JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブ|評判と特徴、審査基準を徹底解説
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの特徴
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはJCBゴールドにANAマイレージクラブの機能が搭載されたカードです。JCBゴールドのサービスを利用できるほか、ANAマイレージクラブの会員向けサービスも利用することができます。JCBとANAとの提携カードとしてはANAカードが有名ですが、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブではANAカード向けのサービスは利用できませんので注意が必要です。
マイルを貯めることに特化したANAカードとは異なり、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはあくまでもJCBカードとしての機能をベースにAMCのサービスを利用できる程度の内容となっています。そんなJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの特徴について解説していきます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはAMCカードの機能を備えたJCBゴールド!ANAカードとの違いとは?
ANAとの提携カードといえばANAカードが有名です。ANAカードにもANAマイレージクラブ(AMC)の機能が付いているため、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブとの違いがわかりにくいという方も少なくないでしょう。
ANAカードの場合、「ANAカードマイルプラス」の特約店でマイルアップが可能であったり、入会・継続ボーナスマイルやフライトボーナスマイルなどマイルを貯めることに特化したクレジットカードになっていますが、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの場合は通常のクレジットカードにANAマイレージクラブの会員サービス機能が搭載されているだけのカードとなります。
上の図で示したとおり、マイルを貯める目的ならANAカードがもっともおすすめです。少なくとも、ANAマイルをガッツリ貯めたい人やANAのサービスを利用する機会の多い人はANAカード、「たま~にANAでフライトを利用する程度」という人や、最低限ANAマイレージクラブの機能くらいは利用したいという人はJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブを選ぶのがおすすめです。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAスキップサービスなどAMC向けのサービスを利用できる!もちろんJCBゴールドの特典も付帯!
JCBゴールドにANAマイレージクラブの機能が付帯しているJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでは、ANAスキップサービスやグルメマイルといったANAマイレージクラブ会員向けのサービスを利用できます。このサービスはクレジット機能が搭載されていないANAマイレージクラブ会員向けの会員カードである「AMCカード」の機能と同じです。
もちろん、ANAグループ国内線やANA国際線の利用でフライトでマイルが貯まりますし、ANAが所属している世界的な航空連合である「スターアライアンス」に加盟している航空会社でもANAマイルを貯めることができます。さらに、提携ホテルの利用やレンタカーといった提携サービスの利用でもマイルが貯まります。
また、JCBゴールドとして以下の「GOLD Basic Service」の優待特典も付帯しています。
空港ラウンジサービス | 国内主要31空港+ホノルルの空港ラウンジ |
---|---|
グルメ優待サービス | 提携店舗にて優待を受けられる |
JCB THE PREMIUM | JCBゴールド以上の会員向けに発行される会員情報月刊誌 |
JCB GOLD Service Club Off | スポーツクラブや映画館などの提携施設で優待を受けられる |
JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス | 対象のパッケージツアー申し込み&支払いでポイント優遇 |
国内宿泊オンライン予約 | JCBトラベル提携オンライン予約からJTBの国内宿泊オンライン予約をしてカードで支払えばポイント優遇 |
海外ホテルオンライン予約 | JCBトラベル提携オンライン予約サービスから海外ホテルオンライン予約をしてカードで支払えばポイント優遇 |
ハーツレンタカーサービス | ハーツレンタカーで割引優待 |
手荷物無料宅配券サービス | JCBトラベルデスクから海外パッケージツアーに申し込んで支払いをカードで済ませば手荷物無料宅配券をプレゼント |
京爛漫 | 京都観光に特化したJCBのオリジナルガイドブックで優待も利用できる |
JCBゴールド チケットサービス | コンサートや演劇などを良席で楽しめるほかチケット先行予約や特典付きチケットの入手も可 |
ゴールドフラワーサービス | 指定先へのお花のお届けが電話1本でOK。割引もあり |
JCB暮らしのお金相談ダイヤル | お金の専門家に暮らしに関わるお金の相談ができる |
健康サービス | 健康チェックサービスや人間ドックサービスが利用できる。24H年中無休で健康や育児などの相談ができるドクターダイレクト24も利用可 |
ゴールド会員専用デスク | JCBゴールド専用の会員デスク |
ゴルフエントリーサービス | 全国およそ1,200ヶ所にもおよぶゴルフ場のプレー予約ができる |
ゴルフイベントへの参加 | 会員向けに開催されるイベント参加が可能 |
JCBゴルファーズ倶楽部へ入会 | 有名な名門コースでプレーを楽しめる |
東京ディズニーリゾートへの旅トラベル特典 | JCBトラベルからディズニーホテルなど指定のパッケージプランに申し込んでカードで支払えばポイント優遇 |
その他、JCB一般カードでも利用できるJCBの基本的なサービスの利用もOKです。
充実の補償!付帯保険もJCBゴールドと同じ!JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブにはゴールドカード最高クラスの補償が付く!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはJCBゴールドと同ステイタスなので、付帯する保険も同じ内容になっています。最高1億円の海外旅行傷害保険に最高5,000万円の国内旅行傷害保険、海外・国内航空機遅延保険に年間最高500万円のショッピングガード保険まで付帯します。補償内容はゴールドカード最高クラスの内容です。細かい補償内容は後ほど詳述します。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはポイントアップを狙えば高還元率で使える!提携店利用や年間利用額に応じたポイント優遇あり!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは、ANAカードと異なるため「ANAカードマイルプラス」の提携店舗でマイルアップを利用することはできませんが、JCBゴールドがベースとなっているので「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携企業店舗でポイント優遇を受けることができます。
また、JCBゴールドとして「JCB STAR MEMBERS」の対象カードにもなっているので、年間利用額に応じて次年度のポイント還元率がアップします。基本還元率は0.5%ですが、仮に年間100万円以上なら次年度は50%UPで還元率0.75%、年間300万円以上なら60%UPで還元率0.8%まで上昇します。
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」や「JCB STAR MEMBERS」などポイント還元率についての詳細は後述します。
海外なら還元率2倍の1.0%!ネット通販でもお得にポイントが貯まる!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは通常のJCBカードと同様に、海外ショッピングなら還元率が2倍になり、1.0%の高還元率でポイントを貯めることができます。
また、JCBが運営するオンラインモール「Oki Dokiランド」や、ANAが運営するオンラインモール「ANAマイレージモール」なども利用できます。「Oki Dokiランド」ならポイント最大20倍も可能ですし、「ANAマイレージモール」ならショッピングのたびに直接マイルを獲得できます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは、こんな人におすすめ
ご紹介してきた特徴をもとに、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはどのような人におすすめできるカードなのかについてみていきます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはAMCカード一体型!ANAマイレージクラブへの入会を考えている人におすすめ
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブカード(AMCカード)との一体型となっていますので、すでにANAマイレージクラブの会員になっている人ではなく、これからANAマイレージクラブへの入会を検討している人向けのカードです。その上で、通常のAMCカードではなく、クレジット機能が付帯したカードが欲しいという人におすすめできます。
クレジット機能搭載のAMCカードに加えてステイタスと付帯サービスにこだわりたい方にJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブがおすすめ
単純に、ANAマイレージクラブカード(AMCカード)にクレジット機能を付帯させたいだけなら、年会費がよりリーズナブルなJCB一般カード/プラスANAマイレージクラブでも十分ですが、カードにもある程度のステイタスが欲しいという人やゴールドカード特典を利用したいというこだわりのある人には、JCBゴールドの贅沢な特典を利用できるJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブがおすすめです。
ANAカードにしたいけれどそれほど頻繁にANAを利用しない人!JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは最低限の会員サービスを利用したい人におすすめ
ANAのフライトやANAの各サービスを頻繁に利用するならANAカードの方がはるかにお得ですが、それほど頻繁にANAを利用するわけでないのであればJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブだけでも十分です。ANAカード向けのサービスを利用することこそできませんが、フライトでのマイル獲得や提携店でのマイル獲得など、ANAマイレージクラブの会員向けサービスなら利用可能です。「ANAカードを利用するほどではないけどANAマイレージクラブの会員としてのサービスくらいは利用したい」という人におすすめできます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのメリット
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのメリットについてまとめてみました。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブの機能が搭載されたJCBゴールド!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのメリットを以下に挙げてみましょう。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのメリット
- JCBゴールドとして使えるのでステイタスが高い!
- グルメマイルやANAスキップサービスなどANAマイレージクラブの機能搭載
- 空港ラウンジサービスなどJCBのGOLD Basic Serviceを利用できる
- トラベルやエンタメなどJCBの基本サービスが付帯
- 最高1億円の旅行傷害保険や年間最高500万円のショッピング補償など充実の付帯保険
- JCB ORIGINAL SERIESパートナーでポイントが高還元率で貯まる
- 年間利用額に応じて次年度のポイント還元率がUPする「JCB STAR MEMBERS」の対象
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは基本的にJCBカードとしての機能が中心になります。その上で、ANAマイレージクラブの会員向けのサービスを利用できるのが特徴です。ただし、ANAカードではないためANAカード向けの特典は利用できません。
また、ANAカードのように貯まったポイントを高レートでマイルに移行できるシステムもありませんしボーナスマイルもありません。もちろんANAマイレージクラブのサービスでマイルを貯めることができますが、単にマイル獲得を重視したいならANAカードを選んだ方がお得感が高いです。
ただし、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」や「JCB STAR MEMBERS」などを利用できるので、使い方によっては比較的高還元率で利用できるメリットがあります。フライトを中心にANAのサービスをよく利用しているならANAカードがおすすめですが、ごくたまにしかANAを利用する程度ならJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでも十分に活用度が高いです。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのデメリット
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブおデメリットとしては主に3つです。
- ANAマイルを貯めることには適していない
- 通常年会費のほかにサービス付帯年会費が必要
- 上位カードへのインビテーションがない
以下に解説していきます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでANAマイルを貯めるのは非効率的!マイラーには不向き
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブの機能が搭載されたJCBゴールドというだけで、それ以上の特別な機能は搭載していません。例えばANAカードのようにボーナスマイルが付与されたり高レートでポイントをマイルに移行できたり、カード会員限定の特典があったりするわけでもありません。
貯まったOki Dokiポイントは1P=3マイルにしか移行できず、ANAカードに比べたらかなり非効率的です。例えANA便でのフライト頻度が低くても、陸でしっかりとマイルを貯めたいという場合ならやはりANAカードの方が効果的に貯めることができます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは1万1千円の年会費以外にサービス付帯年会費が330円必要!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのカード年会費は11,000円(税込)です。これは通常のJCBゴールドと同じ年会費となっています。ただし、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブのサービス付帯年会費330円(税込)が別途必要になります。
ちなみにJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブならキャンペーンで初年度の年会費が無料になりますし、家族カードを発行する場合なら1枚目は年会費無料で発行することができますが、サービス付帯年会費については年会費無料の対象とはならず、必ず負担する必要があります。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでは上位カードへのインビテーションが届かないので注意
JCBゴールドで年間利用額が多く、かつ優良な利用を続けていると、さらに上位の「JCBゴールド ザ・プレミア」や「JCBザ・クラス」といった上位のステイタスカードへのインビテーションが届きますが、同じJCBゴールドでもJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブではインビテーションを受けることができません。その理由はANAマイレージクラブの機能を搭載した上位のステイタスカードが存在しないからです。
そのため、JCBゴールドを超えるステイタスカードを目指したい人がJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブを所持してもメリットがありません。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの評判
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブには所有者限定の特典があるわけでもないため、ANAカードに比べるとやや魅力に劣ります。実際、「ちょっと中途半端な感じがするカード」という声もあります。ANAマイレージクラブの機能が付帯しているというだけで、これといってマイルが貯まりやすいわけでもなく、また通常のJCBゴールドよりも+330円(税込)の年会費が必要になるなど、評判としてはイマイチな感は否めません。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブよりもANA JCBワイドゴールドカードの方がコスパが高い
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの年会費は11,000円(税込)+サービス付帯年会費330円(税込)です。これで、JCBゴールドの付帯サービスとANAマイレージクラブのサービスを利用できるわけですが、ANAのゴールドカードであるANA JCBワイドゴールドカードにはこれらの特典以外にもさらにANAカード限定特典やボーナスマイル、そして特約店でお得にマイルが貯まる「ANAカードマイルプラス」といった各サービスが付帯しています。
これだけのサービスが付いて年会費15,400円(税込)ですので、コスパが断然違います。多少でもマイルの獲得にこだわりたいならJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブよりもANA JCBワイドゴールドカードを選択した方が良いとの声も多いです。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの審査
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはJCBのゴールドカードなので、審査にはゴールドカード独自の審査基準が適用されます。一般カードよりも審査難易度は高めなので、いきなり申し込むよりもまずは一般カードのJCBカード/プラスANAマイレージクラブからスタートした方が確実性が高いです。一般カードを一定期間利用してからJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブに切り替える方が所持できる確率も高くなります。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの審査難易度はやや高め!良好なクレヒスと安定継続収入が必須
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの審査難易度はやや高めです。申し込みは20歳以上からですし、安定継続収入がなければ審査通過は厳しいです。もちろん、年収の高さや勤続年数なども重視されますし、何よりも良好なクレヒスは必須要素です。
過去5年以内に債務整理をしていたりすれば確実に審査落ちですし、他のクレジットカードや各種ローンで滞納歴があったりした場合でもまず審査通過は見込めません。もちろん、カードローンなどの借入が多い場合も審査ハードルは一気に上がってしまいます。
ある程度社会的信用性の高い職業に就いており、かつ相当な年収があって、高確率で審査に通過できる自信があるというなら何も気にせず申し込んでしまっても構いませんが、一般の会社員ならなるべく借入が少なくクレヒスもきれいな方が審査難易度も低くなります。
「きれいなクレヒス」とは「適度で良好な利用歴がある」という意味
クレヒス(クレジットヒストリー)は個人の信用情報の歴史でもありますので、まったくクレヒスがない状態では信用情報の把握ができないため逆に審査にも悪影響です。若者向けや学生向けのクレジットカードならクレヒスがない状態でも問題ありませんが、少なくとも20代後半以降もクレヒスがない状態ではクレジットカードが発行されにくい状況に陥ってしまいます。クレジットカードをはじめ、各種ローンなどを利用し、かつしっかりと返済をしている状態がいわゆる「良好なクレヒス」と呼ばれる状態です。クレジットカードや各種ローンでしっかりと返済を繰り返していくことが良好なクレヒスの蓄積に繋がります。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの還元率
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの基本還元率は0.5%です。カード利用1,000円につき1ポイント獲得でき、1ポイントの価値は最大5円ほどとなります。ただし0.5%というのはあくまでも基本的な還元率に過ぎません。先述したように、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携店舗における利用や、「JCB STAR MEMBERS」の適用による次年度のポイントアップなど、通常よりも高還元率で利用することも可能です。ちなみに海外でのショッピング利用なら、いつでも自動的に還元率が2倍(1.0%)になります。
普段のショッピングで高還元率!JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはJCB ORIGINAL SERIESパートナーを利用できる!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのベースはJCB ORIGINAL SERIESのJCBゴールドですので、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携店舗でポイントアップが可能になります。
提携店企業 | ポイント倍付数(還元率) |
---|---|
Amazon | 3倍(1.5%) |
セブンイレブン | 3倍(1.5%) |
ドミノ・ピザ | 2倍(1.0%) |
スターバックス | スタバカードへのオンライン入金で10倍(5.0%) |
出光昭和シェル | 2倍(1.0%) |
ビックカメラ | 2倍(1.0%) |
高島屋 | 3倍(1.5%) |
小田急百貨店 | 3倍(1.5%) |
京王百貨店 | 3倍(1.5%) |
AOKI | 5倍(2.5%) |
洋服の青山 | 5倍(2.5%) |
コナカ | 2倍(1.0%) |
タイムパーキング | 2倍(1.0%) |
ネット通販からコンビニ、ガソリンスタンドなど、日常的に活用できる提携先もありますので、できるだけリアル店舗を利用する場合は「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携企業を選ぶようにすると効果的にポイントを貯められます。
年間利用額に応じて次年度還元率アップ!JCB STAR MEMBERSの対象だから各種支払いをJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブに集約するとお得
「JCB STAR MEMBERS」とは年間利用額に応じて次年度のポイント還元率がアップするサービスのことです。年間のカード利用額で次年度のランクが決定し、ランクに応じた還元率が適用されます。
カード年間利用額 | ランク | ポイントアップ率 | 実質還元率 |
---|---|---|---|
30万円以上 | スターe PLUS | 10% | 0.55% |
50万円以上 | スターβ PLUS | 20% | 0.60% |
100万円以上 | スターα PLUS | 50% | 0.75% |
300万円以上 | ロイヤルα PLUS | 60% | 0.8% |
最大で還元率が0.8%にまでアップします。基本還元率が0.5%であることを考えると60%UPは非常に大きな魅力です。無駄遣いを増やして年間利用額をアップさせるのは愚の骨頂ですが、できるだけ公共料金などを含めた各種支払いをJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブに集約させるようにすれば、最低でも年間利用額100万円以上の「スターα PLUS」くらいは余裕でクリアできます。
ポイント還元率最大20倍!ネット通販利用者ならOki Dokiランド経由がお得!
JCBの運営するオンラインモール「Oki Dokiランド」を経由してネットショッピングをするだけで、通常の2倍以上のポイントを獲得できます。利用するサービスによっては最大20倍も可能です。ネット通販利用者なら「Oki Dokiランド」を積極活用すると非常に効率よくポイントを稼げます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブのポイント
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブの機能が付帯していますが、ポイントプログラムはJCBの「Oki Dokiポイント」となります。ANAマイルはANAマイレージクラブのサービスでしか貯めることができないので注意しましょう。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブで貯めたOki Dokiポイントはマイル以外へ交換した方がお得
ANAカードなら貯めたOki Dokiポイントは1ポイントあたり5マイル~10マイルに移行することができますが、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブにはそうした特別な移行レートは適用されません。通常のJCBカードと同じで厳選アイテムや共通ポイント、電子マネーなどに交換できます。もちろん、ANAマイル以外でもJALマイルやスカイマイルへの交換も可能で、マイルへの交換はいずれも1ポイント=3マイルとなります。
ちなみにOki Dokiポイントの還元率0.5%というのは、貯めたポイントを1ポイントあたり最大5円相当のレートで交換した場合の数字となります。交換先によっては0.4%や0.3%ということもあるので、交換先については事前にチェックしておきましょう。Oki Dokiポイントの交換先で1ポイントあたり5円相当になるのは以下のようなアイテムとなります。
交換先 | 交換レート |
---|---|
nanacoポイント | 1ポイント=5nanacoポイント |
ビックポイント | 1ポイント=5ビックポイント |
ビックネットポイント | 1ポイント=5ビックネットポイント |
ベルメゾンポイント | 1ポイント=5ベルメゾンポイント |
ジョーシンポイント | 1ポイント=5ジョーシンポイント |
セシールスマイルポイント | 1ポイント=5セシールスマイルポイント |
JCBプレモカードにチャージ | 1ポイント=プレモバリュー5円分 |
JCBトラベル旅行代金充当 | 1ポイント=旅行代金5円分 |
JCB×Yahoo!JAPANポイントクラブ | 1ポイント=5Tポイント ※らくらく自動移行コースの場合 |
マイルに交換する場合は1ポイントあたり3マイルなので実質レートは0.3%と低くなります。既述のとおり、マイル獲得の目的だけでJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブに入会するのはおすすめできません。
現段階ではJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでANAマイルが優遇されることはないので、ANAマイルの獲得が目的ならANAカードを選びましょう。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブと電子マネー
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブなら、QUICPayを利用可能です。カード一体型も選べますし、追加カードとしてQUICPayだけを発行することもできます。もちろん、ANAマイレージクラブのサービスが付帯しますから、キーホルダータイプの「ANA QUICPay+nanaco」の発行もできます。ANAスキップサービスとQUICPay、それにnanacoの3つがひとつになった便利な電子マネーです。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでチャージ可能な電子マネー
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブでチャージできる電子マネーは、
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- 楽天Edy
- nanaco
- モバイルPonta
以上の5つです。ただし、チャージ分の利用額についてはポイントの付与はありません。QUICPayについては後払いなので利用分はクレジットカードの請求と合算ですから、ポイントもちゃんと貯まります。
QUICPay(nanaco)でポイント二重取り
ちなみにJCBゴールド/プラスANAマイレージクラブとは直接の関係はありませんが、nanacoカードを利用しているならQUICPay(nanaco)というサービスを利用することができます。事前チャージ式のnanacoをQUICPayと同じ後払い式で利用できる便利なサービスなのですが、QUICPayの利用でOki Dokiポイントを獲得できるほかに、200円=1ポイントのnanacoポイントまで獲得することができます。
つまりポイントの二重取りが可能になるわけですが、それに加えてセブンイレブンは「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携企業として還元率が3倍の1.5%で利用できますので、nanacoポイントの還元率0.5%とあわせて計2.0%の還元率で利用することが可能になります。普段からnanacoカードを利用しているなら要チェックの機能です。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの空港ラウンジサービス
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブなら、ゴールドカード特典として空港ラウンジサービスが付帯します。付帯する空港ラウンジサービスはJCBゴールドと同様です。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブなら国内31空港のラウンジとハワイの空港のラウンジが利用可能!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブで利用できる空港のラウンジは以下のとおりです。
エリア | 空港名 |
---|---|
北海道 | 新千歳空港 |
函館空港 | |
旭川空港 | |
東北 | 青森空港 |
秋田空港 | |
仙台空港 | |
関東 | 成田国際空港 |
羽田空港 | |
北陸 | 新潟空港 |
富山空港 | |
小松空港 | |
中部 | 中部国際空港セントレア |
富士山静岡空港 | |
近畿 | 関西国際空港 |
大阪国際空港(伊丹空港) | |
神戸空港 | |
中国 | 岡山空港 |
広島空港 | |
米子空港 | |
出雲空港 | |
山口宇部空港 | |
四国 | 徳島空港 |
高松空港 | |
松山空港 | |
九州 | 福岡空港 |
北九州空港 | |
大分空港 | |
長崎空港 | |
熊本空港 | |
鹿児島空港 | |
沖縄 | 那覇空港 |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 |
無料利用できるのは本会員のみとなります。同伴者については有料です。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの付帯保険
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブには、最高1億円の旅行傷害保険をはじめ、充実の補償が付帯します。補償額だけならゴールドカード最高クラスです。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブにはJCBゴールドの補償が付帯!充実の補償が魅力
では、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブに付帯する各保険の補償内容をチェックしておきましょう。
付帯保険 | 保険内容 | 補償内容 | 家族特約 |
---|---|---|---|
海外旅行傷害保険 (一部利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 ※自動付帯5,000万円 |
最高1,000万円 |
傷害治療費・疾病治療費 | 300万円 | 200万円 | |
賠償責任保険 | 1億円 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 1旅行中50万円 | 1旅行中50万円 | |
救援者費用 | 400万円 | 200万円 | |
国内旅行傷害保険 (自動付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | ― |
傷害入院 | 5,000円/日 ※8日以上の治療から対象 |
― | |
手術 | 最高20万円 ※8日以上の治療から対象 |
― | |
通院保険 | 2,000円/日 ※8日以上の治療から対象 |
― | |
海外・国内航空機遅延保険(自動付帯) | 乗継遅延費用保険 | 2万円限度 | ― |
出航遅延費用等保険 | 2万円限度 | ― | |
寄託手荷物遅延費用保険 | 2万円限度 | ― | |
寄託手荷物紛失費用保険 | 4万円限度 | ― | |
ショッピング補償 | ショッピングガード保険(海外・国内) | 年間最高500万円 | ― |
海外旅行傷害保険は一部利用付帯となってしまいますが、最高1億円という補償と家族特約の付帯は大いに魅力です。また、航空機遅延保険も付帯するので、遅延等の空港トラブルにも対応できます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの追加カード|ETCカードや家族カード
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブで追加発行可能なETCカードについては発行手数料も年会費も無料です。家族カードについては通常1,100円(税込)の年会費が発生しますが、1枚目については年会費無料で発行できます。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの家族カードは1枚目の年会費無料!ただしサービス付帯年会費の330円は無料にならないので注意!
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブなら1枚目の家族カードは年会費無料で利用することができるのですが、先にもご説明した「サービス付帯年会費」の330円(税込)については無料になりません。カード年会費とはまったく別物の年会費となっていますので、負担必須となります。忘れないように注意しましょう。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの締め日と支払日
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは、毎月15日が締め日、翌月10日が支払日になっています。ANAマイレージクラブの機能が付帯していても特別に締め日や支払日が異なるということはありません。
クレジットカードの支払日をうっかりして残高不足を引き起こす事例が多発!JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの締め日&支払日はしっかり把握を
クレジットカードの支払日をうっかりしていて残高不足で引き落としができなかったという事例も後を絶ちません。JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはステイタスカードということもあり、残高不足などで信用を落としてしまうとあっさり解約されてしまう可能性も非常に高いです。締め日と支払日はしっかりと把握して、自身の信用に傷がつかないように管理しましょう。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブの紹介まとめ
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブは、JCBゴールドにANAマイレージクラブの機能が搭載しているという以外は、これといって大きな特徴のないカードです。ステイタスこそありますが、ANAマイレージクラブのサービスが利用できるという以外に特段のメリットもない1枚です。
JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブのサービスだけの利用で十分という人向け!
ANAカードとは異なり、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブはANAカード限定特典のようなサービスもありませんし、単純にフライトなどでマイルを獲得できるだけのカードです。ANAマイレージクラブの会員カードがJCBゴールドに搭載されているだけなので、ANAのフライトやサービスをたびたび利用している人には不向きです。あくまでも、年に1回以下程度しかANAを利用しないようなライトユーザー向けのカードとなります。
クチコミを投稿する