フリーターがカードローン審査を通過するために知っておくべきポイント
フリーターの方の中で、できるだけ早く手軽にお金を借りたいと考えている方は、銀行や消費者金融が提供している「カードローン」での借入がオススメです。
ただし、「フリーター」というステータスは、雇用が安定していない・収入があまり多くないという点から、会社員などの正社員の方に比べて、カードローンの審査がやや難しくなる傾向があります。
そこで本記事では、「フリーターがカードローン申し込み時に審査される項目」、「フリーターの方がカードローン審査通過を目指すために押さえておきたい5つのポイント」、「フリーターが審査に落とされないための注意点」、「フリーターが審査通過のために申し込むべきカードローン」などについて、詳しく解説を進めていきます。
アルバイト等で生計を立てているフリーターの方は、本記事で解説する「カードローン審査に通過させるコツ」をしっかり押さえて、カードローン契約を成功させてみましょう。
この記事で分かること
フリーターがカードローン申し込み時に審査される項目
まず、フリーターの方がカードローン申し込み時に審査される項目について、把握しておきましょう。
- 年齢
- 毎月継続した安定収入
- 勤続年数の長さ
- 家族構成
- 住まい
年齢
フリーターの方も銀行や消費者金融カードローンを利用できるのですが、「20歳以上」であることが申し込み時の必須条件です。
カードローン名 | 申し込み対象年齢 |
---|---|
アコム | 20歳以上69歳以下 |
アイフル | 20歳以上69歳以下 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 20歳以上65歳未満 |
上の表を見て分かる通り、上限の年齢はカードローンにより異なりますが、下限は全て「20歳以上」となっています。
20歳未満の未成年者は法律上、単独で契約できない
20歳未満の未成年者は、成人に比べて「契約に関する知識や経験が不足している」ことから、「制限行為能力者」にあたり、単独で契約できません。また、未成年者が単独でカードローン契約を結んだ場合、「一方的に解約できる」と民法で認められています。
このため、カードローンを提供している金融業者は、20歳未満の未成年の方へは(原則)カードローンを提供していないのです。フリーターで未成年の方は、20歳以上(成人)になってからカードローンへ申し込むようにしてください。
毎月継続した安定収入
カードローンの審査では、毎月安定した収入があるかどうかをチェックされます。毎月1回以上の安定収入がないというフリーターの方は、毎月1回以上の継続した収入を得た上でカードローンへ申し込んでみましょう。
年収150万円〜のフリーターの方もカードローン審査を目指せる
なお、カードローン審査通過のために高い収入はあまり必要ではなく、銀行カードローンでは年収200万円ほど、消費者金融カードローンなら年収150万円ほどあれば、フリーターの方も審査通過を目指せるでしょう。
勤続年数の長さ
フリーターの方のカードローン申し込み時には、勤続年数の長さも審査対象となります。勤続年数が長いほどカードローン審査が有利になり、勤続年数が短いほど審査が不利になる点に注意してください。
家族構成
フリーターの方がカードローンへ申し込んだ場合、家族構成も審査の対象となります。
未婚、既婚、子供の有無などを審査され、毎月の資金に余裕がある(と見られやすい)未婚の方は、カードローン審査が有利になる傾向があります。
住まい
現在住んでいる家が「持ち家、賃貸」なのかにもよって、カードローン審査に影響があります。
持ち家(実家含む)> 賃貸の一軒家や賃貸マンション > アパート > 公営団地
住まいに関しては、家賃の有無、家賃の高さにより、上のような順でカードローン審査が有利になると考えられます。
フリーターがカードローン審査に通過させるために押さえておきたい5つのポイント
続いて、フリーターの方がカードローン審査に通過させるために「押さえておきたい5つのポイント」について解説します。
- 1年以上の勤続年数がある
- 希望借入額は10万円〜30万円までに抑える
- 社会保険に加入している
- 年収は手取りではなく、額面を伝える
- クレジットカードやスマホの分割払いの支払い遅れがない
1年以上の勤続年数がある
フリーターの方は、勤続年数を1年以上積み上げてから申し込みを進めてみましょう。
1年以上の勤続年数があれば、カードローン審査で良い評価を得られ、カードローンの審査通過率を高められるでしょう。
希望借入額は10万円〜30万円までに抑える
フリーターの方は、年収があまり高くない方も多いという点から、カードローン審査が不利になる傾向があります。
また、カードローン審査では、高額な借入額ほど(カードローン会社は借金未返済時の赤字のリスクが大きいため)審査難易度が高まり、少額の借入額ほど審査難易度が緩やかになる傾向があります。
このため、フリーターの方は、あまり高額な限度額を希望せず、10万円〜30万円以内の少額の限度額でカードローンへ申し込む方が、カードローン審査が有利になります。
社会保険に加入している
また、フリーターの方でも「社会保険に加入している」方のほうがカードローン審査が有利になる傾向があります。フリーターの方が社会保険証に加入するには、以下の条件を満たしている必要があるためです。
・所定労働時間が週30時間以上
または、以下の条件を全て満たす方
・所定労働時間が週20時間以上
・月額賃金8.8万円以上
・勤務期間1年以上(見込み)
・従業員規模501名以上
社会保険に加入しているフリーターの方は、継続して安定収入があると判断できるため、カードローン審査通過率を高められます。
年収は手取りではなく、額面を伝える
カードローン申し込み時には「年収」の記入欄がありますが、手取り金額ではなく、給与明細書の「額面」を申請すればOKです。
カードローン申し込み時には、所得税や住民税、雇用保険が天引きされた後の手取り金額を申請するフリーターの方もいるのですが、収入が少ない=審査が不利になるので、必ず「給与明細書の額面」を入力しましょう。
クレジットカードやスマホの分割払いの支払い遅れがない
フリーターの方の中で、現在クレジットカードやスマホの分割払いを利用中の方は、返済遅れや返済忘れがないようにしてください。
返済遅れがあると信用情報に傷がつく
クレジットカードやスマホの分割払いの返済遅れがある場合、信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行協会)に保管されている信用情報に「滞納」の履歴が残されてしまいます。
信用情報の滞納履歴は、カードローン審査が不利になり、カードローン審査に日数がかかる、または、カードローン審査に落とされる可能性があるので、現在、クレジットカード等の支払いを行なっているという方は返済忘れがないよう十分注意してください。
カードローンの審査でフリーターが注意すべき点とは
続いて、フリーターの方が、カードローン審査で注意しておきたい点について解説します。
嘘の申請は絶対にしてはいけない!
フリーターの方の中には、年収が少なくカードローン審査に通過できるか不安…という方もいるでしょう。しかし、年収や勤務先を詐称してカードローンへ申請するのは絶対にしてはいけません。
嘘の申請をしてもカードローン会社に必ずバレます。また、カードローン会社から悪意のある嘘だと判断されてしまうと、訴えられて詐欺罪で捕まる恐れもあるため、必ず「本当の情報」でカードローンへ申し込むようにしてください。
勤務先への在籍確認の電話で勤務先にカードローンがバレる?
また、カードローンの申し込み〜審査時には、カードローン会社から勤務先(バイト先)へ在籍確認の電話連絡が行われる点に注意が必要です。
在籍確認とは、「申込者が勤務先に在籍しているのかを確認する」ことを指します。通常、電話による在籍確認が行われますが、カードローン会社名やカードローン名を名乗られず、担当者の個人名で電話がかかってくるため、勤務先にカードローンの利用が直接バレる恐れはありません。
クレジットカードへ申し込んだと伝える
少しでも在籍確認の電話連絡が勤務先、バイト先に怪しまれたくないフリーターの方は、勤務先へ「クレジットカードへ申し込んだから、クレジットカード会社から電話があるかもしれない」と伝えておくのもオススメです。
クレジットカードも在籍確認が行われているため、勤務先に在籍確認の電話連絡があってもカードローンの利用が怪しまれる恐れはないでしょう。
消費者金融カードローンは年収3分の1超のお金を借りられない
また、消費者金融カードローンは、総量規制の適用から「利用者の年収3分の1超」のお金を借りられないので注意してください。
例えば年収150万円のフリーターの方であれば、借入上限50万円、年収180万円の方であれば借入上限60万円となります。
カードローンへの申し込み時には、総量規制の範囲内の借入希望額で申し込むようにしましょう。
複数カードローンへの多重申し込みをしない
なお、フリーターの方で年収などに関するステータスに自信がないからといって、複数のカードローンへの多重申し込みはしないでください。
カードローンへの申し込み情報は「信用情報」に記録されます。同時期に複数のカードローンへの申し込み=お金のトラブルがある人として判断されやすく、カードローン審査に落とされる可能性が高まるため、申し込むカードローンを1つに絞り込んだ上で手続きを進めてみましょう。
フリーターが審査通過を目指しやすいカードローン
最後に、フリーターの方が審査通過を目指しやすいカードローンについて紹介します。
レイクALSAのカードローンはフリーターの方でも審査通過を目指せる
レイクALSAのカードローンの公式サイトには、アルバイトやパートなどのフリーターの方も利用できるとの記載があります。
はい、パートやアルバイト等でも安定した収入のある方であれば、お申込みいただけます。
出典:よくあるご質問|レイクALSA公式サイト
このようにレイクALSAでは、パートやアルバイトなどのフリーターの方へも積極的な貸付を行っていると考えられます。
レイクALSAのカードローンは最大180日間の無利息期間がある
また、レイクALSAのカードローンには、「借入金額全額30日間の無利息期間」または、「5万円まで180日間の無利息期間」のサービスがあります。
フリーターの方の中で5万円以内の少額の借入を検討している方は、「レイクALSA」の180日間無利息期間でお得にキャッシングできる可能性があるでしょう。
レイクALSA
審査時間 | 画面に審査結果を表示 | 融資時間 | 契約後最短即日※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で最短当日中にお振込みが可能です。 一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。 |
---|---|---|---|
利用限度額 | 500万円 | 実質年率 | 4.5%~18.0% |
レイクALSAのカードローンはフリーターの方も利用できる!レイクALSAは180日間の無利息期間があるため、短期間だけの借入の方は利息0円での借入も期待できます。
フリーターの方は審査難易度が緩やかな消費者金融カードローンで審査通過を目指そう
本記事では、「フリーターがカードローン申し込み時に審査される項目」、「フリーターの方がカードローン審査通過を目指すために押さえておきたい5つのポイント」、「フリーターが審査に落とされないための注意点」、「フリーターが審査通過のために申し込むべきカードローン」などについて、詳しく解説を進めてきました。
フリーターの方も要点を押さえておけばカードローンの審査通過は難しくない
- フリーターのカードローン審査時にチェックされるのは年齢・収入・勤続年数・家族構成・住まいなどの項目
- フリーターの方が審査通過を目指すのであれば1年以上の勤続年数を積み上げておく
- フリーターの方は希望借入額10万円〜30万円ほどにしておくほうがカードローン審査に通過させやすい
- 社会保険に加入しているフリーターの方はカードローン審査が有利になる
- クレジットカードなどの支払いに遅れないように注意する
- 年収が少なくても絶対に嘘の申請はしない
- 電話での在籍確認が怪しまれないように「クレジットカード」に申し込んだと伝える
- 消費者金融カードローンは総量規制の適用から年収3分の1超のお金を借りられない
- フリーターの方で少額の借入を希望する方は180日間の無利息期間があるレイクALSAのカードローンがオススメ
フリーターの方は、カードローン審査時に年齢・収入・勤続年数・家族構成・住まいなどの項目をチェックされます。また、カードローンの審査を有利にするためには「1年以上の勤続年数を積み上げる」、「借入希望額を10万円〜30万円程度に抑える」、「年収は額面で伝える」、「社会保険に加入している」、「信用情報に傷をつけない」などが挙げられます。
フリーターの方でもポイントさえ押さえておけば、カードローン審査通過は難しくありません。
フリーターの方でお金を借りたい方は、ぜひ本記事を参考にしながらカードローンの審査に通過させて、生活費等の借入に成功させてみましょう。