JREカードは駅ビルやSuicaの利用で最高3.5%ポイント還元!|評判と特徴を徹底解説
JREカードを選ぶべき3つの理由
JREカードはビューカードが発行していた5つの駅ビル系ビューカードがリニューアルして誕生したカードで、駅ビルやSuicaを利用する機会が多いほどJRE POINTが貯まりやすいのが特徴のクレジットカードです。
JREカード優待店利用で最大3.5%ポイント還元
JREカードの大きな特徴は、JRE CARD優待店になっているJR東日本の駅ビルでクレジット決済すると、その場でJRE POINTが3.0%還元(100円につき3ポイント)されます。
更に、ご利用月の翌月には、ご利用額に応じてJRE POINTが0.5%還元(1,000円につき5ポイント)されるので、合計するとポイント還元率が3.5%にもなります。
他社のクレジットカードと比較してもかなりポイント還元率が良いため、JRE CARD優待店を利用する機会が多い方におすすめの一枚です。
Suica・定期券機能の有無を選べる
他のビューカードにはないJREカードの大きな特徴として挙げられるのが、Suicaと定期券機能の有無を選択できる3種類のカードがラインナップされている点です。
おすすめしたい人 | 国際ブランド | |
---|---|---|
Suica定期券付 | JR東日本を利用して通勤や通学している 定期券とクレジットカードを一つにまとめたい |
VISA |
Suica付 | 国際ブランドを選びたい 定期券は不要だがSuicaは欲しい |
VISA MasterCard JCB |
Suica・定期券なし | 既にあるSuicaを活用したい 効率よくJRE POINTを貯めたい |
VISA |
最短で即日発行・インターネット申し込み可能
JREカードは店頭とインターネットからお申し込み可能で、即日発行に対応している店頭ではお申込みいただいたその日から使用することも可能です。
Suica定期券付 | アトレ恵比寿 |
---|---|
Suica付 | エクセル(水戸) エスパル(仙台・福島・郡山・山形) |
Suica・定期券なし | フェザン(盛岡) ペリエ(千葉・稲毛) |
店頭でお申し込みの場合は、本人確認書類と引き落とし口座のキャッシュカードを持参するとスムーズに手続きが完了します。
店頭でタブレット端末に必要事項を記入していただくと30分程度で審査が行われて、審査に通ると店頭発行カードが発行されます。
店頭発行カードは仮カードで、Suicaや定期券機能はついていませんので、後日郵送される本カードが届いてからSuicaや定期券機能をお使いいただけます。
インターネットからお申し込みいただいた場合は最短1週間程度でお届けされますし、店頭申込にはないキャンペーンも実施しているのでお得です。
JREカードの特徴
JREカードは普段からSuicaやJR東日本の駅ビルを利用する方に便利でお得な機能が備わっているのが特徴です。
オートチャージ機能は便利でお得
Suicaを使って自動改札機を通ろうとすると、残高不足で通過できずに困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
常にSuicaの残高を気にしながら利用すると不便に感じられますが、JREカードならそんな心配は不要です!
JREカードはオートチャージ機能があり、Suicaの残高があらかじめ設定していた金額を下回ったら、自動改札機にタッチしただけで自動で設定金額がチャージされる仕組みになっています。
お申込みいただく時点で設定されるオートチャージ機能は、「チャージ残高が1,000円以下になったら、自動で3,000円チャージされる」という条件になっていますが、あとで設定内容を変更したい場合には駅に設置されているATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」を使って設定変更できます。
Suicaへオートチャージした金額もJRE POINTの還元対象で1.5%が付与されますので、自動改札機以外にもSuica決済できるお店を積極的に活用するほど、JRE POINTが貯まりやすくなります。
他社のクレジットカードもSuicaにチャージできてポイント還元対象になる場合もありますが、ポイント還元率1.5%になるのはJREカードを含めたビューカードが発行しているクレジットカードしかありません。
JREカードとその他のビューカードの違いを比較
5種類の駅ビル系ビューカードはJREカードに切り替えられていますが、ビュー・スイカカード、ルミネカード、ビックカメラSuicaカードは継続して発行されています。それぞれの違いを比較して、利便性の良いカードを選ぶことをおすすめします。
項目 | JREカード | ビュー・スイカカード | ルミネカード | ビックカメラSuicaカード |
---|---|---|---|---|
初年度年会費 | 無料 | 524円(税込) | 無料 | 無料 |
2年目以降年会費 | 524円(税込) | 524円(税込) | 1,048円(税込) | 524円(税込)(前年にクレジットの利用があれば無料) |
家族カード | なし | あり(年会費524円(税込)) | なし | なし |
カード機能 | Suica・定期券 | Suica・定期券 | Suica・定期券 | Suica |
ポイント還元率 | JRE CARD優待店 3.0% JRE POINT加盟店 1.0% 0.5% |
JRE POINT加盟店 1.0% 0.5% |
JRE POINT加盟店 1.0% 0.5% |
JRE POINT加盟店 1.0% 0.5%+ビックポイント0.5% |
その他の特徴 | 用途に応じてSuicaや定期券機能の有無を選べる | 年間ご利用額に応じてJRE POINTプレゼント | ルミネ・NEWoMan・アイルミネで5%オフ 年数回10%オフキャンペーン |
Suica決済で合計11.5%ポイント還元 |
JREカードの審査
JREカードの入会条件として公表されているのは、「日本国内にお住まいで電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生不可・未成年は親権者の同意が必要)」です。
未成年の大学生でも親権者の同意があれば入会できるクレジットカードで、新社会人にもおすすめです。
そのため、初めてクレジットカードを作る方やクレジットカードを所有していても利用歴が全くない方でも所有しやすいのが特徴です。
ビューカードが発行している「ビューゴールドプラスカード」など、上位ランクカードへステップアップするためにクレヒスを積むための初心者向けクレジットカードとしてもおすすめです。
JREカードの付帯保険
JREカードに用意されている付帯保険は、その他のビューカードと同じ内容です。
死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
---|---|
傷害・疾病治療費用 | 50万円限度 |
国内旅行傷害保険は、国内旅行の交通費や宿泊費をJREカードで決済した場合に適用される利用付帯です。
死亡・後遺障害保険金 | 最高1,000円 |
---|---|
入院 | 1日3,000円 |
手術 | 入院日額の10倍または5倍 |
通院保険金 | 1日2,000円 |
JREカードを紛失した場合も補償!
JREカードを紛失した場合には、クレジットカードとしての補償だけでなく定期券部分やSuicaへの入金(チャージ)残額も補償してくれます。
定期券の不正使用がわかった場合、紛失の連絡をした前日から起算して60日前にさかのぼり不正使用分を負担しています。
Suicaの不正使用については、使用停止措置が完了するまでの不正使用分が補償対象外になってしまうため、いずれにしても紛失に気づいた時点で速やかにJREカードのお問い合わせ先(ビューカード紛失・盗難デスク)に連絡しましょう。
JREカードで利用できる電子マネー
JREカードでチャージできる電子マネーはSuica以外にも楽天Edy、nanacoにも対応しています。
ただし、クレジットチャージでポイント還元対象になるのはSuicaだけなので、基本的にJREカードではSuicaを活用することをおすすめします。
JREカードはApple Payにも対応しており、モバイルSuicaへチャージするとポイント還元1.5%や、全国各地にあるQUICPay加盟店でスムーズに決済もできますが、JREカードの特徴であるJRE CARD優待店のポイント還元3%やJRE POINT加盟店のポイント還元1%の優待特典は受けられません。
JRE CARD優待店や加盟店ではJREカードを提示して決済し、そのほかのお店ではApple Payで決済するように使い分けることをおすすめします。
JREカードのメリット
JREカードの会員様向けに用意されている特典は以下の通りです。
- アトレ・アトレヴィで年間合計5万円(税込)以上JREカードで決済するとJRE POINTを500ポイントプレゼント
- シネプレックス水戸の映画鑑賞いつでも1,500円
この他に、ビューカードの共通特典が用意されています。
ホテル | 宿泊料金優待 JR東日本ホテルズ:最大20%オフ、JRホテルグループ・東急ホテルズ:10%オフなど |
---|---|
レジャー施設 | GALA湯沢スキー場:リフト券(1日・2日券)10%オフ スポーツクラブ:JEXERの入会金とご利用開始月と翌月会費が無料など |
レンタカー・バス | 駅レンタカー:基本料金の10%オフ ジェイアールバス関東:東京~名古屋間夜間バスの片道普通運賃より10%オフ |
公演・チケット | ビューカード会員様限定チケット優待 |
---|---|
引越サービス | サカイ引越センター:国内引越基本料金(車輌費+人件費)25%オフ・ダンボール最大50枚サービスなど |
カラオケ・ダイニング | カラオケ ビッグエコー・JOYSOUND直営店:一般ルーム料金より30%オフなど |
ショッピング | ロッテ免税店銀座、谷川連峰の天然水を通信販売の優待 |
インターネット接続 | サイバーステーションご入会から1年間ご利用料金が10%オフ |
外貨両替センター | JR東日本の駅構内で外貨両替サービスで両替レート優遇など |
JREカードのデメリット
JREカードはJR東日本の駅ビルをやSuica・定期券を利用する機会が多い方におすすめのクレジットカードですが、いくつかデメリットになる部分もあります。
メリットとデメリットのバランスを考慮して自分に合うクレジットカードか見極めましょう。
年会費がかかる
JREカードの年会費は初年度無料ですが、2年目以降は524円(税込)の年会費が必要になります。
年会費が一切かからない永年年会費無料のクレジットカードも多いため、できるだけコストをかけずにクレジットカードを持っていたいと考えている方にとっては大きなデメリットになります。
ETCカードは年会費がかかる
JREカードでは有料道路の料金所をスムーズに走行できるETCカードを発行することもできますが、年会費524円(税込)が必要になります。
他社のクレジットカードはETCカードを年会費無料で発行している場合があるので、ETCカードを活用したいと考えている方にもデメリットに感じられる部分です。
ビューカードで発行しているビューゴールドプラスカード、「ビュー・スイカ」リボカード、JALカード Suica CLUB-Aゴールドカードであれば年会費無料でETCカードをご利用いただくことも可能です。
JREカード優待店以外のポイント還元率は良くない
JRE CARD優待店でクレジット決済すると合計ポイント還元率3.5%、モバイルSuicaへのクレジットチャージとSuicaへのオートチャージは1.5%還元になるので、JREカードはポイント還元率が高いクレジットカードという印象を受けますが、ポイント還元率が高いのはあくまでも対象が限られています。
JRE CARD優待店や加盟店以外のお店や、公共料金のお支払いなどにJREカードを使用した場合は1,000円ごとに5ポイント(ポイント還元率0.5%還元)なので、決してポイント還元率が高いとはいえません。
JRE CARD優待店やSuicaへチャージする機会があまりない人にとってはメリットに感じられる部分が少ないため、利用頻度をよく考えることをおすすめします。
カードごとに選べる国際ブランドに制限がある
JREカードはSuicaや定期券機能の有無を目的に応じて選べる3種類のカードがラインナップされていますが、VISAとMasterCard、JCBの中からお好みの国際ブランドを選択できるのはSuica機能付きだけです。
Suica・定期券機能付きと、Suica・定期券機能なしはVISAしか選択できないので、他の国際ブランドを持ちたいと考えている方にとっては不便に感じられます。
特に国際ブランドにはこだわりがなくてVISAでも問題ないという方は、用途に応じてお好みのJREカードを選択してください。
JREカードの評判
実際にJREカードを所有している人の口コミから、良い評判と悪い評判を集めてみました。
JREカードの良い評判
- ビューカードよりお得になったと思う
- Suicaオートチャージ・モバイルSuicaチャージで1.5%還元は最強
- 毎月交通費で使うからポイントがザクザク貯まる。早く作れば良かった
- 貯まったポイントのおかげでグリーン車に乗った!
Suicaオートチャージ・モバイルSuicaチャージが1.5%還元されるクレジットカードは他社にないので、通勤や通学で利用する機会が多い方に喜ばれているようです。
貯まったポイントはSuicaへチャージすると1ポイント=1円相当になりますが、グリーン車券などの独自の特典に交換してお得に活用している人もいます。
JREカードの悪い評判
- 定期券機能付きにしたらVISAしか選べない!
- フェザンだけは改悪になった!
3種類のJREカードでSuicaと定期券の両方を使いたいのに、国際ブランドはVISAしか選べないのは不満と感じている人も多いようです。
また、駅ビル系ビューカードがリニューアルしたことでお得になったという声がある一方で、フェザンについてはいつでも5%オフなどの優待特典が終了したことに不満を感じている人もいます。
JREカードは、こんな人におすすめ
JREカードの特徴やメリット・デメリットを踏まえておすすめした人は以下の通りです。
JR東日本圏内で通勤通学する社会人・学生
JREカードは通勤や通学でJR東日本を利用する機会が多い社会人や学生の方におすすめで、モバイルSuica定期券をクレジットカード決済で購入すると1,000円(税込)につき30ポイント、3.0%還元されてお得です。
たとえば、1ヶ月の定期代が15,000円の方がJREカードでお支払いすると、毎月225ポイント還元されますので、年間2,700円分お得です。
また、Suicaオートチャージ・モバイルSuicaチャージも同じように1.5%還元されますので、日常的なお支払をクレジットチャージしたSuicaで決済するようにすると、どんどんポイントが貯まります。
クレジットカードデビューをする新社会人・学生
JREカードは初めてクレジットカードを持つ新社会人や学生にもおすすめで、クレヒスを積むためにも最適です。
初めてのクレジットカードはJREカードにして上手にクレジットカードを活用しながらクレヒスを積み、「ビューゴルドプラスカード」など上位クラスのクレジットカード取得へのステップアップに向けた初心者向けのクレジットカードです。
JR東日本の駅ビル・JRE CARD優待店を積極的に利用する人
アトレ、エクセル、エスパル、フェザン、ペリエなどJR東日本の駅ビルをはじめとしたJRE CARD優待店を利用する機会が多い方にもおすすめです。
JRE CARD優待店のご利用額をJREカードでお支払いすると合計3.5%のポイント還元率になります。
ただし、ルミネに関してはルミネカードの方がいつでも5%オフなどの優待特典があるため、どの駅ビルをよく利用するのかによってクレジットカードを選択することをおすすめします。
Suicaとクレジットカードの機能を分けて使いたい人
JREカードは用途に応じてSuicaや定期券機能の有無を選択できるので、あえてSuicaとクレジットカードを一つのカードにまとめて使うよりも別々に使いたいと考えている方にもおすすめです。
普段はモバイルSuicaを利用している方は、クレジットチャージに使用するカードをSuicaと定期券機能なしのJREカードに紐付けしてチャージすると、ポイント還元率1.5%になります。
JREカードのポイントと還元率
JREカードのご利用に応じて貯まるJRE POINTのポイント還元率は以下の通りです。
ショッピング利用 | ご利用金額1,000円につき5ポイント(ポイント還元率0.5%) |
---|---|
JRE CARD優待店 | ご利用金額100円につき3ポイント(ポイント還元率3%) |
JRE POINT加盟店 | ご利用金額100円につき1ポイント(ポイント還元率1%) |
Suicaオートチャージ・ モバイルSuicaチャージ |
ご利用金額1,000円につき15ポイント(ポイント還元率1.5%) |
貯まったJRE POINTは1ポイント=1円としてJRE POINT加盟店でご利用いただいたり、Suicaにチャージすることもできます。
JREカードのポイントサイト「JRE POINT」の利用方法
JRE POINTはポイントサイト「JRE POINT」でいろいろな商品に交換することもできます。
特におすすめなのはルミネ商品券で、ポイント数が多くなるほどお得に交換できます。
- 2,000ポイント⇒2,000円分
- 3,600ポイント⇒4,000円分(400円お得)
- 5,200ポイント⇒6,000円分(800円お得)
- 6,800ポイント⇒8,000円分(1,200円お得)
- 8,400ポイント⇒10,000円分(1,600円お得)
- 16,400ポイント⇒20,000円分(2,600円お得)
- 24,400ポイント⇒30,000円分(5,600円お得)
他にも、JR東日本エリア内の新幹線や特急のグリーン車を普通車指定席の価格で利用できる「グリーン車利用券(新幹線・特急列車用)」を上手に活用するのもおすすめです。
商品交換に便利なスマホアプリ「JRE POINT アプリ」をインストールしておくと、JRE POINTが貯まるゲームなども用意されているので、ぜひご活用ください。
JREカードの締め日と支払日・支払い方法
JREカードの締め日は毎月末締めで翌々月4日にお支払いとなります。
支払い方法は1回、ボーナス一括、分割、ボーナス併用、リボルビング(繰り上げ返済可)をご利用いただけます。
JREカードのまとめ
JREカードはJRE CARD優待店の駅ビルを利用する機会が多い方や、定期券やSuicaを利用する機会が多い方におすすめのクレジットカードで、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。
JR東日本エリア内で通勤・通学する新社会人や大学生など、初めてクレジットカードを持つ方にも最適で、クレヒスを積むためも初心者向けクレジットカードとしてもおすすめできます。
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