JCBカード/プラスANAマイレージクラブ|評判と特徴、審査基準を徹底解説
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの特徴
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、JCB ORIGINAL SERIESにANAマイレージクラブの機能を搭載したJCBとANAの提携カードです。
ANAカードとは違うのでANAカード向けの特典を利用することはできませんが、JCB一般カードがベースになっているのでJCBの優待店を利用することができるほか、付帯保険なども充実しているのが魅力です。
そんなJCBカード/プラスANAマイレージクラブについての特徴をご紹介していきます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCB ORIGINAL SERIESとANAマイレージクラブの機能が融合したカード
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、その名のとおりJCBカードにANAマイレージクラブの機能が搭載されたカードです。
イメージとしてはANAカードに似ていますが、ANAカード限定の優待サービスなどは利用することができません。ベースはあくまでもJCB一般カードとなっており、JCB一般カードで利用できる各種サービスを利用できます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのベースはJCB一般カード!JCB ORIGINAL SERIESパートナーでポイントアップ!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは通常のJCB一般カードと同様の機能を利用できるため、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携店舗で利用するとポイント還元率がアップします。
ANAカードのように「ANAカードマイルプラス」を利用することはできませんが、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の利用によって効果的にポイントアップを図れます。「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」などポイント関連の詳細は後ほど詳述します。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブを海外で利用すればポイント2倍!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCB ORIGINAL SERIESのクレジットカードですので、海外ショッピングなら還元率が2倍になります。基本還元率は0.5%なので、海外なら1.0%の高還元率でショッピングを楽しむことができます。
Oki Dokiランド経由でネットショッピングをすればポイント最大20倍
また、通常のJCBカードとしてJCBの運営するオンラインモール「Oki Dokiランド」も利用できます。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったメジャーな通販サイトはもちろん、ヤフオクやメルカリといったフリマサイト、ネットスーパーや旅行などのオンラインショップが利用できます。「Oki Dokiランド」ならポイント還元率は2倍(1.0%)以上となり、最大で20倍のポイントを獲得することもできます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは年間利用額に応じて次年度の還元率がUPするJCB STAR MEMBERSの対象カード!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブも「JCB STAR MEMBERS」の対象カードです。年間利用額に応じて次年度のポイント還元率がアップするお得なシステムで、使えば使うほど還元率で得をします。年間100万円以上の利用があれば次年度の還元率が50%UPとなり、0.75%の還元率で利用できます。非常に高還元率だと思えるほどのインパクトはありませんが、基本還元率が0.5%であることを考えれば比較的高還元率であると表現しても差し支えないレベルです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブならフライトやANAマイレージクラブの提携パートナーで直接マイルが貯まる!ANAスキップサービスも利用OK!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブの機能が搭載されていますので、ANA国内線や国際線のフライトでマイルが貯まりますし、ANA加盟の航空アライアンス「スターアライアンス」に加盟している航空会社でもマイルを貯めることができます。
さらに、ANAマイレージクラブの提携ホテルほか、Wi-Fiレンタルやレンタカー、グルメマイルといったサービスも利用することができます。いずれもANAマイレージクラブのサービスとして直接マイルを貯めることができるお得なサービスです。もちろん、搭乗手続きなしで保安検査場まで直接進める「ANAスキップサービス」も利用することができます。ただし、ANAカード向けの優待サービスや「ANAカードマイルプラス」は対象外となっていますので注意してください。
JCB一般カードと同等の優待サービスが利用できる
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCB ORIGINAL SERIESのJCB一般カードにANAマイレージクラブの機能が搭載されているだけですので、JCBの基本的なサービスもしっかり利用できます。
ジャンル | 優待特典 | サービス内容 |
---|---|---|
旅行 | JCBプラザコールセンター(日本/海外) | JCB加盟店の予約手配ほかカードの紛失・盗難等、各種トラブルおよび事故などの対応 |
JCB PLAZA | JCBの海外サービス対応窓口。JCB加盟店予約や観光情報など各種サポートを日本語で対応 | |
たびらば(旅LOVER) | JCBが厳選した旅先の優待情報や観光情報を紹介 | |
JCB空港優待ガイド | 国内主要空港にあるJCBおすすめ加盟店の優待を掲載 | |
JCB GLOBAL WiFi | 海外WiFiルーターレンタルが優待価格 | |
海外レンタカーサービス | 国内にいながら渡航先の予約可能なレンタカー会社を紹介してくれる。料金も優待割引 | |
JCB海外おみやげサービス | 離日前に海外のおみやげを選んでおき帰国後に指定場所で受け取れるサービス | |
JCB旅行ガイドアプリ | 渡航先での優待店情報などを検索OK。チップ計算機能も付帯 | |
空港宅配優待サービス | 空港宅配QLライナー優待サービス(15%OFF) | |
空港宅配JAL ABC優待サービス(15%OFF) | ||
空港免税店割引サービス | 空港免税店を優待割引で利用できる | |
エンタメ | チケットJCB | コンサートやミュージカル、スポーツなど各種チケット情報を提供。JCB会員向けの優待もあり | 東京ディズニーリゾート | 東京ディズニーリゾート関連のキャンペーンなど |
一般カードとはいえ、旅行関連を中心に優待サービスが充実しているのがJCBの魅力的な特徴です。ステイタスカードほどの充実度はありませんが、それでも空港宅配優待サービスなど一般カードとしては比較的ハイクラスな特典も利用できます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブなら旅先でのトラブルにも備えられる!JCB一般カードの補償も付帯する!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、付帯保険もJCB一般カードの補償が付帯します。旅行傷害保険は海外・国内ともに最高3,000万円、海外ショッピングガード保険として年間最高100万円の補償が適用されます。付帯保険の内容についても後ほど詳しく解説しますが、付帯保険で選ぶのであればANA JCB一般カードよりもJCBカード/プラスANAマイレージクラブの方が中身の濃い補償が付帯しているのでおすすめです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、こんな人におすすめ
ここからはJCBカード/プラスANAマイレージクラブはどのような人におすすめできるカードなのかについて解説していきます。
たまにANAのフライトを利用する程度の人!JCBカード/プラスANAマイレージクラブは「そこそこマイルが貯まるカード」としての利用価値が高い
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、JCB一般カードにANAマイレージクラブの機能が搭載されているだけで、ANAマイルの貯まりやすさではANAカードの方が圧倒的にお得です。ANAカードにはボーナスマイルがありますし、「ANAカードマイルプラス」の加盟店も利用できるため、ガッツリとANAマイルを貯めたいならJCBカード/プラスANAマイレージクラブよりもANAカードの方を選ぶべきです。
逆に、たまにANAの付帯とを利用する程度の人や、そこそこマイルの貯めやすいマイルカードが欲しいという人にはJCBカード/プラスANAマイレージクラブがおすすめできます。いずれにせよ、ANAのヘビーユーザーならANAカード、ごくたまにANAを利用する程度ならJCBカード/プラスANAマイレージクラブのチョイスがおすすめです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは年会費がリーズナブル!お手頃な年会費でANAマイルが貯まるクレジットカードをお探しの人におすすめ!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはリーズナブルな年会費で所持できます。通常は1,375円(税込)となっていますが、オンライン入会なら初年度の年会費無料で発行可能なキャンペーンが適用されます。しかも、次の条件を満たせば次年度の年会費も無料になります。
- Web明細「MyJチェック」への登録
- 年間50万円以上のカード利用
次年度年会費無料の条件は決して難しいものではありません。Web明細サービスに登録し、かつ年間50万円以上の利用があれば無料になりますので、実質的に永年無料で利用することも可能です。
【メモ】サービス付帯年会費330円は負担必須
JCBカード/プラスANAマイレージクラブには、カード年会費のほかに「サービス付帯年会費」が330円(税込)かかります。このサービス付帯年会費は、上述の条件を満たしても無料にはならず、毎年必ず負担する必要があるので承知しておきましょう。
ANA JCB一般カードよりも補償の充実したカードが欲しい人!JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCB一般カードと同等の旅行傷害保険が付帯する!
JCB一般カードに付帯する補償は一般カードクラスとしては充実度が高いですが、もちろん、JCB一般カードがベースになっているJCBカード/プラスANAマイレージクラブも同じ補償が付帯しています。
例えば、ANA JCB一般カードに付帯する旅行傷害保険は最高1,000万円で、「死亡・後遺障害」しか補償されない中身の乏しいものですが、JCBカード/プラスANAマイレージクラブの付帯保険なら最高3,000万円で、しかも「傷害・疾病治療費」など各種補償にも対応しています。
同じ一般カードとして比較した場合、ボーナスマイルや「ANAカードマイルプラス」など、ANAマイルの貯まりやすさならANA JCB一般カードがおすすめですが、付帯補償の充実度で選ぶなら圧倒的にJCBカード/プラスANAマイレージクラブが秀逸です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのメリット
ここまでの内容をもとに、JCBカード/プラスANAマイレージクラブのメリットについてみてみましょう。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブ機能を搭載したJCBカード!
以下にJCBカード/プラスANAマイレージクラブのメリットをまとめてみました。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのメリット
- オンライン入会で初年度年会費無料!
- Web明細登録&年間50万円以上利用で次年度年会費無料
- ANAスキップサービスなどANAマイレージクラブのサービスが利用できる
- 空港宅配優待サービスなどJCBの基本サービスを利用OK
- 最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険
- 海外ショッピングガード保険として年間最高100万円
- JCB ORIGINALパートナーやJCB STAR MEMBERSで高還元率も可能
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブの機能を搭載したJCBカードで、位置づけはJCB一般カードと同等で、JCB一般カードに付帯する機能も同じように利用できます。ANAカードとは異なり、ANAカード向けのサービスが利用できないほか、入会・継続ボーナスや搭乗ごとのボーナスマイルの付与もありません。利用できるのは、あくまでもJCBの基本的な付帯サービスと、ANAマイレージクラブ会員向けのサービスに限定されます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのデメリット
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのデメリットは、「ANAカードとはまったく別物である」という点でしょう。ANAカードにも当然ながらANAマイレージクラブの機能が備わっていますので、基本的な機能はほぼ同じですが、ボーナスマイルやANA特約店の利用など、ANAカードの方が圧倒的にマイルが貯まりやすいようになっています。陸でも空でも貪欲にマイルを貯めたい! というマイラーには、JCBカード/プラスANAマイレージクラブは不向きです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブにはボーナスマイルがなくANAマイレージプラスも対象外!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブにはANAカードで付与されるようなボーナスマイルもなければ、特約店でマイルとポイントの二重取りが可能な「ANAカードマイルプラス」も利用できません。年会費がお得で付帯保険も充実しているという点は秀逸ですが、たびたびANAのサービスを利用する人にはおすすめできないカードです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは基本還元率が0.5%と低いのがデメリット
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは通常のJCBカードと同じで1,000円ごとに1ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。基本還元率は0.5%です。海外なら2倍ですし、JCB ORIGINALパートナー提携店やOki Dokiランドの利用などで還元率1.0%以上も可能ですが、基本となるのはあくまでも0.5%です。貯まったポイントをマイルへ移行する場合も、通常通り1ポイント=3マイルでの移行となります。
これがANAカードとなると、「5マイルコース」と「10マイルコース」の2種類から選ぶことができ、仮に「10マイルコース」なら還元率1.0%で利用できる計算です。しかも1ポイント=10マイルですから、移行レートも秀逸です。ANA一般カードとワイドカードに関してはマイル移行手数料が発生するものの、マイルを貯めることに特化した使い方をしたいならJCBカード/プラスANAマイレージクラブよりも便利に使えます。
ANAのサービスをまったく利用しないのに敢えてJCBカード/プラスANAマイレージクラブを選ぶ人はいませんので、このカードを発行するということはANAのサービスを何かしら利用するからこそということになります。ANAマイレージクラブのサービスだけでOKならJCBカード/プラスANAマイレージクラブで十分ですが、マイルの貯まり方やカード付帯サービスなどを総合的に比較して決めるのがおすすめです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのカード年会費は実質無料でもサービス付帯年会費として330円は必ず負担!
先述しましたように、JCBカード/プラスANAマイレージクラブは通常1,375円(税込)の年会費が発生しますが、オンライン入会なら初年度無料(キャンペーン中)、Web明細登録+年間50万円以上の利用で次年度年会費無料なので、実質永年無料で利用できます。
しかし、カード年会費こそ実質無料ですが、サービス付帯年会費として別途330円(税込)の年会費が発生します。カード年会費はJCBカードとしての年会費、サービス付帯年会費はANAマイレージクラブのサービス年会費となります。このサービス付帯年会費の330円(税込)に関しては無料とならず、必ず毎年負担する必要があります。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの評判
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの実際の評判についてみていきましょう。JCBカードとAMCカードが一体となったタイプとなっており、それ以外に特段目立つ特典もありません。マイルの貯まりやすさではANAカードの方が圧倒的ですし、マイル獲得の目的で持つべきカードでもありません。単純に、ANAマイレージクラブのAMCカードとクレジットカードをわざわざ2枚持ちしなくて済むという程度のメリットしかなく、際立つ特徴がないというのが現実です。
際立つ特徴のないJCBカード/プラスANAマイレージクラブ!マイルを貯めたいならANA JCBカードがおすすめ
事実、JCBカード/プラスANAマイレージクラブはそれほど高評価を得ているカードではありません。「ANAマイレージクラブのサービスが利用できるJCBカード」というだけで、ANAカードのように特別な特典もなく、保有メリットが非常に乏しいという現実もあります。今後、JCBカード/プラスANAマイレージクラブの保有者限定の特典が設けられる可能性はありますが、現状での評判は、おすすめ度の低いカードとなってしまっています。今後の躍進に期待したい1枚です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの審査
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、JCBとANAの提携カードとはいえANAカードほど審査は厳しくありません。ANAのライトユーザー向けのカードという位置付けで、審査難易度はJCB一般カードと同等程度です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの審査難易度はJCB一般カードと同クラス!安定したクレヒスがあれば取得可能!
JCB一般カードと同程度の審査難易度ということもあり、取得するためのハードルは決して高くありません。「18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方」という条件を満たせば申し込めますし、高校生を除く学生も申し込みOKです。クレヒスに大きな問題さえなければ比較的審査難易度は低めです。
逆に、過去5年以内に債務整理を経験していたり、クレジットカードや各種ローンの支払いに滞納歴があったりすると審査通過のハードルは高くなります。また、カードローンなどの借入が多い場合も審査に悪影響を与えます。例え一般カードといえども、近年のクレジットカード審査は一昔前に比べるとかなりシビアになっていますので、クレヒスに不安がある人は申し込みを控えたほうがいいでしょう、クレヒスを改善してから再チャレンジしましょう。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの還元率
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは、カード利用1,000円ごとに1ポイントが貯まります。1ポイントの価値は最大5円なので、基本還元率は0.5%です。これはJCB一般カードとまったく同じ還元率です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブで還元率をアップするならJCB ORIGINAL SERIESパートナーの活用!
基本還元率こそ0.5%と低めのJCBカード/プラスANAマイレージクラブですが、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携店で利用すればもっとお得にポイントが還元されます。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー | ポイント倍付数 | 還元率 |
---|---|---|
セブンイレブン | 3倍 | 1.5% |
スターバックス | スタバカードへのオンライン入金で10倍 | 5.0% |
Amazon | 3倍 | 1.5% |
ビックカメラ | 2倍 | 1.0% |
高島屋 | 3倍 | 1.5% |
小田急百貨店 | 3倍 | 1.5% |
京王百貨店 | 3倍 | 1.5% |
AOKI | 5倍 | 2.5% |
洋服の青山 | 5倍 | 2.5% |
コナカ | 2倍 | 1.0% |
出光昭和シェル | 2倍 | 1.0% |
タイムパーキング | 2倍 | 1.0% |
ドミノ・ピザ | 2倍 | 1.0% |
「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の主な提携先を挙げてみましたが、セブンイレブンやAmazon、出光昭和シェルなどなど、日常的に使うお店も多いので、これらでの利用を意識しておくだけで通常よりも多くのポイントを稼ぐことができます。上記以外にもまだまだ多くの提携先がありますので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブなら年間利用額に応じて次年度の還元率がアップ!JCB STAR MEMBERSの対象!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCB一般カードと同様なので、「JCB STAR MEMBERS」の対象カードとなっています。カードの年間利用額に応じてメンバーランクが設定されており、当該のメンバーランクに到達すると次年度の還元率がアップするお得なシステムです。
カード年間利用額 | ランク | ポイントアップ率 | 実質還元率 |
---|---|---|---|
30万円以上 | スターe PLUS | 10% | 0.55% |
50万円以上 | スターβ PLUS | 20% | 0.60% |
100万円以上 | スターα PLUS | 50% | 0.75% |
年間100万円以上の利用があれば還元率は0.75%にまでUPします。超高還元率とまではいきませんが、それでも0.5%に比べれば比較的高還元率で利用できます。
Oki Dokiランドでネットショッピングがお得!JCBカード/プラスANAマイレージクラブはネット通販も高還元率で利用できる
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは通常のJCBカードとして利用可能なので、JCBが運営している「Oki Dokiランド」というオンラインモールを利用できます。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、といったおなじみの大手通販サイトの利用もOKなので、非常に利便性が高いです。いつものネットショッピングをOki Dokiランド経由にするだけで、還元率1.0%以上で利用することができます。
ANAマイレージモールでもショッピングを楽しめる
もちろん、ANAマイレージクラブの会員ならANAの運営するオンラインモール「ANAマイレージモール」も利用できます。こちらでショッピングをすれば、ANAマイレージクラブのマイルを貯めることができます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは海外ショッピングで還元率が2倍!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの基本サービスはJCB一般カードとまったく同じなので、海外ショッピングなら還元率2倍の1.0%へとUPします。海外通販を利用したり、海外旅行でのショッピングなら高還元率で利用できてお得です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブのポイント
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCBカードにANAマイレージクラブのAMCカードが搭載されているだけなので、ポイントプログラムはJCBの「Oki Dokiポイント」です。また、ANAのフライト等、ANAマイレージクラブのサービスを利用すればANAマイルも貯まります。ただし、ANAカードと同等のサービスは利用できないので、「ANAカードマイルプラス」の特約店を利用することはできませんので注意しましょう。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは「グルメマイル」などANAマイレージクラブのサービスでマイルが貯まる!
ANAマイレージクラブでは、提携レストランを利用するとマイルが貯まる「グルメマイル」というサービスを利用できますし、チーズタルト専門店「PABLO」をはじめ、フライト、グルメ、レンタカー、ホテル宿泊、車・ファッション・書籍等のリユースサービスなどでマイルを貯めることができます。これらはANAマイレージクラブカード(AMCカード)や会員番号の提示でサービスを受けられます。ただし、くどいようですがANAカード向けのサービスは対象外です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブで貯まったOki Dokiポイントは各種商品やポイント・マイルなどへ移行OK!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブで貯まったOki Dokiポイントの交換先は通常のJCBカードと同様です。お好きなアイテムとの交換やポイント、マイルなどに移行できます。ANAカードのように、Oki Dokiポイントを自動でANAマイルへ交換してくれるようなシステムもありませんし、高レートでマイルに移行できるわけでもありません。仮にANAマイルに交換するにしても、通常のJCBカードと同様に1ポイント=3マイルとなります。ANAカードのように5マイルや10マイルで移行できるサービスはありません。
厳選アイテムやギフト券等と交換 | 家電、グルメ、雑貨、東京ディズニーリゾートのチケット、QUOカード、旅行券、ギフト券、商品券の交換 |
---|---|
各種電子マネーやポイントへの移行 | nanaco、dポイント、auポイント、Tポイント、WAON、楽天スーパーポイント、楽天Edy、ビックポイントなど |
マイルへの交換 | ANA、JAL、スカマイルへの交換 |
ショッピングへの充当 | Amazonの「パートナーポイントプログラム」、オンラインギフト、スタバカードへのチャージなど |
カード支払額に充当 | 1P=3円でカード利用金額からマイナスしてくれるキャッシュバックサービス |
JCBプレモカードへのチャージ | コンビニや百貨店、家電量販店などで使えるJCBのギフトカード |
通常のJCBカードと同様なので、移行できるマイルはANA以外にもJALやデルタ航空のスカイマイルに交換できます。いずれも1P=3マイルなので、マイル目的でカードを利用するなら実質的に還元率は0.3%程度にまで落ちてしまいます。
還元率0.5%で利用するために、1Pあたり5円の価値で交換できる移行先がおすすめです。nanacoポイントやJCBプレモカードへのチャージなどであれば1P=5円の価値で移行可能なので、還元率0.5%になる計算です。
せっかくANAマイレージクラブの機能を搭載しているので、せめてANAマイルへの交換レートに関しては優遇してほしいところですが、現状ではANAマイルへの移行に対して何の優遇もないのは残念な点です。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブと電子マネー
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCBカードと同等なので、ポストペイ型(後払い式)電子マネーの「QUICPay」を利用できます。QUICPayに関しては、カード一体型と分離型を選べます。
また、ANAとの提携で発行されている「ANA QUICPay+nanaco」の利用も可能です。QUICPayとnanaco、それにANAスキップサービスの3つを利用できる非常に便利なキーホルダー型の電子マネーです。ANAスキップサービスも度々利用するという場合なら発行しておいて損はありません。
nanacoを利用しているならQUICPay(nanaco)の活用がおすすめ!チャージだけなら複数の電子マネーに対応
日常的にnanacoカードを利用しているなら、QUICPay(nanaco)というサービスを利用すれば、1,000円=1ポイントのOki Dokiポイントと200円=1ポイントのnanacoポイントを同時に獲得でき、ポイントの二重取りができます。しかもセブンイレブンなら「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」なので還元率1.5%で利用できます。nanacoポイントの還元率0.5%とあわせれば、2.0%の高還元率で利用できる計算になります。
ちなみに、JCBカード/プラスANAマイレージクラブならモバイルSuicaやSMART ICOCA、楽天Edy、nanaco、モバイルPontaなどにチャージできますが、チャージ分のポイントは付与されません。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの付帯保険
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの付帯保険は、JCB一般カードと同じ内容です。マイルの貯まりやすさではANAカードに遠く及ばないJCBカード/プラスANAマイレージクラブではありますが、補償に関してはANA一般カードを越える内容となっています。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの付帯保険はJCB一般カードと同じ!一般カードクラスとしては充実度が高い
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの付帯保険は、一般カードクレスとしては非常に充実度の高い内容です。
付帯保険 | 保険内容 | 補償内容 |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 (利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費・疾病治療費 | 100万円 | |
賠償責任保険 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 1旅行中20万円 | |
救援者費用 | 100万円 | |
国内旅行傷害保険 (利用付帯) |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害入院 | ― | |
手術 | ― | |
通院保険 | ― | |
ショッピング補償 | 海外ショッピングガード保険 | 年間最高100万円 |
自動付帯でないのは残念ですし、国内旅行傷害保険も入院・手術・通院の補償はありませんが、それでも海外・国内旅行傷害保険はともに最高3,000万円という、一般カードとしては比較的高額な補償が付帯します。
例えばANA一般カードの海外旅行傷害保険なら「傷害死亡・後遺障害(最高1,000万円)」と「救援者費用(100万円)」しか付帯しませんし、国内旅行傷害保険すら付帯していませんので、充実度ならJCBカード/プラスANAマイレージクラブの方が圧倒しています。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの追加カード|ETCカードや家族カード
JCBカード/プラスANAマイレージクラブも通常のJCBカードと同様に、ETCカードや家族カードの追加発行が可能です。ETCカードは年会費無料ですが、家族カードは440円(税込)の年会費が発生します。これもJCB一般カードと同じです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは家族カードもサービス付帯年会費の300円が必要!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブにはカード年会費のほかに「サービス付帯年会費」が別途330円(税込)必要になると先述しましたが、このサービス付帯年会費は家族カードに対しても発生してしまいます。つまり、家族カードの実質年会費は770円(税込)ということになります。
本会員が年会費無料となる場合は家族カードの年会費も無料になりますが、サービス付帯年会費については本会員/家族会員ともに無料とはならず、年330円(税込)の負担が必須となっています。ここはJCB一般カードとは異なる点なので注意してください。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの締め日と支払日
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの締め日と支払日は、
締め日 | 毎月15日 |
---|---|
支払日 | 翌月10日 |
以上のようになります。AMCカードの機能が搭載されているとは言っても、付帯サービスと同様に締め日や支払日もJCB一般カードと同じです。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブは国内で活用度が高い!締め日や支払日を把握して計画的で賢い利用を!
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはJCBブランドのクレジットカードなので、特に国内での使い勝手が抜群です。一般カードとはいえ付帯サービスも充実していますし、ANAマイレージクラブの「グルメマイル」といったサービスも利用できるので活用シーンも多彩です。
使い勝手が高いためについついオーバーユーズしてしまう可能性も十分にあり得ますので、限度額の把握や締め日・支払日をしっかりと頭に入れた賢い利用を心掛けましょう。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブの紹介まとめ
JCBカード/プラスANAマイレージクラブについて解説してきましたが、カードの名称通り、JCB一般カードにANAマイレージクラブカード(AMCカード)のサービスが付帯した提携カードという点が主な特徴です。JCBとANAとの提携カードという点でANAカードに近いイメージを抱きがちですが、ANAカード向けのサービスを利用することはできません。利用可能なのはあくまでもANAマイレージクラブ会員向けのサービスのみに限られます。
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはANAのライトユーザー向け!マイラーならANAカード方がおすすめ
JCBカード/プラスANAマイレージクラブはANAマイレージクラブのサービスを利用できるだけで、マイル獲得の目的で利用するマイラーには不向きです。貯めたOki DokiポイントからANAマイルへ移行しても通常のJCBカードと同様に1P=3マイルにしかならず、ANAマイレージクラブの機能が付帯しているとはいえマイル移行に関して特別な優遇がされているわけでもありません。
空でも陸でもしっかりとマイルを獲得したいのであれば1P=5~10マイルに交換できるANAカードを利用した方が圧倒的にお得ですし、ANAカードならボーナスマイルももらえる分だけ効率よくマイルを貯めていくことができます。JCBカード/プラスANAマイレージクラブを選ぶのであれば、年1回程度かそれ以下の頻度でANAを利用する程度のライトユーザーならおすすめできます。
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