ANA ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)|メリットや評判を徹底解説!
ANAソラチカカードは、こんな人におすすめ
ANAソラチカカード(正式名称「ANA To Me CARD PASMO JCB」)は、ANA一般カードのスペックをベースとして、東京メトロでの利用価値、そしてPASMO機能を搭載させてより日常での使い勝手を充実させたANAカードです。そんなANAソラチカカードのおすすめポイントと合わせて、ANAソラチカカードをおすすめできる人はどんな人なのか? についても探っていきます。
東京メトロを頻繁に利用していてANAマイルも貯めている方にANAソラチカカードがおすすめ!
ANAソラチカカードを絶対的におすすめできるのは、ANAマイルを貯めていて、かつ日常的に東京メトロを利用している人です。東京メトロを利用していないならANA一般カードでも十分です。ANAソラチカカードの魅力はメトロポイントを貯めることができる上にメトロポイントを移行率0.9%でANAマイルへ行移行できる点です。つまり、日常的に東京メトロを利用しているANAマイラーなら、マイルの効果的な貯め方ができるレアな1枚なのです。
また、ANAソラチカカードはANA一般カードと同じスペックなので、入会&継続ボーナスとして1,000マイル、搭乗ボーナスとして搭乗ごとに区間マイルの10%が付与されます。多機能な上にマイルの貯まりやすいカードですので、陸マイラーなら要チェックの1枚です。
PASMO利用者でANAマイラーならANAソラチカカードがおすすめ!オートチャージ対応でポイントもしっかり貯まる
PASMO搭載のANAソラチカカードなら、PASMOのオートチャージにも対応しており、チャージした分のポイントもしっかり貯まります。日常的にも利用頻度の高いPASMOですから、ポイントの獲得漏れも心配せずに利用できるのは魅力です。しかも、ANAソラチカカードなら東京メトロ以外にも東急、京急、東武、相模、京王の各定期券機能も搭載できます。
ANAマイルを貯めやすく普段遣いのメインカードを探している方はANAソラチカカードを要チェック
ANAカードはANAマイラーにとっては非常にマイルの貯めやすいカードですが、ANAソラチカカードはそれに加えて東京メトロやPASMOでもANAマイルを貯めやすい秀逸なカードです。もちろん、ANAマイルプラスの特約店で利用すれば直接ANAマイルを貯めることができますし、JCBのOkiDokiランドやANAのマイレージモールでも高還元率で通販を楽しむこともできます。普段使いのメインカードとしての利用価値は非常に高いです。
ANA ソラチカカードは5つの機能を1枚に凝縮したクレジットカード!電子マネー追加可能
ANAソラチカカードには、ANAマイレージクラブ、メトロポイント、PASMO、定期券機能、そしてクレジットカード機能の5つが凝縮されています。もちろん、JCB発行のクレジットカードですので、で、後払い式電子マネーのQUICPayも搭載できますし、PiTaPaも搭載可能です。
上記条件を全て満たした上で年間維持費もお得にしたい方!ANAソラチカカードは年会費初年度無料
ANAソラチカカードのベースはANAカードですので、まずはANAマイルを貯めている人、その上で、東京メトロやPASMOを利用しているという条件を満たしているなら、ANAソラチカカードを利用しない手はありません。しかもこれだけの多機能でありながら年会費はANA一般カードと同じ2,200円(初年度無料)です。毎年の継続ボーナスが1,000マイルですから、1マイル=2円で考えればそれほど負担も大きくありませんし、年会費分の元が取れます。年間維持費をなるべく抑えたいという人にもおすすめできます。
ANAソラチカカードの紹介まとめ
ANA一般カードにメトロポイントがプラスされ、ANAカードとしては初めてPASMO機能が搭載されたことでも話題になったANAソラチカカード。多機能+高機能で鉄道系でもっともマイルの貯まりやすいカードとして非常に注目度の高い1枚です。
メトロポイントとOkiDokiポイントの二重取りが可能で、メトロポイントからANAマイルへの移行も0.9%という高レートで移行できるのは大きな魅力です。しかも、入会&継続ボーナスで1,000マイル、搭乗ごとに区間マイルの10%がボーナスとして獲得できますし、ANAカードマイルプラスの加盟店で利用すれば100円もしくは200円ごとに1マイルが付与されるほか、機内販売や免税店、ANA提携ホテルでの割引といったANA一般カードと同様の特典も付帯します。
もちろん、ANA一般カードにも付帯されている最高1,000万円の海外旅行傷害保険やショッピング保険(海外)も付帯しています。ANAマイレージクラブ、メトロポイント、PASMO、定期券機能、クレジットカード、電子マネーといった使い分けができる高機能性を有していながら、リーズナブルな維持費で多機能かつ豊富な付帯特典を利用できるのが特徴です。
ANAソラチカカードの概要
ここまではANAソラチカカードのおすすめポイントについてお話してきましたが、以上の特徴を踏まえてANAソラチカカードの概要をまとめてみますと、以下のようになります。
ANAソラチカカードの概要
- 年会費は初年度無料!2年目以降も2,200円の年会費!継続ボーナスマイルで相殺できる
- メトロポイント、PASMO、定期券機能、クレジットカード、電子マネー搭載で多機能!
- メトロポイントとOkiDokiポイントの二重取りができる!特約店でマイルも直接貯まる
- メトロポイントとANAマイルの相互移行ができる!メトロポイントからの移行なら移行率0.9%!
- 一般カードクラスでも最高1,000万円の海外旅行傷害保険やショッピング保険が付帯!
- 入会&継続ボーナスで1,000マイル!搭乗ごとに区間マイルの10%が付与される!
- ポイントプログラムはマルチポイントコースとマイル自動移行コースの2種類から選べる!
- マルチポイントコースで貯めたOkiDokiポイントはギフト券や共通ポイントなど多彩な交換先を選べる
- ベースはANA一般カード!空港施設や免税店、機内販売などANAカード会員特典を利用できる!
初年度無料の年会費に加えて、毎年の継続ボーナスで2年目以降の年会費もほぼ相殺可能です。1マイルあたりの価値は特典航空券への交換なら2円以上になりますので、継続ボーナス1,000マイルならほぼほぼ相殺可能な数字です。
さらに、東京メトロ利用者ならメトロポイントとOkiDokiポイントの二重取りが可能ですし、ANA関連の特典も付帯するなど陸マイラーにとっては非常に大きな魅力を秘めたカードになっています。
ANAソラチカカードの特徴
それでは、ここからは実際にANAソラチカカードの特徴について、その詳細を解説していくことにしましょう。
ANA ソラチカカードとANA TOKYU POINT CLUB Q MasterCardの比較
ANAソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)とよく似たカードに、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードというクレジットカードがあります。どちらもANA一般カードをベースに鉄道でもお得に利用できるANAカードです。ANAソラチカカードの特徴を解説する前に、この両者を比較しておきましょう。
クレジットカード名 | ANAソラチカカード | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード |
---|---|---|
発行会社 | JCB | 三井住友カード |
国際ブランド | JCB | MasterCard |
年会費 | 2,200円(税込)(初年度無料) | 2,200円(税込)(初年度無料) ※年会費割引最大1,374円 |
提携先 | ANA・東京メトロ・PASMO | ANA・東急電鉄・東急百貨店・PASMO |
ポイントプログラム | 【OkiDokiポイント】 1.マルチポイントコース 2.マイル自動移行コース |
【ワールドプレゼント】 1.応募方式 2.自動移行方式 |
マイル移行手数料 | ・5マイルコース:無料 ・10マイルコース:5,500円(税込)/年 ※ボーナスポイントは1P=3マイル |
・5マイルコース:無料 ・10マイルコース:6,600円(税込)/年 ※ボーナスポイントは1P=3マイル |
付帯保険 | 【海外旅行傷害保険】 最高1,000万円 【国内航空傷害保険】 最高1,000万円 【ショッピングガード保険】 最高100万円 ※海外のみ |
【海外旅行傷害保険】 最高1,000万円 【国内航空傷害保険】 最高1,000万円 【ショッピング補償保険】 最高100万円 ※海外・国内(国内はリボ払い・3回以上の分割払いが対象) |
搭載可能な定期券 | 東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄 | 東急電鉄・京急電鉄・東京メトロ・東武鉄道、相模鉄道 |
ポイント相互交換移行レート | 10,000ANAマイル→10,000メトロポイント 100メトロポイント→90ANAマイル(移行率0.9%) |
10,000ANAマイル→10,000TOKYU POINT 1,000TOKYU POINT→750ANAマイル(移行率0.75%) |
PASMOオートチャージ | 可能 | 可能 |
搭載可能な電子マネーと追加カード | QUICPay、PiTaPa、Apple Pay、プラスEX、ETCカード、家族カード ※他のANAカードに搭載されている楽天Edyはなし(代わりにPASMO搭載) |
iD、PiTaPa、Apple Pay、プラスEX、ETCカード、家族カード、銀聯 ※他のANAカードに搭載されている楽天Edyはなし(代わりにPASMO搭載) |
ボーナスマイル | ・入会&継続ボーナス:1,000マイル ・搭乗ボーナス:区間マイルの10% |
・入会&継続ボーナス:1,000マイル ・搭乗ボーナス:区間マイルの10% |
主な特徴 | メトロポイントからANAマイルへの移行率が高くOkiDokiポイントとの二重取り可能。ANAマイラーで東京メトロ利用者なら必携 | 東急百貨店などTOKYU POINT加盟店で利用するとワールドプレゼントとTOKYU POINTの二重取りが可能 |
どちらも、他のANAカードに搭載されている楽天Edyは利用できません。その代わりにPASMOが搭載されているのが特徴です。ANAソラチカカードは東京メトロとの提携でメトロポイントとOkiDokiポイントを二重取りできます。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードは東急電鉄や東急百貨店など東急グループとの提携で、TOKYU POINTとワールドプレゼントの二重取りができます。普段利用する路線によってどちらを選ぶべきかがハッキリしているのが特徴です。
どちらも、提携先のポイント(メトロポイントやTOKYU POINT)をANAマイルと相互交換することができますが、ANAソラチカカードのメトロポイントは移行率0.9%という高レートで移行できるのが最大の魅力と言えるでしょう。一方のANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードのTOKYU POINTは、ANAマイルへの移行レートが0.75%と、やや魅力に欠けるレートです。
ANA ソラチカカードのポイント還元率は0.5%と平凡!でもマイルを貯めやすい!
ANAソラチカカードはJCB発行のクレジットカードですので、ポイントプログラムはOkiDokiポイントです。1,000ごとの利用で1ポイントが付与され、基本還元率は0.5%です。ただし、ANAソラチカカードは東京メトロの定期券購入などでメトロポイントとの二重取りも可能なので、両方を合わせると実質的な還元率はアップします。
メトロポイントは1P=1円で、1,000ごとに5ポイントが付与されますから、還元率は0.5%。OkiDokiポイントの0.5%と合わせて、還元率は1.0%になります。貯めたメトロポイントは移行レート0.9%でANAマイルへ交換できるので、結構効率的にANAマイルが貯まります。
メトロポイントポインPlusに登録すれば東京メトロ利用のたびにメトロポイントが貯まる!
さらに、ANAソラチカカードなら東京メトロ利用のたびにメトロポイントを貯めることができます。「メトロポイントPlus」というサービスに登録(登録料・手数料等なし)し、あとはANAソラチカカード搭載のPASMOで乗車すれば、東京メトロ利用のたびにメトロポイントが貯まります。
ちなみにメトロポイントの有効期限は2年間あるので、余裕を持って貯め込むことができます。メトロポイントの付与率は曜日によって異なり、平日なら乗車ごとに5ポイント、土日や祝日なら乗車ごとに15ポイント貯まります。仮に、行きと帰りの2回乗車すれば、平日なら10ポイント、土日や祝日なら30ポイント貯まります。
ポイントプログラムは2通り!ANA ソラチカカードはANAマイルとメトロポイントで相互移行ができる!
ANAソラチカカードは2通りのポイントプログラムがあります。
マルチポイントコース | JCBのOkiDokiポイントが貯まる。貯まったポイントはメトロポイントへの移行もOK |
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マイル自動移行コース | 通常のANAカードと同様に5マイルコースを10マイルコースを選べる。ただし貯めたOkiDokiポイントをメトロポイントへ移行することはできない ※10マイルコースはマイル移行手数料として5,500円(税込)必要 |
マルチポイントコースを選ぶと、貯めたOkiDokiポイントをANAマイルやメトロポイントへ移行できます。一方、マイル自動移行コースを選択すると、貯めたOkiDokiポイントは自動的にANAマイルへの移行となります。その場合は、通常のANAカードと同じように5マイルコースと10マイルコースのどちらかからお好きなコースを選択できます。もちろん、ベースはANA一般カードと同じなので、10マイルコースはマイル移行手数料として5,500円/年必要になります。
マイル自動移行コースを選ぶとOkiDokiポイントからメトロポイントへの交換はできなくなりますが、ANAマイルからメトロポイントへの移行は可能です。ANAマイル10,000マイル=10,000メトロポイントへの移行が可能です。移行率も1:1なので、こちらも効率的な移行が可能です。
ANAソラチカカードは東京メトロやPASMO利用の陸マイラーにおすすめ!秀逸すぎるマイルカード!
ANAソラチカカードは、東京メトロでの乗車やPASMOチャージでANAマイルを貯めることができるので、陸マイラーにとっては非常に使い勝手の高いANAカードです。秀逸すぎるANAカードとして、その人気も非常に高いのが特徴です。
ANA ソラチカカードは定期券機能も搭載できる!通勤でも利用価値が高い!
ANAソラチカカードには定期券機能も搭載できます。東京メトロほか、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄の定期券を利用できます。ちなみの東京メトロの定期券であれば、ANAソラチカカードで購入することでOkiDokiポイントとメトロポイントの二重取りが可能です。
OkiDokiは1,000円ごとに1ポイント、メトロポイントは1,000円ごとに5ポイント貯まります。東京メトロ以外の定期券の場合は、OkiDokiポイントしか貯まりませんので注意しましょう。
ANA ソラチカカードなら入会&継続で1,000マイルのボーナスマイルが貯まる!
先にも述べましたが、ANAソラチカカードのベースはANA一般カードです。そのため、ANA一般カードで付与されるボーナスマイルもANAソラチカカードで受け取ることができます。入会時と毎年の継続時に1,000マイルのボーナス、そして搭乗ボーナスとして搭乗ごとに区間マイルの10%が積算されます。
1マイルあたりの価値はおよそ1円~2円前後、特典航空券によっては3円ほどになると言われていますので、ボーナスマイルで年会費分の元が取れてしまう計算です。
ANA ソラチカカードのマイル移行コースはマルチポイント×10マイルコースがおすすめ!
貯めたOkiDokiポイントを直接ANAマイルへと移行したい場合は、マイル自動移行コースを選ぶことができます。5マイルコースと10マイルコースがあり、5マイルコースならマイル移行手数料無料で1P=5マイルへ、10マイルコースならマイル移行手数料5,500円(税込)で1P=10マイルへと移行できます。
マイル移行手数料こそかかってしまいますが、5マイルコースを選ぶよりも10マイルコースの方が効果的にマイルを貯められます。マイル移行手数料は5,500円ですが、1,000円ごとに10マイルなので1マイル2円で計算すれば年間250,000円の利用で移行手数料の元が取れます。1マイル1円でも500,000円/年ですから、年間でそれ以上の利用があれば10マイルコースがお得です。仮に年間500,000円だとしても1ヶ月あたり4万円ちょっとですから、光熱費や食費、通信費、ガソリン代などをANAソラチカカードへ集約すれば簡単にクリアできる数字です。
メインカードとしての利用なら年間100万円くらいは十分に到達できます。ただし、ANAソラチカカードをメインカードとして利用することのない人なら5マイルコースでも十分です。ANAソラチカカードの威力を発揮するのはメトロポイントとなりますので、メトロポイントをANAマイルへ移行することをメインに考えるのが自然な流れです。
ANA ワイドゴールドカード(VISA/マスターカード)と組み合わせるなら5マイルコース!
通常、ANAカードは他のANAカードと組み合わせて2枚持ちすることはできませんが、ANAソラチカカードの場合は他のANAカードとの2枚持ちも可能です。メインカードとして他のANAカードを利用したいなら、ANA VISA/Masterワイドゴールドカードがおすすめです。なぜなら、ANAカードの中でANA VISA/Masterワイドゴールドカードのマイル還元率がもっとも高いからです。その場合はANAソラチカカードで10マイルコースを選択する必要がありませんので、移行手数料無料の5マイルコースで十分です。
決済用としてANA VISA/Masterワイドゴールドカードをメインカードにし、ソラチカカードをANA VISA/Masterワイドゴールドカードで付与されるボーナスポイントの移行先として利用すると、ANA VISA/Masterワイドゴールドカードのボーナスポイント分のマイル移行率をアップさせることができます。
ANA VISA/Masterワイドゴールドカードのボーナスポイントも、他のANAカードと同様に1P=3マイルにしか移行できません。ボーナス分に関しては還元率0.3%にしかならないわけです。マイ・ペイすリボでボーナスポイントを獲得し、このボーナスポイントを、GポイントからLINEポイントへ、そしてLINEポイントからメトロポイントへと移行すれば0.9%のレートでANAマイルへと移行できます。この方法なら、通常1P=3マイルにしかならないボーナスポイントも、1P=4.05マイルへとアップできます。
ANAソラチカカードと他のANAカードとの組み合わせ
ここでご紹介しているANAソラチカカードとANA VISA/Masterワイドゴールドカードなどの組み合わせについては、「どうせ2枚持ちするならこういう方法もありますよ」ということですので、必ずそうしなければならないものでもありません。通勤などを踏まえた日常的に活用できるメインカードとしてANAソラチカカード1枚でも十分であればそれはそれで全然OKな話ですし、少しでも効率よく還元率アップを考えたいということであれば、こうした方法を試してみるのがおすすめです。
PASMO定期券搭載OK!ANA ソラチカカードがあればお財布もスッキリ
ANAソラチカカードなら、PASMOも定期券機能も1枚に集約できますので、お財布の中身のスッキリします。東京メトロで取り扱っている定期券をANAソラチカカードで購入すれば、OkiDokiポイントとメトロポイントを二重取りできるのも先にご説明したとおりです。
ANA ソラチカカードに搭載できる定期券の種類
ANAソラチカカードに搭載できる定期券は、東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄です。ただし、西武鉄道と東武鉄道との特殊連絡定期券は搭載することができませんので注意しましょう。
ANA ソラチカカードはPASMOのオートチャージでもANAマイルが貯まる!
PASMO搭載のANAソラチカカードはPASMOのオートチャージにも対応しています。文字どおり、自動券売機でわざわざチャージする手間が省ける便利な機能です。あらかじめ指定した金額を下回ると、ANAソラチカカードから自動的にPASMOへとチャージしてくれるわけですが、こうしたオートチャージ機能を備えたクレジットカードというのはあまり多くはありません。
それだけに、せっかくANAソラチカカードを持つのであれば、積極的に活用したい機能です。さらに、オートチャージ分の金額も1,000円ごとに1ポイントのOkiDokiポイントが貯まりますので、現金チャージよりも遥かにお得です。
ANAソラチカカードならJCBスターメンバーズで還元率最大1.06%!
JCB発行のANAソラチカカードは、年間の利用額に応じて翌年の還元率がアップする「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」の対象です。年間利用額に応じて、年間50万円以上なら10%、100万円以上なら20%のボーナスが翌年に加算されます。
ボーナスポイントの場合は1ポイントにつき3マイルでの移行となるため、移行率は0.03%、仮に20%のボーナスが加算されたとすると通常の還元率1.0%(10マイルコースの場合)に0.06%が加わり、合計の還元率は1.06%となります。
ANA ソラチカカードならANAカードマイルプラスを利用できる!加盟店で還元率2倍
ANAソラチカカードはJCBとANA、そして東京メトロの提携カードですが、先にもご説明したようにそのベースはANA一般カードです。したがって、ANA一般カードで利用できる「ANAカードマイルプラス」の対象カードとなります。ANAカードマイルプラスは、特約店(加盟店)で利用すると100円もしくは200円ごとに1マイルが付与されます。マイルはOkiDokiポイントを経由せずに直接貯まります。
もちろん、OkiDokiポイントも貯まりますので、こちらもANAマイルとOkiDokiポイントの二重取りが可能です。OkiDokiポイントの還元率0.5%+ANAカードマイルプラスの還元率0.5%~1.0%で、最大1.5%の還元率で利用できます。
搭乗時もラクラク!ANA ソラチカカードはスキップサービスも利用できる
ANAソラチカカードでも「スキップサービス」を利用することができます。スキップサービスは事前にWebから予約→購入→座席指定までを済ませておけば、チェックインカウンターをスキップして搭乗できるサービスです。チェックインカウンターをスルーして保安検査でANAソラチカカードを読み取り機にタッチし、そのまま搭乗することができます。
ANA ソラチカカードだって立派なANAカード!会員優待も利用できる
再三再四の繰り返しとなりますが、ANAソラチカカードのベースはANA一般カードですから、ANA一般カードに付帯されているANAカード会員優待を利用できます。空港施設や機内販売などを割引価格で利用できますので、フライトで利用する際もお得度がグッとアップします。
ANA ソラチカカードでレンタカーや提携ホテルなどを割引価格で利用できる!
スキップサービス以外では、提携ホテル宿泊割引、レンタカー割引といったサービスを利用できるほか、ANAカード会員優待として以下の特典を利用できます。
- 機内販売10%OFFや空港免税店5%OFF
- 空港内店舗「ANA FESTA」10%OFF
- 成田空港パーキング割引
- 「ANAスカイホリデー」・「ANAハローツアー」・「ANA大人のゆとり旅」・「ANAワンダーアース」といった旅行商品5%OFF
- ANAビジネスソリューション公開講座15%OFF
ANA ソラチカカードは海外旅行傷害保険が自動付帯!ただしココに注意!
ANAソラチカカードには、ANA一般カードと同じ最高1,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。一般カードクラスで海外旅行傷害保険が付帯しているのは魅力となりますが、残念ながら補償内容はまったく魅力ないものになっています。
補償されるのは傷害死亡と後遺障害、そして救援者費用だけです。もっとも肝心な疾病治療費や傷害治療費、携行品損害の補償はありません。「最高1,000万円の海外旅行傷害保険付帯」と堂々と謳ってはいますが、ほとんどおまけで付帯されているような補償内容ですので、この点には注意が必要です。
海外へ行く際には、ANAソラチカカードだけではいざという時に何の役にも立ちません。海外旅行傷害保険の充実したクレジットカードを一緒に携行していくようにしましょう。
ANAソラチカカードの注意点・デメリット
ANAソラチカカードのデメリットを挙げるとすると、上でご紹介した海外旅行傷害保険です。ANAマイルを貯めるには非常に威力のあるカードですが、海外旅行向けではありません。
また、ベースがANA一般カードですので、区間ボーナスマイルも10%と低めです。単純にフライトメインで利用するなら、25%のボーナスが付与されるANAワイドカードやANAワイドゴールドカードを利用した方が絶対的にお得になります。
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