ANA ソラチカゴールドカード(ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD)|評判と特徴、審査基準を徹底解説
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の特徴
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (以下:ソラチカゴールドカード)は、陸マイラー必携のカードとして人気の「ソラチカカード」のゴールドカードとして登場しました。一般カードと同様にメトロポイント、ANAマイル、そしてJCBのOki Dokiポイントを貯めることができることで知られ、「ソラチカカード」よりもメトロポイントやマイルが貯まりやすくなっているのが特徴です。そんな、ソラチカゴールドカードの特徴についてご紹介していきます。
陸マイラーの定番カードで人気のソラチカカードに上位カードのANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)がラインナップ!
「ソラチカカード」といえば、ANAマイル、メトロポイント、Oki Dokiポイントの3つを貯めることができる交通系のクレジットカードです。メトロポイントやOki DokiポイントからANAマイルに高レート移行することができるため、陸マイラーから人気を集めるマイルカードとしても知られています。
そんな「ソラチカカード」の上位カードとして2020年3月30日に新規募集が開始されたのがソラチカゴールドカードです。「ソラチカカード」よりも高還元率でメトロポイントやANAマイルが貯まり、陸マイラーにとってもさらにお得度がアップ。付帯特典も充実度が高く、「JCBゴールド」と同等のプレミアムサービスを利用できます。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は一般カードよりもさらにマイルやメトロポイントが貯まりやすい!空マイラーにもおすすめ
ソラチカゴールドカードは、ANAマイルやメトロポイントの貯まりやすさでは一般カード以上にお得です。ボーナスマイルはANAのゴールドカードと同等ですし、メトロポイントの貯まりやすさでも一般カードを凌ぎます。
ポイント種類 | ソラチカゴールドカード | 一般カード(ソラチカカード) |
---|---|---|
ANAマイル | 入会・継続ボーナスマイル:2,000マイル 搭乗ボーナスマイル:基本区間マイルの25% |
入会・継続ボーナスマイル:1,000マイル 搭乗ボーナスマイル:基本区間マイルの10% |
メトロポイント | 乗車ポイント:1乗車につき平日20P・土休日40P 電子マネーポイント:店舗で200円=2P・自販機等で100円=2P |
乗車ポイント:1乗車につき平日5P・土休日15P 電子マネーポイント:店舗で200円=1P・自販機等で100円=1P |
Oki Dokiポイント | 1ポイント=10マイル(移行手数料無料) | 1ポイント=5マイル(移行手数料無料) 1ポイント=10マイル(移行手数料5,500円(税込)/年) |
以上のように、ソラチカゴールドカードは一般カードに比べてマイルやポイントの貯まりやすさ、それにお得度の面でも秀逸です。
ANAゴールドカードとしての一面もありボーナスマイルが充実していますから、陸マイラーだけでなく空マイラーにもおすすめです。
PASMOオートチャージでもマイルが貯まるのもソラチカゴールドカードの魅力
一般カード同様にソラチカゴールドカードもPASMO機能を搭載しており、オートチャージにも対応しています。しかもオートチャージした分もポイント付与の対象です。Oki Dokiポイントは還元率にして1.0%という高還元でANAマイルに交換できますので、実質的にPASMOオートチャージでマイルを獲得していることになり、PASMOの利用頻度が高い人ならお得にマイルを獲得できます。もちろん、PASMO定期券の購入でもポイントを獲得できます。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)はゴールドカードとしての機能も充実!GOLD Basic Serviceも利用OK
ソラチカゴールドカードの魅力はマイルやメトロポイントの貯まりやすさだけではありません。付帯する優待サービスも魅力十分です。
ANAのゴールドカードとしてだけではなく、JCBゴールドとしての機能も有しているので、JCBの「GOLD Basic Service」も付帯しています。
JCBゴールドの特典 (GOLD Basic Service) |
JCBゴールド会員専用デスク |
---|---|
会員情報誌「JCB THE PREMIUM」 | |
国内空港ラウンジサービス | |
ラウンジ・キー | |
手荷物無料宅配券サービス | |
ハーツレンタカーサービス | |
JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス | |
国内宿泊オンライン予約でOki Dokiポイント5倍 | |
海外ホテルオンライン予約でOki Dokiポイント12倍 | |
JCBゴールド グルメ優待サービス | |
京爛漫 | |
JCBチケットサービス | |
JCBゴールド ゴルフサービス | |
人間ドックや健康チェック、無料相談などの健康サービス | |
JCB暮らしのお金相談ダイヤル | |
ゴールドフラワーサービス | |
JCB GOLD Service Club Off | |
ANAゴールドカードの特典 | ANAカード専用運賃「ビジネスきっぷ」 |
ビジネスクラスカウンターでのチェックイン | |
<IHG・ANA・ホテルズグループジャパン> ・宿泊割引 ・朝食無料&ウェルカムドリンクサービス |
|
<JRホテルクレメント高松> ・宿泊割引 ・レストラン割引 ・アーリーチェックイン ・レイトチェックアウト ・朝食無料&ウェルカムドリンク |
|
レンタカー割引 | |
空港内免税店10%OFF | |
高島屋SHILLA&ANA10%OFF | |
国内線・国際線機内販売10%OFF | |
空港内店舗「ANA FESTA」5%OFF | |
成田空港でのパーキング割引 | |
「ANAショッピング A-style」5%OFF | |
ANAカード会員限定イベントに参加できる | |
ANAビジネスソリューション公開講座受講料が15%OFF | |
ANA SKY コインへの交換レートが優遇される |
トラベル&エンターテイメントカードとしての知名度が抜群のJCBカードに付帯するプレミアムなサービスを利用できることで、グルメや旅行などでも活躍してくれます。一般カードの「ソラチカカード」以上に多彩な利用シーンを誇っているのが特徴です。
付帯保険も充実のANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)!旅行傷害保険は最高1億円
ソラチカゴールドカードは、ゴールドカードとして付帯保険も魅力に富みます。海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行傷害保険は最高5,000万円で、海外旅行傷害保険には家族特約も付帯。年間最高500万円のショッピング保険に航空機遅延保険など、JCBゴールドと同じ補償が付帯するので充実度は抜群です。補償内容の詳細は後述します。
ソラチカカードとソラチカゴールドカードの比較
では、陸マイラーから絶大な人気を集める「ソラチカカード」と、新たにラインナップされたソラチカゴールドカードの主な特徴を比較してみましょう。
クレジットカードカード名 | ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード) |
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード) |
---|---|---|
カードフェイス | ||
申込対象 | 20歳以上(学生不可)で、ご本人に安定継続収入のある方 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
年会費(税込) | 15,400円 | 2,200円 ※初年度無料 |
Oki Dokiポイント | <通常> 1,000円=1ポイント <マイル自動移行コース> 10マイルコース:1,000円=10マイル ※5マイルコースはナシ |
<通常> 1,000円=1ポイント <マイル自動移行コース> 5マイルコース:1,000円=5マイル 10マイルコース:1,000円=10マイル |
メトロポイント | <乗車ポイント> 平日:20ポイント 土休日:40ポイント ※1乗車ごとに付与 ※定期券・企画券区間内は対象外 <電子マネーポイント> 店舗:200円=2ポイント 自販機:100円=2ポイント |
<乗車ポイント> 平日:5ポイント 土休日:15ポイント ※1乗車ごとに付与 ※定期券・企画券区間内は対象外 <電子マネーポイント> 店舗:200円=1ポイント 自販機:100円=1ポイント |
ボーナスマイル | 入会・継続:2,000マイル 搭乗:基本区間マイルの25% |
入会・継続:1,000マイル 搭乗:基本区間マイルの10% |
マイル移行手数料 | 無料 | ・5マイルコース:無料 ・10マイルコース:5,500円(税込)/年 |
PASMO機能 | ・定期券機能 ・オートチャージ機能 |
・定期券機能 ・オートチャージ機能 |
付帯保険 | <海外旅行傷害保険> 最高1億万円(自動付帯) <国内旅行傷害保険> 最高5,000万円(自動付帯) <ショッピングガード保険> 年間最高500万円(海外・国内) <その他> 海外・国内航空機遅延保険 国内航空傷害保険 |
<海外旅行傷害保険> 最高1,000万円(自動付帯) <国内旅行傷害保険> 最高1,000万円(自動付帯) <ショッピングガード保険> 年間最高100万円(海外) |
空港ラウンジ | 国内:国内空港ラウンジサービス 海外:ラウンジ・キー |
― |
主な特徴を比較してみましたが、マイルやメトロポイントの貯まりやすさなどは一目瞭然でソラチカゴールドカードがお得です。
もちろん、ゴールドカードということで年会費こそ高めですが、付帯する優待サービスを存分に活かすことができれば年会費分の元を取ることは十分に可能です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は、こんな人におすすめ
ANAの一般カードがベースとなっていた「ソラチカカード」とは異なり、ANAのゴールドカードがベースとなっているソラチカゴールドカードは、陸マイラーだけでなく空マイラーにもおすすめです。特に、国内外でのフライト利用の機会が多い東京メトロユーザーにはより一層おすすめ度の高い1枚です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は国内外の旅行機会が多い人東京メトロユーザーにおすすめ!
ソラチカゴールドカードを利用するなら、やはり東京メトロの利用頻度が多いことが前提です。その上で国内外問わず旅行する機会の多い人や、フライト利用の多い人におすすめのカードです。ANAのゴールドカードなので、入会・継続ボーナスマイルや搭乗ボーナスマイルが充実しています。また、メトロポイントを貯めるには一体型のPASMO利用が不可欠ですが、「ソラチカカード」よりもメトロポイントが貯まりやすいので、通勤で東京メトロを利用しているならなお一層利用価値が高まります。PASMOのオートチャージでもしっかりとポイントを貯められるのも魅力です。
空港ラウンジサービスなど付帯サービスも充実!旅行や出張にも大活躍
先述しましたように、ソラチカゴールドカードならJCBゴールドに付帯する「GOLD Basic Service」が利用できます。充実の保険に空港ラウンジサービス、それにグルメ優待やゴルフ特典など様々なプレミアムサービスが利用できますので、旅行や出張でも頼り甲斐のある利便性を発揮してくれます。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)のメリット
ソラチカゴールドカードのメリットは、一般カードとは異なり陸マイラーだけでなく空マイラーにもおすすめできる点です。旅行からグルメまで幅広くプレミアムなサービスを利用できるのも魅力的なメリットとなっています。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は陸マイラーも空マイラーも満足度大!優待特典も豊富!
では、ソラチカゴールドカードのメリットを挙げてみましょう。
ソラチカゴールドカードのメリット
- Oki Dokiポイントは1ポイント=10マイル!マイル還元率1.0%!
- 乗車ポイントや電子マネーポイントなどメトロポイントがザクザク
- 入会・継続ボーナスマイルが2,000マイルで搭乗ボーナスが基本区間マイルの25%付与
- ビジネスクラスカウンターチェックインなどANAゴールドカードの会員特典が付帯!
- JCBゴールドのGOLD Basic Service付帯で旅行やグルメで活躍
- PASMO機能搭載!オートチャージや定期券購入でもANAマイルが貯まる
- 最高1億円の旅行傷害保険に年間最高500万円のショッピング保険など補償が充実
ソラチカゴールドカードなら還元率1.0%でマイルが貯まりますし、マイル移行手数料も無料です。
先述のとおりメトロポイントの貯まりやすさも一般カード以上ですし、ANAカードとJCBのゴールドカード特典を利用できるのもメリットです。
通勤などの普段使いからグルメや旅行などまで、幅広い活用シーンを誇るのが特徴です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)のデメリット
ソラチカゴールドカードのデメリットを挙げるとすると、
- 国際ブランドがJCBのみ
- コスパを上げるには特典の活用が不可欠
以上の2点に集約できます。では、以下に解説していきます。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の国際ブランドはJCB以外を選べない!
正式名称がANA To Me CARD PASMO JCB GOLD であることからもわかるとおり、ソラチカゴールドカードの国際ブランドはJCB以外を選ぶことができません。ただし、東京メトロを利用するなど国内利用がメインとなるカードでもあるので、国際ブランドがJCBだけとはいってもそれほど大きなデメリットはありません。
また、海外の加盟店数こそVISAやMasterCardに比べると非常に少ないというデメリットがありますが、ハワイなど主要な観光地では以前ほどの不便さは感じなくなっていますし、最近ではディスカバーカードやアメックス、ダイナース、銀聯などとの提携によって北米やオセアニアエリア、中国などでも徐々に利便性がアップしています。また、東南アジアでも加盟店が増加傾向にあります。
唯一、ヨーロッパについてはまだ加盟店数が少なくて利便性が悪いためその点には注意が必要ですし、利便性がアップしてきている地域への旅行であっても、万が一を考えてVISAやMasterCardなどの国際ブランドを所持していく方が安心です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は15,400円の年会費が必要!特典の活用度でコスパも変わる
ソラチカゴールドカードの年会費は15,400円(税込)で、ANAのゴールドカードである「ANAワイドゴールドカード」と同じです。その点だけで考えると、PASMO機能搭載でメトロポイントまで貯まるソラチカゴールドカードはそれだけでもお得感がありますが、やはり15,400円という年会費を考えると、付帯する優待特典の活用度こそがコスパを左右します。
せっかくJCBゴールドの「GOLD Basic Service」まで付帯しているわけですから、そうしたプレミアムな特典は利用しないと損です。特典の活用次第では年会費分など十分にペイできてしまうベネフィットがありますし、逆に特典の活用度が低ければ宝の持ち腐れとなってしまうのでコスパが下がります。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の評判
「ソラチカカード」の上位カードとして登場したソラチカゴールドカードは、新規募集が開始されて間もないカードということもあり、ユーザーからの口コミ自体もまだまだ少なめです。そんな中にあっても、メトロポイントの貯まりやすさや付帯サービスの充実度を評価する声も多く、家族カードの年会費がリーズナブルである点でも評判の良いカードです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)はコスパの高いゴールドカードと評判!存在感も上々!
ソラチカゴールドカードはマイル還元率が1.0%と高還元率が魅力で、しかもメトロポイントは一般カードに比べて2倍貯まります。年会費は、一般カードの2,200円(税込)に比べて7倍もの開きがありますが、付随する優待特典の充実度を考えればデメリットとは言えません。
加えてJCBゴールドに付帯するGOLD Basic Serviceまで利用できますので、15,400円(税込)という年会費でも十分に元を取れるレベルです。総体的にコスパが高いゴールドカードとして、登場して間もないながらも上々の存在感を発揮しています。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の審査
ソラチカゴールドカードは、20歳以上の安定継続収入がある人だけが申し込めます。一般カードのように、18歳以上であれば学生や専業主婦などの申し込みができるわけではありませんので、入会基準はハードルが高めです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)はゴールドカード独自の審査基準!一般カードより審査難易度が高い
ソラチカゴールドカードは、ANAのゴールドカードでもありJCBのゴールドカードでもあるという特性上、審査難易度はやや高めです。メトロポイントの貯まる交通系クレジットカードということもあるので、著しく審査難易度が高いわけではありませんが、それでも一般カードの審査をギリギリ通過できる程度の属性では審査通過率が低くなる可能性も高いので注意が必要です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の審査通過率をアップさせたいなら一般カードからの切り替えがおすすめ
ソラチカゴールドカードの審査通過率をアップさせたいと考えるなら、一般カードの「ソラチカカード」からの切り替えがもっともおすすめです。
一般カードからその上位にあたるカードへと切り替える場合は、一般カードの利用実績も審査で加味されるケースが多々ありますので、ソラチカゴールドカードも同様に「ソラチカカード」の利用実績が審査に影響を与える可能性は十二分にあり得ます。
ソラチカゴールドカードへの申し込みに際して審査が不安であるという人は、まずは一般カードの「ソラチカカード」を踏み台にしてアップグレードする方法も考えてみましょう。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の還元率
ここでは、ソラチカゴールドカードのポイント還元率についてご説明します。通常のショッピングではJCBのOki Dokiポイントが1,000円ごとに1ポイント貯まります。
また、東京メトロでは「メトロPlus」に登録したPASMOで乗車ポイントや電子マネーポイントなどが貯まります。乗車ポイントは1乗車ごとに獲得でき、電子マネーポイントは還元率最大2.0%でメトロポイントを獲得できます。
ANAマイルは、Oki Dokiポイントからの移行で還元率1.0%、ANAカードマイルプラスの加盟店で利用すれば100円または200円ごとに1マイルを獲得できます(還元率0.5%~1.0%)。ちなみにANAカードマイルプラスの加盟店で利用すればマイルのほかに通常のショッピングポイントとしてOki Dokiポイントも貯まりますので、二重取りができます。両者を合わせると還元率は1.5%~2.0%です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)で貯めたOki DokiポイントはANAマイルへの移行を選んだ方が高還元率!
ソラチカゴールドカードで貯めたOki Dokiポイントは、そのまま通常のJCBカードと同じように好きなアイテムなどとの交換も可能ですが、やはりANAマイルへの移行がもっともおすすめです。
Oki Dokiポイントはマイル移行コースで1ポイント=10マイルに交換できます。Oki Dokiポイントのままでは還元率0.5%ですが、マイル移行コースなら1.0%になります。そのままOki Dokiポイントとして利用するよりも、マイル移行コースの方が高還元率で貯めることができるのでお得です。
ソラチカゴールドカードならマイル移行手数料がないので一般カードよりお得
一般カードの「ソラチカカード」の場合、Oki DokiポイントをANAマイルに交換するには5マイルコースか10マイルコースを選ぶことができますが、10マイルコースを選ぶと1ポイント=10マイルへとアップする代わりにマイル移行手数料として年間5,500円(税込)が別途必要になります。
しかし、先に挙げたソラチカゴールドカードと一般カードとの比較表を見てもお分かりのように、ソラチカゴールドカードならマイル移行手数料はゼロです。
ソラチカカードの場合 | 5マイルコース:1P=5マイル(手数料無料) 10マイルコース:1P=10マイル(5,500円(税込)/年) |
---|---|
ソラチカゴールドカードの場合 | 10マイルコース:1P=10マイル(手数料無料) ※5マイルコースはナシ |
ソラチカゴールドカードの場合は5マイルコースがなく10マイルコースのみが適用されますがマイル移行手数料の負担はありません。年会費以外に余計な維持費を負担しなくて済むのもメリットです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)ならメトロポイントの還元率が一般カードの2倍以上!
ソラチカゴールドカードは、搭載したPASMOで乗車や対象店舗などを利用するとメトロポイントを獲得できます。その点は一般カードと同様ですが、ソラチカゴールドカードの場合は一般カードの2倍以上の還元率でポイントを獲得できます。獲得できるポイントについては既述の通りですが、改めておさらいしておきますと、
メトロポイント種類 | ソラチカゴールドカード | ソラチカカード (一般カード) |
---|---|---|
乗車ポイント | 1乗車につき 平日:20ポイント 土休日:40ポイント |
1乗車につき 平日:5ポイント 土休日:15ポイント |
電子マネーポイント | 自販機:100円=2ポイント 加盟店舗:200円=2ポイント |
自販機:100円=1ポイント 加盟店舗:200円=1ポイント |
以上のようになっています。
ソラチカゴールドカードなら一般カードに比べると非常にお得な還元率になっています。乗車ポイントなら、平日は一般カードの4倍、土休日は2.5倍以上ですし、電子マネーポイントなら自販機と店舗でそれぞれ2倍の還元率です。
ただし乗車ポイントと電子マネーポイントを貯めるためには「メトロポイントPlus」というサービスへの登録が必須です。ちなみに電子マネーポイントの「加盟店舗」とは「メトロポイントPlus加盟店」のことで、売店などが主な対象店舗となっています。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)はPASMOオートチャージでもポイントが貯まる!還元率1.0%!
PASMO機能を搭載したソラチカゴールドカードなら、PASMOオートチャージサービスが利用できます。もちろん、PASMOにオートチャージされた利用額分もOki Dokiポイント付与の対象となるので安心です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)ならJCBスターメンバーズでさらに還元率アップ!
ソラチカゴールドカードはJCBの発行するANAカードなので、JCBのボーナスステージである「JCBスターメンバーズ」の対象です。年間の利用額に応じて次年度のポイント還元率がアップするサービスなので、使えば使うほどにお得です。
カード利用額 (集計期間:12月16日~翌年12月15日) |
会員ランク | 次年度のポイントアップ率 |
---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% |
100万円以上 | スターα | 20% |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% |
年間の利用額については、12月16日~翌年の12月15日までが集計期間となります。この期間に50万円以上利用すると次年度のポイント還元率が10%UP、300万円以上なら25%UPします。
【注意】ポイントアップ分はボーナスポイントとしての付与なので1ポイント=3マイル!
JCBスターメンバーズで付与されるポイントアップ分については、ボーナスポイントとしての付与となります。Oki Dokiポイントは1ポイントあたり10マイルに移行できますが、ボーナスポイントについては1ポイント=3マイルです。ボーナスポイントは通常ポイントよりも移行レートが下がってしまいますので、その点には注意が必要です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)のポイント
お伝えしていますように、ソラチカゴールドカードで貯まるポイントプログラムは、JCBのOki Dokiポイント、東京メトロのメトロポイント、そしてANAマイレージクラブです。貯めたOki Dokiポイントは1P=10マイルとしてANAマイルに移行するのがもっともベストな使い道ですが、東京メトロのメトロポイントについては様々な活用方法があります。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)で貯めたそれぞれのポイントの使い道
まず、Oki Dokiポイント、メトロポイント、ANAマイルそれぞれの使い道についてみてみましょう。
Oki Dokiポイント | 1ポイント=10マイルとしてANAマイルへ移行 |
---|---|
メトロポイント | PASMOチャージ、Rポイントやnanacoポイント、ANAマイルなどへの移行 |
ANAマイル | 特典航空券や座席アップグレードなど |
Oki Dokiポイントの使い道としてはANAマイルへの移行がもっともベストですし、ANAマイルの場合は特典航空券や座席アップグレードなどに交換するのがおすすめです。
メトロポイントについてはPASMOチャージ、Rポイント、nanacoポイント、ANAマイルなどへの交換を選べますが、ソラチカゴールドカードを利用するのであればマイル獲得が主な目的でもあるので、やはりANAマイルへの移行がおすすめです。
ソラチカゴールドカードならメトロポイントからマイルへの移行レートもまずまず!
ソラチカゴールドカードなら一般カードと同様に「100ポイント→90マイル」のレートで移行できます。通常の「To Me CARD」なら「1,000ポイント→600マイル」という移行レートですので、ソラチカゴールドカードの方が高レートで移行することができてお得です。
1マイルあたりの価値も特典航空券などへの交換なら2円以上になりますので、実質的に等価交換以上の価値があると考えていいでしょう。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)と電子マネー
ソラチカゴールドカードはJCB発行のカードなので、ポストペイ型電子マネーの「QUICPay」を利用することができます。事前チャージ不要で利用できるので利便性も高く、利用分はカード利用代金と合算なのでポイントもしっかり獲得できお得です。Apple PayでもQUICPayとして割り当てられます。
また、既述のとおりPASMO機能を搭載しているのでPASMOオートチャージサービスを利用可能で、オートチャージに充てた利用額分もポイント付与の対象となっています。電子マネーとの相性は比較的良いカードです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)でチャージ可能なプリペイド式電子マネーは?
ソラチカゴールドカードでは、モバイルSuica、SMART ICOCA、nanaco、楽天Edyなどの電子マネーへのチャージが可能です。ただし、チャージ分のポイント付与は対象外となっています。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の空港ラウンジサービス
ソラチカゴールドカードには、ゴールドカード特典として空港ラウンジサービスが付帯しています。JCBの「GOLD Basic Service」が利用できるため、国内空港ラウンジサービスに加えて世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「ラウンジ・キー」の利用も可能です。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の国内空港ラウンジサービスは主要32空港+ハワイの国際空港が対象!
ソラチカゴールドカードに付帯する国内空港ラウンジサービスはJCBゴールドと同じです。対象は以下の空港ラウンジです。
利用可能な空港は次のとおりです。
エリア | 空港名 | ラウンジ | 北海道・東北 | 旭川空港 | LOUNGE 大雪(TAISETSU) |
---|---|---|
新千歳空港 | スーパーラウンジ | |
ノースラウンジ | ||
函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring | |
青森空港 | エアポートラウンジ | |
秋田空港 | ロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | |
関東 | 成田国際空港 | 第1ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」 |
第2ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」 | ||
羽田空港 | 第1ターミナル「POWER LOUNGE CENTRAL」 | |
第1ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」 | ||
第1ターミナル「POWER LOUNGE SOUTH」 | ||
第2ターミナル「エアポートラウンジ(南)」 | ||
第2ターミナル「POWER LOUNGE CENTRAL」 | ||
第2ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」 | ||
第3ターミナル「SKY LOUNGE」 | ||
第3ターミナル「SKY LOUNGE SOUTH」 | ||
中部 | 富士山静岡空港 | YOUR LOUNGE |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア | |
新潟空港 | エアリウムラウンジ | |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
近畿 | 大阪国際空港(伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | 「六甲」「アネックス六甲」「金剛」 | |
「比叡」 | ||
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
米子空港 | ラウンジ DAISEN | |
出雲空港 | 出雲縁結び空港エアポートラウンジ | |
山口宇部空港 | ラウンジ きらら | |
四国 | 高松空港 | ラウンジ 讃岐 |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
松山空港 | ビジネスラウンジ | |
スカイラウンジ | ||
九州・沖縄 | 福岡空港 | くつろぎのラウンジTIME |
ラウンジTIMEインターナショナル | ||
北九州空港 | ラウンジ ひまわり | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
熊本空港 | ラウンジ「ASO」 | |
宮崎ブーゲンビリア空港 | ブーゲンラウンジひなた | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ 菜の花 | |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ | |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
対象空港は国内の主要32空港です。
ラウンジ・キーで海外の空港ラウンジも利用OK!有料ながら利便性が高い!
JCBの「GOLD Basic Service」では、新しいサービスとして世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「ラウンジ・キー」が加わりました。
対象ラウンジの利用1回につき32USドル(同伴者も同じ)が必要となる有料サービスですが、海外へ渡航する機会の多い人にとっては非常に利便性が高いサービスです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の付帯保険
ソラチカゴールドカードには、「JCBゴールド」と同じ内容の補償が付帯します。最高1億円の海外旅行傷害保険など、国内で発行されているゴールドカードの中でも最高峰の補償内容を誇ります。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は充実度が高い!海外旅行傷害保険は最高1億円
では実際に、ソラチカゴールドカードの補償内容をみてみましょう。
保険種類 | 保険内容 | 補償内容 | 家族特約 |
---|---|---|---|
海外旅行傷害保険 (一部利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 (うち利用付帯5,000万円) |
最高1,000万円 |
傷害治療費 | 300万円 | 200万円 | |
疾病治療費 | 300万円 | 200万円 | |
賠償責任 | 1億円 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 1旅行中50万円 (保険期間中100万円限度) |
||
救援者費用 | 400万円 | 200万円 | |
国内旅行傷害保険 (自動付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | ― |
傷害入院 | 10,000円/日 | ― | |
手術 | 最高40万円 | ― | |
傷害通院 | 2,000円/日 | ― | |
航空機遅延保険(海外/国内) | 乗継遅延費用 | 2万円限度 | ― |
出航遅延費用等 | 2万円限度 | ― | |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円限度 | ― | |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円限度 | ― | |
ショッピング補償 | ショッピングガード保険 (海外/国内) |
年間最高500万円 | ― |
海外旅行傷害保険は一部利用付帯ではありますが、ゴールドカードの付帯保険としては国内最高峰の充実度で、トラベル&エンターテイメントカードとして非常に頼れる補償が付帯します。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の追加カード|ETCカードや家族カード
ソラチカゴールドカードは発行元がJCBなので、ETCカードはJCBの「ETCする~カード」が発行されます。「ETCする~カード」は、発行手数料も年会費無料も無料で利用OKです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の家族カードは年会費2,200円!
ソラチカゴールドカードの家族カードは年会費が2,200円(税込)で、一般カードの本会員と同じ年会費でゴールドカードを利用できます。ソラチカゴールドカードの付帯サービスを考えれば、比較的リーズナブルな年会費で所持できるのがメリットです。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の締め日と支払日
ソラチカゴールドカードの締め日と支払日は、
締め日 | 毎月15日 |
---|---|
支払日 | 翌月10日 |
以上のようになっています。支払日が土日や祝日と重なる場合は翌営業日が支払日になります。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の締め日と支払日はJCBと同じ!支払いに関する相談はJCBへ連絡
ソラチカゴールドカードは発行元がJCBですので、カード利用代金の締め日と支払日はJCBと同じ「15日締め/翌月10日払い」です。支払日は変更することができませんので、もし支払いが遅延しそうな場合は、JCBへ事前連絡するようにしましょう。
支払いが遅延してしまってからよりも、事前にこちらから連絡をしておくと著しく信用性を損なってしまう事態を防げます。相談は、「必ず事前に行うこと」を徹底するようにしましょう。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)の紹介まとめ
ソラチカゴールドカードについてご紹介してきましたが、陸マイラーに人気の高い「ソラチカカード(一般カード)」よりもマイルやメトロポイントが貯まりやすくなっているのが特徴で、空マイラーにもおすすめできるゴールドカードでもあります。ANAカードとJCBそれぞれのゴールドカード特典を利用できるので、旅先のメインカードとしても利用価値があります。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD (ソラチカゴールドカード)は特典や補償の充実度も高い
ソラチカゴールドカードはJCBのプレミアムカード会員が利用できる「GOLD Basic Service」が付帯しているので、旅行やグルメ、ゴルフなど、多彩なシーンで活躍してくれるラグジュアリーな1枚です。
また、最高1億円の海外旅行傷害保険を筆頭に付帯保険も補償が充実しており、旅先でのアクシデントにもしっかりと備えられるのが魅力です。補償の充実度は国内のゴールドカードでもトップクラスです。
東京メトロの利用頻度が高く、かつ補償の充実度や付帯する優待特典の内容にこだわりたいという人は、ぜひソラチカゴールドカードも入会の候補に入れてみましょう。
クチコミを投稿する