JAL CLUB-Aカードの評判と特徴、審査基準を徹底解説
JAL CLUB-Aカードの特徴
JAL CLUB-Aカードは、JAL CLUB-Aゴールドカードと同等のボーナスマイルを獲得できるJALカードで、たまにはフライトを利用することがある人や、たまに海外へ渡航される人におすすめの1枚です。
カードステータスは一般カードクラスですが、JAL普通カードの上位カードとして発行されおり、付帯保険や付帯サービスなどもJAL普通カードよりも充実しています。
そんなJAL CLUB-Aカードの特徴について、ご紹介します。
国内を中心にフライト機会の多い人向けのJALカード
JALカードには、JAL普通カードとJAL CLUB-Aカード、そしてJAL CLUB-Aゴールドカードなどの券種が存在します。
JAL普通カード | JALカードの初心者や陸マイラー向け |
---|---|
JAL CLUB-Aカード | たまにフライトを利用する人や年1回程度海外へ渡航する人向け |
JAL CLUB-Aゴールド | フライトの利用頻度が多い人向け |
JALプラチナ | 海外への渡航頻度が多めの人向け |
JALカードは、飛行機を利用するかどうか? 飛行機を利用するならその頻度はどのくらいなのか? などによって選ぶべき基準が異なります。
JAL CLUB-Aカードは、たまにJALのフライトを利用する人におすすめのJALカードです。
ゴールドカードと同等のボーナスマイルを獲得
JAL CLUB-Aカードは、JAL CLUB-Aゴールドカードと同等のフライトボーナスマイルを獲得できます。
カード種類 | 入会搭乗ボーナス | 毎年初回搭乗ボーナス | 搭乗ごとのボーナス |
---|---|---|---|
JAL普通カード | 1,000マイル | 1,000マイル | フライトマイルの+10% |
JAL CLUB-Aカード | 5,000マイル | 5,000マイル | フライトマイルの+25% |
JAL CLUB-Aゴールド |
ボーナスマイルはJAL CLUB-Aゴールドと同等ですが、付帯サービスなどの総合的な充実度では大きな開きがあります。
JAL普通カードは飛行機をほぼ利用しない陸マイラー向けの一般カード、JAL CLUB-Aカードは、飛行機を利用する人向けの一般カードです。空港ラウンジサービスなどさらに充実度サービスを利用したいなら、上位のJAL CLUB-Aゴールドカードなどを選ぶ必要があります。
付帯保険は一般カード以上に充実
JAL CLUB-Aカードは、JAL普通カードよりも充実度の高い最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯します。
JAL普通カードでは「傷害死亡・後遺障害」の補償しかありませんが、JAL CLUB-Aカードは「傷害治療費」や「疾病治療費」といった補償もちゃんと付帯しています。
家族特約こそ付帯しませんが、本会員だけの付帯内容ならJAL CLUB-Aゴールドに匹敵します。
ビジネスクラスチェックインカウンターなどプレミアムな会員サービス
JALカードには、カード会員限定で利用できるサービスや割引などの特典が付帯していますが、JAL CLUB-AカードならJAL普通カードには付帯していないサービスも利用できます。
JALカード共通の特典 | JALビジネスきっぷ 会員専用国内線予約 パッケージツアー割引 パッケージツアー取消料 安心サポート 空港店舗・免税店割引 機内販売割引 ホテルニッコー&JALシティでの優待 レンタカー特典 空港パーキング割引 おみやげ宅配 JALカード イベント情報 お掃除サービス 結婚情報サービス PET・人間ドック割引 有楽町JALプラザTABITUS+ STATION 割引 清水エスパルスファンクラブ入会金無料・年会費優待 |
---|---|
CLUB-Aカードに 付帯する特典 |
JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用 国際線手荷物優待宅配サービス 会員誌「アゴラ」の送付 カレンダーまたは500e JALポイントもしくは植樹活動への寄付 外貨両替時のレート割引サービス |
ビジネスクラスのチェックインカウンター利用や国際線手荷物優待宅配サービスなどは非常に利用価値の高い優待サービスです。
JAL CLUB-Aカードは、こんな人におすすめ
JAL CLUB-Aカードは、たまにフライトを利用するマイラーや、基本的には陸マイラーとしてマイルを貯めているものの年1回くらいは海外旅行をする人などにおすすめです。JAL普通カードよりもフライトボーナスマイルが充実しているので、丘と空で効率よくマイルを獲得できるのが魅力です。
JALやJALグループのフライトをたまに利用する人
フライトボーナスマイルが充実しているJAL CLUB-Aカードは、たまに飛行機を利用するマイラーにおすすめです。
入会搭乗で5,000マイルのボーナス、毎年初回搭乗で2,000マイルのボーナス、搭乗ごとにフライトマイルの+25%を獲得できるため、JAL普通カードよりも断然お得なのがその理由です。
陸でも空でもバランスよくマイルが貯まるクレジットカードが欲しい人
上述のように、たまに飛行機を利用する程度で、基本的には陸マイラーとしてマイルを貯めているならJAL CLUB-Aカードが大いに活用できます。陸でも空でもバランスよくマイルを貯められます。
ただし、飛行機を頻繁に利用する場合は、空港ラウンジサービスなど充実度の高いゴールドカードのサービスが付帯しているJAL CLUB-Aゴールドカードの方がおすすめです。
JAL CLUB-Aカードのメリット
JAL CLUB-Aカードには、
- 陸でも空でもバランスよくマイルが貯まる
- JAL普通カードでは利用できない優待サービスが付帯
- 旅行傷害保険は最高5,000万円の補償が付帯
オプションサービスでさらにマイル獲得率がアップ
以上のようなメリットがあります。
JAL普通カードよりも内容の充実している点がメリットです。
ボーナスマイルが充実しているので陸でも空でもマイルが貯まりやすい
JAL CLUB-Aカードの最大のメリットが、「陸でも空でもバランスよくマイルが貯まる」ことです。
既述しましたように、「基本的には陸マイラーだけれどたまには飛行機を利用する」というマイラーにとってメリットの大きいJALカードです。
CLUB-Aカード以上でなければ利用できない優待サービスが付帯
JALカードには、機内販売や空港内店舗などでの割引など、JALカード会員限定の多彩な優待サービスが付帯します。これはJALマイレージバンクの会員になっているだけでは受けられない特別な優待サービスです。
そんなJALカード会員限定の優待サービスの中でも、JAL CLUB-Aカードならビジネスクラス・チェックインカウンターの利用や国際線手荷物優待宅配サービスなど、JAL普通カードでは利用することができない特別な優待サービスを利用することができます。
最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯する
付帯保険の詳細は後述しますが、JAL CLUB-Aカードには最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯しています。
JAL普通カードの付帯保険よりも遥かに充実度が高く、JAL CLUB-Aゴールドカードとも肩を並べる内容になっているのがメリットです。
ショッピングマイル・プレミアムなどオプションサービスも付帯できる
JALカードには、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」や「JALカード ツアープレミアム」というオプションサービスがあります。もちろん、JAL CLUB-Aカードでも加入することができます。
JALカードショッピングマイル・プレミアム | マイル還元率が無条件で2倍になる。JAL特約店なら4倍の還元率で利用可能。 ※サービス年会費として3,300円(税込)が必要 |
---|---|
JALカード ツアープレミアム | 通常50%~75%分しか獲得できないフライトマイルに「ツアープレミアムボーナス」が加算され、 必ず100%のフライトマイルを獲得できるようになる ※サービス年会費として2,200円(税込)が必要 |
よりマイルを効率的に貯めるなら、これらのオプションサービスへの加入は必須です。ただし、サービス年会費が別途必要になりますので、損益分岐点を考えて加入を検討しましょう。
JAL CLUB-Aカードのデメリット
JAL CLUB-Aカードのデメリットとしては、
- 海外旅行傷害保険の補償内容が不安
- 飛行機に乗らないなら持つ意味がない
- 総体的にコスパが悪い
以上の3点が挙げられます。
海外旅行傷害保険の補償が少ない
JAL CLUB-Aカードの海外旅行傷害保険はJAL普通カードの内容と比べて充実していることは確かですが、内容的には決して充実しているとは言えません。
JAL普通カードの海外旅行傷害保険は「傷害死亡・後遺障害」しか付帯しておらず、しかも補償額は最高1,000万円です。一方のJAL CLUB-Aカードは、最高5,000万円の「傷害死亡・後遺障害」に加え、「傷害治療費」と「疾病治療費」なども付帯しています。
海外旅行傷害保険の補償でもっとも重要度が高いのは「傷害死亡・後遺障害」ではなく「傷害治療費」や「疾病治療費」だと言われていますので、その補償が付帯するのはメリットです。しかし、内容はといえばそれぞれ150万円までの補償にとどまっており、補償としては非常に低いものとなってしまっています。
渡航するなら別途旅行保険に加入するなどの対策が必須
専門家によれば、海外へ行く場合は「傷害治療費」と「疾病治療費」で最低でも1,000万円の補償が必要だとの指摘もあり、この基準にあてはめるならば150万円という補償額は低すぎます。
「JAL CLUB-Aカードに海外旅行傷害保険が付帯しているから安心だ!」と過信するのは禁物です。海外へ行くなら、別途旅行保険に加入するなどの対策が必須だということになります。
フライトを利用しないなら持つ意味がない
JAL CLUB-AカードがJAL普通カードの上位カードだからといって、持てば自動的にお得になるというものでもありません。JAL CLUB-Aカードは、JAL普通カードよりもフライトボーナスマイルを多く獲得できる点がメリットになっていますので、そもそも飛行機に搭乗する機会がないなら持つ意味がないカードです。フライトでマイルを貯めることがないなら、JAL普通カードがあればそれだけで十分です。
上位のCLUB-Aゴールドの方がコスパが高い
JAL CLUB-Aカードの年会費は11,000円(税込)です。しかも、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」の3,300円(税込)、「JALカード ツアープレミアム」の2,200円(税込)を加えると16,500円(税込)になります。上位カードのJAL CLUB-Aゴールドカードの17,600円(税込)とほとんど変わりません。
JAL CLUB-Aゴールドカードの場合、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に自動入会。そのため新たに加算されるサービス年会費は「JALカード ツアープレミアム」の2,200円(税込)だけで済みますので、合計で19,800円(税込)です。JAL CLUB-Aカードとの差はたった3,300円でしかありません。
しかも、JAL CLUB-Aゴールドカードには空港ラウンジサービスをはじめとしたゴールドカード特典が付帯していますので、それらを含めて比較すればコスパの差は歴然です。どの程度飛行機を利用する機会が多いのかにもよりますが、比較的フライトの頻度が多いなら、JAL CLUB-Aゴールドカードを選んだ方がいいでしょう。
JAL CLUB-Aカードの評判
JAL CLUB-Aカードは、ショッピングで手軽にマイルを貯められる点や、フライトボーナスマイルの獲得率が良いという点で、ユーザーからも高い評価を獲得しています。一方で、上述したようにコスパ面の悪さを指摘する声も少なくありません。
JALの搭乗機会が多いユーザーからはまずまずの評価
JALカードは、貯めたポイントをマイルへ移行するなどの手間がなくマイルが直接貯まるカードなので、煩わしさを感じずにマイルを貯められるカードとして人気が高いです。
もちろん、JAL CLUB-Aカードでもその点を評価するユーザーが多く、マイルの貯めやすさとしてはまずまずの評価を獲得しています。
コスパの悪さを感じるユーザーも少なくない
しかし、年会費が11,000円(税込)もかかることや、オプションサービスを加えるとJAL CLUB-Aゴールドカードに迫るほどの年会費になってしまうため、全体的にコスパの悪さを指摘する声も少なくありません。
JAL CLUB-Aカードの審査
JAL CLUB-Aカードの気になる審査難易度ですが、概ね一般カードクラスの審査に通過できるだけの属性があれば通過できるレベルです。その理由についてご説明していきます。
位置付けは空マイラー向けの一般カードなので審査難易度は高くない
JAL CLUB-Aカードは年会費が11,000円(税込)もするので、ゴールドカードに準ずるステータスがあるのかとも思ってしまいますが、実際の付帯サービスなどをみてもそこまでのステータスは感じられません。JAL普通カードの上位カードではありますが、JAL CLUB-Aゴールドカードというゴールドカードが存在しているので、一般カードとゴールドカードの中間にある中途半端な位置付けになっています。
ハッキリ言ってしまうと、JAL CLUB-Aカードは、JAL普通カードに比べてフライトボーナスマイルが充実しているだけです。そのほかに付帯サービスや付帯保険が若干充実しているなどの違いはありますが、大きな違いはフライトボーナスマイルの差だけと言っても過言ではありません。つまり、JAL普通カードが陸マイラー向けの一般カードだとすれば、JAL CLUB-Aカードは空マイラー向けの一般カードという見方が妥当なので、審査難易度は高くないと見て間違いないのです。
一般カードクラスの審査に通る属性なら十分に可能性あり
実際、入会資格は「日本に生活基盤のある18歳以上の人」となっていて、JAL普通カードと同じ基準です。その基準に照らし合わせてみれば一目瞭然ですが、JAL CLUB-Aカードは一般カードクラスのクレジットカード審査に通過できるだけの属性があれば十分に審査パスの可能性があるカードです。難易度は決して高くありません。
JAL CLUB-Aカードの還元率
JAL CLUB-Aカードのマイル還元率はJAL普通カードと同じで、基本は0.5%です。オプションサービスの「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に加入すれば還元率が2倍になるなど、基本還元率以上の還元率でマイルを貯めることもできます。
基本となるポイント還元率は0.5%
JAL CLUB-Aカードでは、カード利用200円ごとに1マイルを獲得できます。1マイルの価値は最低1円程度となるため、還元率は0.5%です。
ただし、マイルの価値は交換先によってバラつきがあります。特典航空券に交換するのであれば最低でも1マイルあたり2円を超える価値になりますので、できるだけレア度の高い交換先を選ぶのがおすすめです。
JALカードショッピングマイル・プレミアム加入なら還元率が常時1.0%
先にご説明しましたとおり、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」というサービスに加入すれば、還元率が2倍の1.0%になります。通常は200円で1マイル貯まりますが、ショッピングマイル・プレミアムに加入すると100円ごとに1マイルを獲得できます。100円ごとという最小単位でマイルを獲得できるので非常にお得です。
別途3,300円(税込)の年会費が発生するので注意
しかし、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」へ加入するためには3,300円(税込)というサービス年会費を負担する必要があります。ほとんどショッピングで利用しないのであれば3,300円(税込)の負担が無駄になるので、敢えてショッピングマイル・プレミアムに加入するメリットはありません。
逆に、ショッピングの利用頻度が高ければ高いほどお得にマイルを貯められます。1マイル=1円として考えた場合、年間3,300マイル以上を獲得できれば元が取れることになります。ショッピングマイル・プレミアムなら100円ごとにマイルを獲得できるので、年間33万円が損益分岐点です。年間33万円超の利用が確実に見込めるなら加入する価値があります。
高還元率でマイルを貯めるならJALカード特約店の利用がおすすめ
また、「JALカード特約店」に加盟しているお店でショッピングすると、還元率が2倍になりお得です。イオンやファミリーマート、ENEOS、ノジマ、ウエルシアといったお馴染みのお店もJALカード特約店になっているので、日ごろから意識して利用すれば高還元率でマイルを獲得できます。
しかも、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に加入していれば、マイル還元率がさらに2倍の計4倍となり、2.0%の高還元率でマイルが貯まり、よりお得になります。
ネット通販ならJALマイレージモール
ネット通販が好きな人なら、JALマイレージモールを経由したネットショッピングがおすすめです。リアル店舗でもネット通販でも、どこでもマイルを獲得できるのがJALカードの強みです。
300円ごとに1マイル付与など、利用先によってはマイル還元率が低い場合がありますが、期間限定でマイルアップをしているショップもあるので、マイルアップ中のショップを常時チェックしておくのがおすすめです。ショップによっては5倍以上のマイル還元率でショッピングを楽しめる場合もあります。
JAL CLUB-Aカードのポイント
航空系クレジットカードには、ショッピングでカード会社のポイントを貯め、そのポイントを後からマイルへと移行するタイプや、ショッピングで直接マイルが貯まるタイプの2種類があります。
JALカードは後者のタイプにあてはまるので、カードを利用するたびに直接マイルを貯めることができます。
普段のショッピングに利用するだけでJALマイルが貯まる
JAL CLUB-Aカードのポイントプログラムは「JALマイレージバンク(JMB)」です。ご説明していますとおり、JAL CLUB-Aカードをショッピングで利用するたびに、200円につき1マイルを獲得できます。獲得したマイルの有効期限は、獲得した翌月から起算して36カ月後の月末です。
貯めたJALマイルは交換先が豊富
JAL CLUB-Aカードで貯めたマイルは、特典航空券や座席アップグレードなどに交換するのがベストですが、それ以外でもJALクーポンや厳選商品、提携先ポイントなどへの交換もできます。交換レートにはバラつきがありますが、概ね1マイル=1円程度のレートで交換できます。
特典航空券への交換なら1マイルあたりの価値が高くなるのでおすすめ
ただし、特典航空券などへの交換ですと、1マイルあたり2円以上の価値になります。せっかく貯めたマイルですから、マイルの価値を生かせる交換先にこだわりたいという人は、特典航空券への交換を目指してみるのもおすすめです。
JAL CLUB-Aカードと電子マネー
JALカードでは、追加発行で「JMB WAONカード」という電子マネーを発行できます。ただし、カード本体に搭載できる電子マネーはありませんし、プリペイド式電子マネーへのチャージではマイルが獲得できないなど、電子マネーそのものとの親和性はあまり高くありません。
電子マネーでマイルが貯まるJMB WAONカードの追加発行ができる
「JMB WAONカード」は、JALマイレージバンクと電子マネーのWAONが提携して発行している電子マネーです。
イオンなど電子マネーWAONの加盟店で利用することができ、WAONの決済でマイルを貯めることができます。WAONでの支払い200円ごとに1マイルを獲得できます。
モバイルSuicaなどへのチャージもOK!ポイント付与は対象外
JAL CLUB-Aカードでは、モバイルSuicaをはじめとしたプリペイド式電子マネーへのチャージにも対応しています。
チャージ可能な電子マネーは以下のとおりです。
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- PASMO
- モバイルPASMO
- SAPICAオートチャージ
- 楽天Edy
- nanaco(2020年3月11日以前に登録したカード)
Suicaについては、Apple PayとGoogle PayのSuicaも同様にチャージできます。また、Apple PayのPASMOにもチャージができます。
ただし、これらの電子マネーへのチャージ分は、マイルの積算対象外になっていますので注意してください。
JAL CLUB-Aカードの付帯保険
JAL CLUB-Aカードには、最高5,000万円の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯しています。補償の詳細な内容について解説します。
最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯する
JAL CLUB-Aカードに付帯する海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の補償内容は次のようになっています。
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
---|---|---|
傷害治療費 | 150万円 | |
疾病治療費 | 150万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 1旅行中50万円限度 (年間100万円限度) |
|
救援者費用 | 100万円 | |
国内旅行傷害 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
入院保険金 | 10,000円/日 | |
手術保険金 | 最高10万円 | |
通院保険金 | 2,000円/日 |
家族特約こそ付帯しませんが、本会員の補償内容はJAL CLUB-Aゴールドカードとほぼ同じ内容です。
国内旅行傷害保険の内容が充実
デメリットの章でも触れていますように、海外旅行傷害保険の内容が非常に乏しいため、海外旅行へ行く際は保険会社の旅行保険に加入していくなど、何らかの対策を講じた方が安心です。
逆に、国内旅行傷害保険の内容は充実度が高めです。入院・手術・通院それぞれの補償も付帯しており、旅先での予期しないアクシデントに備えられる心強い内容です。
JAL CLUB-Aカードの追加カード|家族カードやETCカード
JAL CLUB-Aカードは、追加カードとして家族カードとETCカードの発行に対応しています。また、先述のとおり電子マネーの「JMB WAONカード」を追加発行できます。
家族カードの年会費は3,850円(税込)
JAL CLUB-Aカードの家族カードは、年会費が3,850円(税込)です。家族カードなら、本会員の1/3の年会費でほぼ同程度のサービスを利用できるのでお得です。
しかも、本会員が「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に加入していれば家族カードも自動的にマイル還元率が2倍になります。家族カードで獲得したマイルは、家族プログラムに登録しておくだけで自動的に本会員のマイルと合算できます。
ETCカードは年会費無料で持てる!新規発行手数料は1,100円(税込)
JAL CLUB-Aカードでは、ETCカードとして「DC ETCカード」の発行を受けられます。新規発行手数料として1,100円(税込)が必要ですが、ETCカードの年会費は無料です。
ETCカードでも、ETC利用ごとにマイルを獲得できるのでお得です。高速道路などの利用機会が多いマイラーなら迷わず加入しておきたいカードです。
JAL CLUB-Aカードの締め日と支払日
クレジットカードを利用する上で必ず覚えておきたいのが「締め日」と「支払日」です。
- 締め日・・・カード利用代金の請求額が確定される日
- 支払日・・・カード利用代金が口座から引き落とされる日
JAL CLUB-Aカードの場合、「締め日」が毎月15日、「支払日」が翌月10日です。
JAL CLUB-Aカードの締め日と支払日を把握しておくのが賢い使い方
JAL CLUB-Aカードは、毎月16日~15日までの1カ月かんでカード利用代金を決定しています。1カ月間のカード利用額だからといって、1日~月末までの利用額で算出されているわけではないので注意しましょう。
締め日や支払日をちゃんと把握しておくことは、計画的な利用や賢い利用をしていく上でもとても大切な要素です。
万一支払いが遅れそうなら事前に連絡をしておくのがベスト
もし、カード利用代金の支払いが遅れてしまいそうな場合は、事前にその旨を連絡しておくのがおすすめです。事前に自分から連絡しておくと、カード会社に対する心象を良くすることができます。逆に、支払いが遅延となった状況でカード会社からの連絡を無視したりしていると、徐々に信頼度が落ちていくのでカード会社に対する心象の悪化を招きます。
同じ「遅延」という状況でも、こちらの対応次第ではその後のカードライフにも差が生じてきます。仮にまた遅延となった場合でも、心象が悪いとカード利用停止などの措置を取られることもありますが、心象を良くしていくことで遅延解消後もそのまま利用できるケースもあります。遅延してしまう可能性のある場合は、必ず事前連絡をするように心がけましょう。
JAL CLUB-Aカードの紹介まとめ
JAL CLUB-Aカードの特徴やメリットなどをご紹介してきましたが、最後に主な魅力をまとめてみますと、
- フライトボーナスマイル充実
- 陸と空でバランスよくマイルを貯めたい人におすすめ
- CLUB-Aカード以上でしか利用できないサービスがある
- 最高5,000万円の旅行傷害保険
主な特徴やメリットはJAL普通カードと同じですが、JAL普通カードには付帯しない会員限定の優待サービスを利用できるほか、付帯保険やフライトボーナスマイルも充実しているのが魅力です。
日常のショッピングだけでなく、たまの飛行機利用でも効率よくマイルを獲得したい人にとって使い勝手の良い1枚です。
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