正社員・派遣社員・新入社員、属性でカードローンの選び方は変わる?
カードローンは、属性が審査に影響を与えます。正社員・派遣社員・新入社員では、異なる属性を持つのですが、どの属性が最も有利になるのか、また、それぞれの属性に合ったカードローンの選び方などを詳しく解説していきます。
ただしカードローン審査は、属性だけで判断されずに他の要素も大きく影響してくるので、審査のポイントも併せて確認していきましょう。
この記事で分かること
勤続年数の長い正社員がカードローン審査に最も有利
カードローン審査には、属性というものが大きく影響してきます。まずは属性について解説していきましょう。
カードローン審査には年収や雇用形態などのステータスが評価に影響する
カードローン審査で重要となる属性について、下記の表にまとめてみました。
カードローン審査で評価されるポイント | 審査に影響する割合 | |
---|---|---|
年収 | 年収が高い方が審査に高評価。ただし、高い年収ではなくても安定した収入があれば比較的審査に通過しやすい。 | 大 |
年齢 | 20台前半までと60歳以降は審査に不利となる場合がある。 | 中 |
勤続年数 | 3年以上あれば高評価。1〜3年あれば問題ないが、1年未満の場合は審査に不利となる場合もある。 | 中 |
雇用形態 | 正社員>契約社員>派遣社員>アルバイト・パートの順で評価が下がっていく。 | 中 |
住まい | 持ち家>賃貸>公営団地の順で評価が下がっていく。 | 小 |
このように、カードローンを申し込む時にはそれぞれの項目で審査されます。
勤続年数の長い正社員がカードローン審査に最も良い評価を得られる
ここまでカードローンの属性と評価について、詳しく解説していきました。カードローンの審査内容として、様々な属性が大きな影響を与えることが理解できたと思います。
また、正社員・契約社員・新入社員では、勤続年数や年齢、雇用形態を加味して考えれば、正社員>新入社員(1年以上あれば)>契約社員の順でカードローン契約に良い評価が得られると言えます。
新入社員でも勤続年数が短い場合はカードローン審査に不利となる
もし新入社員の人でも勤続年数が半年未満の人であれば、審査に不利となるので、できれば勤続年数を1年以上に積み上げてから申し込むと審査通過の可能性が高まるでしょう。
正社員・派遣社員・新入社員におすすめするカードローンの選び方
正社員・派遣社員・新入社員、それぞれの属性に合うカードローンを紹介していきます。
- 正社員の人は銀行や消費者金融のカードローンから選びやすい
- 派遣社員の人は消費者金融のカードローンがおすすめ
- 新入社員の人は半年以上の勤続年数があれば消費者金融カードローンを選ぼう
正社員の人は銀行や消費者金融のカードローンから選びやすい
正社員の人で3年以上の勤続年数がある人は、銀行や消費者金融から提供されている多くのカードローンから選べます。これは、正社員という平均的な属性があり、3年以上という比較的長い勤続年数があれば、十分なステータスがあり、審査基準の高い銀行のカードローンにも通過できる見込みがあるからです。
短期間の少額なキャッシングであれば、実は消費者金融の方がお得
また、銀行カードローンの特徴として、低金利でお得に利用できる反面審査基準が高いことが挙げられるのですが、キャッシングする金額によっては消費者金融の方がお得に利用できることもあるんです。
これは審査基準の緩やかな消費者金融のカードローンでは、初回利用に限り30日間の無利息期間が設けられている場合が多いためです。
無利息期間中に返済すれば、利息が全くかからない
この30日間の無利息期間を利用すると、カードローン契約から30日間は無利息でキャッシングできます。さらに、この無利息期間内に借りたお金を完済すれば、利息が全くかからないので、とてもお得に利用できるんです。
ただし、高額のお金を長期間借り入れしようと考えている人は、利息の面から考えると銀行カードローンの方が有利に利用できるでしょう。キャッシングを利用するシーンに応じてカードローンが選べるのが、正社員の大きなメリットと言えます。
派遣社員の人は消費者金融のカードローンがおすすめ
では、派遣社員の属性の人は、どのようなカードローンを選べば良いのでしょうか。先ほども解説したように、派遣社員の人はカードローン会社によっては、アルバイトやパートと同等程度のステータスと判断されてしまう可能性があります。
派遣社員の人は消費者金融カードローンを選びましょう
派遣社員の人は、正社員ほどのステータスがあるとは言い切れないので、できるだけ審査に通過させやすい消費者金融のカードローンを選ぶ方が無難でしょう。
派遣社員の人は銀行カードローンも申し込めるが、審査落ちした時にリスクもある
もちろん派遣社員の人も銀行カードローンの審査に申し込めますし、多くの派遣社員の人が銀行カードローンの審査に通過しているのも事実です。しかし、カードローンの審査に落ちてしまうと、「審査に落ちた履歴」が残されてしまい、今後のカードローン審査に悪影響を与えてしまう可能性もあるんです。
カードローンを多重申し込みすると、審査通過が困難になる
一般的には、短期間(=1ヶ月程度)で3件程度までの審査落ちの履歴は、そこまでステータスに影響が出ないと言われています。しかし、それ以上カードローン審査に落ちた履歴がある人は、信用情報に傷がつき、今後のカードローン審査に通過しにくくなるんです。
審査に通過させやすいカードローンを選びましょう
確かに銀行カードローンは低金利が魅力ではあるのですが、審査基準の緩やかな消費者金融でも「無利息期間」や「即時振込」などの、銀行にはない魅力的なサービスを多く提供しています。銀行カードローンに一度落ちてしまった派遣社員の人は、審査難易度の銀行のカードローンに固執せず、消費者金融のカードローンを選んで確実に通過させる方が得策と言えるでしょう。
新入社員の人は半年以上の勤続年数があれば消費者金融カードローンを選ぼう
もしあなたが勤続年数半年程度の新入社員であれば、銀行カードローンの審査通過は難しいでしょう。ただし、公務員である場合や、誰でも知っている一流企業など、社会的にステータスが認められている職業や勤務先の人の場合は、新入社員であっても評価が高く、銀行カードローンの審査に通過する場合もあります。
半年未満の新入社員の人も消費者金融カードローンを選ぶのがベスト
しかし中小企業が勤務先で、勤続年数が短い新入社員の人は、銀行カードローンの審査通過は難しいと言えます。若い年齢と短い勤続年数という属性が、ステータスを下げてしまうからです。
ただし、消費者金融のカードローンは新入社員にもカードローンを通過させている実績も多く、半年未満の新入社員でも審査に通過できる場合もあります。ただし、そもそものステータスが弱いので、新入社員の人は少し勤続年数を積み上げてからの方が、審査通過も簡単なものとなるでしょう。
正社員や派遣社員がカードローンを申し込む時には、信用情報も大きな評価対象となる
正社員や派遣社員、新入社員の属性ごとにおすすめしたいカードローンを紹介してきましたが、審査に影響があるのは属性だけではありません。実は信用情報と呼ばれているカードローンやクレジットカードの利用履歴も大きな影響を与えます。
信用情報に悪い履歴があるとカードローン審査に通過できない
信用情報とは、クレジットヒストリー(=クレヒス)とも呼ばれている過去の金融サービスの利用履歴のことです。ですから、過去のカードローン利用履歴や、クレジットカードの利用履歴に延滞や未納などの、返済トラブルの履歴が残っている人は、カードローン審査が不利な状況となるんです。
カードローンの審査に通過させるためにも信用情報は日頃から気をつけておきましょう
「お金を借りたい!」という状況は突然やってくるものです。万が一のお金のピンチにカードローン審査にうまく対応できるように、信用情報には日頃から気をつけておきましょう。
現在クレジットカードやカードローンなどを利用している人は、必ず支払い期日に返済が間に合うように注意しておく必要がありますよ。
正社員・派遣社員・新入社員が会社にバレずにカードローンを利用する方法
さいごに、カードローンを申し込む時の審査で、必ず注意しておきたいポイントがあるんです。もしこれからカードローンの利用を検討している人は、しっかりと確認していきましょう。
カードローン審査の在籍確認で勤務先にバレる場合もある
実は、カードローンの審査では「在籍確認」という審査項目があります。この在籍確認とは、カードローンの審査に申込んだ人が申請した「勤務先」に本当に勤めているのか、を確認させる項目となります。
在籍確認は電話により行われる
通常在籍確認は勤務先に直接電話がかかってきて、申込者の在籍を確認されるのです。「在籍確認されると上司や同僚にカードローンがバレる!」と心配になる人も多いのですが、実はカードローンの在籍確認の電話はカードローンの社名を名乗らず、在籍確認を行うスタッフの名字で電話される場合がほとんどなんです。
個人名での在籍確認は上司や同僚にカードローンが100%バレないとは言い切れない
ただし、社会人の人であれば分かると思うのですが、業種や勤務先によっては個人名で電話がかかってくる場合は少ないと思います。一般的には「○○株式会社の○○です」など、社名を名乗りますよね。ですから、直接あなたが直接在籍確認の電話に取れれば問題ありませんが、上司や同僚が出てしまった場合、「なぜ個人名でかかってきたんだろう?どこの会社の人だろう?」と疑問に思い、カードローンの申請がバレてしまったという場合もあるんです。
電話による在籍確認を避ける方法とは?
勤務先に100%バレずにカードローンを利用したいと思う人も多いでしょう。実は、カードローン会社によっては「ウェブ完結」という、カードローンの審査時の在籍確認を電話ではなく、書類で行ってくれるサービスもあるのです。書類によるウェブ完結のサービスの特徴について確認していきましょう。
ウェブ完結で電話による在籍確認を避けて、勤務先にバレずにカードローンを利用してみよう
では、最も勤務先にカードローンがバレにくいウェブ完結のサービスを解説してきます。このウェブ完結とは、「ウェブだけでカードローン審査〜キャッシングができる」大変優れたサービスなんです。また、一切電話が使われることがないので、「本人確認の電話」すらありません。
ウェブ完結は消費者金融カードローンのサービスとして提供されている
このウェブ完結のサービスは、主に消費者金融のカードローンのサービスの一部として提供されている場合がほとんどなんです。ですから、ウェブ完結を利用したいと考えている人は、消費者金融のカードローンを中心に探してみることをおすすめします。
ウェブ完結を利用するためには条件がある
このウェブ完結を利用するためには、「本人確認書類(=運転免許証や健康保険証など)」の提出に加えて、振込キャッシングのための「指定銀行の銀行口座」、在籍確認のための「社会保険証」や「収入証明書」が必要になる場合が多いんです。
全ての書類が用意できるのであれば、ウェブ完結サービスの利用がおすすめ
もし、ウェブ完結サービスを利用するための全ての書類が用意できる人であれば、ぜひ利用を検討してみましょう。勤務先にはもちろんですが、家族にもカードローンの利用がバレにくいという大きなメリットがあるからです。
ウェブ完結の特徴 | メリットとなるポイント |
---|---|
在籍確認の電話がない | 勤務先にバレない |
本人確認の電話がない | 家族にバレない |
ローンカードの発行がない | 自宅にローンカードが届かないので家族にバレない(原則振込キャッシングとなり、希望するとローンカードを発行してもらえる) |
カードローン利用明細書の発行がない | 自宅に利用明細書が届かないので、カードローンがバレない(原則ウェブ明細で利用履歴を確認します) |
このように、申し込み手続きに電話でのやりとりが発生せず、カードや書類の発行も一切ないのがウェブ完結の大きなメリットです。ですから、家族や勤務先にバレたくない!という人には、本当におすすめしたいサービスなんです。正社員・契約社員・新入社員の人でも利用しやすい消費者金融からサービスが提供されているので、条件さえ合えば誰でも比較的簡単に審査に通過できるでしょう。
正社員・派遣社員・新入社員の属性に合うカードローンは必ず見つかります
この記事では、正社員・派遣社員・新入社員の属性や、おすすめしたいカードローンについて詳しく解説してきました。カードローンには属性が大きな影響を与え、また、信用情報という過去のカード利用履歴も審査通過に大きく関与することが理解できたでしょうか。
また、確実にカードローン審査通過させるためには、ある程度の勤続年数積み上げて、ステータスを上げておくことをおすすめします。しかし、カードローンの審査は決して難しいものではなく、誰でも比較的に審査に通過させやすいので、急な資金不足の時に頼りとなるでしょう。カードローンでキャッシングを行った後には、必ず返済する義務があるので、前もって返済計画を立てておき、必要最低限のお金だけを借りるようにしましょう。
社会人である、あなたの属性にピッタリ合うカードローンは必ず見つかります。このサイトでもたくさんのカードローンを紹介しているので、ぜひじっくりとカードローンを比較検討してみてくださいね。