです。ですから、返済回数が増えてしまって返済総額が高くなったとしても、毎月しっかりと返済できるだけの返済額に設定するようにしておきましょう。

お金を借りる前には返済シミュレーションを利用する

カードローンを借り入れる前には、返済方法を確認しておくだけではなく、まずは借入金額に対しての返済シミュレーションで毎月の返済額を確認しておきましょう。ほとんどのカードローンの公式サイト上では、誰でも無料で利用できる返済シミュレーションのツールが用意されているので、実際にカードローンでキャッシングする前に利用してみてくださいね。

どうしても返済できなくなった場合は?

どうしても返済できなくなった場合は?

様々な返済方法を検討し、実際にカードローンを利用してみても、急に予測不可能な出費が必要になってしまうこともあり、「どうしても返済できない…」という状況に陥ってしまう人もいると思います。そこで、返済に困ってしまった時にはこれから解説する解決方法で完済できるよう検討してみましょう。

  • 借り換えローンやおまとめローンを検討する
  • 親や兄弟などの身内に相談する
  • 自己破産などの債務整理は行わないこと

借り換えローンやおまとめローンを検討する

カードローンの金利が高く、高額な利息となってしまい返済総額が膨れてしまう場合があります。金利の高さで苦しんでいる人は、「借り換えローン」や「おまとめローン」の利用を検討してみましょう。「借り換えローン」とは、現在利用しているカードローンから、他のカードローンへ借り換えする行為のことを指します。例えば現在のカードローンが金利18%あって返済が苦しいという場合は、少しでも金利を抑えたカードローンに借り換えを行うことで、返済総額を抑えられるので返済の負担が少しは解消できるでしょう。

複数のカードローンを利用している人はおまとめローンがおすすめ

また、複数のカードローンを利用している人は、毎月たくさんの支払いがあるので返済が苦しいはずです。どのカードローンも最小単位のミニマムペイメントの金額は必ず支払わなければいけないので、多くのカードローンを利用すればするほど返済負担が大きくなってしまいますよね。複数のカードローンを利用している人は、「おまとめローン」を利用しましょう。おまとめローンとは、複数のカードローンを1社のカードローンへまとめることを指します。カードローンの返済が1社へとなるので、毎月の返済額も必然的に抑えられるんです。また、複数のカードローン利用時には毎月何度も支払い日があって心が休まらない人も多いでしょう。おまとめローンを利用すると返済日を毎月1回にまとめられるので、気持ちにも余裕が出て精神的な負担も小さく抑えられるでしょう。

借り換えやおまとめローンは審査基準が高い

しかし、借り換えローンやおまとめローンは審査基準が高い傾向にあるので注意しておきましょう。これらのローンを希望する人は、一般的に高額なキャッシングを行っている人が多いためです。また、複数のカードローンを利用している人は「なぜ多くのカードローンで借金をしているのだろう?」とカードローン会社から怪しまれてしまうので、審査通過が難しくなる傾向にあるんですよ。

しかし、近年ではカードローン審査の基準も比較的緩やかになっているので、もし借り換えやおまとめローンを希望する人は、一度申し込んでみても良いかもしれませんね。ちなみに銀行のカードローンでは一般のカードローンを「借り換え」や「おまとめ」として利用でき、消費者金融のカードローンの場合は「おまとめローン」「借り換えローン」などの名称で利用者に提供されています。このサイトでもたくさんのカードローンを紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね。

親や兄弟などの身内に相談する

「どうしても自力での返済ができない…」という状況になってしまったら、親や兄弟、また、親戚などの身内に頭を下げて相談してみましょう。カードローンの返済ができなくなると、クレヒスにも大きな傷が残ってしまって今後の社会生活で大きなペナルティを背負ってしまう可能性があります。身内にカードローンの肩代わりをお願いするのは「情けない」「恥ずかしい」と思ってしまうかもしれませんが、返済できなくなって大きなトラブルに巻き込まれてしまうよりも幾分も楽ですよね。

自己破産などの債務整理は行わないこと

「借り換えローンやおまとめローンの審査に落とされてしまい、身内にも誰も肩代わりを頼める人がいない…」という状況になってしまったら、自己破産などの債務整理を検討しましょう。ただし、債務整理はデメリットしか無いので当編集部ではおすすめできません

自己破産してしまうと5年〜10年間はカードローンが利用できない

自己破産すると借金の返済から逃れられるのですが、その分大きなペナルティが課せられます。自己破産後にはブラックリストに入ってしまって、5年〜10年間はカードローンを利用できなくなり、また、審査通過が簡単な年会費無料のクレジットカードの審査にも落とされてしまうんです。また、現在利用しているカードローン契約やクレジットカード契約も強制解約されてしまうんですよ。

クレジットカードが利用できない=現金のみでの生活となる

クレジットカードが利用できないということは、支払いを全て現金で行わなければいけません。もちろん分割払いも利用できなくなるので、大きな買い物ができませんよね。これらの社会生活に支障をきたすような大きなデメリットの側面があるので、自己破産などの債務整理は絶対に行わないようにしてくださいね。

まとめ|必要最低限のお金だけ借りてしっかりと完済を目指しましょう

必要最低限のお金だけ借りてしっかりと完済を目指しましょう

返済できなくなるような大きなお金をキャッシングすることは避けて、必ず完済できる見込みのある必要最低限だけのお金を借入れするように普段から心がけておいてくださいね。また、しっかりと借入れ前に返済シミュレーションを行っておくことで、借入れ前から毎月の返済額を把握できるので完済までを簡単に目指せるでしょう。

カードローンはうまく活用すると本当に便利に利用できるので、ぜひこの記事を参考にしながら、あなたにピッタリの返済方法を見つけて必ず完済できるようにしてくださいね。

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