ANA JCB 一般カード|メリットや評判を徹底解説!
ANA JCB 一般カードの特徴
ANA JCB 一般カードは、JCBが発行する全日空(ANA)との提携カードです。毎年ボーナスマイルを獲得できるほか、ショッピングで貯めたポイントを高レートでマイルへ移行でき、ANAカード会員のための限定特典も利用できるお得な1枚です。そんなANA JCB 一般カードの特徴についてご紹介します。
お買物とボーナスマイルでどんどんANAマイルが貯まるJCBのANAカード
ANA JCB 一般カードでは、ANA一般カードのボーナスマイルが付与されます。ボーナスは、入会ボーナスで1,000マイル、毎年継続するたびに1,000マイルを獲得できるほか、ANAのフライトを利用すると搭乗ごとに区間マイルの10%がボーナスとして加算されます。
通常のショッピングでは、カード利用1,000円ごとに1ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。貯めたポイントは1ポイント=最大10マイルに移行できます。還元率1.0%でマイルを獲得することができるので、効率的に貯められるのが特徴です。
また、ANAカードマイルプラスの加盟店でショッピングすれば、最大1.0%の還元率で直接マイルを貯めることもできます。ポイント還元率などの詳細は後述します。
ANAカード限定の優待が付帯!空港や機内でお得
ANA JCB 一般カードでは、ANAカード会員向けに提供されている限定特典が利用できます。
ANAカード専用運賃「ビジネスきっぷ」 | お得な会員専用運賃で、搭乗日当日の予約・変更が可能 |
---|---|
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス | 予約時にANAカード会員であることを伝えると宿泊料金が5%割引 |
レンタカー割引 | 【国内】 ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカーが5%OFF 【海外】 ハーツレンタカーが最大20%OFF |
空港免税店割引 | 対象の空港免税店で5%OFF |
国内線・国際線の機内販売割引 | ANA国内線と国際線、およびエアージャパン便で機内販売品をANAカードで決済すると10%OFF |
空港内店舗「ANA FESTA」で割引 | 空港内店舗「ANA FESTA」のANAカードを提示すると5%OFF |
成田空港のパーキング割引 | セントラルパーキング成田でANAカードをご提示すると駐車料金が特別割引 |
「ANAショッピング A-style」で割引 | ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」にてANAカードで購入すると5%OFF |
ANAカード割引 | ANAスカイホリデー、ANAハローツアー、ANAワンダーアースの対象旅行商品に直接申し込みすると5%OFF ※2021年3月31日申し込み分まで |
ツアーマイル | ANAスカイホリデー、ANAハローツアー、ANAワンダーアースの対象旅行商品に直接申し込みすると100円ごとに1マイル貯まる ※2021年4月1日出発分から |
ANAビジネスソリューション 公開講座受講料の割引 |
ANAの培ったノウハウをベースにした研修プログラムの公開講座が15%OFF |
ANA SKY コインへのご交換レートを優遇 | マイルからANA SKY コインへの交換率がアップする |
ANAカード会員限定イベント | マイルを使って参加できるイベントや招待型のイベントなどを開催 |
これらの特典はANAユーザーのための特典ですが、ANAマイレージクラブ(AMC)に加入しているだけでは利用できません。ANAカード会員だけが利用できる特別な優待です。
旅行傷害保険とショッピング保険が付帯する
ANA JCB 一般カードには、海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険、それにショッピングガード保険が付帯しています。海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険はそれぞれ最高1,000万円、ショッピングガード保険は最高100万円(海外)の補償です。付帯保険の詳細については後述します。
年会費初年度無料でリーズナブル
ANA JCB 一般カードの年会費は2,000円(税抜)とリーズナブルで、しかも初年度の年会費は無料なのも特筆ポイントです。ANAカード初心者も、年会費の無料期間を使えばお試し感覚で利用できるメリットがあります。
ANA JCB 一般カードは、こんな人におすすめ
ANA JCB 一般カードをおすすめできるのは、陸マイラーやANAカード初心者です。その理由について、以下に解説していきます。
効率よくマイルを貯めたい陸マイラーの人
ANAカードには搭乗ごとに獲得できるボーナスがありますが、ANA JCB 一般カードで獲得できる搭乗ボーナスは少ないためフライトでマイルを稼ぐ空マイラーにはおすすめできません。
ANAカードの種類 | 獲得できる搭乗ボーナス |
---|---|
ANA一般カード | 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10% |
ANAワイドカード ANAワイドゴールドカード |
区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25% |
上表のとおり、ANA一般カードの搭乗ボーナスは通常のフライトマイルに10%割増しでの付与となりますが、ワイドカードやワイドゴールドでは25%割増しです。
フライトでマイルを貯めるならANA一般カードではお得感が低いので、空マイラーならワイドカードやワイドゴールドを選ぶのがベストです。
逆に、ほとんどフライトを利用しない陸マイラーなら、搭乗ボーナスの低さがデメリットになることはありませんので、ANA一般カードだけで十分にお得です。
ANAカードのサービスを試してみたい人
ANA JCB 一般カードはANAカードのスタンダードタイプです。しかも年会費は初年度無料なので、ANAカード初心者にはうってつけの1枚です。
ANAマイレージクラブに加入しているだけでは利用できないANAカード会員限定の特典も付帯するので、「ANAカードがどのようなものか試してみたい」という人におすすめです。
ANA JCB 一般カードのメリット
ANA JCB 一般カードには、
- ANAマイルを貯めやすい
- 年会費がリーズナブル
- ANAカード会員限定の特典
- 旅行保険やショッピング保険が付帯
以上のようなメリットがあります。
ANAとの提携カードだからANAマイルを貯めやすい
ANA JCB 一般カードは、JCBとANAが提携したANAユーザーのためのクレジットカードです。貯めたポイントは高レートでANAマイルに移行できるほか、ANAカードマイルプラスの加盟店や、ANAの運営するオンラインモール「ANAマイレージモール」などで利用すれば直接マイルを貯めることができる便利でお得なマイルカードです。
マイル移行手数料がANA VISAよりもお得
ANA一般カードで貯めたポイントをマイルへ移行する際には、1P=5マイルのコースと1P=10マイルのコースかのどちらかを選べます。1P=10マイルのコースを選ぶと、高レートでマイルに移行できる代わりにマイル移行手数料が発生します(1P=5マイルのコースは無料)。
ただし、マイル移行手数料は国際ブランドによって異なっており、JCBで5,000円、VISAとMastercardで6,000円です。JCBの方がお得になっているので、マイル移行手数料を抑えたい人にはメリット大です。
2,000円の年会費で持てる!初年度無料でお得
ANA JCB 一般カードはANAカードのスタンダードタイプなので、ANAカードの中で最も年会費がリーズナブルなのも特徴です。年会費は初年度が無料で、次年度以降は2,000円(税抜)となっていますが、ANAカード会員限定の特典が付帯している点やマイルの貯まりやすさなどを加味すれば、十分にリーズナブルな年会費設定です。
機内販売や免税店で優待あり
ANA JCB 一般カードなら、ANAカード会員限定で提供されている優待特典を利用することができます。先述のとおり、空港内店舗や機内販売などで割引を受けられるなど、通常よりもお得にショッピングを楽しめます。
あくまでもANAカード会員向けの特典であり、ANAマイレージクラブに入会しているだけでは利用できないレアな特典です。
付帯保険で万一のアクシデントに備えられる
ANA JCB 一般カードには最高1,000万円の海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険、そして年間最高100万円のショッピングガード保険(海外)が付帯しますので、旅行やショッピング時のアクシデントにも備えることができます。ただし、付帯保険には後述するようなデメリットもあるので注意してください。
ANA JCB 一般カードのデメリット
ANA JCB 一般カードのデメリットは、
- 年会費割引特典がない
- 搭乗ボーナスが低い
- 付帯保険の補償に魅力がない
以上の3つです。以下、ご説明していきます。
ANA VISA 一般カードのような年会費割引特典がない
ANAカードには、本記事でご紹介しているANA JCB 一般カードのほかに、VISAとMastercardブランドもあります。年会費は、初年度無料で2年目以降は2,000円という条件こそ同じですが、VISA/Mastercardには所定の条件を満たすと2年目以降の年会費が割引になる「年会費割引特典」があります。JCBブランドには年会費割引特典がありませんので、年会費のお得感ではVISA/Mastercardに劣ります。
搭乗ボーナスが低いので空マイラーには損
既述しましたとおり、ANA JCB 一般カードで搭乗ごとに付与されるボーナスマイルは、上位カードであるANAワイドカードやANAワイドゴールドカードよりも低いため、フライトでマイルを貯めたい空マイラーにとっては使い勝手が悪いです。空マイラーなら上位カードの利用が絶対的におすすめです。
付帯保険の補償内容がイマイチ
一般カードながら、海外旅行傷害保険などの付帯があるのはメリットですが、補償の中身はイマイチです。国内ならば健康保険などもあるのでリーズナブルな医療費に抑えることができても、海外の医療費は高額になりがちなので、海外旅行では死亡よりもケガや病気に対する備えを充実させておくことが大切です。
しかし、ANA JCB 一般カードにはケガや病気に備える「傷害治療費」や「疾病治療費」の付帯がありませんので、ANA JCB 一般カードだけで海外旅行へ行くのは無謀です。万一のアクシデントに備えるためにも、旅行保険に加入していくなどの対策をしましょう。
ANA JCB 一般カードの評判
ANAの一般カードは、フライトを頻繁に利用するユーザーからはあまり高い評価を得ていませんが、ショッピングを中心にマイルを貯められるマイルカードとして、陸マイラーからは比較的高い評価を得ています。
陸マイラーやたまにフライトを利用するユーザーからの評判が良い
繰り返しになりますが、搭乗ボーナスが低いANA JCB 一般カードは、空マイラーよりも陸マイラーにおすすめのANAカードです。実際、普段のショッピングでマイルを貯めやすいカードとして、陸マイラーからも上々の評価を得ています。
また、貯めたポイントをマイルに移行する際に、6,000円(税抜/年)の移行手数料が発生するVISA/Mastercardよりも、5,000円(税抜/年)の手数料で済むJCBの方がお得だという声も多いです。
メインカードとして使うとどんどんマイルが貯まって便利という声も多い
ANA JCB 一般カードは、貯めたポイントを高レート(1P=最大10マイル)でANAマイルに移行できます。そのため、普段のメインカードとして活用すればどんどんマイルを貯めていくことができます。ANAのフライトを利用する機会の少ないユーザーからも、「一度も飛行機に乗らずにマイルがどんどん貯まるのでお得」という声が多数を占めます。
ANA JCB 一般カードの審査
ANA JCB 一般カードの気になる審査難易度についてご説明していきます。一般的に、航空系のクレジットカードは審査難易度が高めだと言われてはいますが、一般カードという点を考えればそれほど難易度は高くありません。
18歳以上で本人または配偶者に安定した収入があれば申し込める
ANA JCB 一般カードの申し込み資格は、「満18歳以上で本人または配偶者に安定継続した収入のある方」です。審査通過のための第一歩として、この資格をしっかり満たしていることが大切です。
この条件は、発行元であるJCB一般カードと同じなので、少なくともJCB一般カードの審査に通過できるくらいの属性であれば、ANA JCB 一般カードも十分に審査通過の可能性があります。
信用情報にトラブルがない人なら審査難易度は低い
申し込み資格を満たしていても、信用情報に問題があると審査通過率は下がります。クレジットカードやローンなどの返済を遅延・滞納していたりなどの金融トラブルはもちろん、カードローンなど無担保ローンの借り過ぎなどは審査にマイナスの影響を与えてしまいます。逆に、信用情報に何の問題もない人であれば、審査のハードルも低く、審査通過率が上がります。
ANA JCB 一般カードのキャンペーン
クレジットカードの入会は、入会キャンペーンが行われているタイミングがお得です。ANA JCB 一般カードであれば、2021年2月現在は「ANA JCBカードマイルプレゼントキャンペーン」として、
- 新規入会キャンペーン
- キャッシングサービス枠セットキャンペーン
以上2つのキャンペーンが行われています。
入会キャンペーンで25,000マイル以上獲得のチャンス
「ANA JCBカードマイルプレゼントキャンペーン」で行われている入会キャンペーンの内容は以下のとおりです。
カード利用金額に応じて最大25,000マイル獲得
新規入会してキャンペーン参加登録をしたANA JCB 一般カードで、キャンペーン期間内に所定の利用額に達すると、通常獲得ポイントとプレゼントポイントを合わせて最大25,000マイルを獲得できます。
期間内のカード利用額 | 通常獲得ポイント | プレゼントポイント |
---|---|---|
10万円以上 | 【10マイルコース】:1,000マイル 【5マイルコース】:500マイル |
500ポイント (1,500マイル) |
50万円以上 | 【10マイルコース】:5,000マイル 【5マイルコース】:2,500マイル |
2,000ポイント (6,000マイル) |
100万円以上 | 【10マイルコース】:10,000マイル 【5マイルコース】:5,000マイル |
5,000ポイント (15,000マイル) |
最大25,000マイルというのは通常ポイントを加えた数字なので、プレゼントポイントだけでいえば最大15,000マイル相当を獲得できます。ちなみにここでご紹介した入会キャンペーンの期間は、2020年12月1日~2021年6月30日です。
なお、キャンペーン期間中に100万円以上を利用した人の中から抽選で100名様に11,500ポイント(34,500マイル)をプレゼントしてくれます。もし当選すれば、一気に59,500マイルを獲得できる計算です。
【メモ】ボーナスポイントやプレゼントポイントは移行レートが異なる
ポイントからマイルへの移行については後ほど詳述しますが、「10マイルコース」なら1ポイント=10マイル、「5マイルコース」なら1ポイント=5マイルのレートです。ただし、プレゼントなどのボーナスポイントについては、1ポイント=3マイルでしかカウントされないため、最大5,000ポイントのボーナスポイントは15,000マイルの計算になります。
家族カードでOki Dokiポイント300ポイント
ANA JCB 一般カードの家族カードに新規入会すると、家族カード1枚につき300ポイントがプレゼントされます。プレゼントポイントは1ポイント=3マイルなので、900マイル相当を獲得できます。家族カード2枚までがキャンペーンの対象なので、最大で1,800マイルを獲得できます。キャンペーン期間は、2020年12月1日~2021年3月31日受付分までです。
ANA Payに3,000円以上チャージで500円キャッシュバック
ANAの「ANA Pay」に3,000円以上をチャージすれば、500円がキャッシュバックされます。ANA Payは、ANAマイレージクラブのアプリで利用できるANAのモバイル決済サービスで、ANA PayにチャージできるクレジットカードはJCBブランドのANAカードのみです(ANA Payへのチャージ分はポイント付与対象外)。
キャッシングサービス枠セットキャンペーン
入会キャンペーンとは別に行われているのがキャッシング関連のキャンペーンです。新規入会時ににキャッシング枠の設定とキャンペーン参加登録を済ませたANA JCB 一般カードで、期間中に10万円以上のカードショッピングをすると、プレゼントとして100ポイント(300マイル)を獲得できます。
ANA JCB 一般カードの還元率
ANA JCB 一般カードの基本還元率は0.5%ですが、マイルに移行する場合は基本還元率が最大1.0%にアップします。以下、還元率の詳細についてご説明していきます。
還元率0.5%でOki Dokiポイントが貯まる
ANA JCB 一般カードは、カード利用1,000円ごとに1ポイントの「Oki Dokiポイント」を獲得できます。1ポイントは5円の価値があるので、還元率は0.5%です。
ANA JCB 一般カードを利用しても、通常のショッピングでマイルを直接貯めることはできません。通常のショッピングでANAマイルを貯めるためには、ポイントからANAマイルに移行する必要があります。
ANAカードマイルプラスでマイル還元率最大1.0%
ただし、「ANAカードマイルプラス」の対象店舗であればショッピングで直接マイルを貯めることができます。100円または200ごとに1マイルを獲得でき、還元率にして0.5%~1.0%です。
マイル移行は10マイルコースと5マイルコースの2種類
貯めたポイントをマイルに移行するには、2種類のコースから選べます。1ポイントを10マイルに移行できる「10マイルコース」と、1ポイントを5マイルに移行できる「5マイルコース」です。「10マイルコース」なら還元率にして1.0%、「5マイルコース」なら還元率0.5%です。
※ボーナスポイントとして獲得したポイントについては、コースにかかわらず全て1ポイント=3マイルでカウントされます。
10マイルコースは5,000円/年の手数料
お得度では「10マイルコース」ですが、還元率1.0%でマイルを貯められる代わりに5,000円(税抜)の移行手数料が発生してしまいます(5マイルコースは無料)。ちなみに、移行手数料はマイルを移行する年に発生するシステムです。
貯めたOki Dokiポイントの有効期限は2年間なので、2年ごとにマイルに移行する方法なら1年あたりのマイル移行手数料を2,500円(税抜)に抑えることが可能です。2年間しっかりとポイントを貯めてからマイルに移行した方がお得です。
マイル移行は自動移行より都度移行がおすすめ
マイルの移行方法には、自動移行(自動移行コース)と都度移行(マルチコース)があります。自動移行なら貯めたポイントをそのままマイルに移行してくれるので、ユーザー側でマイル移行の手続きをする必要がなく便利です。しかし、10マイルコースを選択している場合は毎年5,000円(税抜)の年会費が発生してしまいます。
逆に、都度移行なら好きなタイミングでマイルに移行することができます。先述したとおり2年ごとにマイルに移行するようにすれば移行手数料を抑えることができお得です。移行手続きをうっかりしてしまうとせっかく貯めたポイントを消滅させてしまうリスクもありますが、移行手数料を浮かせたいなら都度移行が最もおすすめです。
JCBスターメンバーズでボーナスポイントを獲得できる
JCBが発行するANA JCB 一般カードなら、年間利用額に応じて翌年のポイント還元率がアップする「JCB STAR MEMBERS」が適用されます。
年間のカード利用額 | メンバーランク | 翌年度の還元率 |
---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10%アップ |
100万円以上 | スターα | 20%アップ |
300万円以上 | ロイヤルα | 25%UP (ゴールドカード以上が対象) |
ANA JCB 一般カードなら、最大で20%アップになります。ボーナスポイントは1ポイント=3マイルなので、10%アップなら還元率0.03%、20%アップなら還元率0.06%です。「10マイルコース」に登録していれば最大1.06%の還元率でマイルを獲得できることになります。
ANA JCB 一般カードのポイント
ANA JCB 一般カードのポイントプログラムは、通常のショッピングでOki Dokiポイント、ANAのサービスではマイルが直接貯まります。Oki DokiポイントとANAマイルの二重取りができるのも特長です。
通常のシッピングはOki Dokiポイントが貯まる
ANA JCB 一般カードでは、発行元であるJCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。先にもご説明しましたとおり、1,000円ごとに1ポイントを貯めることができ、貯めたポイントは高レートでANAマイルに移行することができます。
ANAカードマイルプラスでマイルとOki Dokiポイントを二重取り
ANAカード会員向けに提供されている「ANAカードマイルプラス」というサービスに加盟している店舗では、100円または200円ごとに1マイルを獲得できます。ANAカードマイルプラスではOki Dokiポイントを経由せず直接マイルを貯めることができるほか、通常ショッピングと同様にOki Dokiポイントも同時に獲得できます。ANAマイルとOki Dokiポイントの二重取りによって、還元率は合計で1.0%~1.5%になります。
Oki DokiランドとANAマイレージモールでネットショッピングがお得
ANA JCB 一般カードなら、発行元のJCBが運営するオンラインモール「Oki Dokiランド」と、提携先のANAが運営するオンラインモール「ANAマイレージモール」の両方をお得に利用できます。
「Oki Dokiランド」では、通常のショッピングポイントに加えてボーナスポイントを獲得することができます。例えば楽天市場やYahoo!ショッピングなら+1倍なので、1,000円ごとに2ポイントを獲得できお得です。ただし、Oki Dokiランド経由で獲得したボーナスポイントも、1ポイント=3マイルの計算になります。+1倍なら実質的な還元率は1.3%です。
「ANAマイレージモール」では、Oki DokiポイントではなくANAマイルを直接獲得することができます。還元率は利用先によって異なりますが、概ね0.5%~1.0%の還元率でマイルを獲得できます。
ANA JCB 一般カードと電子マネー
ANA JCB 一般カードの発行元がJCBなので、JCBが開発に携わった後払い式電子マネーのQUICPayとの紐付けができます。また、Google PayやApple Pay、ANA Payなどのスマホ決済サービスも利用できます。
おサイフケータイやApple PayでQUICPayと紐付けできて便利
ANA JCB 一般カードをApple Payに登録すればQUICPayとして割り当てられますし、おサイフケータイ(QUICPayモバイル)でも利用できます。QUICPayは後払い式なので事前チャージ不要で使えるのが魅力なほか、利用額はANA JCB 一般カードと合算のためQUICPayでもマイル貯められるのが強みです。
QUICPay(nanaco)でセブンイレブンが還元率最大1.75%でお得
QUICPayには、nanacoと連携して利用できるQUICPay(nanaco)というサービスもあります。このサービスを利用すると、通常は事前チャージが必要なnanacoを後払い式として利用できます。しかもQUICPay利用分としてのポイントに加えて、200円ごとにnanacoポイントを1P獲得できます。
さらに、セブンイレブンは「ANAカードマイルプラス」の加盟店です。ANAカードでのショッピングだけでなく、ANAカードと紐付けたQUICPayでもマイルが付与されますので、200円ごとに1マイルを獲得することができます。
つまりQUICPay(nanaco)なら、
- QUICPayの利用で獲得できるOki Dokiポイント
- nanacoポイント
- ANAカードマイルプラスで獲得できるマイル
以上のようにポイントとマイルの三重取りができます。
QUICPayで獲得したOki Dokiポイントは10マイルコースなら1.0%の還元率でマイルに移行できますし、貯めたnanacoポイントも500ポイントで250マイル(還元率0.25%)に移行できます。それにANAカードマイルプラスのマイル還元率0.5%と合わせると、還元率は1.75%にもなります。
ちなみに、ANA JCB 一般カードならキーホルダータイプの「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めます。QUICPayとnanacoに加えてANAのSkipサービスも利用できる便利なキーホルダーです。航空機の翼を模したデザインもおしゃれです。
プリペイド式の電子マネーにもチャージできる
ANA JCB 一般カードでは、プリペイド式(事前チャージ)の電子マネーのチャージも可能です。
- Edy
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- モバイルPASMO
- nanaco
ただし、これらの電子マネーについてはチャージ分のポイント付与はありません。また、ANAのスマホ決済サービスである「ANA Pay」についても、チャージ分のポイント付与はありません。
ANA JCB 一般カードの付帯保険
ANA JCB 一般カードには、海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険、そしてショッピングガード保険が付帯します。
最高1,000万円の旅行傷害保険と国内航空傷害保険
海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険の補償額は、どちらも最高1,000万円で、付帯条件は自動付帯です。
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
---|---|---|
傷害・疾病治療費 | ― | |
賠償責任 | ― | |
携行品損害 | ― | |
救援者費用 | 100万円 | |
国内航空傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
先述しましたが、海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害と救援者費用しか補償がありません、旅先でのケガや病気に備える補償が一切付帯していないため、できれば海外旅行傷害保険の補償が充実したクレジットカードを携行していくか、保険会社の旅行保険に加入しておくと安心です。
国内航空傷害保険は、乗客として搭乗する航空機や飛行機場内での死亡・後遺障害のみが補償される保険です。
年間最高100万円のショッピング保険(海外)が付帯する
ANA JCB 一般カードには、ショッピング保険として年間最高100万円のショッピングガード保険も付帯しています。ただし、補償対象になるのは海外ショッピングだけに限られますので注意が必要です。
ANA JCB 一般カードの追加カード|家族カードやETCカード
ANA JCB 一般カードで追加発行可能なカードは、家族カードとETCカードほか、QUICPayやANA QUICPay+nanaco、それにPiTaPaです。
ちなみにANA QUICPay+nanacoについては、ANA JCB 一般カードと同時に申し込まないと発行できませんので注意が必要です。
PiTaPaの申し込みは、公式サイトからANA PiTaPaカードの入会申込書資料請求をすることで発行できます。
家族カードは年会費1,000円で初年度無料
ANA JCB 一般カードの家族カードは、年会費1,000円(税抜)です。また、本会員の年会費が初年度無料なので、家族カードも同様に初年度の年会費は無料です。
ETCカードは年会費完全無料で発行
ETCカードについては年会費無料です。もちろん、発行手数料も不要です。同じANA一般カードでも、VISA/Mastercardは年間で一度もETCの利用がないと翌年に500円(税抜)の年会費が発生しますが、JCBは一度も利用がなくても年会費が発生することはありません。
ANA JCB 一般カードの締め日と支払日
ANA JCB 一般カードの、締め日と支払日についてご説明します。
毎月15日締めで翌月10日が支払日
ANAカードの場合、締め日と支払日は国際ブランドによって異なります。
ANA JCB ANA VISA/Mastercard |
毎月15日締め/翌月10日支払い |
---|---|
ANA アメックス | ※支払い登録した金融機関により異なる 毎月20日前後締め/翌月10日支払い 毎月1日前後締め/同月21日支払い 毎月5日前後締め/同月26日支払い |
ANA ダイナース | 毎月20日締め/翌月10日支払い |
ANA JCB 一般カードはJCBが発行する「ANA JCB」なので、毎月15日締め/翌月10日支払いです。
ANA JCB 一般カードの紹介まとめ
ANA JCB 一般カードには、
- JCB発行するANAのスタンダードカード
- ショッピングでANAマイルが貯まりやすい
- フライトを利用しない陸マイラーにおすすめ
- ボーナスマイルで毎年1,000マイル
- リーズナブルな年会費で初年度は無料
- 10マイルコースの移行手数料がVISA/Masterよりお得
以上のような魅力があります。
ANAカードのスタンダードタイプとして初心者におすすめできるほか、搭乗ボーナスマイルが少ないのでフライト機会の少ない陸マイラーにおすすめできるのがANA JCB 一般カードの特徴です。
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