Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの評判と特徴、審査基準を徹底解説
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの特徴
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、アメックスがMarriott Bonvoyグループと提携し、発行していた大人気カード「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(通称:アメックスSPG)」の後継カード。
「Marriott Bonvoy」の名を冠した、世界最大級のホテルグループで様々な新しい優待が受けられる1枚です。
うまく使えば高額な年会費以上の価値となる本カードについて、特徴を見ていきましょう。
Marriott Bonvoyのゴールドエリート資格が自動的に付与される
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを持つ大きな特徴の一つが、持っているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート資格が得られること。
ゴールドエリート会員の待遇は、以下の通りです。
- 滞在ごとに25%のボーナスポイント
- 客室のアップグレード
- 午後2時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフトとしては250ポイントまたは500ポイントをホテル到着時に
- 客室Wi-Fi無料
- 会員限定料金
- 完全予約補償
- モバイルチェックイン・モバイルキー
- ポイントの特典交換(カクテル、食事など多数)
- キャッシュ+ポイントでお得にホテルが利用できる
- ポイント交換率の優待が受けられる
実際に筆者が利用して特に便利だったのが、アップグレードとレイトチェックアウトです。アップグレードの内容によっては、予約した部屋よりも広くてアメニティも豪華な部屋に宿泊できることも。
Marriott Bonvoyグループを利用するなら、ぜひ活用したい特典が豊富です。
年間400万円以上のカード利用でプラチナエリート会員にアップグレード
カードを持っているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格が得られるMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードですが、2022年2月24日からは「年間400万円以上のカード利用でプラチナエリート会員資格にアップグレード」という特典がついてきます。
プラチナエリートにアップグレードされると、以下の特典が利用できます。
- 滞在ごとに50%のボーナスポイント
- スイートを含むより上位の客室へのアップグレード
- 午後4時までのレイトチェックアウト
- 選べるウェルカムギフト(ポイント、朝食、アメニティ)
- ラウンジへのアクセス
- 客室Wi-Fi無料
- 会員限定料金
- 完全予約補償
- モバイルチェックイン・モバイルキー
- ポイントの特典交換(カクテル、食事など多数)
- キャッシュ+ポイントでお得にホテルが利用できる
- ポイント交換率の優待が受けられる
- エリート会員専用サポート
ラウンジアクセスやスイートルームへのアップグレードがお得
ゴールドエリートよりもさらにグレードアップした特典となっており、特に「ラウンジへのアクセス」「選べるギフト」「アップグレード」が非常にお得。
頻繁にホテルを利用する方にはたまらない特典です。
ポイント還元率1.0%以上。上手に貯めて使えば最高10%相当にまでアップ
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、基本還元率が以下の通りです。
- 通常:100円につき3 Marriott Bonvoyポイント
- Marriott Bonvoyホテル利用時:100円につき6 Marriott Bonvoyポイント
1ポイント=0.4円~1.9円と高い価値でホテル宿泊と交換
選ぶホテルグループや時期、客室によって、ポイントの交換レートが1ポイント=0.4円~1.9円となっています。
高級ラインのホテルに宿泊する際は、1ポイント1円以上の価値となるケースも多く、上手に使えば常時3%超えの還元率に。非常にお得です。
家族カード年会費が1枚目無料、家族でお得にカードが使える
Marriott Bonvoyの家族カード年会費は、なんと1枚目無料。2枚目以降は24,750円です。
パートナーと1枚ずつ持てば、年会費は実質半額相当となりコスパも優秀。
家族でカードをしっかり使えば、年間利用額を増やして特典を得る近道となります。
15泊の宿泊実績がプレゼントされる
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードをもつと、毎年15泊分の宿泊実績が無料でプレゼントされます。
プラチナエリートになるためには、400万円のカード利用実績を作る以外にも、50泊分の宿泊実績があればOK。
宿泊実績が15泊あれば、残り35泊分の宿泊でプラチナエリート会員資格が得られ、効率が良くなります。宿泊実績でプラチナエリートを狙いたい方に、うれしい特典です。
年間150万円以上のカード利用で無料宿泊特典を獲得
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの目玉特典として「無料宿泊特典」があります。無料宿泊特典では、最大50,000ポイントまでのホテル・客室での宿泊が可能。さらに、すでに持っているポイントを最大15,000ポイントまでプラスして、より上位の部屋に宿泊することもできます。
50,000ポイントで宿泊できる国内ホテルの一例は以下の通りです。
※2022年3月12日現在
- コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション(会員現金価格22,041円~)
- JWマリオット・ホテル奈良(会員現金価格44,650 円~)
- 大阪マリオット都ホテル(会員現金価格34,200円~)
これ以外にも、さらに少ないポイントで宿泊できる施設を含めると、国内だけでも対象施設は数十か所にも上ります(選択する日付により変動)。
年会費が49,500円(税込)ですが、無料宿泊特典を上手に使えば、実質年会費無料相当となり、非常にお得。ぜひポイントがお得な時期に宿泊をご検討ください。
対象ホテルを2連泊以上予約で100米ドルのプロパティクレジット
国内外の「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」で2連泊以上の予約をすると、100米ドル相当(約10,000円相当)のプロパティクレジットが付与されます。
プロパティクレジットは、チェックアウト時にレストランやスパなどMarriott直営の管内施設で利用した金額に対し、自動的に適用・精算されます。
「最高3万円」までのスマートフォン・プロテクションが付帯
ホテル特典ではありませんが、アメックスならではの特典として最高3万円までの「スマートフォン・プロテクション」が付帯します。
持っているスマホの修理代金を最大3万円まで補償
購入日より2年以下のスマートフォン、かつ直近3か月以上連続してMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで通信料を決済しているのが条件です。
スクリーンの画面割れも対象範囲ですので、スマホを落として画面が……というよくある破損事例でも対処できるのが強みと言えます。
ゴールドカード並みのトラベルサービス
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードには、以下の特典が付帯します。
- 無料空港ラウンジ
- 国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
- 海外旅行傷害保険(最高1億円)
- 手荷物無料宅配サービス
- 空港クロークサービス
補償内容としてはゴールドカード以上、一部内容はプラチナカード並みのトラベルサービス。
旅行やホテルに特化したクレジットカードだけあって、納得の待遇です。
付帯保険はプラチナカード級!各種プロテクション充実
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの付帯保険一覧は以下の通りです。
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- ショッピング・プロテクション
- オンライン・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
- リターン・プロテクション
- スマートフォン・プロテクション
詳細は後の章で解説していますが、アメックス系カードはプロテクションが充実しているのが大きなメリット。
ちょっとしたトラブルにも、持っていると安心の1枚です。
ポイントからマイルへの交換レートが優秀
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、実はマイルへの交換レートが優秀で、陸マイラーにも人気カードとなっています。
ほとんどのプログラムでは3ポイント=1マイルの比率で移行できるほか、40を超える航空会社が交換プログラムに参加。
1.25~2.5%の還元率で約40社のマイルプログラムに交換可能
さらに、60,000ポイントを航空会社のマイルに移行するごとに5,000マイルがボーナスとしてプレゼントされるため、最終的なポイント還元率は1.25%(通常決済時)~2.5%(系列ホテル決済時)と非常に高還元率です。
大きく貯めたポイントはまとめてマイルにするなど、Marriott Bonvoy系列以外でも旅に関連したお得な使い道ができて非常に便利です。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードは、こんな人におすすめ
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードがおすすめなのは、以下の条件に当てはまる方です。
Marriott Bonvoyのホテル利用頻度が高い
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードは、名称通りMarriott Bonvoy系列のホテルで優待が受けられたり、無料宿泊特典が利用できたりするホテル特化型カード。
宿泊先のクオリティにもこだわりたい方にとって、国内外に多数のホテルがあるMarriott Bonvoyのサービスが受けられるのは大きなメリットです。
Marriott Bonvoy系ホテルの利用頻度が高い方は、必携の1枚と言えます。
旅行・出張頻度が高い、ホテルの質にもこだわる方
普段はMarriott Bonvoyのホテル利用が少ない方でも、旅行や出張頻度が高く、ホテルの質にもこだわりがある方にはおすすめ。
無料宿泊特典を上手に使えば、年会費以上の価値あるカードになります。よって、利用するホテルグループのなかの一つがMarriott Bonvoy、という場合でも、年に数回でも利用する可能性があるなら便利です。
クレジットカードの年間利用額が150万円以上
クレジットカードの年間利用額が150万円以上見込めるのであれば、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カードの「無料宿泊特典」がプレゼントされます。
無料宿泊特典は1泊最高50,000ポイントまでのホテルに宿泊可能で、タイミングよく使えば年会費相当の価値をもつ宿泊体験が可能。
ホテルステイに興味があり、年間150万円以上のカード利用がある方に最適なカードです。
ホテルステイをお得かつ上質に楽しみたい方
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの最大の特徴が、持っているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格が得られること。
ゴールドエリートなら、ホテルステイをよりお得かつ豊かにするための多数の特典が利用できます。
お得なだけではなく、サービス面での質が高いホテルステイを求めるなら、ぜひ持っていたいクレジットカードです。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのメリット
ここでは、Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを持つメリットを一覧にしてみました。
- Marriott Bonvoyゴールドエリート資格が自動付与
- プラチナエリート会員にアップグレード可能(年間400万円以上のカード利用者)
- ポイント還元率が実質1.0%以上、最高10%越えも可能な高還元率カード
- マイルへ実質1.25%の交換率で交換可能
- 無料宿泊特典(50,000ポイント)が年間150万円以上のカード利用でもらえる
- 家族カード年会費が1枚目無料!お得に持てる
- 15泊分の宿泊実績が無料プレゼント
- 対象ホテル2連泊以上の予約で100米ドルのプロパティクレジット
- スマートフォン・プロテクションが最大3万円まで付帯
- 無料で使える空港ラウンジが国内28か所、海外1か所あり
- 旅行傷害保険最高1億円
- ショッピング・プロテクション最高500万円まで付帯
- キャンセル・プロテクション年間10万円まで付帯
- 1商品最高3万円相当までリターン・プロテクションあり
- 手荷物無料宅配サービスが帰国時に使える
- 中部国際空港で空港クロークサービス利用可能
ホテル・トラベル系サービスに特化したコスパ優秀なクレジットカード
全体のメリットをまとめてみると、Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはホテルの優待特典や無料宿泊特典、そのほか空港ラウンジや旅行系プロテクションなど「トラベル」に特化したサービスが魅力。
貯まるポイントも、マイルへの交換やホテル利用に使える「トラベル特化型ポイント」です。
高級感のあるホテルグループを利用しながら旅を楽しみたい方や、出張に頻繁に行く方に最適なクレジットカードと言えますね。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのデメリット
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのデメリットは、2点あります。
ホテル利用の頻度が低い人にとってはメリットが少ない
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、上質なホテルステイや旅行が好きな方向けの特典が詰まったクレジットカード。逆に言えば、ホテル利用の頻度が低い、トラベルに関心のない方にとってはメリットが少ないと言えます。
ホテルステイを上質にしたい方にこそ、価値を発揮するカードです。
年間利用額150万円を切ると割高のクレジットカードになる
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの目玉特典である「無料宿泊特典」は、年間利用額150万円以上の方のみに付与されます。
よって、150万円を切る利用額の方にとっては、割高なクレジットカードになってしまいます。
本カードを発行しようか迷った際は、年間150万円以上のカード利用があるか、を一つの目安にすると良いでしょう。
SPGアメックスとMarriott Bonvoy・アメックス・プレミアム・カードを比較
「スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)」と、後継カードである「アメックスMarriott Bonvoy・アメックス・プレミアム・カード」のスペックを表で比較してみました。
アメックスSPG | Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム | |
---|---|---|
年会費 | 34,100円(税込) | 49,500円(税込) |
家族カード | 17,050円(税込) | 無料(1枚目)、2枚目以降24,750円(税込) |
ポイント | 通常100円につき3Marriott Bonvoyポイント Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用100円につい6Marriott Bonvoyポイント |
|
継続特典 | 5泊分の宿泊実績 無料宿泊特典 |
15泊分の宿泊実績 無料宿泊特典(150万円以上利用で) |
エリートステータス | ゴールドエリート | ゴールドエリート (年間400万円以上利用でプラチナエリート) |
プロパティクレジット | なし | 100米ドル(ザ・リッツ・カールトンまたはセントレジス2連泊以上予約時) |
トラベルサービス | ・国内28、海外1の空港ラウンジ利用 ・手荷物無料宅配サービス ・空港クロークサービス |
|
各種プロテクション | ・海外旅行傷害保険最高1億円 ・国内旅行最高5,000万円 ・ショッピング・プロテクション最高500万円 ・オンラインプロテクション ・キャンセルプロテクション ・リターンプロテクション |
・海外旅行傷害保険最高1億円 ・国内旅行最高5,000万円 ・ショッピング・プロテクション最高500万円 ・オンラインプロテクション ・キャンセルプロテクション ・リターンプロテクション ・スマートフォン・プロテクション |
プラチナエリートへのアップグレードと家族カード無料が最大の違い
年会費が高く設定されているMarriott Bonvoy・アメックス・プレミアム・カードですが、その分家族カード無料で、SPGアメックスよりも家族で同じクレジットカードを持つハードルが低くなっています。
また、年間400万円以上のカード利用でプラチナエリート会員へのアップグレードが可能なのはうれしいところ。プラチナエリート会員は受けられるサービスがゴールドエリートに比べて段違いですので、年間カード利用が多い方はぜひ目指したいところです。
無料宿泊特典は条件150万円以上利用!ターゲット層が明確に
目玉特典である無料宿泊特典は、SPGアメックスでは無条件で付帯していました。一方、Marriott Bonvoy・アメックス・プレミアム・カードでは年間150万円以上のカード利用が必須となった点は残念です。
逆に言えば、年間150万円よりも少ないカード利用額の方はターゲット層ではない、ともとれますので、SPGアメックスよりも「クレジットカード利用が多い層」「ホテルステイに価値を置く層」を狙ったカードへ変化したと言えるでしょう。
年会費 (初年度) |
49,500円(税込) | 年会費 (2年目) |
49,500円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜3.0% | 発行日数 | 約1〜3週間 |
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの評判
2022年2月24日より新規発行開始のMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。まだ新しいカードではありますが、SPGアメックスを利用しているユーザーが非常に多かったため、期待感を持った評判が多くみられます。
SNSなどの評判や、実際の口コミを一部ご紹介します。
夫婦・家族で協力してプラチナエリートにチャレンジできる
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは家族カードが無料のため、気軽に夫婦でカード発行ができる利点があります。
家族で同じクレジットカードをしっかり使うことで、年間400万円利用のプラチナエリートを狙えるのが大きなメリットと感じる方が多いようです。
日常で使うカード利用分でポイントが効率よく貯まり、旅行好きには良い
100円につき3Marriott Bonvoyポイントが貯まるため、日々の生活費をカード決済するだけで効率よくポイントが貯まります。
貯めたポイントはマイルや無料宿泊、アップグレードなどに利用できるため、旅行好きには非常に魅力あるカードとして人気を集めているようです。
券面、カードフェイスがかっこいい・おしゃれ
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、ブラックを基調としたおしゃれなカードデザインです。
届いた券面を見てかっこいい、おしゃれだと感じているユーザーも多く、プラチナカード級特典が付帯するカードとしてふさわしい見た目と言えます。旅行好きでおしゃれなカードが欲しい方には最適ですね。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの審査
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの審査難易度は、基本的にはアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードやSPGアメックスに準じたものですので、決して高くはありません。
審査難易度は決して低くないが、年収300万円ちょっとでも通る可能性大
基本的には、クレヒスが悪くなければ年収300万円以上あれば審査通過する可能性は高いと言えます。
ただし、審査は年収だけではなく、ローンなどの状況や職業、勤続年数などの属性によっても左右されますので、300万円はあくまで「目安」としてとらえておいてください。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの還元率
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの還元率は、常時実質1.0%以上、うまく使えば10%超えの還元率も狙えます。
100円につき3ポイントの「Marriott Bonvoyポイント」付与
Marriott Bonvoyのポイント還元率は、通常100円につき3ポイント。単純計算で3.0%還元ですが、1ポイント当たりの価値は交換サービスによって変動するため、約1.0%~3.0%です。
Marriott Bonvoyポイントは1ポイント0.4円~1.9円と利用先により価値が変動
Marriott Bonvoyポイントが最も効率よく利用できるのは、ホテルの宿泊に交換するか、もしくはアップグレードへの充当です。
宿泊先により、1ポイント0.4%~1.9%と非常に幅がありますが、一般的にはラグジュアリーホテルに宿泊するときのほうが交換率は上がります。
リッツカールトンなどのポイント宿泊は割安になっているケースも多いため、こまめにチェック・利用しましょう。
Marriott Bonvoyホテルで利用すれば還元率が2倍、最高実質10%超えも可能
Marriott Bonvoyホテルで利用すれば、還元率が常時2倍。100円につき6Marriott Bonvoyポイントが貯まります。
先述の通り、Marriott Bonvoyポイントは1ポイント当たりの価値が2円近くになることもあるため、上手に使えば還元率実質10%超えも狙えます。効率よくポイントが貯まるよう、使い方を工夫しましょう。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのポイント
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで貯まるのは、Marriott Bonvoyポイント。Marriott Bonvoy独自のポイントサービスです。
100円につき、3~6ポイントが貯まります。
貯まるのはマリオット系ホテルで使えるMarriott Bonvoyポイント
Marriott Bonvoyポイントは、マリオット系のホテルで宿泊特典やレストラン、スパ、部屋のアップグレードなどに利用できる、ホテル利用に特化したポイント。
ホテルステイをお得に楽しみたい方に、便利です。
ホテルの宿泊のほか商品交換も可能
ポイントの利用先は、宿泊やホテルステイの際の支払いに充当するだけではなく、スピーカーなどの商品交換も可能。交換商品は、Marriott Bonvoy公式サイトより確認できます。BOSEのアクセサリーなども取り扱いがあり、有名ブランドの商品を中心に交換できるようです。
航空券やレンタカーの手配もポイント交換できる
ちなみに、Marriott Bonvoy公式サイトからは、ポイントを利用して航空券やレンタカーの手配も可能。最低10,000ポイントから利用できますので、ホテルステイ以外にも交通手段も予約しておきたい! という時には便利です。
マイルへの交換レートが優秀!1.25%の還元率でマイルを貯められる
Marriott Bonvoyポイントは、40を超える航空会社のマイレージプログラムに交換可能、かつ多くの航空会社で3:1=ポイント:マイルの比率となっています。
また、60,000ポイント(20,000マイル)交換ごとに、5,000マイルのボーナスマイルがもらえるため、実質1.25%の還元率でマイルが貯まります。
一般的なマイル系カードよりも高還元率なうえ、ポイント有効期限が実質無期限。じっくり貯めて、交換できるメリットがあります。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの電子マネー
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの電子マネーは、下記の2種類です。
- American Express Contactless(アメリカン・エキスプレス・コンタクトレス)
- QUICPAY
クイックペイとアメリカン・エキスプレス・コンタクトレスの2種類のみ対応
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの対応電子マネーは、汎用性の高いQUICPAY、およびアメックス・コンタクトレスのみです。
チャージでお得な後払い式電子マネーなどは対応がありませんが、電子マネー利用時も100円につき3~6ポイント付与されますので、非常にお得です。
スマホ決済対応はiPhone(Apple Pay)のみ。androidは非対応
ちなみに、QUICPAYはスマホ決済にカードを登録した際に利用できる電子マネーですが、アメックスの場合、対応は基本的にiPhoneのみ。androidスマホは対応がありませんので、ご注意ください。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのラウンジ
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのラウンジは、国内28か所、海外1か所利用できます。
国内28か所、海外1か所の空港ラウンジの利用に対応
国内の主要空港を中心にラウンジ利用ができますので、国内外の出張・旅行時には役立ちます。海外ではハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港 (旧・ホノルル国際空港)にある「IASS HAWAII LOUNGE」が唯一利用可能。
航空機での旅行や出張が多い方にはうれしい特典です。詳しくは、公式ページをご確認ください。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの付帯保険
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの付帯保険、各種プロテクションは以下の通りです。それぞれについて、簡単に解説します。
- 海外旅行傷害保険……最高1億円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険……最高5,000万円(利用付帯)
- ショッピング・プロテクション……最高500万円
- オンライン・プロテクション……オンラインでの不正利用補償
- キャンセル・プロテクション……旅行・コンサートのキャンセル費用補償(最高10万円)
- リターン・プロテクション……返品ができなかった場合最高3万円まで補償
- スマートフォン・プロテクション……スマホの修理代金を最高3万円まで補償
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険では、下記の金額・項目に対して「事前に旅行代金をMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで決済」することが条件で補償が受けられます。
保険種別 | 本会員 | 家族カード会員 |
---|---|---|
傷害死亡/傷害後遺障害 | 1億円
(1,000万円) |
5,000万円
(1,000万円) |
傷害治療費用 | 300万円
(200万円) |
300万円
(200万円) |
疾病治療費用 | 300万円
(200万円) |
300万円
(200万円) |
賠償責任 | 4,000万円
(4,000万円) |
4,000万円
(4,000万円) |
救援者費用
(保険期間最高) |
400万円
(300万円) |
400万円
(300万円) |
携行品損害 | 50万円
(50万円) |
50万円
(50万円) |
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回につき最高2万円
(ー) |
ー |
受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高2万円
(ー) |
ー |
受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高4万円
(ー) |
ー |
家族特約もついており、それぞれの項目の()内の補償が、カード会員の配偶者または生計を共にする子ども、両親などの「家族」につけられる補償です。
利用付帯ではありますが、プラチナカード級の補償内容となっています。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険は、基本カード会員・家族カード会員ともに以下の内容です。
- 傷害死亡/傷害後遺障害……最高5,000万円(家族特約1,000万円)
国内旅行傷害保険も利用付帯ですので、パッケージ旅行などの「旅行代金」をカードで支払うことが適用条件です。
こちらは入院や通院時の補償などはなく、あくまでもけがが原因で死亡、または後遺障害となった際のみに適用されます。
ショッピング・プロテクション
いわゆる「お買い物保険」で、最高年間500万円まで、購入から90日間は「破損」「盗難」などの損害に対して補償が受けられます。
補償は国内外どちらのお買い物に対してもつけられますので、高額なお買い物をした際は確実に適用条件を満たしたいところ。
商品購入後も安心のサポートです。
オンライン・プロテクション
オンライン・プロテクションは、クレジットカードの紛失または盗難、カード情報の漏えいなどが原因で、第三者によるインターネット上での不正利用が行われた際に補償が受けられます。
こちらの補償期間は、届け出を出した日からさかのぼって60日前までですので、こまめに利用明細をチェックし、不正利用に気が付かなくては適用外になってしまいますので注意が必要です。
キャンセル・プロテクション
キャンセル・プロテクションは、社命出張や傷害での通院、死亡・傷害・疾病などによる急な入院が原因で旅行やコンサートなどを急にキャンセルした際、その料金を保証してもらえるサービスです。
最高10万円まで補償が使えますので、急なキャンセル時にも安心ですね。
リターン・プロテクション
リターン・プロテクションは、カードで購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合「未使用」かつ「状態良好」で正常に機能するものであれば、アメックスに返品ができるサービスです。
1商品につき最高3万円までですので、あまりに高額なものはプロテクションを使うほうが損になってしまいます。3万円未満の商品を返品できず困った際は、ぜひ利用しましょう。
スマートフォン・プロテクション
スマートフォン・プロテクションは、購入後24か月以内のスマートフォン、かつ直近3か月以上連続してアメックスで支払っているものを対象として、破損時の修理保証が受けられるサービスです。保険期間は1年間のみ。
最高3万円まで、画面割れなどの修理補償が受けられる
補償金額は最高3万円まで。スクリーンの画面割れなどの補償も含むため、万が一落としてしまったときなども安心です。スマホは毎日持ち歩くからこそ、こういったプロテクションが使えるのはうれしいですね。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのETCカード
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのETCカードは、
年会費無料です。ただし、新規発行手数料が1枚につき935円(税込)かかる点にご注意ください。
ETCカード年会費は無料!クレジットカード利用時と同還元率
年会費は無料のため、一度発行すればそれ以降の維持費はかかりません。
また、ETC利用100円につき3Marriott Bonvoyポイントがつきますので、普段から有料道路を利用する機会のある方は、ぜひ発行しましょう。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの締め日・支払日
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの締め日・支払日は、登録した口座振替金融機関等により、人により個別に設定されています。
設定されている締め日・支払日は、カードご利用明細書もしくはオンライン・サービスにログイン後、支払い日は「ご請求金額」の右に、締め日は「最近のご利用」の直下に表示されています。
締め日・支払日は3パターンあり
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの締め日、支払い日は基本的に下記の3パターンです。
- 締め日20日前後・支払い日翌月10日
- 締め日1日前後・支払い日同月21日
- 締め日5日前後・支払い日同月26日
ちなみに、国内最大手の三菱UFJ銀行を利用している筆者は締め日20日、支払日10日です。申し込み後にしかどのパターンになるかは分かりませんが、気になる方は問い合わせてみてください。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの紹介まとめ
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、旧SPGアメックスをさらにアップグレードした、上質なホテルステイを楽しむ方ためのカードです。
具体的なメリットを再度整理してみると、以下の通りです。
- Marriott Bonvoyゴールドエリート資格が自動付与
- プラチナエリート会員にアップグレード可能(年間400万円以上のカード利用者)
- ポイント還元率が実質1.0%以上、最高10%越えも可能な高還元率カード
- マイルへ実質1.25%の交換率で交換可能
- 無料宿泊特典(50,000ポイント)が年間150万円以上のカード利用でもらえる
- 家族カード年会費が1枚目無料!お得に持てる
- 15泊分の宿泊実績が無料プレゼント
- トラベル系特典が便利
- 対象ホテル2連泊以上の予約で100米ドルのプロパティクレジット
- スマートフォン・プロテクションが最大3万円まで付帯
- 無料で使える空港ラウンジが国内28か所、海外1か所あり
- 各種プロテクション充実
年間150万円以上利用する方であれば、無料宿泊特典がプレゼントされてお得。
まとまったカード利用額がある方、トラベル、出張で高級ホテルグループを利用したい方はぜひご検討ください。
クチコミを投稿する