審査の早いカードローンでササッとキャッシングするコツとは?
カードローン選びの3大要素は金利と融資上限額と審査の早さと言われますが、人によっては審査の早さが最も重要と考える申込者も多い様です。何故なら、急な出費の穴埋めでカードローン・キャッシングをする訳ですから、早くキャッシュを手にしたいというのが本音だからです。
そこで、本項ではカードローン審査を早めるための基本を押えた上で、カードローン業者に求めるポイントとカードローン審査を早める申込者の工夫について考えました。そして、最後に「最新版・審査の早いカードローンまとめ」で締めくくりました。
この記事で分かること
カードローン審査を早めてキャッシングを成功させるコツとは?
- カードローン早い審査に影響する審査項目とは?
- 審査時間が早いカードローンの条件
- カードローン審査を早める申込者の工夫
- 最新版・審査の早いカードローンまとめ
これらについて以下で1つ1つ解説していきます。
カードローン早い審査に影響する審査項目とは?
そもそも申込条件に合致しなければ審査に入れない
カードローンの早い審査に影響する項目を考える上で、まず、確認しなければならないことは銀行や消費者金融会社などのカードローンには申込条件があることです。つまり、どんなに審査のクレジットポイントが高い申込者でも、業者の申込条件に合わなければ審査に入ることもできません。
そこで、メガバンクと大手消費者金融会社のホームページに明示されたカードローンの申込条件をまとめました。
三菱UFJ銀行 | 年齢満20歳以上65歳未満で国内に居住する個人 安定した収入・アコム(株)の保証を受けられること |
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三井住友銀行 | 20歳以上69歳以下・原則安定した収入のある方 SMBCコンシューマーF㈱の保証を受けられること |
みずほ銀行 | 満20歳以上満66歳未満の方・安定継続した収入のある方 保証会社の保証を受けられる方・預金口座の開設 |
アコム | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方 |
プロミス | 18歳以上74歳以下 ※高校生・定時制高校生・高等専門学校生・専業主婦は不可 ※18歳および19歳は、収入証明書類の提出が必須 ・安定した収入のある方。収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
アイフル | 満20歳以上69歳以下・安定した収入がある人 |
カードローン審査を早めるための重要ポイント
カードローン審査を早めるための重要ポイントの1つ目は審査で重視するポイントが業者によって違うということです。各社の申込条件にそのことが表れていますし、重視するポイントは金融情勢によっても変化します。
例えば、現在の銀行カードローンの審査のポイントは融資の上限金額を年収の3分の1までに抑えることですから、どんなに収入が多くてもこの上限金額を超えた融資はできません。ポイントの2つ目は審査を早めるためにカードローン審査の手順をよく理解することです。通常、カードローン審査の手順は以下の通りです。
- 申込(申込者の個人情報などを確認)
- 個人信用情報機関への確認→過去の延滞記録や事故情報でノックアウト有
- 担当者による審査(申込者への質問や勤務先への在籍確認など)
- 上司の審査(審査内容に問題がある場合)
- カードローンの審査結果通知
- 正式申込
- 適用金利と融資上限額の通知
ここで審査を早めるには、まず、申込者の個人情報などの記入を間違いなく行うことです。最近は申込者が自身の住所や勤務先の住所を間違えるケースが多いということです。また、在籍確認についても会社の代表電話番号を事務的に伝えるだけではなく、申込者をよく知る同僚が取る直通電話番号を記入するなどの工夫で審査を早めることができます。
審査時間が早いカードローンの条件
審査が早いカードローンとは?
カードローンに審査があることは言うまでもないことですが、審査が早くしかも審査の後の振込までの手続も早くないと何の意味もありません。つまり、審査と振込までをセットで考えた上で早いカードローンを見つけなければ申込者には意味がないということです。
その意味で審査・融資が早いのは、やはり、大手消費者金融会社です。大手消費者金融会社は自社で審査しているからこそ即日審査・即日融資などが実現しています。一方で銀行カードローンの審査に時間がかかるのは保証会社と銀行で2重に審査しているのが理由です。また、昨年来、銀行カードローンには警察庁データベースへの情報照会が義務付けられており、この情報照会に1日~2日を要するために実質的に即日融資は不可能になっています。
次に考慮すべきは審査後の振込が早いことです。仮に審査に25分でパスしても振込手続が翌日になっては何の意味もありません。従って、大手消費者金融会社では審査に通ればすぐに振込で融資が実行できるシステムを整えています。
しかしながら、日本の銀行の営業時間は平日の9:00から15:00までで、これ以外の時間帯では振込手続が終わっていても着金しません。つまり、審査が下りるのが平日の15時を過ぎている場合や土日祝日の場合の振込は翌営業日となってしまいます。既に海外では24時間振込可能の国も多くなっていることから、数年後には日本の銀行振込も24時間振込可能になる筈です。
従って、カードローンの申込者は、あらかじめ即日振込可能な時間帯を考えて申込をする必要があります。但し、アコムと楽天銀行やプロミスと三井住友銀行・ジャパンネット銀行の様に特別の契約で24時間365日振込可能のケースもあります。主な消費者金融会社の即日振込可能な時間帯は以下の通りです。
アコム | 楽天銀行は24時間365日 それ以外の金融機関も24時間、土日も銀行振込可能(金融機関・お申込時間帯によってはご利用いただけない場合がございます。) |
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プロミス | 24時間振込可能な金融機関の口座を登録いただければ、最短10秒でお振込可能 |
ノーローン | 楽天銀行は平日9:00~17:00 それ以外は平日9:00~12:30 |
インターネットと無人機の併用が早い
通常、大手消費者金融会社のカードローン審査の優先度は以下の順番と言われています。
- 無人契約機
- 店頭
- インターネット(スマートフォン・PC)・電話・FAX
申込手続を大別しますと申込者個人情報などの記入と本人確認書類や収入証明書類の提出に分けられます。つまり、本人確認書類や収入証明書類などを持参すれば、無人契約機や店頭では申込から審査・審査結果までワンストップで終わらせることができます。
ところが、特に、無人契約機の場合は利用者が多いために、時間帯によっては順番待ちをしなければなりません。早く審査を終えてキャッシングしたい申込者にとり無人契約機での待ち時間はかなりのストレスになりますし、無人契約機で全ての手続を終わらせる場合はかなりの時間が必要です。
従って、あらかじめ早朝などにインターネット経由で申込し必要事項の記入を終わらせておき、最寄りの無人契約機に出向いて残りの手続を終わらせればよりスムーズに申込手続と審査を終わらせることができます。
カードローン審査を早める申込者の工夫
事前準備は怠りなく
カードローンの申込をする場合に最初に準備すべきは、本人確認書類や所得を証明する書類です。運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカード(外国人は在留カード・特別永住者証明書・外国人登録証)などの書類は常に携帯しているものですから特に準備する必要はありません。
ところが、所得を証明する書類はあらかじめ準備が必要な書類ばかりです。所得証明書・税額通知書・確定申告書などは最寄りの税務署に行かなければならず、源泉徴収票や給与明細書などは勤務先の人事部などに申請する必要があります。従って、これらの書類は事前に準備しておく必要があると言えます。
また、カードローンの申込や審査の手続を早めるために、事前にネット経由で申込を済ませておくと無人機や店頭での手続や審査に取られる時間が削減されることになります。
カードローン申込当日の工夫
既に説明しました様に、申し込みの時間帯によっては審査をパスしても融資実行や着金が翌日となる可能性もあります。例えば、アコムは楽天銀行なら平日/休日ともに24時間即日振込可能となっており、三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行なら平日のみ24時間即日振込可能です。プロミスも2018年10月15日より原則24時間最短10秒でお振込可能となりました。
従って、ここから逆算すると少なくとも13時までには無人機か店頭で申込手続に入る必要がありますが、余裕を持って午前中に申込手続を始めたいものです。また、審査に於いて勤務先への在籍確認は必ず行われますので、在籍確認の電話がスムーズに繋がる時間帯を考えておく必要があります。
例えば、職場によっては電話が混み合う時間帯や社員が手薄になる時間帯は避けた方が良いでしょう。更に、カードローンの借入れ希望額を多めに申込む人がいますが、希望額は必要最低限にした方が審査は早く終わります。同様に複数のカードローンに同時に申込むと審査が長引くか審査にパスできないことが多いことは間違いないと言えます。
アコムカードローン | 24時間 ※金融機関・お申込時間帯によってはご利用いただけない場合がございます。 |
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プロミスカードローン | 原則24時間最短10秒でお振込可能 |
アコムカードローン | 21時 |
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プロミスカードローン | 21時 |
アイフルカードローン | 21時 |
SMBCモビット | 20時 |
審査の早いカードローンは?
カードローン各社が強調する最短審査時間
ここまで述べてきました様に審査に掛かる時間は業者にもよりますし、申込者の申込内容によって審査に掛かる時間も大きく異なります。また、現在、銀行カードローンの大部分が即日融資を自粛している様に、時々の金融情勢や政策によっても審査に掛かる時間は異なります。
そこで、各業者がホームページで告知している最新版の最短審査時間を把握することが重要です。大手消費者金融会社やメガバンクの最短審査時間は以下の通りです。これらの最短審査時間は審査に何の問題もない申込者の審査時間と考えられます。
アコム | 最短30分 |
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プロミス | 最短3分※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
アイフル | 最短18分 |
SMBCモビット | 10秒簡易審査 |
レイク | 項目入力後に画面上で結果確認可能 |
三菱UFJ銀行 | 最短で翌営業日 |
三井住友銀行 | 最短で翌営業日 |
みずほ銀行 | 最短で翌営業日 |
審査が早く融資実行が早いカードローンが一番
最後に審査時間が早く融資実行が早いカードローンをまとめます。
まず、審査時間が早いカードローンはホームページで「審査時間最短3分」などと公表しています。但し、この「最短審査時間」とは審査を何の問題もなくパスできる人の審査時間を意味しますので、必ずしも全員に適用される訳ではありません。また、ネットで24時間申し込みに対応していることと当日審査を何時まで受付けているかということも重要です。
当日審査を夜まで受け付けている業者は新規の申込や審査に積極的に対応している証拠です。そして、何より借入を急いでいる場合は素直に手続や審査を急いで欲しい旨を告げることです。借入を急いでいることが審査に悪い影響を与えることはありませんので。
そして、最後に忘れてはならないのは審査が早いことに加えて融資実行が早いことです。審査の早いカードローンに加えて融資実行が早いカードローンが最も利用者に求められているカードローンと言えるからです。
以下に消費者金融会社とネット銀行カードローンの中から、審査が早く融資スピードも早い業者をまとめました。
業者名 | 最短審査時間 | 融資スピード |
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アコムカードローン | 最短30分 | 最短即日 |
プロミスカードローン | 最短3分※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | 最短3分※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
アイフルカードローン | 最短18分 | 最短即日 |
SMBCモビット | 10秒簡易審査あり | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
イオン銀行カードローンBIG | 2日~3日 | 2日~3日 |
オリックス銀行カードローン | 2日~3日 | 2日~3日 |
ソニー銀行カードローン | 最短即日~2日 | 最短即日~2日 |
セブン銀行カードローン | 最短即日(預金口座がある場合) | 最短即日(預金口座がある場合) |
全体的に銀行カードローンの審査が遅くなっている中で、比較的、ネット銀行の審査が早いからです。特に、これまで即日融資などを強調し審査の早さを売り物にしていたメガバンク3行は、現状、ネット銀行の早さには、やや、劣る状況です。
審査の早い消費者金融カードローン・ネット銀行カードローンがおすすめ!
融資をお急ぎの方は消費者金融カードローンを軸に、ネット銀行カードローンも候補となるでしょう。
審査の早さ・融資スピード以外の金利利息、借入額などの条件もふまえながら、自分にあったカードローンを選びましょう。