ANA JCBカード ZERO|メリットや評判を徹底解説!
ANA JCBカードZEROは、こんな人におすすめ
ANA JCBカードZEROは、JCBの発行するANAカード。ANAカードとしては初の年会費無料カードでもあります。申し込みには条件があり、18歳~29歳以下限定のANAカードとなっており、しかも5年間限定のクレジットカードとなっています。
ANA JCBカードZEROは、5年間経過後にはANA JCB一般カードへと切り替えになります。ちなみに一般カードという位置付けですが、ANA JCB一般カードとは内容がやや異なっているのが特徴です。そんなANA JCBカードZEROのおすすめポイントやおすすめできる人について解説していきます。
若者でも手軽に持てるANAカードをお探しの方!ANA JCBカードZEROは年会費無料のANAカード
ANA JCBカードZEROは、ANAカードしては初めて年会費無料を実現したことでも知られています。しかも申し込めるは29歳以下の若者のみというのが大きな特徴です。維持コストをかけず、手軽にANAマイルを貯めたいという若者におすすめのANAカードです。
ただし、ANA JCBカードZEROを持てるのは5年間のみ。5年経過後はANA JCB一般カードへと切り替えなければなりません。切り替えは自動で行われますが、切り替え後は年2,200円(税込)の年会費が発生します。
気軽にANAマイルを貯めたい方!ANA JCBカードZEROでANAカードマイルプラスやボーナスマイルでANAマイルが貯まる
ANA JCBカードZEROも、若者限定や年会費無料という特徴こそあれ、ANAをお得に活用できるANAカードであることは変わりありませんから、ANAマイルを効果的に貯めることのできるクレジットカードです。特約店で直接ANAマイルが貯まるANAカードマイルプラスを利用できるほか、ボーナスマイルとして搭乗時に区間マイルの10%が加算されます。
電子マネーの利用でもANAマイルを貯めたい方!ANA JCBカードZEROは楽天Edy搭載でマイルも貯まる
ANA JCBカードZEROも他のANAカードと同様に楽天EdyやQUICPayなどの電子マネーが搭載されます。特に楽天Edyを利用した場合、通常は200円ごとに1マイルの付与となりますが、Edyマイルプラスの加盟店で利用すると還元率が2倍の1.0%となるほか、ANAマイレージクラブ モバイルプラスの会員になれば3倍の1.5%という高還元率で利用することができます。
さらに、後払い式電子マネーのQUICPayなら、nanacoと紐付けて利用できる「QUICPay(nanaco)」を利用できます。これを利用すると、セブンイレブンなどで最大1.25%という高還元率で利用することができます。細かい内訳は詳述しますが、セブンイレブンなどでショッピングする機会の多い方にはおすすめです。
安心してカードショッピングを楽しみたい方!ANA JCBカードZEROはショッピング保険が付帯
ANA JCBカードZEROには、年間最高100万円のショッピングガード保険が付帯しています。海外でのショッピングでのみ適用される保険ですが、JCBのリボ払いサービス「支払い名人」の定額コースを利用している場合は国内のショッピングでも適用されます。
ANAカードの会員特典で空港ショップや機内販売等をお得に利用したい方!
ANA JCBカードZEROでも、ANAカード会員優待割引や提携ホテル・レンタカー特典などのサービスを利用できます。このサービスはAMA一般カードと同等のサービスを受けられます。機内販売や空港免税店などをお得に利用でき、空港でのショッピングや機内販売をよく利用される方にはベネフィットの大きいサービスです。
ANA JCBカードZEROの紹介まとめ
ANA JCBカードZEROは、年会費無料で持つことのできる29歳以下のANAカードです。通常のANAカードと同様にANAカードマイルプラスやANAカード会員優待割引などのサービスも利用できるため、年間維持費ゼロでANAカードを持ちたい若者におすすめです。
ANA一般カードとは異なり海外旅行傷害保険などの付帯はありませんが、ショッピング保険として年間100万円までの補償を受けられるショッピングガード保険も付帯していますし、電子マネーとの併用でもANAマイルを貯めやすいのが特徴です。
ANA JCBカードZEROの概要
ではここで、ANA JCBカードZEROの概要についてまとめておきましょう。
ANA JCBカードZEROの概要
- 申し込めるのは18歳~29歳の若者だけ!
- 年会費は無料!維持コストゼロで持てるANAカード!
- ANAカードマイルプラスやANAカード会員優待割引などの各種サービスも利用できる!
- 年間最高100万円のショッピングガード保険!国内でもリボ払いの定額コースで補償される!
- ボーナスマイルとしてフライト時に区間マイルの10%が加算される!
- 楽天EdyやQUICPayの利用なら高還元率でマイルを貯めることも可能!
ANA JCBカードZEROの最大の魅力は、ANAカードを年会費無料で持つことができるというところ。ボーナスマイルやショッピングで手軽にANAマイルを貯めることができるので、ANAマイル初心者の若者におすすめの1枚です。
ANA JCBカードZEROの特徴
ここからはANA JCBカードZEROについてメリットやデメリットなどの特徴をご紹介していきます。
ANA JCBカードZEROと他のANA一般カードの比較!
ANA JCBカードZEROは、ANAカードの中でも一般カードの位置付けとなるカードですが、ANA一般カードとは多少異なるスペックとなっています。ANA JCBカードZEROの特徴をご紹介していく前に、まずはANA JCBカードZEROとANA JCB一般カードとの違いを比較しておきましょう。
クレジットカード名 | ANA JCBカードZERO | ANA JCB一般カード |
---|---|---|
申込資格 | 18歳~29歳(学生不可) | 原則として18歳以上(学生不可) |
年会費 | 無料 ※5年経過後ANA一般カードへ切り替えに伴い2,200円(税込)の年会費が発生 |
2,200円(税込) ※初年度年会費無料 |
マイル移行レート | 5マイルコース:1pt=5マイル マイル移行手数料無料 |
5マイルコース:1pt=5マイル 10マイルコース:1pt=10マイル 10マイルコースはマイル移行手数料5,500円(税込) |
ボーナスマイル | ・フライトごとに区間マイルの10%付与 | ・入会&継続時に1,000マイル ・フライトごとに区間マイルの10%付与 |
付帯保険 | ・ショッピングガード保険:最高100万円/年(海外のみ) | ・海外旅行傷害保険:最高1,000万円 ・国内旅行傷害保険:― ・国内航空傷害保険:最高1,000万円 ・ショッピングガード保険:最高100万円/年(海外のみ) |
内容が少し物足りないANA JCBカードZERO!選び方の基準を解説
以上のように比較してみますと一目瞭然ですが、ANA JCBカードZEROはANA JCB一般カードと比較しても内容が物足りないものになっています。もちろん、年会費無料で利用できるわけですから、ANA JCB一般カードよりも内容が乏しくなってもしかたがないという見方は当然です。
ただし、若者限定とはいえ持てるのは5年間だけですし、ANA JCB一般カードも18歳以上の社会人であれば持つことができます。しかも5年経過後には結局ANA JCB一般カードへと切り替えになりますし、ボーナスマイルにしても入会&継続ボーナスがANA JCBカードZEROにはありません。また、マイル移行に関してもANA JCBカードZEROは5マイルコースのみで、10マイルコースはありません。
マイルの貯めやすさで考えると、年間維持費がかかったとしてもANA JCB一般カードの方が秀逸です。そうなると、ANA JCBカードZEROよりもANA JCB一般カードを選んだほうが手っ取り早いということになってしまいます。ANA JCBカードZEROをわざわざ選ぶメリットがないからです。
しかしここで、視点を変えて年間維持費という部分だけを見てみますと、ANA JCBカードZEROを選ぶ基準が見えてきます。それはつまり審査難易度です。ANA JCB一般カードの場合は年会費やマイル移行手数料がかかるという点で審査難易度がやや高めです。
しかし、年会費無料でマイル移行手数料も不要なANA JCBカードZEROなら、審査難易度という点だけはANA JCB一般カードよりも優れています。つまり、ANAカードを作りたいけれど審査が不安だという若者のためのANAカードということになります。
ANA JCBカードZEROの申し込みは29歳以下限定!5年間だけ持てる特別なANAカード!
ANA JCBカードZEROは、18歳~29歳だけの人が申し込めるANAカードですが、所持できるのは5年間のみです。若者限定&5年間限定という特別なカードなのです。
5年経過すると、自動的にANA JCB一般カードへと切り替えになりますので、まずはANAカードとはどういうものなのかを試す1枚として利用してみるのもいいでしょう。
ANA JCBカードZEROの年会費は無料!維持費のかからないANAカードはレア!
ANA JCBカードZEROが他のANAカードよりも秀逸なところは、年会費が無料だという点です。年会費無料で利用できるANAカードは、在学中が無料になるANAの学生カード以外にはありません。一般カード以上のクラスで年会費無料となるのは、このANA JCBカードZEROだけです。
5年経過後はANA一般カードへ切り替え!年会費が発生するので注意!
ANA JCBカードZEROは5年間限定のANAカードです。年会費無料で利用できるのは魅力ですが、それも5年間限定で受けられるメリットとなります。入会して5年が経過すると、自動的にANA JCB一般カードへと切り替えになるので、それに伴って年会費も発生します。年会費はANA JCB一般カードの2,200円(税込)です。
ANA JCBカードZEROには年間100万円のショッピング保険が付帯!
ANA JCBカードZEROには年間最高100万円のショッピングガード保険が付帯しています。海外でのショッピングのみの適用となりますが、国内でもリボ払いサービス「支払い名人」の定額コースへ登録すれば同じようにショッピングガード保険が適用されます。
その他の付帯保険はなし!旅行に携行するには不向きな1枚
ANA JCBカードZEROにはショッピングガード保険以外に付帯保険がありません。ANA JCB一般カードのように海外旅行傷害保険も付帯していないため、海外旅行へ行くにはANA JCBカードZERO1枚だけでは不安です。海外旅行傷害保険の自動付帯しているクレジットカードをサブカードとして携行するなどの対策も必要になります。
ANA JCBカードZEROのマイル付与率は0.5%!還元率アップにはANA特約店等の利用が不可欠
ANA JCBカードZEROのマイル付与率は0.5%と平凡です。他のANAカードでは5マイルコースか10マイルコースかを選ぶことができ、10マイルコースを選べば1.0%のマイル付与率となりますが、ANA JCBカードZEROは5マイルコースしか選べないため、マイル付与率をアップさせることができないのです。
ANA JCBカードZEROで効果的にANAマイルを貯めるためには、ANAカードマイルプラスの加盟店舗で利用するのがおすすめです。ANAカードマイルプラスの特約店で利用すると100円~200円ごとに1マイルが付与され、還元率は最大で1.0%です。しかもJCBのOkiDokiポイントも同時に貯まるため、合わせて1.0%~1.5%の還元率で利用できる計算です。
ANAマイレージモールでネットショッピングでもお得にANAマイルを貯めよう!
さらに、ANAの運営するオンラインモール「ANAマイレージモール」でも、OkiDokiポイントを経由せずに直接ANAマイルを貯めることができます。お馴染みの大手ネットショッピングも利用できるるほか、こちらもOkiDokiポイントとの二重取りが可能なので、実質的に還元率アップを図ることができます。
10マイルコースは選べない!ANA JCBカードZEROは5マイルコース一択!
ANAカードには、OkiDokiポイントからマイルへの移行をするにあたって、5マイルコース(1pt=5マイル)と10マイルコース(1pt=10マイル)の2種類から選ぶことができます。しかし、ANA JCBカードZEROでは5マイルコースしか選ぶことができません。
他のANAカードの場合、10マイルコースではマイル移行手数料が5,000~6,000円発生してしまうため、ANA JCBカードZEROはマイル移行手数料がかからないのはメリットですが、ガッツリとポイントを貯めてからマイルへ移行したい人にとってはややデメリットです。マイル移行手数料が発生したとしても、やはりしっかりとマイルを貯めたい場合は10マイルコースの方が結局はお得でもあったりするからです。
ANA JCBカードZEROに搭載の電子マネーでお得にマイルを貯める!QUICPay(nanaco)で高還元率
ANA JCBカードZEROはJCB発行のクレジットカードですので、後払い式電子マネーのQUICPayを搭載できます。コンビニなどで事前チャージ不要で利用できる便利な電子マネーですが、QUICPayの場合はnanacoと連動して利用できる「QUICPay(nanaco)」というサービスがあります。QUICPay(nanaco)をセブンイレブンなどで使用すると、通常は事前チャージの必要なnanacoを後払い式として利用できるようになります。
QUICPay(nanaco)を利用すると、1,000円ごとに1ポイントのOkiDokiポイントが貯まり、しかもセブンイレブンはANAカードマイルプラスの特約店なので還元率0.5%で直接マイルが貯まります。これで合計1.0%の還元率です。さらにnanacoポイントも還元率0.5%で貯まるほか、nanacoポイントが500ポイントに達すれば250マイルへと移行することができます。これら全てを合わせると、実質的なマイル還元率が1.25%へと跳ね上がります。
楽天EdyでもANAマイルが貯まる!ANAマイレージクラブ モバイルプラスと組み合わせれば還元率1.5%!
ANA JCBカードZEROには、楽天Edyが搭載されています。楽天Edyを利用すると、200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)が貯まりますが、「Edyマイルプラス」の加盟店で利用すると、2倍の1.0%で利用できます。以下が、Edyマイルプラス提携店舗です。
- ニッポンレンタカー
- 紀伊國屋書店
- 大丸・福岡天神店
- 沖縄ファミリーマート
- エスカ地下街(名古屋駅新幹線口)
- アネックス(名古屋栄キタ)
- マツモトキヨシ
- はるやま
さらに、ANAマイレージクラブ モバイルプラス(月額330円(税込))へ加入すると、Edyでの還元率が3倍の1.5%となります。月額330円なので税込みで年間4,000円近くの維持費がかかってしまいますが、Edyの利用頻度が高いのであればANAマイレージクラブ モバイルプラスへ加入した方がお得です。
フライトでもお得にANAマイルが貯まる!ANA JCBカードZEROで区間マイル+10%付与
ANA JCBカードZEROは、フライトでもお得にマイルが貯まります。搭乗ごとに、区間基本マイルの10%がボーナスとして付与されます。搭乗機会の多い方にとってはメリットのある1枚です。
他のANAカードのような入会&継続ボーナスは付与されないのが残念!
しかし、ANA JCBカードZEROには、他のANAカードでは付与されている入会ボーナスマイルと毎年の継続ボーナスマイルがありません。マイルを貯める上でもボーナスマイルというのはとても重要ですので、付与されるのがフライトボーナスマイルだけしかないというのはデメリットです。
ANA JCBカードZEROの審査は他のANAカードよりも低め!?審査通過率は高い!
年会費無料で29歳以下しか持つことのできないカード、しかも5年間しか持つことの許されないという、ある意味でプレミアムな価値を持つANA JCBカードZEROですが、年会費無料で若者向けカードということもあり、他のANAカードよりも審査難易度が低めという大きなメリットを持っています。
確かにカードのスペック自体はどうしても他のANAカードよりも劣ってしまいますが、それでも年会費無料で持てる唯一のANAカードととしての地位は揺るぎません。審査に不安があってANAカードの申し込みを躊躇している人も、審査通過の可能性がグッと高まります。
ANA JCBカードZEROでANAカード会員特典を活用!空港&フライト利用もさらに充実!
他のANAカードと比べてボーナスマイルが少ないなど、ややデメリットが多いイメージのANA JCBカードZEROですが、もちろん、ANAカードですのでANAカードの会員特典を利用することができます。
- ビジネスきっぷ
- 機内販売10%OFF
- ANA FESTA10%OFF
- astyle5%OFF
- 旅行商品5%OFF
- ビジネス公開講座15%OFF
- 空港免税店5%OFF
- 提携ホテル宿泊割引
- レンタカー割引
ANA JCBカードZEROで利用できる会員特典は、ANA一般カードと同等です。入会&継続ボーナスこそありませんが、空港や機内をお得に利用したい方にはそれなりのメリットがあります。
ANA JCBカードZEROの注意点・デメリット
ここまではANA JCBカードZEROのメリットと共にデメリットについてもご紹介してきましたが、最後に注意点とデメリットだけをまとめておきます。ANA JCBカードZEROおよびその他のANAカードを選ぶ際の参考にしてみてください。
5マイルコースしか選べない!ANAマイルをしっかり貯めたい人には不向き!
ANA JCBカードZEROは、5マイルコースしか選ぶことができません。10マイルコースで1pt=10マイルへ移行することができないため、効率よくANAマイルを貯めるという点では他のANAカードに劣ります。
他のANAカードでは付与される入会&継続ボーナスがないのでマイルを稼ぎにくい!
さらに、ANAカードのメリットでもある入会&継続ボーナスも、ANA JCBカードZEROでは付与されません。ANAマイルを貯めやすいと言われるANAカードの中にあって、最もANAマイルを貯めにくいのがANA JCBカードZEROの特筆すべきデメリットとなってしまっています。
5年間しか持てずしかも29歳以下限定!年会費無料でも5年経過後には一般カードへ切り替え
ANA JCBカードZEROの最大の特徴が「年会費無料の29歳以下限定ヤングカードで5年間だけしか持つことができない」という点です。年会費無料は大いに魅力的ですが、そのメリットを受けられるのは18歳~29歳の若者だけ。しかも5年間しか持つことが許されず、5年経過後にはANA JCB一般カード(年会費:2,200円)へと切り替えになります。
当然ですが、その後は再入会すらできません。若者だけが人生の5年間だけ利用できるという極めて特殊なANAカードなのです。
旅行傷害保険の付帯がない!海外での利用はANA JCBカードZEROだけでは不安!
ANA一般カードには最高1,000万円の海外旅行傷害保険などの付帯保険がありますが、同じ一般カードクラスであるにもかかわらず、ANA JCBカードZEROにはショッピングガード保険以外に付帯する保険はありません。海外旅行の際にANA JCBカードZEROだけではいざという時の安心が付帯していないことになります。
万が一のトラブルに備える意味でも、海外旅行傷害保険の付帯するクレジットカードをサブカードとして所持しておくのがおすすめです。
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