カードローン審査に通らない場合|考えられる通らない理由と取るべき対処法
カードローン審査に通らない!という時は必ず理由があります。また、絶対にカードローンに通過させるためには抑えておくべきポイントもあります。
この記事では、カードローン審査に通らなくて困っている人や、これからカードローンを申し込む人に向けて、カードローンを通過させるためのヒントを徹底的に解説していきます。
この記事で分かること
カードローン審査に通らない理由
カードローン審査に通らない時には必ず理由があります。カードローンに通らない時によくある理由を確認していきましょう。
- 年収などのステータスが弱い
- 希望限度額が高い
- 他社からの借り入れ件数や借り入れ総額に問題がある
- 信用情報に傷がある
- スーパーホワイトの可能性がある
年収などのステータスが弱い
カードローン審査に通らない理由として考えられるのは、申し込み者のステータスが弱い場合があります。カードローン審査では、申し込み時に記入した本人情報を元に審査されます。
カードローン審査では年収が最も審査に重要となる
カードローン審査で最も重要視される項目は年収となっています。安定した収入があればカードローン審査に通過できるのですが、あまり年収が多くない場合は、審査に通らないのです。また、カードローンは主に消費者金融と銀行から提供されているのですが、一般的にはステータスの審査基準が異なります。
消費者金融のカードローンは年収150万円以上が審査通過のボーダーライン
消費者金融のカードローンであれば、年収150万円以上が審査通過のボーダーラインとされています。ですから、安定した収入があるアルバイトやパートの人でも十分に審査に通過できる見込みがあるのです。
年収が少ない人はステータスで審査が通らない可能性がある
年収が100万円前後程度の人でカードローンの審査に通らない人は、ステータスに問題があり審査に通らない可能性が高いと言えるでしょう。カードローンを利用したいのであれば、もう少しだけ年収を上げられるようにお仕事を頑張って収入を増やす努力をしてみましょう。
銀行のカードローンは年収250万円以上が審査通過のボーダーライン
銀行のカードローンは消費者金融のカードローンよりも審査基準が高い傾向にあります。ですから、審査時に重要となる年収の項目も消費者金融よりも必要となり、一般的には年収250万円以上が審査通過のボーダーラインと言われています。
銀行カードローンに通らない人は消費者金融カードローンの利用を検討してみましょう
もしあなたが銀行カードローンに通らない時には、審査基準の緩やかな消費者金融のカードローンの利用を検討してみても良いでしょう。年収150万円程度あれば、消費者金融のカードローンは通りやすい傾向があるので、銀行カードローンに執着せずに、カードローン自体を切り替えて考えてみるのも得策ですよ。
希望限度額が高い
カードローン審査に申し込む時に高い希望限度額を申請しているとカードローン審査に通らない場合があります。もしあなたがカードローンをはじめて理由する人であれば、カードローンを提供する金融業者もあなたのキャラクターが分からず、大きなお金を貸すのがリスクとなってしまいますよね。
はじめてカードローンを申し込む時には30万円程度の限度額を希望しよう
ほとんどのカードローンの利用限度額の最小額は10万円となっています。もちろん10万円の希望額のカードローンは最も通過させやすいのですが、一般的な目安としては30万円程度の限度額が多いです。カードローン審査に確実に通過させるためには、あまり高すぎない限度額を希望するようにしましょう。
カードローン契約後には限度額を上げられる
また、少額の限度額でカードローン契約を行なっても、利用状況によって簡単に限度額を上げてもらえます。カードローン契約後に限度額を上げるコツは、定期的に借り入れを行なってしっかりと返済を行うことです。利用状況に何も問題が無ければ、優良顧客として扱われるので簡単に限度額を上げてもらえるのです。
3か月〜半年の利用後に限度額の増枠申請をしてみよう
また、カードローン会社やカードローンの利用状況によっても異なるのですが、目安として3か月〜半年以上利用していると、増枠申請に通過させやすい傾向があるんですよ。
他社からの借り入れ件数や借り入れ総額に問題がある
もしあなたが、他社のカードローンからすでに借り入れている場合は、他社からの借り入れ件数や借り入れ総額に注意しておかなければいけません。
他社カードローン利用が4件以上あると審査に通らない
すでに他社カードローンを4件以上利用している人は、残念ながら新規カードローンの通過見込みはほぼありません。もし4件以上の借り入れを行なっている人は、いくつかのカードローンを完済してから新規のカードローンを申し込むようにしましょう。
他社カードローンですでに総量規制の上限額近くまで借り入れている場合
他社カードローンで総量規制となる年収3分の1近くまで借り入れている場合も、審査に通らない場合が多いのです。消費者金融では総量規制の対象となるので、そもそも総量規制内のお金しか借りられません。総量規制の対象外である銀行カードローンも、近年では貸し付け金額の自粛傾向にあるので、総量規制近くまで借り入れている人は、審査通過が難しいと言えます。
信用情報に傷がある
信用情報とは、カードローンやクレジットカードの利用履歴のことを指します。カードローンやクレジットカードの返済時に未納や滞納などを起こしている人は、信用情報に傷がついている状態なんです。
延滞を何度も起こした履歴が信用情報にあると審査に通らない
一度だけの滞納履歴であれば、「返済をうっかり忘れていたのかな?」と、審査時には大目に見られる場合が多いのですが、何度も滞納をしている人であれば、「お金にだらしのない人」として判断されてしまい、カードローンの審査に通らない可能性が高くなります。
信用情報の支払い履歴は2年間残される
また、信用情報には直近2年間の返済履歴が残されます。ですから、過去に返済トラブルを起こしてしまった人は、トラブルから2年経ってから新規カードローンに申し込む方が審査に通過させやすくなりますよ。
自己破産を起こしてしまったら5〜10年間はブラックリストに入ってしまう
自己破産を起こした場合はどうなるのでしょうか? 実は自己破産は最も悪い事故情報となり、5年間〜10年間はブラックリストに入ってしまいます。ブラックリストに入ってしまうと、カードローンなどの各種ローンに通らなくなり、審査がとても簡単な年会費無料のクレジットカードですら通らなくなるんです。
信用情報をきれいな状態に保つには?
信用情報をきれいな状態に保つ方法はひとつしかありません。しっかりと返済期日に間に合うように支払いを続けることです。ですから、現在カードローンやクレジットカードを利用している人は、しっかり返済を続けてきれいな支払い履歴を残していきましょう。
スーパーホワイトの可能性
カードローン審査では信用情報の利用履歴が重要な項目となっていましたが、スーパーホワイトと呼ばれている、全く信用情報の履歴がない人も実はカードローン審査に落とされてしまう可能性が高いのです。
30代以上でスーパーホワイトの人はほとんど審査に落とされる
例えば30代以上の一般的な社会人であれば、クレジットカードを利用したことがない人はほぼいないですよね。ですから、ある程度年齢を重ねた人がスーパーホワイトであれば「なぜ利用履歴がないんだろう」と怪しまれてしまうのです。
自己破産してから5年〜10年経つとスーパーホワイトとなる
実は自己破産後5年〜10年程度経つと、信用情報が真っさらな状態となりスーパーホワイトになるんです。ですから、年齢を重ねている人でスーパーホワイトであれば「過去に自己破産した人かもしれない」と疑われてしまう場合があるのです。実際には30歳以上のスーパーホワイトの人は、ほとんどが過去に自己破産を経験しています。このように、あまりにも信用情報が綺麗過ぎてもカードローン審査には不利となるんです。
20代の若い人はスーパーホワイトでも審査に影響しない
まだ若い人は信用情報が真っさらなスーパーホワイトでもおかしくはありません。20代前半の年齢であれば、クレジットカードやカードローンも利用したことがない人も多いですよね。ですから、まだ年齢が若い人はスーパーホワイトを気にしなくても大丈夫なんですよ。
通らないカードローン|審査に通過させるために気をつけておくポイント
カードローンが通らない人は、通らない理由が必ずあるはずです。これからお伝えするポイントにご自身が当てはまっていないか確認していきましょう。
ステータスが弱いが審査基準の高い銀行カードローンを申し込んでいる場合
アルバイトやパートの人で年収が少なくてステータスが弱い人は銀行カードローンに通過させるのは難しいです。もしあなたの年収が少ないときには、消費者金融のカードローンを選んでみましょう。
消費者金融のカードローンは多少ステータスが弱くても通過できる可能性が高い
消費者金融のカードローンは年収150万円前後が審査通過のボーダーラインとは言われていますが、実は年収が100万円程度でも多くの人がカードローン審査に通過させています。
10万円の希望限度額はカードローン審査に通過しやすい
実はステータスの弱い人は希望限度額も少額で申請しているため、カードローン審査に通過させやすいんです。例えば年収100万円程度の人で消費者金融のカードローンを利用するときには、総量規制の影響から33万円までしか借入れできません。しかし、総量規制ギリギリの希望額30万円では審査に通らない場合も多いので、余裕を持った限度額の10万円程度であれば、十分審査に通過できる見込みがあるんです。
カードローン審査に通らない時は希望額を下げてみよう
もしあなたが総量規制ギリギリの限度額を希望していて審査に通らないのであれば、思い切って限度額を少なく申請してみましょう。そうすることであっさりカードローン審査に通過した人も多いのでおすすめの方法と言えます。
どうしてもカードローン審査に通らない時には
希望限度額を下げたりしても、消費者金融のカードローンにどうしても通らないときには家計の見直しを行ってみましょう。実はカードローン利用者の中には、お金の使い方が上手ではない人も多く、家計を見直すことで無駄な出費を削って必要なお金を捻出できる可能性もあるんです。
ヤミ金は絶対に利用しない
また、カードローンに通らない人はヤミ金の誘いには注意しておきましょう。ステータスの弱い人や、過去に金融事故を起こした人に対しても「お金を貸しますよ」と甘い言葉で誘ってきます。しかし、一度ヤミ金を利用してしまうと、法外な高い利息や脅迫まがいの取り立てにあってしまう可能性が高いのです。
それでもどうしてもお金が必要な時は家族に頼んでみること
どうしてもカードローンに通過しなくて、お金に本当に困っている状態にある人は、ご家族や兄弟に頼んでみることをおすすめします。本当に困ったときに頼りにできる友人に頼んでみるのも良いかもしれませんね。しかし、お金の問題は家族関係や友人関係に傷をつけてしまうこともあるので、十分に気をつけておきましょう。
お金に困らないようにするために
お金に困らないようにするためには、毎月の収入額と出費額をしっかりと家計簿で管理しておくことです。家計簿は記入や計算が面倒だと思う人は、スマホのアプリである家計簿を利用してみるのも良いですね。スマホアプリでは自分で計算する必要がなく、自動で計算した家計簿の結果を教えてくれます。身近なツールを利用して、ご自身の家計の管理を行いお金の流れを把握しておくことも非常に重要です。
カードローン審査に通らない時はご自身の状況を見直してみましょう
カードローン審査に通らないのは必ず理由があります。ステータスが弱かったり、年齢が若かったり、過去に支払いトラブルがあって信用情報に傷があったり、様々な要因が審査に影響を与えている可能性があります。
もしカードローンに通らない時は、ご自身が置かれている状況をもう一度見直してみて、ご自身のステータスに合うカードローンを選び直してみることをおすすめします。例えステータスが弱くてもあなたに合うカードローンは必ずあるはずです。このサイトでも審査基準が緩やかな消費者金融のカードローンもたくさん紹介しているので、ぜひ参考に様々なカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。