急遽お金が必要になった時の対処法【おすすめはカードローン】
普段生活をしていると、思いがけないことが起こって急遽お金が必要になるケースがあります。
給料日はまだ先だし、日雇いのバイトを探したところで間に合わない…。でも、そんな状況でも心配はいりません。今回の記事で、急遽お金が必要になった時の対処法について解説しますので、参考にしてみてください。
この記事で分かること
急遽お金が必要になるケースとは
まずは、どのような時に急遽お金が必要になるのかを見ていきましょう。
日常生活を送っていると、さまざまなことが要因でお金が必要になることがあります。具体的には、以下のようなケースが考えられるでしょう。
- 冠婚葬祭
- 急な飲み会の誘い
- 急病などで入院
- 光熱費の支払いを忘れていた
- 生活費が支払えない事情ができた
- 家賃や税金を滞納している
- 必要な家電や車が故障してしまった など
どれも、誰にでも起こりうることかもしれません。
できれば、いざという時に備えて少しずつでも貯金できていればいいのですが、難しいという人も多いはずです。
2017年に金融広報中央委員会が公表した「家計の金融動向に関する世論調査」というデータによると、20代の平均貯蓄額は321万円、30代なら470万円となっています。これだけ見ると、額の大きさに驚いてしまいますが、実はこれにはからくりがあります。
それぞれのデータの中央値は20代が77万円、30代が200万円となり、平均貯蓄額の半分にも満たないことがわかります。中央値とは、調査したデータを全て並べた際に、ちょうど中央に来る値を指します。
つまり、このデータからわかることは、かなり貯金ができている人と、あまり貯金ができていない人の差が激しいということです。
この調査では、貯蓄ゼロ世帯がどれだけあるのかもリサーチされており、20代~50代の2人世帯の3割以上が貯蓄ゼロという結果になっています。
健康状態や収入などによっては、貯金すること自体が難しいケースもあるため、いざ出費が必要になった時に対応できなくなってしまう可能性があるのです。
急遽お金が必要になった時の対処方法
では、実際に急遽お金が必要になった場合、どのように対処すればいいのかを考えてみましょう。
具体的には、以下の3つの方法が考えられます。
- 親や友人にお金を借りる
- 所持品を売る
- 日雇いのバイトをする
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
親や友人にお金を借りる
急遽お金が必要になった時の対処法の一つが、自分の親や友人からお金を借りるという方法です。
この方法のメリットは、信頼関係が構築されていれば、電話やメールだけでもお金を借りられる可能性があり、急な入り用に対して素早く対応できる可能性があることです。
しかし、例え信頼関係があったとしても、お金の貸し借りについては慎重に検討するべきともいえます。それは、お金を借りることによって、これまでの関係性が変化したり、場合によっては終わってしまったりする可能性があるからです。
お金を借りる側と貸す側では、大なり小なり優劣が発生しますので、十分に注意するようにしましょう。
また、お金を借りる場合は、借用書を作成したり、返済日について確約したりするなど誠意を示すことで、できるだけ相手に信用してもらえるように努めることが大切です。
所持品を売る
急遽お金が必要になった時の対処法には、所持品を売るという方法もあります。
自分が所有しているもので、着なくなった洋服やアクセサリー、使わなくなった家電製品、読まなくなった雑誌や漫画など、不必要なものを売りに出すことでお金に変えることができます。
最近では、インターネットオークションや、フリマアプリなどを利用して不用品を売却する人が増加しています。また、リサイクルショップなども増加傾向にあり、不用品を持ち込むことで、その場で査定をして買い取ってくれます。
ただし、需要があり状態がいいものでないと、高額での売却を望むことは難しくなります。そのため、自宅にある不用品をすべて集めても、必要な金額に届かないこともあるので注意しましょう。
所持品を売る場合は高額で維持費が掛かる物を売るべき
所持品を売却してお金を工面したいという場合は、車やバイクといった高額で維持費が掛かる物を選択するほうが効果的といえます。
ある程度の金額のお金に代わりやすいことと、維持費が必要なくなるため、毎月に支出を抑える効果も期待できるからです。
ただし、このようなものは一度売却すると、取り戻せなくなる可能性もあるということを理解しておかねばなりません。また、車やバイクを頻繁に使用するという場合は、仕事や日常生活が不便なものになってしまうこともあります。売却する前に、本当に大丈夫かどうかをしっかり確認するようにしてください。
日雇いのバイトをする
その他の対処法として、日雇いのバイトをしてお金を稼ぐという方法があります。
派遣会社への登録や、友人のツテを頼って、期間限定で働くことで、臨時的に収入を手に入れることができるでしょう。
この方法では、他の2つの方法よりも多くのお金を手に入れられる可能性があります。また、求人情報や労働条件を確認でき、確実にお金が手に入るというメリットもあります。
一方で、日雇いのバイトは人気が高いため、派遣会社に登録したからといってすぐに働けるかどうかはわかりません。自分の希望する日時には働くことができないケースもあります。
また、日雇いバイトでは、長時間拘束される可能性もあります。休日などを利用して働くことも可能ですが、一般的に仕事に就いている人の場合、働くための時間を十分に確保できず、目標とする金額に届かない可能性もあります。
急遽お金が必要になったらカードローンを利用するのがおすすめ
先述した通りの方法を使えば、お金の問題は解決できるかもしれません。
しかし、なかには「親や友達からお金を借りたくない」「売却できる不用品がない」「日雇いバイトをするための時間が無い」など、それらの手段を取ることができない人もいるでしょう。
そんな時におすすめしたいのが、金融機関のカードローンを利用してお金を借りるという方法です。
では、なぜカードローンの利用をおすすめするのか、その理由について解説していきたいと思います。
最短で申込み当日中にお金を用意できる
金融機関のカードローンをおすすめする最大の理由は、最短で申込み当日にお金を用意できるという点です。
金融機関によっては、申込みから審査が最短30分程度、当日中に借入が可能なカードローンを提供しているからです。
自分の周りの人にお金を借りたり、不用品を売却したり、日雇いのバイトで稼いだりする場合、お金を用意できたとしても、必要になる期限までに手元に用意できるかどうかはわかりません。
カードローンをうまく利用すれば、申込みの当日中にお金のトラブルについて解決できる可能性があるというのは、利用者にとって心強いものといえるではないでしょうか?
金銭的負担を数ヶ月単位で分散できる
金融機関のカードローンの利用をおすすめする理由の一つに、金銭的な負担を数ヶ月間に分散できることが挙げられます。
例えば、今すぐ10万円が必要というケースを考えると、自分でお金を稼いで工面する場合、何としても10万円分の労働を行う必要があります。10万円を稼ぐ労力というのは、人によっては相当大きいものであることは簡単に想像できると思います。
一方、金融機関のカードローンを利用すれば、すぐに10万円を用意することができます。また、借入をしているわけですから、当然返済の義務が発生するのですが、毎月定額を返済していくことができるため、金銭的負担を分散することができるのです。
このように、負担を分散でき、無理のないペースで返済をしていけるというのは、金融機関のカードローンを利用する大きなメリットといえます。
どのような目的でも利用することができる
カードローンの利用をおすすめする理由の一つが、借入をするための目的が問われないということです。
急遽お金が必要になった理由が「生活費が支払えない」だったとしましょう。そのことを、自分の親や大切な友人に相談し、お金を貸してほしいと頼んだ場合、どうなるでしょうか?
場合によっては、「生活費が足りないのであれば、今後も足りなくなる可能性があるじゃないか」と感じられ、お金を借りられないケースも出てくることでしょう。
つまり、自分の周りの人間にお金を借りたいと相談する場合は、「理由」が重要になる場合があるのです。
一方で、金融機関のカードローンを利用する場合、基本的に利用の目的を制限されません。ですから、生活費に困っていようと、冠婚葬祭の費用に充てたいと考えていようと、お金を借りることができるのです。
ちなみに、いくら目的が自由といっても、他の金融機関の借入の返済のためとか、ギャンブルに使うためなどの理由では、カードローンを利用できませんので注意してください。
カードローンで今日中にお金を工面する方法
それでは、カードローンを利用して今日中にお金を工面する具体的な方法について解説していきたいと思います。
カードローンを利用したことがないという人にでも、簡単に申込み・借入ができるようわかりやすく説明していきますので、参考にしてみてください。
消費者金融系カードローンを利用すること
まず、大前提として理解しておきたいのは、今日中にお金を工面したいのであれば、消費者金融系のカードローンを選択しなければならないということです。
その理由は、即日融資に対応しているのは、消費者金融系カードローンのみだからです。
金融機関が提供しているカードローンには、主に3種類のものがあります。
- 消費者金融系カードローン
- 銀行系カードローン
- 信販系カードローン
このうち、銀行系カードローンは過剰借入の問題や、反社会的勢力へお金が流れていくことへの対策として、借入の際の審査の強化と、警視庁データーベースへの照会を義務付けていることから、即日融資ができなくなっています。また、信販系カードローンでは、即日融資に対応している業者はほとんどありません。
大手消費者金融のカードローンなら、審査時間最短30分、申込みから1時間程度で借入が完了します。そのため、今日中にお金が必要なら、消費者金融系カードローン一択であることとしっかり覚えておいてください。
インターネットから申込みをしよう
消費者金融系カードローンの利用を申込む場合は、インターネットから申込む方法がおすすめです。
具体的に借入を申込むには、郵送での申込みや電話での申込みなどさまざまな方法がありますが、いつでもどこでも申込みができるインターネット申込みが最も速い方法である、というのがその理由です。
多くの消費者金融では、スマートフォンからも申込み可能となっています。少しの時間があれば、手元で申込みが完了するため、手軽で便利です。
もし、即日融資を希望する場合は、消費者金融各社によって違いはありますが、自動契約機で借入を行う場合は遅くても20時まで、振込での借入を行う場合は平日の午前中には申込みを完了するようにしてください。
必要書類を提出する
カードローンの申込みを行う場合には、必要書類を提出しなければなりません。
基本的に必要になる提出書類は「本人確認書類」です。具体的には、以下の書類のいずれかを用意しておきましょう。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証と住民票・公共料金の領収書・納税証明書のいずれか(発行から半年以内のもの)
できれば、一つ提出すればよい、運転免許証かパスポート、マイナンバーカードを用意しておくことをおすすめします。
提出方法はスマートフォンから写真を送るか、店頭もしくは自動契約機に提出に向かうかのどちらかになります。即日融資以外では、郵送にて必要書類を提出することも可能です。
場合によっては収入証明書の提出も必要
消費者金融でカードローンの申込みをする際、場合によっては収入証明書の提出が求められることがあります。
収入証明書が必要になるのは、以下のような場合です。
- 借入希望額が50万円を超える場合
- 申込みをする借入希望額と、他社からの借入金額の合計が100万円を超える場合
そして、収入証明書として提出可能な書類には以下のようなものがあります。
- 源泉徴収票
- 税額通知書
- 所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細書(2ヶ月分)+賞与明細書(年間)
大きな金額を借りたいという場合は必要になりますので、状況に合わせて準備しておくようにしてください。
その後は審査と在籍確認が行われる
カードローンの申込みと必要書類の提出が終わったら、消費者金融による審査が行われます。
審査では、申込者の信用情報が照会されるほか、返済能力の有無などについて確認され、融資が可能かどうかの判断が下されることになります。
融資不可能と判断された場合は、ここで審査は終了し、審査に通過できなかったことだけが申込者に通知されます。
もし、融資可能と判断された場合は、最後に在籍確認が行われ、それが完了すると審査に通過し、借入金が融資されることになるのです。
在籍確認とは?
審査の最終段階で行われる在籍確認について、もう少し解説したいと思います。
融資が可能かどうか、どれくらいの融資なら可能なのかを判断するために重要になるのが、カードローン申込者の返済能力です。
そこで、申込み時に記入する「勤務先」の企業などから、申込者の返済能力を計ることになるのですが、そのためには、申込者がその企業に本当に在籍しているのかを確認する必要があるわけです。
そこで行われるのが在籍確認で、勤務先に企業に実際電話をかけ、申込者が在籍しているかどうかを判断することになります。この場合、申込者本人が電話に出る必要はなく、在籍していることが確認されれば、在籍確認は完了することになります。
逆に、在籍確認が完了しない限りは、審査も終わらなくなってしまうため、いつまでたっても融資を受けることはできません。つまり、在籍確認はカードローンを利用するために避けては通れないものなのです。
電話が掛かってくることで、消費者金融を利用していることがバレることはありませんが、どうしても不安だという場合は、業者によっては別の方法で在籍確認を行ってくれるケースがあるので相談してみるといいでしょう。
ただし、時間が掛かってしまうとそれだけ即日融資が難しくなるということも理解しておきましょう。
確実に即日融資を受けたいなら契約機を利用すること
審査に通過できれば、その旨が申込者に通知されることになります。
この場合、振込融資なら指定した口座に借入金が振り込まれることになりますが、銀行の営業時間との兼ね合いで振込が翌営業日にずれ込むことケースもあります。基本的には、平日の14時30分までに契約を完了させないと当日中の振込融資を受けることはできません。
そのため、より確実に即日融資を受けたいという場合は、ローンカードを受け取ることができる店頭か自動契約機にて契約したほうがいいでしょう。
具体的には、申込み情報の入力に対する仮審査だけをインターネットを通じて行い、本審査については店頭か自動契約機で行うという流れになります。
この場合、審査に通過すると、その場でローンカードを受け取れるので、後は専門ATMや提携ATMからお金を引き出せば借入完了となります。
気を付けたいのは、店頭や自動契約機の営業時間内に契約が完了しなければ、当日中にお金を用意できなくなるということです。そのため、利用する消費者金融の営業時間について事前に確認することが大切です。
カードローンで今日中にお金を工面する場合の注意点
カードローンで今日中にお金を工面したい場合の注意点について解説していきます。
具体的には、以下の4つの注意点があります。
- 混んでいる曜日や時間を避けること
- 勤務先の営業時間内に申し込みをすること
- 申込み情報は正確に記入すること
- 総量規制に気を付けること
混んでいる曜日や時間を避けること
注意点の一つが、混んでいる曜日・時間帯を避けるということです。
当然のことながら、混んでいる時に申し込みをすると、審査が遅くなってしまうためです。
平日の場合は夕方以降が混みやすくなるので、できるだけ早く申込みを済ませるようにしましょう。
勤務先の営業時間内に申込みをすること
次の注意点は、勤務先に営業時間内に申込みをするということです。
先述した通り、カードローンの審査では在籍確認が行われます。申込みをしたときに勤務先の営業が終わっていると、在籍確認ができず、審査が完了しなくなってしまうのです。
これでは、即日融資を受けることができなくなりますので、十分に注意してください。
申込み情報は正確に記入すること
次の注意点は、申込み情報は正確に記入するということです。
申込み情報に不備や誤りがあった場合、それを確認する作業や、申込み情報の再提出に時間が掛かってしまいますので、即日融資の可能性がどんどん低くなってしまいます。
さらに、虚偽の報告をしたと判断されれば、最悪の場合審査落ちになってしまうこともありますので、申込みは慎重に行う必要があるでしょう。
総量規制に気を付けること
最後の注意点として、総量規制に気を付けることが挙げられます。
総量規制とは、貸金業法によって定められている規制のことで、貸金業者は申込者の年収の3分の1を超える金額を融資してはならないというルールのことをいいます。そのため、希望する金額を借入できないこともあります。
この金額は、一つの貸金業者からではなく、他社からの借入もあわせて年収の3分の1という意味なので、すでに借入をして返済が完了していないようなケースでは、申込みをしたところで融資を断られることも十分に考えられます。
他社からも借入をしていて、さらに即日融資を希望するという場合は、現在の借入残高について確実に確認をしておくことをおすすめします。
急遽お金が必要になったらカードローンを選択しよう!
今回は、急遽お金が必要になった場合の対処法について解説してきました。
親や知人に借りる、不用品を売る、日雇いのバイトをするなど、お金を用意する方法はさまざまですが、最もおすすめできるのは、消費者金融のカードローンを利用する方法です。
この方法をおすすめする理由は、以下の3つです。
- 申込みの当日中にお金を用意できる可能性があること
- 金銭的負担を数か月間に分散できること
- 基本的にどんな目的でも借入ができること
金融機関からの借入で、即日融資が可能なのは、消費者金融系カードローンだけです。うまく利用することができれば、お金のトラブルをすぐに解決することができるでしょう。今回の記事がお金に困っている人の参考になれば幸いです。